仮面ライダーカブト感想(第1話〜第10話)


第1話

 始まりました、仮面ライダーカブト。今回のライダーは35周年記念番組だそうです。自分が生まれる随分前からライダーは始まってたんだなぁ。
 先週の予告からは主人公がいいキャラしてそうで楽しみだったのですが、第1話を見た感想としては…微妙、と言ったところです。第1話なのに妙に盛り上がらないなぁ。

 話は地球へ隕石が衝突(?)するところから。いきなり渋谷が瓦礫になりました。7年前の話らしいですが。ナレーションしてる子が「ぼく」とか言ってたし、男の子なんだろうと思ってたらこれはこのあと出てきた女の子の台詞ですか。一応キーになるキャラっぽいです。
 OPの歌は女性歌手ですか…これも何か微妙だな。
 始まりはどこかの警備員が襲われてるところから。今回の敵はワームと呼ばれています。人間に変身とかしてるし、理性はある感じなんでしょうか。
 対抗組織はライダーっぽいヘルメットかぶった人たち。ああしてみるとあの触覚は何の意味があるのだろうと思います。指示出してる人たちは冷静だなー。現場近くにはいるはずですが、妙に現場にいない冷徹さを感じますね。この指揮官は死傷者報告入ったときの態度から一応気にはしてるんでしょうが、表面上割り切るタイプでしょうか。
 一緒にいる熱血漢タイプは主人公かと思ったら違うようです。正義感は強いけど親の七光りでここにいるってとこかな。

 一方主人公。いきなり「おれは誰の指図も受けない」「おれの通る道はおれが決める」です。これが主人公ですか…。この人、普段からこういうこと言ってるんでしょうか。おばあちゃんっ子みたいです。自信家も電波も嫌いじゃないですが、何か笑うのも忘れて呆然としました。芝居じみた言動がちょっと浮きすぎ。
 このあと妹からは「いい加減、学校にいくなり働くなりしたら」とか言われてます。に、ニート? どうせこのあとライダーとして働くんだろうから、そこは流して欲しかった。ここまで堂々とニート宣言されるとな…。世間体とかありそうですが妹はあまり気にしてない感じです。楽しそうで良い。
 このあともう一人変わった少女登場。最初にナレーションやってた子ですね。人とは喋れないけど、バイクには「かわいそう。どこが痛い?」とか言っちゃう子です。主人公といいこの少女といい現代舞台の実写でこういうキャラやられると微妙な気持ちになることはよくわかった。笑えないしなぁ。

 組織の方は警察とも協力体制あるみたいです。警察は何も知らされずに、のようですが。車の中にいきなり居るのは怖いんですが、あれ、テレポテーションでもしたんでしょうか。気付かれずにああいうことやれる敵か…。
 この怪物が再び暴れだしたため、組織も出動。ライダーになるはずの奴が来ないってことで熱血青年が自ら志願。正直許されると思わなかったのでびっくりです。指揮官も結構熱い。
 で、ベルト締めて初戦闘、というところですがライダーシステムのようなものはそこにいた主人公くんの手に。わあ。
 せっかく熱血くんもかっこつけて台詞言ってたのに。何かちょっと可哀想だ。
 戦闘は変身した主人公で勝利。「選ばれしものは、おれだ」「おれはこの手で未来をつかんだ。このときを待っていた」のあとに「やっぱりおばあちゃんの言うとおりだ」が続くのはちょっと可愛かったです。

 正直まだ全然話がつかめませんが、まあ第一印象はあてにならないので次回以降期待します。


第2話

 主人公の周りに集まったゼクトの人たち。てっきり警戒して囲んでるのかと思ったんですが「やるじゃないかカガミ」とか言ってるってことは入れ替わってることはわかってないんですね。まだ敵がいるかもしれない、という警戒でしょうか。
 このあと主人公は普通に去ったらしくお互いがお互いの正体を知らないまま。ゼクト側は「我々ゼクト以外のものにライダーになる資格はない」と場合によっては抹殺する方針。おいおい。「私たちの任務にはそれだけの重みがあるってことよ」とか言ってますが納得できるのか、それ。悪の組織にしか思えないぞ。どうもこういう事件を隠蔽する理由がわからない。
 とはいえ個人には大きすぎる武器になるんですから「いずれ探し出す」でいいんでしょうか。全力で探さないと悪用されたら大変なんじゃ。あと何故変身できたのかとかそっちの追求はなし?

 天道くんの方も組織を見つけだすためにカガミくんのバイト先へ。っていうかカガミくんバイトしてるんですか。ゼクト+バイト? ひょっとして社会的にはフリーター?
 バイト先では前回の謎の少女も居ました。いきなり灰皿に水ぶっかけて「煙い」です。凄い店員です。灰皿置いてながらそれはどういうことだ、と当然のように怒るお客さんですが、ここで天道くん登場。いきなり客に水ぶっかけ「消すのは当然だ。ここにいる子どもが煙たがってた」で殴り合いに発展。客追い出しました。子どもはにこにこしてます。え、これ天道たちが正しいってことでいいの? 喫煙する側にもマナーは必要ですが注意する側が何してもいいってわけじゃないだろう。何か物凄い不快だったんですがこの場面。
 このあと天道と女の子のやり取りですが、客をお前呼ばわりしたことにはちゃんと注意してる天道くん。っていうかこの女の子は言葉足らずの上に敬語が使えないようですが、店員としてやってていいんでしょうか。相変わらずおばあちゃんがどうこう言ってる天道くんは微笑ましくも見えるんですが、もう彼に対する好感度は正直どうしようもないとこまで落ちてます。大丈夫かな、この先…。

 一方ゼクト。ベルトの適合者が漸く来るとこですが、あっさりワームにやられちゃってました。
 カガミくんと天道くんが再び出会い、組織の話になるもカガミも大したことを知らず役に立ってません。仲間になってくれ、とのカガミの話に「おれはよくわからんものを信用したりはしない」という天道くんの言葉は正論。まあカガミもまずは組織の上の人と会わせるとかそっちから始めるべきですが。自分もよくわかってない身で説得してもなぁ。
 「逆らえばおれは、下手すれば殺される。ゼクトとはそういう組織だということがな」仲間にならないと天道が殺されるかもしれない、ということで説得してるカガミですが、実際こういうことだよね…。信用できるわけがない。

 この後ワームとの戦闘開始。カガミくんはまたも変身を試みますが、変身アイテムは地面を突き抜け天道のもとへ。 「おれは選ばれし男だからだ」この辺はまあその内わかるんでしょうか。あ、天道を助けようとしたカガミには「自分を犠牲にしてでも誰かを助ける。戦士には向かないタイプだな」と言われてました。カガミの場合それしか手段がないんでしょうけどね。彼の言う戦士ってどんなのなんだろう。
 あ、このあと戦いに巻き込まれそうになった車の運転手は助けてました。物凄い助け方ですが。他にやりようあるのにあれってのはもう遊んでるようにしか思えない…。
 凄いヒーロー出てきたなぁ…。


第3話

 カガミくんが走ってます。何でかと思えばそういえばバイクとられたんでしたね。バイト代貯めて返すと言ったカガミに女性の平手打ち炸裂。そりゃそうだ。ゼクトのメンバーは勤まらない、とも言われました。どうやらワームに対して恨みがあるようだし、こうも暴走するんじゃ駄目でしょうねぇ、実際。
 一方今回の事件。警官(警備員?)殺したワームを目撃してしまう女の子。ウメコだ。お久し振り。逃げた割に相手が自分の顔に変身したらちょっと強気になりました。見た目的に怖くなくなったから?
 この後片方が警官に捕らえられ無実を叫ぶことに。通りがかりの警官は警官に追われてる少女を見てるからこういうことになったんですかね。しかしそれじゃ追ってた警官はどうなったんだって話ですが。

 天道くんとカガミくんが無愛想な女の子の居る店で再び再会。カガミへの対応が酷い天道くんですが、単なる友達関係にも見える。
 改めてワームとゼクトのことが語られますが、まあ特に新情報はないですね。あとゼクトのもとに行くことは天道が拒否しました。まあわからなくもないですが。
 カガミはここで仕事に呼び出されることに。「おれ最後のチャンスだと思って頑張ります」こういう張り切り方が何か逆に怖い。普通にして欲しいんじゃないでしょうか、少なくとも女上司さんは。
 あ、捕まってた女の子は大事なデートがある、と泣いてました。事情話そうにも警察に捕まってた、は辛いよなぁ。でも「犯人は私なの」と言いながら「何で私の言うこと信じてくれないの」はどうかと思います。もう1度自分の言ってること冷静に考えてみようよ。

 もう片方の女の子を追ってたカガミくん。あまりにも尾行があからさまな上、相手に気付かれたら普通に話し掛けてます。逃走されたらいきなり「待て!」で、更に通りすがりの人に気を取られて見失った末「消えた」って、ホントに大丈夫なのかこの子…。
 とりあえず捕まってる方釈放すればワームがオリジナルを殺しにくるだろう、ということで天道が強引に女の子を脱走させることに。オリジナル殺しにくるもんなんですか。まだワームの目的とか何で殺すかとか何でなりすますかとかわかってなかったんじゃ。次から次と変身してるしねぇ。
 まあともかく脱走。普通に警察内に入り普通に鍵奪って普通に警官跳ね飛ばして脱走させてる天道。ホントにこれが主役でいいのか…。引くなぁ、正直。

 デートに間に合った女の子。デート相手はファイズの草加くん。ああ、こっちもお久し振り。「君たち双子だったの」は何か笑ってしまいました。そりゃそうだ、普通はそう見えるよな。
 ここで留置所に居た方が本物と判断したカガミはいきなり飛び出してもう片方に銃向けます。思わず両手上げる男の小芝居が楽しい。で、ワームは留置所の方でした。主人公はそう思ってたそうです。何で。(※ここ指摘がありました。主人公「何だ、留置所の方だったのか」って言ってましたね。すみません、何かカガミの台詞と混ざってたようです)。
 っていうかワームは何でここで正体ばらしちゃったんですかね? 厄介なのが居なくなるまで「違う!」と言い張ってても良かったような。見分ける手段とかまだないっぽいし。
 それにしてもワームはあれだけの演技が出来る上にオリジナルの記憶も持つってことですか…相当厄介ですね。目的もはっきりしないしなぁ。ただ単に地球人に成り代わりたいとかそういうわけでもないのかな。

 正体現したワームとカブトで再び高速戦闘。遊園地が大変なことになってます。っていうかこれってカブトたちが高速で動いてるだけで時間が停まってるわけじゃないよね? ジェットコースターからメリーゴーランドに移された人の体大丈夫でしょうか。何か加速装置の弊害思い出した。
 ワームを倒し、「ワームはお前が倒したことにしろ」と天道。カガミがゼクトをクビになったら困るからだそうです。ってことはカガミが変身したことにするの? それもそれで今までの失態からすると微妙な行動になりそうだけど。
 自己中心的なことを突っ込まれた天道くんの言葉は「おばあちゃんが言ってた。世界は自分を中心に回っている。そう思ったら楽しいってな」でした。おばあちゃん、こんな子でホントに満足ですか。っていうか何か受け取り方間違ってる気がするよ。
 ここでカガミはさっきすれ違った男を見つけ、天道は再び戦闘開始で以下次回。まだ何かよくわからんなぁ。


第4話

 加賀美のバイト先に積み上げられたサバ。天道の仕業らしいです。これはもう完全に嫌がらせというか犯罪じゃないでしょうか。素直に料金払ってる店長もどうなんだ。大量にバイト先にサバを届けさせたことを怒る前に不審に思うべきなんじゃ。
 で、天道の妹が来て何故か天道家に届けることまでやってしまう加賀美くん。っていうか天道は妹に取りに行かせたんですかこれ。「お兄ちゃんのおれさまぶりには疲れるでしょ」の妹さんですが精神的なものだけならともかく実害があるので性質悪いです。
 それでも普通にサバを食べておいしいと喜んでる加賀美くん。いいのかそれで。しかもバイトを忘れてました。この子ほんと、目先のことしか見えてないんじゃないか…。
 妹さんは「お兄ちゃんが友達連れてきたの加賀美さんが始めてなんだから」とか言ってますが連れてきたのは妹さんじゃなかったでしょうか。あと天道は加賀美を友達認定してるのは間違いないと思います。本人の前で友達じゃないって言っちゃったし。

 今回は加賀美くんの弟が出てくる話。前回すれ違った男性ですね。弟は怪我でピッチャーやれなくなり自棄になってるところを加賀美に励まされた、という回想。約束、ってのは「諦めんな!」から繋がってるんでしょうか。何か凄い一方的だった。
 弟と再会してブランコで何か話してる2人。行方不明になってた弟になかなか突っ込んで聞きにくいというのはわかるんですが、弟が用事があると普通に去って行ったのに何かびっくりしました。連絡先も聞かずに帰すのか加賀美。明日も会えるか、っていうか普通一緒に家に帰ろう、ですよね。何か違わないか、ここ。
 天道くんはその間にバイト先にサバ届けて加賀美を追い越してました。加賀美の弟のことが気になってるようです。加賀美は能天気にパーティーだとか言って何かいろいろ買ってきてましたが。バイト先にとりあえず連絡ってのはないんだろうか。
 喜びながらも「間違いない、あれは弟だ」そんなことわざわざ言う時点で何か疑ってるんじゃないのか…。

 加賀美の弟については天道がゼクトに調べさせ、ワームに擬態された可能性が高いことがわかったそうです。ってそんなのわかるのか。どうやってわかったんだ。加賀美の弟を直接見たわけじゃないですよね? 状況だけ…?
 弟を調べさせた天道に怒る加賀美。天道は一応加賀美に気を使ってるんでしょうか。「さあ帰ってさばみそパーティーだ」は何か笑いました。やっぱ友達だ。
 それでも怒ってる加賀美は天道を殴りました。すぐさま天道殴り返しました。やられたらやり返すってことでしょうか。早い反応が素晴らしい。
 弟が擬態されてるというなら弟は殺されたということ、というわけで加賀美は弟に会いに行く事を譲りません。「そのためにおれはゼクトに入ったんだ」は確かにそうですよね。ここで会いに行かなかったら意味がない。

 弟に会って、話をして弟だと確信する加賀美。記憶もコピーしてしまうことについてはこの時点でわかってないんですね。で、ゼクトの方はいきなり銃構えて弟囲んでます。ええ、それもう弟=ワームで決定してるじゃないか。可能性高いだけでここまでやっちゃうのか。
 とはいえまあやっぱり弟はワームでした。戦闘開始してる一方で弟の姿で弟の言葉を喋るワーム。「だからおれはリョウそのものなんだ」「おれを消したら、俺の中のリョウの記憶も消えてしまうんだよ」は上手いなぁと思いました。確かに弟の記憶と人格を持っているならもうちょっと話したいと思えるし、単純に消してしまうのが勿体無い。
 躊躇う加賀美に近づくワーム。加賀美も殺して擬態しようということらしいです。こうくるとどうだろう。とりあえず自分の身は守りたいと思うけど。
 そこへ天道登場です。「おばあちゃんは言ってた。人は人を愛すると弱くなる。でも恥ずかしがることはない。それは本当の弱さじゃないから。弱さを知ってる人間だけが本当に強くなれるんだ」結構苦労して気付いたりすることを「おばあちゃんが言ってた」であっさり自分のものにしてるのは何か凄いと思いました。

 天道変身して戦闘開始。どうでもいいけど変身、はもっと力強く言って欲しいなぁ。単なる好みの問題ですが。
 ここで突然どしゃ降りの雨。空めっちゃ明るいのに。雨が止まる(というか遅くなる)演出がしたかったんでしょうか。何か凄い違和感あるんですが。
 カブトは弟擬態のワームとは戦いません。「決めるのはお前だ」と。ああ、辛いとこだなぁ。というかカブト、攻撃しないのはともかくもうちょっと避けたらどうなんだろう。カブトがやられてる中ワームに攻撃するなと言いにくいんじゃ。加賀美はそれどころじゃなさそうですが。
 「カブト!頼む!」結局加賀美が決意して天道がワームを撃破。弟の姿が見え隠れ。ワーム自身の人格とかって一体どうなってるのかな。
 「天道!おれはいつか、お前を越えてやる!」最後に叫ぶ加賀美。うーんと、自分で倒せなかったからとかそういうことなんでしょうか…? ワームを倒せない理由が力が足りないより弟の記憶が、の部分強調されてた気がするからここも違和感あるなぁ…。何でそういう話になったんだ?


第5話

 4話まで見たあと数年間が空きました。既にいくつかネタバレ拾ってますが、なるべく意識せず見ていこうと思います。もうウィザードも終わる時期だけど…!

 天道を追ってた岬さんですが、それとは別に本部の方も動いてました。カブト捕獲作戦が進行してるとか。どうするのかと思えば、とりえあえずワームを逃がしてひたすら見張って、カブトが現われるのを待つという。前回まででもそうだったけど、より一層ろくでもない組織なのが強調されましたね。新聞記事もカブトが気付くようにわざと出したってことでしょうか。ホント普段は全部もみ消してるんだなぁ。
 普通の人々が殺される様子をただ見守ってるのが凄い怖い。ただ、そもそもゼクトの力でワームって倒せるものなんでしょうか。最初に「クロップアップする前にトドメを刺せ」とか言ってたけど、加速前なら何とかなるの?

 一方、さすがに落ち込んでるっぽい加賀美。お父さん出てきました。そういえば親の七光りとか何とか言われてたっけ。何か割と普通に優しそうなお父さんに見えたけど、加賀美は嫌ってるようですね。弟が消えたときも何もしなかったと。地位に凝り固まってるタイプ? ただワーム絡みだから何も出来なかったってのを加賀美が言う意味でとっていいのかどうかわかりませんが。
 しかし「いつまでふらふらしているつもりだ」って、お父さん、加賀美がゼクトにいること知らないの…?
 その頃、ひよりは天道たちのところへ。加賀美を何とかしてやれとか言いに来てるし。その後普通に天道も「せっかく元気付けてやろうと思ったのに」とかで来てるし。何か普通に仲良いというか可愛いな。
 この辺りでひよりや天道兄妹の事情というか7年前の件とか語られてます。ホント大きな事件だよな、あれ…。7年前って彼らいくつなんだろう。
 ひよりちゃんはこのとき両親なくして、今のような雰囲気になったのもそれからなのかな。人ごみが嫌いなひよりですが、天道に「大丈夫だ。おれが側に居る」とか言われて、とりあえず誘われた花展に行くことにしたようです。誰かが居てあげたらいいの…? ひより的にはもう心許してる相手なんですね。
 しかし天道がなかなか現われずにそのままずるずると…気絶? あとこの時点で何時かわからないから間に合ってるのか間に合ってないのかもよくわかんないな…。

 カブトを釣るための新聞記事には加賀美が釣られてました。ワームを放置するなんてふざけてる、と。こういうキャラは面倒くさいこともあるけど、居ないと困るというかホント気持ち的にはありがたいな。
 今回物凄い簡単なワームの見分け方が出た気がするんですが、これ何で今まで使ってなかったの? 今回たまたまなの? 体温が極端に低いんですかねワーム。
 天道は何かしら企みがあることには気付いてたようですが、それで出なかったのかな。そうすると天道も人が殺されていくの放置してたことになるけどなぁ。どっちにせよヒーローが取りこぼしてしまう人々が居ることがはっきり見えると辛いな。
 天道が最終的にやってきたのは加賀美に言われたからなのか、単純に今回加賀美がピンチになってたからなのか。
 敵は倒したものの、ゼクトに囲まれ以下次回。予告からすると捕まっちゃったんだろうか…ひよりちゃん大丈夫か。


第6話

 無理矢理ベルト掴まれた天道は普通に相手殴り飛ばしました。「おれに触るな」と。いきなりベルトに手かけられるのって何かな…気持ちはわかる。
 ここで「やめろ。お前らの適う相手じゃない」とか言い出した加賀美にびっくりです、そこか。更に「やはり彼がカブト」とか言い出した人にもびっくりです。確信なかったのかよ…!
 加賀美と天道に繋がりがあるということで、加賀美に銃突きつけられちゃってます。人質ですよね。うん、そんな展開になる気はしてた…。そんなことしても無駄と言った加賀美はハッタリのつもりなのか本気でそう思ってるのか。もう充分仲良くやってるよねここ。
 天道は結局、まあいいや、ぐらいのノリでベルト渡して捕えられることに。一応「東京タワーに行ってくれ」とは言ってますが、加賀美はそれどころじゃなくて夜まで忘れ去ってました。おい。まあそもそも加賀美が普通に帰されてるのにもびっくりなんだけどね!
 ひよりちゃん、せっかく出てきたのにこれはきついよなー。

 天道は尋問受けてますが、やっぱり余裕。カツ丼食べるときは普通に手錠も外してもらってました。更に普通に電話もこなしてます。何かもう尋問してる側が可哀想になりますね、やってることがひどいので同情したくないけど。
 妹さんは天道に慣れてるなぁ。ひよりちゃんも慣らされそうな感じだ。怒る元気があるなら確かにほっとする。
 一方走り回ってる加賀美くん。天道は濡れ衣とか言い出してます。そういう方向で助けるのか。天道は全く隠してませんが。
 そして「これをきっかけに天道がゼクトに入る可能性も」と考えて、それならいいかって感じになってるんですが、いやいやいいのかゼクトで。散々あれなとこ見せられてるのに。
 結局天道助けに無理矢理飛び込みましたが、天道は普通に脱出してました。生身でも強いよねやっぱ。見張りが弱い気もするけど。
 「サバとカツオどっちが好きだ」とかお茶目だなー。
 この後、岬と共に居た男2人がワームの擬態だと判明しますが…これ、入れ替わったのはこの時点で、だよね…? これまで彼らがやってたことはワームがやったことじゃないよね…? 最終的に岬さんが天道はカブトじゃなかったと報告したようですが。どこまで知らされてたんだ本部って。
 しかし車内で一緒に居る2人はワームとか知らされるの怖いなー。そして電話じゃまるで隠せないんですね。聴覚も鋭いか…ホントワームに関してわかってないこと多すぎるんだなゼクト…。

 ひよりちゃんの方には天道からフォロー…でしょうか。自転車のカゴに入ってた紙には「天」って。えええ。何か笑った。そして東京タワーに…ひよりの絵? 何がどうなってるのかはわかりませんが、まあ良かった良かった…なのかな。


第7話

 初っ端から何やら戦闘中。ゼクトチームはみんなやられて倒れてます。ホント何の意味もないなあの銃…。ほんのちょっと足止めするぐらい? 防具的なのも特に意味なさそうだけど、戦闘現場を生身でうろうろしてる加賀美も怖いな。もうちょい何とかしてやれないのか、あれ。
 ここへやってきたのが新たなライダー、ザビーです。ゴーオンのアニが先にこっちに出てたのは知ってたけど…何か予想外のキャラだったというか、既に知ってる部分との齟齬がありますが、まあ大人しく見ていこう…。
 何やら爽やかで調和を求めてる人です。加賀美のスタンドプレーを叱ってますね。怒るんじゃなくて、いいとこ誉めたあと注意する感じは気持ち良い。ただ加賀美の「でもあのときは」通り、単純に自分の身守っただけですよね、あの場面…。
 あ、ゼクトメンバーもシャドウというちょっと優秀な人たちのようです。足止めにしかならない銃も、まあトドメ刺せるライダーが居るなら使いようなのか。

 ザビーこと矢車さんはこの後豆腐を買いに来て天道と遭遇。「公平に分けよう」と言い出す矢車にびっくりです。何て気持ち良い。天道は相変わらずおれさまでしたが。持ってる器を「お前のよりはでかい」とか言い出したのには笑いました。そしてそのまま何故か料理勝負になりました。えええー。何やってるんだこのイケメンたち。
 勝負は矢車さんの勝ち。正直勝敗付くとも思ってなかったのでびっくりした。ひよりちゃんは単純に好みで決めたようです。冷奴と麻婆豆腐出されたら、私も麻婆豆腐選ぶな、うん。
 勝ったから「公平に分けよう」の矢車さんは素晴ら過ぎましたが、結局天道が拒否した形で豆腐は矢車さんのものに。部下に食べさせたいようですが、部下っていっぱい居るんじゃないのか足りるのか。

 ワームの事件もその頃進行中。誓いのキスしようとしたら花嫁が自分の顔になってたとか怖すぎるな。
 花嫁花婿が狙われてるんじゃないかということで加賀美と岬が囮やってます。
 あ、矢車が来たことで、加賀美は天道に「お前はもうワームから手を引け」と。妹のこともあるし、とか心配してる感じですが、なんか言い方きつい気がした。天道は「相変わらず面白い奴だ」って、え、あれ面白いの。
 当然忠告は全く聞かず、普通に関わってます。ワームが狙ってるのは単純に白い服の奴じゃないかとか、どこでわかったんだそれ。
 とにかく上手いこと敵が引っ掛かったので戦闘です。ザビーもその頃戦闘に入ってて、あれ? と思ったけど、同じのが2体居るのか。
 しばらく戦ったあと合流し、普通にカブトに話しかけたザビーにびっくりです。共闘いいな。
 戦い終わったあとも「君にも行動を共にして欲しい」と普通に爽やかな友好モードですが、やっぱり天道は拒否。っていうかお互いよく正体わかったな。
 「そんなことより一匹取り逃がしてるぞ」の天道に「そんなごまかしは通用しない」って、あれ、これ天道が嘘言ってると思ってる? もう一匹には気付いてないんだろうか。
 何かちょっと嫌な雰囲気になってきたぞ、と思ったらまたゼクトに囲まれちゃってるカブト。「カブトを倒す」「それがおれの使命だ」ああ、そうなるのか…。


第8話

 「何故戦わない!」「戦う理由がない」ああ、天道の方はそういうスタンスか。なんかもうどんどん天道の好感度が上がってる。初期はあんなに嫌な奴に思えたのに。
 矢車さんは「組織に属さないものにライダーになる資格はない!」とか、かなり自論押し付けてる感じですが、吹っ飛ばされた部下を心配したり、チームの命を大事にしたりとその辺はやっぱいい奴。あ、部下の一人は名前付でちゃんと特別なのがいたんですね。豆腐食べさせたのはこれか。
 この影山くんが吹っ飛ばされる場面をちょうど見てしまった加賀美。あああ怒ってる。天道は「おれに手出しするなら」とかさらりと説明はしてるんですが、ザビーがワーム逃がした話とか、加賀美には信じられなかったようです。まあ初っ端から矢車には心酔してるもんなぁ。天道は…まだ加賀美にはつかみきれてない感じなのかな…。
 誤解ネタ嫌いなのできつい。けど、まあ展開的には理解出来る流れなのでまだマシか。っていうか怒ってる加賀美が怖い!

 加賀美くんはその後、矢車さんの下に付くことに。ワームを倒したいってのが大きいですが、ワームって結局ライダーじゃなきゃ倒せない…でいいんだよね?
 影山くんが入院中なので代わりとしても良さそうだけど、あのチームワーク実践するにはしばらく訓練必要だろうか。矢車さんの言葉には何か嬉しそうに頷いてます加賀美。
 あ、影山くんの加賀美への言葉「生意気坊主」にはちょっとびっくりした。いや、影山くんいくつ? 何かこっちもどう見てもガキにしか見えなくて!
 もう1匹のワームについては報道規制間に合わなかったとかでニュースになってました。倒したことで油断してたんでしょうか、ワームが出るペースってあるんだろうか。
 矢車はやっぱり「咄嗟の嘘」と判断してましたが、「それは君の勘違い」とばっさり言われちゃいましたね。結構思いこみ激しいのか。
 天道の豆腐買占めも、矢車への嫌がらせと取ってるし。矢車さん毎日買いに来てんのかね。ホントに嫌がらせなら随分せこい。「呼ばれてないの」「寂しいねぇ」と笑う店主さんはあの2人が友達と思ってるんだろうか。
 そしてこれにキレてる加賀美という…ううん、やっぱり加賀美の中で天道ってそういうことする男なのかなぁ…怖いよ。きついよ。天道が何か普通に可哀想。

 ワームはまた結婚式場に出たので矢車さんたち出動です。ワームかどうかはやっぱりあのカメラでわかるんですね。加賀美と岬でチェックするも、ワームは見付からず。もう外に出ちゃったのかなという雰囲気の中、聞こえてくる天道の声。あはははは。2人が揃って足止めてるのに笑った。2人ともちゃんと声でわかるんだな。
 思わず中に入るも、さすがに飛び出していかなかったのはほっとした。一応ちゃんと神父やってるしね天道。「何が完璧な警備だ」という天道の言葉はごもっとも。あくまでワームにしか警戒してないんだろうなぁと思ったら普通にワームも中に居ました。ええええ。式場内チェックしてないのか。2階の聖歌隊が見えてなかったのか…。
 正体のばれたワームはカブトにやられて終了。何か矢車が震えてます。
 最後、天道のもとへやってきた矢車。天道はしっかり豆腐を分けてやっていい人っぷり見せてますが、矢車はそれを引っくり返し、本性見せたかのような嫌な奴っぷり。普段優しい人がひどいことやると余計悪く見える法則。
 「ライダーは2人も要らない」とか「太陽はおれだ」から、矢車はあくまで自分が頂点に立つ調和を望んでるって感じなんでしょうか。完璧主義者は異分子嫌うしねぇ。
 戦闘前に変身アイテムのカブトとハチがぶつかりあってるのが何か面白い。あれにも意志あるんだろうか。
 加賀美が駆けつけたところで以下次回。
 ひよりはどこまで状況説明したんだろう…。


第9話

 「2人が戦う必要なんかない! もうやめてくれ!」止めに入ってる加賀美の頭上から何かが落下。戦いの場は危険がいっぱいですね。ああ、天道が助けたというのがわかりやすい。この隙に矢車が攻撃して天道が倒れることに。矢車さんは加賀美のピンチ気付いてたんだろうか。何か見えてなさそうな人だからな…。
 「カブトの抹殺」と物騒なこと言ってますが「ベルトの命を貰う」だから、ベルトさえ破壊すれば天道は生きててもいいのかな。まあ完全に殺す気というか殺した気だったけど。天道、死んだ振りってそんな。起き上がったあとまた倒れたかと思えば病院では結局ピンピンしてますが、え、どうなの。大丈夫だったの。
 医者を診察してる天道にはちょっと笑った。料理振舞ったりとか、自由だなぁホント。一応医者や看護婦が許してるっぽいからまあいいのかな。
 加賀美はここで岬を見付けてカブトVSザビー戦のことを報告というか相談してますが、これにキレたのは影山。会話全部聞いてたのかな。影山的には、カブト倒すためなら仕方ないじゃなくて、矢車がそんなことするはずない、なのかな?
 矢車さんが諌めてましたが、敵さん出現でまた出て行くことに。影山の「おれも行きます」に「駄目だ。加賀美」と言ったので、代わりに加賀美が来いってことかと思ったら影山を病室に帰せってことか。よくわかったな、と思ってしまった。
 影山は矢車に付いてっちゃいましたけどね! あんま止める気なさそうな加賀美はどうなんだ。

 そして天道のベルトに何か思い出してるひより。「お願い、殺さないで」ってどういう状況なんだ、あれ…。
 ここはまあいずれわかるとこかな。ベルトは、加賀美が直してもらうつもりで持ち出しましたが普通に直ってました。そもそも壊れてたのかもよくわからないけど。
 いきなり天道に戦ってもらう気満々になってる加賀美にはびっくりしました。天道に助けられたことと、矢車への不信感…からなのかなぁ。
 加賀美自身はチーム戦の方が合ってると判断したようで、おれはおれお前はお前、みたいなのがちゃんと見えてますね。「凡人Aの涙ぐましい努力」とか言った天道には怒ってましたが。あれ、自覚あるのかと思ってた。自覚あっても言われたらむかつくんだろうか。天道のあの辺の発言はいちいち腹立てるとこでもない気がする。
 「まったくもって面白い奴だ」はたから見たら、普通なのは加賀美で変なのは天道じゃないかな。ホント普通の人との付き合いがないのかな天道。

 ワーム戦では、普通に順調に戦ってた矢車ですが、天道の変身から一転、部下のピンチにもワームにも目もくれず天道に向かって行くという。ああ、やっぱりそうなるか。そういうキャラか。こういうとこはっきり見せられた方がむしろ気持ち良いな、遠慮なく駄目な奴だと思えて!
 「後悔するがいい。ライダーになったことを」とまで言ってた矢車ですが「後悔するのはお前だ。お前は自らの道を外れた」で、変身が解けた…! ハチが飛んでっちゃいました。あああ、そうなるのか…。あのハチ自らが変身者を選んでるんだなぁ。そして天道が現われるまでは、間違いなく完璧にこなしてはいたんだな矢車。
 加賀美の方は影山守ってたり、やばくなったらシャドウたちも駆けつけてきたり、こっちの動きはいい感じですね。加賀美、ワーム倒してた…! そうか、あの武器でも頑張れば倒せるのか。
 それでもさすがにどうにもならなくなったところで、加賀美の下へハチが。あ、矢車さんは何か膝抱えて座り込んじゃってます。何かエリートの挫折って感じだなぁ。
 そして加賀美が変身です。加賀美は完全にサポートキャラだと思ってたから変身びっくりした…! 次回でまた不穏な単語が聞こえてますが…。


第10話

 「変身したんだー!」大はしゃぎの加賀美。何かそれだけでちょっと怖いんだけど何か仕出かしそうで! まあ今回は普通に勝利しました。カブトもとっとと追ってた敵は倒してます。ビルの側面走って窓割りまくってるのはどうなんだ。あと何か突き出てるバイクのデザインも微妙…!
 それはそうと戦い後。矢車さんは「おれはおれ自身に負けたんだ」とか自分が負けたこと、その理由までしっかり分析してるのにびっくりした。何かこう、もっと壊れるかと思ってた。案外気持ち良い人だよなぁ。天道のアドバイスを受けた麻婆豆腐まで作るし。「加賀美ならきっと」とかちゃんと新たなる資格者を受け入れてるし。
 天道は豆腐渡したりして、何か普通にいい関係になってるじゃないか。
 そして影山くんも結構あっさり受け入れてるんですね。加賀美がこれからシャドウの隊長、とか普通に言い出して協力する気のようです。これはほっとする。が、このあとはしゃぎまくってパーティーとか言い出してる加賀美にまた不安が。調子乗ると落とされるんじゃないかとどうしても思ってしまう…!
 ひよりちゃんも怖い言葉言ってるしね。あのベルトが本当に加賀美のものなら加賀美を許さないとか。ホント何があったんだろう…。あと天道のバッグから出てきたものであることはちゃんと認識してたんだ。この展開で誰のものかはぐらかす天道はちょっとずるい…いや上手いなと思ってしまった。
 ひよりちゃんもいきなり決め付けてないのはいいなー。

 そしてこの後、ザビーに最初の指令として「カブトを倒せ」と言われちゃう加賀美。まあ予告で見てた通りの展開ですね。矢車はそれに固執したせいで資格失った感じなのにまだやらせるのか。やり方次第ではいいってことなのかな。
 この展開を予想してたらしい天道へ、まず「こんなこと言いたくなかったけど」とか言い出した加賀美に、何言うのかとドキドキしてたら「お前のこと友達だと思ってる」って、何だそれ! ちょっと笑ってしまった。シリアスな空気だったから…いや、シリアスな言葉なんだけど。
 しかしこのあとの「もう2度とおれの前に現われないでくれ」はショックだなぁ。そんな結論出しちゃったのか…。結局自分が指令受けちゃったらそうなるのか…。何でだろう。おかしいことはおかしいと言ってくれてたのに。ゼクトってホント何なんだ…。

 ワームとの戦闘では、敵を倒せず、全部カブトに持ってかれてます。これは単純に加賀美が未熟なのか、迷いある中での戦いだからなのか。
 シャドウへの指示は影山くんがやるんですね。ここはさすがに訓練必要なんだし、矢車が戻るべきポジションじゃないのか…まあ影山くんで充分みたいですが。「やったな加賀美隊長!」とかとても気持ち良い流れなんですが…ここでワーム殲滅後、シャドウたちの前に姿を現わしてるカブト。
 影山くんはやっぱり、倒せという言葉。戦闘に入り、まだ迷ってた加賀美は結局倒せず終了。え、これでザビーの資格失ったの? あれ? ハチの方から選んだんだからこれでいいのかと思ってたけど。
 しかし「おれはもっと大事なものを掴んだ」って、何かこう…言うなぁ加賀美…。戦闘中の青臭いという言葉がまんま合うようになってるのかな。
 最後に加賀美のお父さんが何か言ってます。よくわからないなと思ったら側の人が通訳してくれた。ありがたい。あ、これゴローちゃんですね、何かずっと影になってるから触れるタイミングなかったけど…!



第11話〜第20話へ

 

 

仮面ライダーカブトトップへ戻る
トップへ戻る