恐竜戦隊ジュウレンジャー感想(第1話〜第10話)


第1話「誕生」

 随分前に全編見たジュウレンですが、感想埋めついでに久々の視聴。内容完全に忘れてるなぁ。
 初っ端では子どもが宇宙に行ってるのにびっくりです。近づいてきた惑星に着陸とか、今見るといろいろ凄いな。ここでこの星に着陸した宇宙飛行士が封印を解いてしまった…のが始まりだったんですね。吹っ飛ばされた宇宙飛行士さんはどうなったんでしょうか。
 子どもが残ったスペースシャトルの方はバンドーラが持って帰ってました。バーザにわざわざ喧嘩売るために手間かけて殺そうとしてるんですかね。まあ子どもの泣き顔見たいから、みたいですが。当時書いてた感想→「子どもが嫌い」って人は大抵泣き声も大っ嫌いだと思うんだけどね。それは偏執的な愛の気がするなー。

 バーザは呪文を封じられてるため、戦いは出来ず、眠っていた戦士5人を起こしてます。バンドーラがいつか復活したときに備えて眠りについてた…んですね。あの状況で早く起きろだなんだと急かされてるの可哀想だけど、現代の状況とかわかってるんだろうか。バンドーラも1億年以上眠ってた割に普通に「スペースシャトル」がどうとか言って現代日本に全く驚いてないし、眠ってる間に入って来てる情報があるのか…いや、深く考えるとこじゃないんだろうけど。
 レッド一人、鍵が壊れたせいで出てこれてませんが、とにかく子どもが危ないので先に向かう4人。ここも一切説明ないのに伝わってるもんなー。
 しかし捕まってしまう4人。もう駄目だ、というところでレッドが出てきましたよお約束! 他メンバーはナイトだったのに1人だけプリンスでびっくりです。というかプリンスという言葉に当時は何か笑っちゃってた。
 レッドのおかげで全員脱出し、変身して戦闘です。ベルトのバックルで変身するってのは面白かった。メダルは忘れてたな…。
 子どもたちはぎりぎりで救われました。メイが普通に抱えてたのにびっくりなんですが、サイズどうなってるんだ。バンドーラたちが縮めたのかな、と思ったけど、ビルの外に出されたら普通サイズです、意味がわからない。あとあれだけ乱暴に扱われてよく無事だな、子ども…。
 子どもは再びさらわれたまま以下次回。


第2話「復活」

 現れたバンドーラたちに「宇宙人か新型兵器か」で論争してる大人たち。どういう立場の人かよくわかりませんが。何かマスコミが遊んでるようにしか見えない。平和だな。ビルとか被害とかそれどころじゃないけど。新型兵器ってどういうことかと思ったら、一度に大勢の人間に幻覚見せてるとか、そこまで宇宙人を否定したいのかとしか思えない。
 実際のところはキョウリュウジャーたちが何やら振り返る形で説明してくれてます。恐竜と共に生きてた部族たちとか。全員がわかりきってることを改めて言葉にしてるのが違和感ありますが。まあ仕方ない。それより子どもたちがまだ捕まってる状況で本読んで笑ってるダンは さすがにどうなんだ。怒られてたけど。
 しかしゲキって妹とか居たんだ…。ホント忘れてるなー設定。
 で、バンドーラ側はいつの間にか月に居ました。何もない月がバンドーラさまの好みのようです。そのまま普通に月に住んで地球放っといちゃいけないんだろうか…。何でわざわざ地球を月のようにしたいんだろう。
 まだ捕まってるシャトルは、ここから地球に向けて発射されてました。展開早い。ついでに怪人も一体。粘土で作られてます。ばらばになっても戻るガイコツ系の敵は何か好き。

 シャトルははっきり小さくなってると言われてますね。今度はそばに爆弾セットされるとか、また怖い状況になってますが、こっちも再びキョウリュウジャーに救出されました。代わりにゲキが捕まってるけど。ゲキを気にするあまり爆弾のこと忘れてたとしか思えないキョウリュウジャー。火を消すとか導火線切るとか…! 普通に真後ろで爆発してるよ…! 大したダメージなさそうだけど。
 あ、ガイコツの方は頭を地面の割れ目に投げ落として勝ちました。何か怖いなこれも…!
 巨大な敵に捕まったゲキの方は銃で目を撃って脱出できました。しかし「あんなでっけえの勝てっこねえよ」の台詞が出るまで、まだロボないこと忘れてた。そうだよな、戦隊だと巨大な敵が当たり前過ぎて感覚麻痺する…!
 ここでゲキの守護獣登場です。そうか最初はティラノだけだったのか…。
 ゲキが戦ってる間に、シャトルの子どもたちもようやく救出。「発射スイッチを入れて」って、そんなのわかるのか子ども。そしてあの高さから「早く飛び降りるのよ」って! シャトルから出れば元の大きさに戻りましたが、それ知ってて言ったのか。子どもたちも知らなきゃ無理だよねあの高さ…!

 とにかくまあ子どもたちはようやく助けられ、シャトルは武器にされました。あのシャトルも高いだろうになぁ…。あと最初の宇宙飛行士さんたちはやっぱり死んじゃったんだろうか…。きついな…!


第3話「戦え絶望の大地」

 鍛練中、武器が壊れまくってるジュウレンメンバー。戦いで武器と武器合わせて壊れたのはともかく、単独で壊れた弓とか、もう完全にぼろぼろですね。っていうか前回で個人武器が全部壊れてたのか。戦隊の武器っていつの間にか復活してるからあんま気にしてなかった!
 とにかくこのままじゃ素手で戦うはめになるってことで新たな武器を取りにいくことに。何か伝説の武器があるそうです。倒した竜の首から出てきた(?)みたいな感じですが、輪切りにされた首から出てくる武器とか何かえぐい。
 この武器は基地から繋がったどこかの空間にあるそうで、しかも今まで入って出てきたものは居ないというお約束の伝説。その割に全員石にされてしまったとか、絶望したり悲しみにくれたら駄目とかよく知ってるな、と思ったらバーザからは全部見えてるのか…。何気にきついなこれ。実際に島では石になった兵士が転がってます。しかし最後に石になったヒロシくんもそうだけど、石の作りが雑過ぎてリアリティないのであんまり怖くない。ぐるぐる同じとこ回っちゃってる目印になる部分が怖い。
 あ、この島にはあらかじめバンドーラがヒロシくんを落としてたわけですが。これはジュウレンが武器取りにくることを想定の上で? 巻き込まれてるよね完全に。あと基地内に普通に通信してくるバンドーラはバーザの知り合いの子どもとか全部把握してるんじゃないのか…怖いな。

 島ではドーラモンスターも出てきて戦闘になってます。武器がないので素手で戦うみんな。ボーイがバックル外したときは変身するのかと思ったらナックル代わりにそれで殴りかかっててちょっと笑った。予想外だった。武器にもなるんかあれ!
 そのあと変身してましたがね。あと守護獣も普通に呼べるのかあの空間! ティラノ以外にもぞくぞく出てきて戦闘です。が、ようやく助けたヒロシくんはママが居ないことに絶望して泣き出し、石になっちゃいました。結構早いな石になるの。そんな感じで以下次回。


第4話「甦れ伝説の武器」

 前回からの続きで戦ってるジュウレン。この時点でもう半日経ってるようです。ええええ。そして残り12時間なのに夜になったから休んじゃうのか。バンドーラがモンスター引き上げたのは、モンスターが寒さに弱いから…なんだろうけど。ジュウレン側はのんびりしてていいんだろうか…。あ、ロボに乗ってたダンは、このまま一気に城に行こうとか言ったところで振り落とされました。あれ、守護獣が放り出したんか! 命の危機なんですが、試練は試練として受けろと。バンドーラとの戦いには協力してくれるし、その後の武器の反応からしてもバンドーラとの戦いはやっぱり試練とは関係ないのか。しかしバンドーラこそ敵だろうとか何とか武器に訴えかけてるけど、これまでやってきた勇者たちを全員要するに殺して、バンドーラが放り込んだ子どもも巻き込んで、という状態で言われると微妙だな…! ここまであからさまに試してる感が出るとなぁ。
 試練の中には「触れると心が悪魔のとりこになる」なんて怖いものもありましたが、あれは意思の力で乗り切った的なことなんだろうか。
 2つドアノブがある扉で、間違った方開けると攻撃が、ってのはちょっと面白かった。普通にダメージもなくやり直せてますが。

 バンドーラに足止めされたあとは呼びかけた武器が自ら来てくれたので形成逆転。あの状況でそれが出来るゲキが凄いんだろうな。正義の人って感じがする。
 バンドーラはそのあと巨大化して島ごと揺らすとかとんでもないことしてますが。それが出来るならジュウレン潰せるよねぷちっと…。あれは幻覚というかイメージみたいなものなんだろうか。
 とにかくまあ地面を揺らされるだけで直接被害はないので何とか逃走成功。ヒロシくんはママの涙で元に戻りました。助かるのここだけなのね。ジュウレン居なきゃやっぱり普通に石になってるのかー。…あれ、ママもとっくに24時間経過してるよな。
 戦闘では新しい武器が大活躍。弓を打撃武器に使うメイ。そんな使い方してるから壊れたのか!
 最後はみんなの武器を合わせてハウリングキャノンです。ゴウシの武器だけで成り立ちそうだな、あれ。


第5話「怖〜いナゾナゾ」

 ナゾナゾっておい。
 あーダンはこういうキャラですか。イエローの方が不真面目系かと思ってたのでちょっと意外。っていうかあの格好で普通にナンパできるんですね。何でだ…。

 最初の少年はかなりナゾナゾできるのになぜ「朝は4本足」の有名ナゾナゾが出来ないんでしょう。ちなみに私がわかったナゾナゾはこれだけでした。

 今回何より気になったのは普通に「5−1」となる計算をボーイが指使ってたこと。え、え、暗算出来ないの?時代的に不思議じゃあないけど……え?もしそうなら……可愛いぞ。
 ゲキはかなりナゾナゾできるんですね。最後のナゾナゾは反則だしなぁ。

 ナゾナゾというくだらない題材の割にやたらピンチに陥るメンバー。次回に続いてしまいます。


第6話「立て!!大獣神」

 東京タワーはあんなにはっきり残ってるのに建物が……なんてのはくだらない突っ込みですね。そもそも上手いこと4人の白骨体が出てる時点で明らかに作られた世界なわけですが。

 レッドの自覚かー。何となくレッドがリーダー、という常識が私の中から消えてしまってるのでちょっと新鮮。かっこいいねー。

 そしてこういう状況でもナゾナゾなのね……。
 あ、イエロー計算できないのかという疑惑は解消されました。2×4が8は出来るのね。なーんだ。

 今回はロボ見せといった感じでした。あっさりしたお話。


第7話「みえる、みえる」

 女の子にいも虫はそりゃ嫌がらせにしか見えません。せめて蝶になってからあげれば?(笑)。
 子どもには見えて大人には見えない。これはなかなか素晴らしい怪人だと思いますよ。弱点があっさりばれてるところはどうかと思うけど。
 リーダーの咄嗟の機転はなかなか素晴らしい。作戦は単純だがなかなかあの瞬間に言えませんよ。まあ敵が騙されやすいのはお約束ということで。
 敵の巨大化→ロボ、の流れも出てきました。アコーディオンはよくわからん。幻覚効果?敵の特性はどっちかにした方がいいんじゃないかな。あ、でもそうすると靴履き替えた後が特徴なくなっちゃうのか。

 最後子どもに対して「食べちゃったんだもん、ごめん」って情けないな、怪人よ。
 ついでに女の子の手をつなぐ様子は何だか見てて微笑ましいというより恥ずかしい……。


第8話「恐怖!瞬間喰い」

 「太ってるって素敵なことだから怒っちゃいけない」本人に言われちゃうと何にも言えなくなっちゃいますね。3人の食いっぷりに呆然としてるボーイが可愛い。食べることが家族の絆かー。ま、それも有りだよな……。

 「私、きれい?」に対して「眼鏡の度が合わなくて」。怒らないの、魔女さん?

 食事に拘る家族は食事を食べられて喧嘩になりました。馬鹿かお前ら。しかも後で切なそうに椅子に座って何かと思った。3日も何も食べてないって、給食は?つうかそれぐらいで絆をなくすなよお前ら!「痩せ細って」って笑うとこ?
 そこにやってきたボーイも登場の仕方がよくわからん。かっこいいけど。

 色んなものを食べあさる怪人。武器まで食べちゃったよ。実は結構強いじゃん。5人を助けたのは謎のじいさん。いや、いかにも妖精だし。
 妖精の出したゲームは食事を全て食べること。人参駄目っていかにもなネタですね。つうかせめて切って出せよ!人参丸かじり……やってみたい気もするけど。
 よくはわからないけどゲームはクリア。何か貰って敵怪人へ。食べ物を投げちゃいけませんよ。……残さず食べてるからいいのか?……いや、吐き出してるしな。
 怪人が食べたものってのは倒すと元に戻るのがセオリーですがさすがに食べ物は消化しちゃってるみたいです。

 最後、人参見て気絶したボーイを運ぶ4人が面白い。あっはっは。可愛いなー皆。


第9話「走れタマゴ王子」

 子どもが主役の話は演技が辛いなぁ、と思う。せめてもう少しセリフが少ないといいんだけどね。
 とりあえず今回はわざわざチャイム鳴らしてから入って来た雑魚たちに笑い。何でよ。変装眼鏡はどうせならもっと色んなデザインの出して欲しかったなー。
 一体あの子たちが巻き込まれる意味はどこにあったのかわからん。王子が主役だからジュウレンも何か影薄いしなー。
 そして次回へ続く。


第10話「猿はもうイヤ!」

 タイトルが何事かと思いました。猿ねぇ……少数で閉じこもって暮らしてるなら尻尾があるくらい大した問題じゃないような、とか思ってしまった。神の世界に戻れないことが問題なのよね。戻りたいのね。うん。
 塞がれた洞窟、別の道には試練、とまあお約束な場面です。あれ、何で女の子まで着いてきてるんだ?王子はわかるけど。王子、一人になると何かたちまち存在が浮くんですが。あの格好……小学校のお遊戯みたいだからなぁ。
 王子は騙されて結界を自らといてしまいます。「結界はもう必要ない」ってのは何でなのかわからんかったよ、何で?でもまあ騙されたこと自体はあの場面では仕方がないかと。王子一人で行ってればまだ良かったのかね?(っていうか女の子連れてこなければ……)。
 ロボ戦の下で小さく箱の取り合いをしてるのは何か笑えました。大変なシーンではあるんだけど。
 海を流れてしまって見付からない卵。守護獣たちは厳しいねー。おれたちは神ではない、失敗もする、暖かく見守るのこそ神、うん、いいねー。その通りですよ!「仏の顔も3度」後失敗1回までなら!(…)。
 「ぼくの気持ち」と言って女の子にドレスをプレゼント。世界観が違うので何だか似合うわ、こういうの。


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