天装戦隊ゴセイジャー感想 (41話〜50話)


第41話「爆発! 仲間の絆」

 ブレドランは自分で自分を修理するのか。凄いな。それを手伝うアリス。借りを残しておきたくないとか。修理ってそういうもんなのか。そして何故助けたかに対するブレドランの答えは「仲間を庇った、それだけだ」と。この辺の思考回路はどうなってるんだろう。基本アリスのデータのはずだね? 違ったっけ。
 あとブレドランの記憶はデータとしては残ってる? 様子。ボスが持ってるのを見てるアリス。フラグがたってきてる…のかなぁ、これ。
 で、ブレドランはお休みして今回ゴセイジャーの元へ向かったのはアリスともう1体のマトロイド。攻撃しろと言われても動かず、アリスが去ったあとも背を向けてます。「これは完全なる失敗作だわ」とのアリスの捨て台詞もありましたが、割とあっさり悪い奴じゃないと判別したエリが凄い。アラタといい、何かそういうのを感じるんだよね、この2人? さすがにあの台詞と行動だけだとまだ判断材料足りない気がするけど。
 あと見たところ武器持ってないってのもなー。あの見た目だとわからん。

 まあともかくこのマトロイドを連れ帰ったエリたち。って家まで来たのか! マトロイドに悪気なくてもこれは危ないんじゃないか、こう、データ取得されてたり…望たちも居る家なのに。
 ハイドは「データスの解析が終わるまでエリたちに任せよう」と。一応解析はさせてるようだけど、解析終わるまではもうちょい用心しようよ、望まで連れて遊びに行くとかどうなんだ…! あと遊んでる辺り、何か画面ぼやけてない? 気のせい? 演出?
 交流自体は上手くいってるようで、仲良くなってます。マテロイドだからって全て敵と決め付けるのはおかしい、かー。でも攻撃されるまで攻撃しない、ってわけにはいかないんじゃないかなぁ今後も。
 まあコロと名付けたそのマテロイドはいい奴方向なんですが。ここでデータスの解析が終了。ハイドの「マトリンティスやブレドランの情報が得られないのは残念だが」にそっちを考えてなかったのに気付いた。いや、まあ最初から罠だと思ってたからね…。ハイドは一応それも考えてたのか。
 そしてそれより重大なこと。コロには爆弾が取り付けられていると。みんなを呼び出して説明してますが…気付けばコロが居ないという。えええ、誰か気付けよ…! タイミング的に、さすがにもうちょっと気を付けておけよと思わなくもない。
 とりあえず去ったコロを探し、みんなで人気のないところに移動。爆弾除去を一応試みるようです。みんなの技をいろいろ使うのはやっぱ好きだ。
 が、最後にエリの稲妻というところで止めてしまうエリ。失敗したらコロが危ないからと。えええー…。
 ここでアリス登場。やっぱり最初からわかってやってました。「仲間意識というくだらないものを分析するために」と。勤勉だなぁ。コロに戦闘意欲がなかったのも当然予定通りで、バトルモードオンで普通に戦い始めます。やっぱり真っ先に出るのはナイトですね。ピンクがとめたけど。ああいうとき味方を押さえ込んじゃうのはやっぱりどうかと思うなぁ。まあ他4人はコロを止めたけど。ゴセイジャーは誰かの意志を守ろうとはしますよね。
 とはいえ、抑えるだけではどうしようもなく、攻撃するしかないんじゃないかという展開。知恵を絞って、の言葉に当然ハイドが反応し、今度は人口知能をショートさせる手段。えええ。攻撃不能にするって意味ではもうどこを攻撃しても一緒のような。コロをコロとして戻せないならなぁ…せめて体は傷つけずに? ううん?
 よくわかんないけどその手段で。エリとアラタの役目を普通にハイドが交代させてます。だよねぇ。そもそもアラタの方が腕はいいんだろうに、最初にエリにやらせようとしたのは一応エリのこと思ってだったんだろうし…その結果があれじゃあなぁ。
 が、エリはやることを決意。しっかりピンポイントでショートさせました。バトルモードの解除にはなった…ってとこか。
 突っ立ってるだけの状態になったコロをアリスが巨大化させたので、まだ戦えるのかと思ったら爆弾起動か…! 爆弾も一緒に巨大化してるのでかなりやばいことに。
 ロボ持ち出したけどどうするのかと思えば、「何とかなる、じゃなくて、私が何とかする!」とエリ! まあエリがこうしてれば、的な場面はあったけど! どうするのかと思えばアルティメット出して一人で運転してコロを連れて空へ。あああ爆発物は宇宙へ、が基本ですかやっぱ…!
 完全に一緒に犠牲になる気のエリ(っていうかこれヘッダーも巻き込まれるんじゃ)。まあここでお約束展開としてコロが心を取り戻しましたが! 結局最初から最後までコロ自身の心はエリに懐いてたわけで…これは悲しいなぁ。そしてちょっと疑っててごめん。

 アリスの方は、ボスにお仕置き受けつつも今回の件で「仲間意識や絆というものは」「閣下の支配に勝る」と気付きました。おお、何か話が動きそう?
 しかしこのライトの演出なんなんだ。今回演出気になるとこ多かったなー。


第42話「情熱的ハイド」

 初っ端から怒られてるアリス。「敵地のデータすら収集しておらんだと」ってやっぱ収集される可能性あったんじゃん…! これ、収集できなかったのは、その前に爆発しちゃったから、ですよね? 爆破スイッチ押したのはアリスなのでアリスのせいではありますが。
 やっぱあれは迂闊だったよなぁゴセイジャー…。
 そのゴセイジャーはデータスとハイドが頑張ってます。ハイドがデータ入力、データスがその処理、なんだろうけど何か参ってる感じ? どうしてもデータスがしんどそうにするのって何なんだろうと思う。この後の展開的にもボディが機械なだけで生き物なのか…?
 コード繋がったまま歩いちゃってカップを壊すなんてことをしたデータス。「余計なことはしなくていい」「お前は機械なんだから」でみんなが反応しました。モネは直球で怒ってますよ。「機械だから何?」ってお前が何なんだ。最終的にハイドが水に弱いデータスを気遣ってたってことですが、モネはまだこういう役どころなのか…。
 あ、OPの歌が違う。これは2番かな?

 今回の敵さんはミサイル用意して各国の首脳が集まってるというビルを人質に。スイッチ渡すから代わりにデータスを寄越せと。ええええ…。
 それを聞いてたデータスが自らやってきて行くとか言い出しましたよ、ハイドが手離しましたよ、何だかなぁ…ホントにそれしか手段がないって状況だったのかなぁこれ。結局発射されたミサイルを全員で止めたしね。ちょっと怪我はしたようだけど。あ、でもスイッチ押してから渡すって敵はちょっと上手いなと思った。そりゃそうだ。
 「仲間じゃなくて所詮機械だもの」って彼らが言うと変な感じだなぁ。彼らにとって機械って何なんだ、っていうか彼らは機械だよね…?
 データスが攫われたあと、ハイドを責めるモネ。「データスのこと機械扱いして」って機械だろだから…。モネって機械を見下してるようにしか思えない。無自覚差別する人の典型的発言だよねこれ…。「望のこと人間扱いして」「私たち天使の仲間なのに」みたいなこと言ってるのと一緒じゃないのかなぁ。機械であることを否定しちゃいけない。
 「あれはおれたち全員の決断だ」とアグリが言ってくれたのはほっとしました。そうだよね全員手離して顔逸らしたもん。
 この後、ハイドはデータスを探すためにプラズマ反応を探ってます。「プラズマってあちこちにあるんでしょ」と即座に突っ込んだのが望なのがさすがです。っていうかデータス居なくてもあれぐらいの検索は出来るんですね。
 「ハイドだって平気なはずないよ」「仲間を失う辛さを誰よりも知ってるんだから」ああ、やっぱここは突っ込むとこだよね…良かった。

 その頃データスはデータ取られて処分されそうになってました。
 敵さんはそのデータスのデータをコピーしたマトロイド。戦闘データを持ってるから厄介、と。おお、ナイトまで膝付いてる、強いな。
 ハイドは一人データスを救出に。データスを崖っぷちに立たせて迫るアリスはそういう演出が好きなんだろうか。
 「機械だからと捨てゴマにしたのはお前よ」とのアリスですが、あの場面他の誰かを差し出せと言われてた場合どうだったのかなぁ。大丈夫だから、心配するな、とかで誰でも行きそうだもんな…。
 ちなみにアリスの台詞に反論したのはデータス。ちゃんとわかってると。感情とか考え方は完全に人のものだしなー。
 「データスはただの機械じゃない。熱い心を持ったおれたちの仲間だ」ということで向かっていきますが、結局2人して海に落ちました、えええええ…。
 このあと「ハイドさんが命がけで助けてくれたです」とか言ってるけど、死にそうだったのはデータスだよね多分…。一度完全浸水しても何とかはなるのか。
 ホントに修理するなら電源切って…と思ったけど、機械の常識も通用しないよね、あれ。
 データスも名乗りに入って全員ミラクルバージョンへ。
 仲間の攻撃を分析してる敵相手にはどうするのかと思えば、ブルーのカモンミラージュ! ああ、やっぱりこういう風に使われる天装術はいい。いつもの声で違うキャラを演じてるのが楽しいなぁ。さすがハイド、と思ったらデータスの作戦なのか! 作戦考えるとかも出来るんだ…。
 ロボ戦では久々のデータスロボです。相変わらずあんま強くない気がしますが、打たれ強くはあったのかな。ナイト出番ないな…。「おれたち護星天使と」「そのサポーターが」はちょっと笑った。サポーター…。
 「あれが仲間の…数値を超える力」で、今後こそ何かするんでしょうかアリスは。
 あ、最後モネがハイドに謝ってました。素直ではあるんだよなぁ、この辺。しかし「子ども」とか「おっさん」とかがどうも外見上違和感あるのがな…。勿論見た目の話じゃないのはわかってるんですが!
 敵地のデータはデータスの中に残ってなかったようです。水没したときデータが飛んだか、ってそれ大変じゃないのか、それだけなのか、っていうかデータスのデータのコピー、相手側に残ってないのか大丈夫なのか。
 まあひとまずは終了、ですかね。
 お、EDが…これ、ゴセイジャーが歌ってる? こんなバージョンもあるのかー。


第43話「帝国総攻撃」

 いろいろちょっかい出してきてたマトリンティス。ゴセイジャーのデータは揃ったということでついに決戦に。準備万端の敵は怖いですね。
 そしてアリスは捨てられそうな気配。ブレドランを育てるために使われてたらしいですが、ブレドランホント何もやってないからなー今まで。何をしてたのかと思えば目の前でアリスお仕置きすることで恐怖を刻み込んでいたと…そういう方向…。一から自分で作ったものじゃないと完全忠誠とか出来ないんだろうか。
 そしてブレドランって恐怖あったのか…。ホント喋んないし何もしないからどうにもピンと来ない。
 この後、自分で修理してるアリスのもとへブレドラン。この2人のやりとりはずっと何かしらのフラグがあるんだけど、どう転ぶのやら…。ブレドラン理解出来ないよやっぱりー。

 それはそうと最終決戦。わざわざ予告してから出てくるマトリンティス。これも恐怖のためでしょうねぇ。あの世界の人間たちがどれだけ怯えるのかはよくわかりませんが。
 ナイト含めてゴセイジャーもそれを見てます。「人間とその心を守ることがこの星を守ることであると理解した」というナイトなんですが、人間以外は…? いや、前も思ったんだけどねこれ…。
 とにかくまあ翌日になって総攻撃開始です。ビルの破壊のされ方、町の荒れ方が物凄い。海からざわざわマテロイドが出てくる様子も怖いですね。っていうかあんなにいっぱい居たのか。
 ゴセイジャーは海側で上がってきた敵と戦ってます。今回はアクション回だなー。雑魚はいつも通りあっさり片付け、マテロイドも「我らは」とか何とか言いかけたとこに攻撃! おおおい。何て言ったかわかんなかったけど、うん、まあ有無を言わせないのもそれはそれでいい。
 そしてここでブレドラン登場。今日こそは決着を、ということで全員の天装術で攻撃。ナイトとブルーが一緒にやってるのいいな。ブルーはいつも一人だったもんね…。
 で、それなりのダメージは与えましたが、トドメというところでブレドランから何かの攻撃。テンソウダーが錆付いた…! おおお、ここを封じるという手段に出たか。確かに出来るなら一番手っ取り早い。ナイトの分まで封じてます。こうなると完全な肉弾戦ですね。この後変身とけてましたが、一度変身すればとりあえずテンソウダーなくてもその状態は維持出来るのか。が、もう変身出来ないという状態で、それでも素のままかかっていくゴセイジャー。諦めの悪さと特攻なら得意です。
 それを止めたのはナイト。「ここからは私のターンだ」で、天装術出した! 何か復活してました。これは…封印しきれてなかったから頑張って力込めたとかそういうこと…?
 「何でそんな全部一人で背負い込むの」と言われてましたが、あの状況だと説明してる暇も躊躇ってる場合でもないような。ナイトは最後の力でゴセイジャーのテンソウダーも元に戻しました。どういう仕組みなんだ、あれ…。
 そして力尽きて倒れるナイト。ええええ。え、死んだ? え、いや、そういうわけじゃない…?
 ともかくまあ、何とかなったようです。
 この件でブレドランが怒られてますが、これはブレドランのせいなの? 自分のエネルギー使って封印したわけだから、エネルギーを最後まで使いきらなくて復活の余地を残してしまったとかそういうことなんだろうか。
 しかもこの技、一回しか使えないようです。これは安心。

 まあこうなったら自分で、というボスのところへやってくるゴセイジャー。アラタの「果たしてそうかな!」はちょっと笑いました。いや、何か台詞が。
 全員が一斉に敵に向かったところで終了。次回へ続くようです。次回が玩具集合戦か…?

 あ、EDも2番になってる。


第44話「究極の最終決戦」

 DVDで見てると日付わかんないけど、クリスマス決戦は今回だったのかな。次回お正月みたいだし。
 始まりは前回の続きから。ナイトがやった技を5人でやるのはいいですね。あれ、今までも普通に出来る技だったんだろうか。
 あ、ナイトは普通に家に運ばれてました。わざわざ家帰ったんだろうか。データスかな。一命は取り留めてるようで。良かった良かった。
 戦闘の方では、敵さんが苦戦し始め、ブレドランを呼んで突撃しろとか言い出しました。ふらふらしながら向かうブレドラン。そういう手段残ってるならブレドランに仕置きしちゃいけなかったよねどう考えても。
 それよりここで出てきたのがアリスですよ! ブレドランを押しのけ、私にやらせろと突撃。レッドと共に自爆しようとまで。レッド普通に逃げたけど。「マトランティスに栄光あれー!」の叫びで爆発するアリスに、ずっと裏切りフラグ立ってたのに結局それだったのかよ! と思いました、このときは。アリスがこれで死んでないのはツッコミどころなんでしょうか。アリス結局どういうつもりだったんだこれ…。

 で、敵ボスの方はまたここでいろいろ話してくれます、前回もそうだったけどやっぱり普通に話し相手に飢えてるとか…いや、違うか。かつては人々に認められなかった科学者、かー。このあとアラタが、あれお前のことだろ的に言ってますが、隠す気もないよねこの流れ。
 そしてまさかこの私が、で巨大化。突っ立ってるからわかんなかったけど、あれ追い詰められてたのか一応。
 ロボ戦ではアラタが敵を説得。びっくりした。「誰かを信じられたらもう1度変われるかもしれない」と。いきなりここでそんな猶予与えるなんて、と思ったけど、ようするにこれ元人間だから…なんですかね?
 けど心動かされない敵さん。これは…自爆モード…? みんな巻き込んで死のうと。さっきも思ったけど、そこまで追い詰められてたのか。何か呆気ないというか、正直弱い気がするなこんなだと。
 玉砕クラッシャーという名称も何か。で、ピンチにナイト登場。お約束のロボ大集合ですね。うん、だから来る気はしてたナイト。
 戦闘には無事勝利し、敵さんばらっばらに。
 これで終わりかーと思ってたら首だけの敵が喋ってる! 体の一部さえあれば復活出来ると。ここでブレドランにボス交代かーと思ってたらこの展開で、あれまだ引っ張るの? と思ってしまった。結局ブレドランはやっぱり操られた振りでした。でもこの決戦前までは記憶取り戻してはなかったのね。まさかアリスに対しても直接記憶戻せとか言ってるとは…。アリスへのあの行動はアリスの信頼を得るためだったんでしょうか。その辺は本能でやってるんだよな…。
 あと前回の攻撃もやっぱりブレドランの手加減だったと。潰しあってるなぁ敵さん。
 ブレドランが本格的にラスボスって展開ですかね。正体は…まだ謎のまま?

 最後、ブレドランがアリスのところへ。「私たちは恐怖の支配から逃れられたのね」ってアリスも完全に裏切り方向だったのはびっくりしたなぁ…じゃああの自爆は…死なない程度に自分で調整出来るもんなのか…。
 アリスを抱き起こすブレドランに、何か芽生えてるのかなとちょっと思ったらアリスも破壊しました、えええええ! 酷ええええ!
 アリスだけは何か徹底的に可哀想だった…な…。
 というわけでこれからはブレドランが敵、と。まあ次回はお正月っぽいですが。


第45話「救星主、誕生」

 お正月準備のゴセイジャー。お正月は護星界にはないのか。アラタが一年を振り返ろう的なことを言って回想に入ったので今回は総集編か、と思ったんですが、まとめたのはブレドランのことだけだった…!
 私は一気に見たから覚えてますが、リアルタイムで見てたら敵の入れ替わりとブレドランの立ち位置はわかりにくかったかなぁ。
 ブレドランの謎と今までの敵のおさらいをしますが、答えは全く出ませんね。一万年前の護星天使は、って普通に聞いてたけど、彼らの寿命はどうなってるの。人間より長いの。そもそもマスターヘッドもどういう存在なんだ…意志を持ち始めた、って表現されてるしなぁ。一応一万年前よりあとのことらしいですが。
 あ、途中でナイトも来てました。本を返しに来たと。もうナイトもここに住んでいい気がするんだけど。データスごまかしてんだからナイトも何とかなるような。

 ここで博士登場。何か雰囲気違うと思ったらマスターヘッドとか…! 人の体借りるとか出来るのか。これからもちょくちょく借りるのか。駄目とは言えないけど複雑だよねこれは。望も。
 あ、そういや前回ナイトに力与えた人、忘れてたけどマスターヘッドだったのか。まあ言われてみりゃそうだろうなぁ。
 過去の「最強の護星天使」の話がされ、それが意味ありげに出てくるもんだからもう…。まさか、と思いつつブレドラン側。「ウォースターからは武力」「幽魔獣からは幻術」「マトリンティスからは技術力」を貰ったらしいです、一応意味あって仕えてたのか。マトリンティスは、でも完全に予想外ですよね…? 割と紙一重だよな彼のやり方は。
 と思ったけど、このあとの展開からそもそもサイボーグ姿も今の姿じゃなかったわけで…え、一からマトリンティス騙してた? 幻術的な? でも爆弾はつけられてたわけだよね…どういうことだ。
 それはそうとマトリンティス反応に出て行くみんな。ナイトを呼ぶヘッドと、「彼らには何も言わないでくれ」「彼らのためだ」とのナイト。え…? 望は思いっきり聞いてて反応してますが。
 「望、さらばだ」とか、これは……。

 ゴセイジャーはブレドランと再会。ゴセイジャーと同じ天装術を使い「私の本当の姿を見せてやる」で、シークの技…! カモンミラージュかよ…!?
 というわけでやっぱり元護星天使でした。いや、前回までは全く予想もしてなかったけど! 口元似てるなぁとは思ってたけどまさか! ブレドランがここまで引っ張られた挙句、元護星天使とか、いやぁ、凄い位置だったんだなぁ…。まだよくわかんないこともありますが、結局地球を滅ぼすのが目的なんでしょうか。
 幽魔獣の彼らは全く気付いてなかったのかな…。彼らを封印した奴なんだよね…。


第46話「狙われたゴセイナイト」

 ブレドランの本名(?)はブラジラ、でいいんでしょうか。さすがに元の名前のまんまだとナイトやヘッドにばれますもんね。即座に切り替えて「ブラジラ」と呼ぶみんなが凄いです。
 ブレドランはかつての最強護星天使。あ、そういや前回はそうとは断言されてなかったのか。あの流れだから当然そうだとは思ってたけど!
 幽魔獣の封印をこなしたにも関わらず護星界は「僅かばかりの犠牲もあってはならぬことだと」「私を責め、糾弾した」らしいです。犠牲があったのか。ナイトのこと? どっちにしろ、映像だけだと結構酷いお仕置き受けてるよね、これはきついなー。その犠牲をブレドランが故意にしたかどうかも問題ですが、護星界にも責任あるんじゃないかこれ…。
 で、ブレドランは一万年先の未来へ逃れたと。じゃあブレドランにとっては割と最近のことなのか、あれ。一万年の間汚れていく地球を見てたのかと思ったのに。未来に来てから地球救済計画立てたの? いきなりウォースターの仲間に入ってるし、未来に来る前からある程度の考えあったのかなぁ…。
 あと部下が居たのびっくりした。え、あれは何者。

 そしてナイトの方ですが。予告からそうだとは思ってたけど、元ブレドランのヘッダーなんですね。最後の力を私のために使えとか言われて攫われるナイト。うわあ…。ナイトは強くて頼りになる男だけに、こういう状況になるときつい。
 敵地に連れられて拷問(?)受けてます。そういや前に檻越しに顔合わせてるんですね、この2人。どんな会話してたっけ。あの頃からずっと今のこと考えてたんだよな…ブレドラン。
 「今はゴセイジャーのヘッダーだ」という宣言はいいな。ナイトのあくまでヘッダーという立ち位置は燃える。
 結局ブレドランの協力要請は断り、倒れるナイト。これはでもブレドランとしては予想通りではあるだろうなぁ。

 一方ゴセイジャーの方ですが。
 角生えた敵さんとの戦いに苦戦。みんながナイトを探しに行く間、部屋に残って考えてました。「モネとアグリが、考える?」という望の言葉にちょっと笑った。このあと分析してる2人を見て望が笑ったのも似合わないからだと思ったよ…! いや、だってあの2人が分析とか…!
 2人の言葉の要らない兄弟愛を見せたところで何かに気付き、その後呆気なく敵さん撃破。2人のコンビネーションって意外に見なかったよなぁ。
 仲が良い。調子に乗る2人は何だかわざとらしくも感じますが。アグリってどうにも控えめな感じが。
 ロボ戦も普通に勝利し、良かった良かったというところですが…ナイトの件は片付かず。まあ次回何が起こるかは、予告で丸分かりなんですけどね…!


第47話「地球救星計画の罠」

 ブラジラの技を分析中のゴセイジャー。岩と雷が一気に襲ってきたりしたのか。そこで現在のようなカードとテンソウダーが作られたのはつい最近のこと、とハイド。これはあまり知られてない事実なのかな? テンソウダーのおかげで技が使いやすくなったって感じか。天装術って一体何なんだろうな…。
 今回も敵出現の情報で飛び出すみんな。ブラジラの部下がやっぱ不思議な感じだけど、あれはブラジラが作ったんだろうか、元はあって改造したんだろうか今までどこに居たんだろうかとか思ってたら「こいつらは私のヘッダー」だと…。元居たときから連れてきてるのかな。ヘッダーが何なのかもわかんなくなってきた。
 そしてここでついに登場ダークゴセイナイト。さすがに操られてることはわかるようですが、ナイト自らの声で喋るのが嫌だなぁ。「たとえ護星天使であろうと許さん」とか、ナイトの言葉っぽいもんホント。
 攻撃出来ないゴセイジャーと元々強いナイトとじゃ勝負になりませんね。トドメ刺そうとしたナイトを止めたのはブラジラ。「お前にトドメを刺させるのは忍びない」ときたか。さすがにここまで堂々とらしくないこと言ってれば何かあるなとは思いますね。何かあるなとは思ってもそれ以上は考えなかったようですが。

 ナイトの言葉にショックを受けた望。ナイトがいつも居た場所で望の描いた絵を発見。これはいつ置いたんだろう、っていうか普段は持ち歩いてるの…? ナイトって物の持ち運びが出来るように見えないからなぁ…。「もういらないってことだよね」に「逆だ」とハイドが返しますが、どうなんだろう。本を返したのも絵を置いてったのも、死ぬつもりだったときじゃないのか…さらばだ、って望には言っちゃってたわけだし。
 まあ帰って来る意志だと思ってた方がいいですが。そして再びブラジラとの戦い。ハイドが1人向かってナイトとのタイマンに。今回ハイドがやたら出張ってるけど何でだ。いや、仲間を失った経験がある者だけど、ここでハイド1人この状況は何か違和感あるなぁ。ブラジラとの因縁ならみんなあるし。
 それはそうとここでブラジラが前言った「犠牲」について話が。ああ、仲間の護星天使殺してその力を奪ったのね…そりゃ確かに駄目だ。「僅かばかり」がブラジラの言い分であることを考えるべきだった。ブラジラは元々何族だったんだろう。いや、どうでもいいことだけど。
 しかしそこまでしてブラジラがやったことは敵の封印で、ブラジラに罪悪感はなかったんだろうな…むしろよくやったと言ってもらいたかったんだろうか。これは教育の問題か。
 怒ったハイドに結構ぼろぼろにされるブラジラ。えええ。結局逃げちゃいました。いや、まああそこで闘う必要は別になかったんだろうけど。思ったよりぼこられた感じだよねハイド一人に…。

 あ、この戦闘の場に望も駆けつけてます。「お前たちが戦えば戦うほど〜」のブラジラの言葉を聞いて、「本当はアラタたち、敵を倒しちゃいけないんじゃないの」まで気付いて叫びに行ったのに、結局望の言葉は伝わらず。ブラジラに攻撃されたせいでそれ以上伝えることも出来ず…。
 ロボ戦は頑張って勝ったのに、それも敵の思惑通りという…ホントゴセイジャーこういうの多くないか…。頑張った結果が通用しない、裏目に出るって展開が多過ぎると嫌になるな…。せっかく望が気付いたのに伝えられず、何とかデータスに伝わったのに間に合わず。敵の作戦ばっか上手くいく。自ら地球を滅ぼす手伝いをしてしまった形のゴセイジャー。
 しかし作戦内容をここでブラジラがべらべら喋りましたが、楔あと1本必要なんじゃないの? 教えちゃって大丈夫なのか?
 ゴセイジャーもあと3話。最後ぐらいすっきりする結末見せてくれるかなぁ。


第48話「闘うゴセイパワー」

 ブラジラのやってることは元は天装術だったそうです。全ての命を蘇らせる、なら天装術っぽくて更に禁術になるのもわかるなぁ。それを逆転させて使おうと。そしてそれにはゴセイジャーの力が必要ってのは何なんですかね。ブラジラのゴセイパワーが違うってのは何かわかるけど。っていうか指摘されるまでブラジラ自身がやれば、ってのに気付いてなかった、どうもまだブレドラン=元護星天使ってのが頭の中に入ってないんだな。
 そして話してるところにやってくるブラジラ。ナイト連れです。ナイトへの攻撃をアラタが止め、何かと思えば「ゴセイナイトを3本目の楔にするつもりか」と、えええ、それは予想外だった。前回計画ばらしちゃったあとだけどそれならいけるのか、ゴセイジャーがナイト倒さなくてもナイトなら自らゴセイパワー奪えるのかなるほどな、と思ったんですが…え、結局全部間違い? もう一匹残ってた敵さんの方がやっぱり楔で、アラタ以外の4人で倒しちゃった結果楔が出来ちゃいました。えええええ。ナイトはただの囮って。まあ正直じゃあもう一匹は違うのかとばかりに普通に攻撃してるのもどうかと思ったけど。またあれだけ頑張って敵の思惑通りかよ…。データスまで出張って来て必殺技まで使って倒してさー。いい加減にしてくれ。

 アラタの方は、ナイトを元に戻すのに必死ですよ、必死で戦って、変身解けた後は素手で殴りかかってましたよ。ナイトの中のダークパワーを使いきらせるためと。中に正しいゴセイパワーが絶対残ってるからと。ナイトも後半躊躇ってきてる感じはありますよね。この辺熱いんだけどなぁ。泣きそうな、っていうか泣いてる? アラタは凄く良かったんですが。いや、まあナイトは元に戻ったのでここは完璧に良かったとは思いますが!
 最後に全員揃って良かった良かった、になってるとこへの絶望展開だもんな。終盤だからそんなもんなんだろうけど…。あ、今回ビル破壊のとき中に居る人たち映してたの怖かった、しかもあれ完全に死んでるよね中まで爆風来て…!

 あ、今回博士がついに護星天使のことを知ってるとばらしました。途中でばらして最後まで引っ張るから何かと思えば普通にマスターヘッドに教えて貰ってたのか! じゃあつい最近なんですね。さすがにずっと隠してたわけじゃなくて良かった。ヘッド、一応許可取ってたんだなぁ博士の体借りるの。さかなクン博士のことがあるから実は知ってた展開もあるのかと思った。あの博士は結局何だったのかよくわかんないんだけど。
 どうでもいいけど、天装術って腰にテンソウダーつけたままでもやれるんですね。急ぎのときはあれいいな。ロボの中央席空席は何か変な感じだった。あの操縦は何がどうなってるのかよくわからない。


第49話「未来への戦い」

 何やら種まきをしているアラタ。「何してんのこんなときに」の望の台詞にホントにな、と思った。いや、こんな一旦落ち着いて考えられるほどの状況だったのかと。このあと、この術は皆既日食のときに使うと判明するけど、それまでのんびり見てていいのかな…もう敵の術は完成してると思ったよ…。
 まあナイトはとっととブラジラのところに行ってましたが。海の底だとそもそもゴセイジャーは行くの困難なのかな。シーク族ならいけるんだろうか。結局やられるナイト。ブラジラがシーク族の天装術使うとどうにも音に反応してしまう。あの音好きなんだ…。シーク族の技は何か便利ですよね
 あ、ブラジラのもとへはかつての敵の残留思念(?)的なのも来てました。あれにずっと従ってたんだよなぁ…しかもいまいち信頼されずに…頑張ってはいたよなブレドラン。

 ゴセイジャーVSブラジラ。楔はナイト、データス、そしてマスターヘッドで止めます、すげぇ。そうか、ヘッドロボットに入れる(?)のか…。
 ゴセイジャーの丁寧な名乗りが最後っぽい。あんまフルでやることないもんね。
 しかしブラジラ、一度ハイド一人相手にもピンチになってなかったかと思ったけどやっぱり強かった。というかそれなりにダメージ受けてるように見えるのに実は平気って感じ…?
 いつものようにやられても立ち向かおうとするアラタをハイドが止めました。何言うのかと思えば「おれのシークパワーを託す」って、そうきたかああ!
 全員が、アラタに自分の力を託すから、それならブラジラに勝てる、と。
 この辺ちょっとどきどきしながら見てました、これをアラタはどう受けるのかと! いや、まあブラジラが「ゴセイパワーを失えばお前たちは死ぬのだぞ」とか言った時点で、ああ受けないのかとは思っちゃいましたが! かつてブラジラがやったあれだってね…仲間2人が幽魔獣封印のためにおれたちの力を、って展開だったらどうだったのかという…。自らの意志があるかないかは大きな違いだけど、ブラジラの言う通り、仲間を犠牲にして得た力、になるんだよねこれは…。
 しかしアラタに託すことには躊躇いを覚えない4人はいいな。地球を壊されるよりマシ、自分たちのパワーはアラタに受け継がれるから、ってのは本音だよね。

 結局アラタの答えは「嫌だ」「おれは誰の力も欲しくない」そうだよね…!
 「命を犠牲にして手に入れる平和や幸せに意味なんかない」みんなで一緒にやってこそ、と叫ぶアラタ。アラタの叫びはかっこいいです。
 ブラジラの攻撃を素手で弾いちゃったアラタ。全員並んで、最終決戦です。


第50話「地球を護るは天使の使命」

 前回変身解けた姿で並んだ時点でちょっと期待してましたが素顔名乗り来ましたね! いや途中で変身してるけど。いいなぁ、やっぱり。
 OPはなしで最終回突入。それにしてもゴセイジャーショー中止のCMがこのタイミングで入るのはちょっときついな…。よりにもよって最終回に。しかもそのすぐあと始まるのかよ…!
 ひたすら戦うゴセイジャー。バスター撃ちながら銃撃ったのはびっくりした、あんなのもありか。ブラジラも言ってる通り執念ですね。ゴセイジャーはいつも。
 ブラジラは自ら巨大化し、ロボ戦開始。勝とうとか倒そうじゃなく「日食終わるまで持ちこたえるんだ」か。いや、まあひとまずそれですよね。ヘッダーがわんさか出てくるのは厄介そうだと思った。多分ロボでぶつかるより足止めになるなあれ。

 再び地上戦。「お前だって地球から生まれた命じゃないか」のアラタの台詞にびっくりしました。え、そうなの。この後の話聞いてても、護星界って地球の一部…? 完全に地球人じゃないと思ってたけど、地球生まれってことでいいのか…?
 アラタのパワーに敗れるブラジラ。爆発しなかったので、あれ、って思ったらやっぱり生きてました。救星はもう無理、でも破壊だけはすると。酷ぇ。
 そのブラジラの考えを悲しむアラタはアラタらしいですね。「どうしてそれがわからなかったんだろう」「どうしてわからせてやれなかったんだろう」元護星天使だもんなぁ…何とかしてやりたいって思いはあったのかな。
 それより地球破壊まであと10分です。3手に別れて楔の元へ。ランディックが大地、で種族ごと分かれるのかと思ったら海のところにハイドとエリが。あれ。アラタは1人か。何かだんだんハイドとエリが組むこと多くなっていったなぁ。せっかくだから種族ごと分かれて欲しかったなちょっと。
 アラタの言葉を聞くみんな。未熟だからこそ与えられた力。ゴセイジャーは最初から半人前の未熟者って扱いでしたが、それに意味があったってとこですか。ゴセイジャー、何かあんまり成長してる気はしないんだよな…というか割と最初からみんな完成してた気がしてなぁ…。
 それはそうと、これで全員の力が…え、羽生えた? 飛んだ!? 羽で飛んで集まる図がちょっとシュールだった。
 全員の力で、何とか地球破壊は止まりました。おまけに護星界と繋がって天の塔も復活と。護星界と天の塔についてはいまだによくわからない。

 最後、アラタの植えたりんごの芽が出てます。多分。劇場版のお知らせがかぶさって見えないよ…邪魔だよ…。
 ゴセイジャーは正式な護星天使として認められたようです。見習いとの違いって何なのかよくわかりませんが。さすがに一年戦って成果を上げればね!
 ナイトは眠りにつくと。ああ、平和になったならそうなのかな…力取り戻す必要もあるようだし。
 これを聞いてる望が切ない。
 が、アラタたちは帰らないと。まだまだ見たいこと知りたいことやりたいことがある、と。言ってましたもんね。それぞれちゃんと地球上で夢がある。ってか護星界って行き来結構面倒なんでしょうか。ちょっと帰るぐらいいい気がするんだけど。
 これに喜んだ望だけど、アラタたちはもう博士の家は出て行くと。ええええ。そうかずっとあそこってわけにはいかないのか…別にいいじゃん、とか思っちゃうけどなぁ。出て行く理由も結局よくはわかんなかったし。あれ以上関わり続けるのも問題なのかな。
 関係ないけど、望、なんか背伸びてない? 声変わりもしかかってるような…気のせい? 何か妙に大きくなった気が。成長したなぁ。
 最後はみんな飛んで行きました文字通り。えええええ。彼らって…彼らって結局何者なんだ…!

 次からはゴーカイジャー。予告で先にこれ見たら何事かと思ってただろうなぁホント。視聴しても何事かと思ったけど!


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