第41話「怪盗ピンクバスター!」
メサイアのカードが見付かったという連絡。「その額はちょっと…」とかオペーレーターの人が言ってます。何かと思えばカードと引き換えに一千万の要求とか。凄いな。「その額は」とか言ってるから、欲張らなければ多少の礼金は貰えたんでしょうか。実際賞金でもかけた方が一般人は協力してくれそうだけどなぁ、駄目なのかな。
そして「引き渡すように説得するんだ」との司令官の指示でゴーバス出動。これも全部ゴーバスの仕事なんですね、一般人相手の交渉ぐらい誰か他にやる人居ないのか。
取引相手はわかりやす成金さん。「せめて本物かどうか確認させていただけませんか」すら拒否です。本物見せずに交渉するのも凄いですね。っていうかこのあとの怪盗さんもそうだけど、一般人のバクラスやカードに対する認識ってどうなってんの。ゴーバスの社会的地位とか権限もよくわかんないけどさ。
「無理矢理にでも回収しますか」とかこっそり通信してるのはヒロム。彼はやっちゃえよ言っちゃえよ、と思うことをホント普通にやろうとするな。
ここへ突然女怪盗がやってきて、あっさり金庫開けて奪って行きました。ある意味事態は展開させてくれた。しかし窓から飛び出した怪盗を追っかけないのにちょっとびっくりした。いや、あの窓の位置高いんだろうけど。
逃げる怪盗をひたすら追うゴーバス。敬語喋りの怪盗さんが何か凄い違和感。もうちょっと…もうちょっと台詞に力こめられないかな…。全体的に女怪盗のテンションが低すぎて今回ちょっと辛かった。もっと弾けてくれたらいいキャラだったんだろうけど…何かもうどう判断していいのかわかんないキャラだった…。大人なのか子どもなのかもわかんないし。
とりあえず敵も出てきてゴーバスは怪盗を見失いました。朝までやってたのか、あれ。
その後、怪盗の盗んだカードからメタロイドが出現。お金持ちのところへ来て「欲しいのはお前のその欲深い心だ」と来ました。キャラが怪盗系なのは怪盗の持ち物から生まれたから? 関係ないのかな。
これに心を吸われて、自分の持ち物を辺りに配っちゃう人々。これは後で辛いなぁ…。特にコレクションものとか。
ヒロムの方は再び怪盗と遭遇。「お前に構ってる場合じゃない」ですが、怪盗がカード持ってたことに反応。そこから名乗り、「目を閉じてくださらない」とかで迫っていく怪盗さん。なんて唐突な。ヒロムは、閉じはしませんでしたが直前で目を逸らし、ブレスを奪われる事態。更に取り返そうとして翻弄されるとか、ちょっとこれは嫌だなぁ。怪盗さんが強いとうよりはヒロムが情けなく見えてしまう。もうどうせなら色香に惑わされたとかその方が良かったかな…。
この怪盗さんからの交換条件で仕事を手伝わされるヒロム。ちなみにブレス取られた時点で通信は途切れたようです。そんなんでいいのか。
敵さんはその間も活動を続け、リュウさんたちが探してます。「引き続き捜索を続けろ」の司令官のところに「敵の狙いを推測してみないか」とやってきた陣さん。こうして改めて外部から言われると、司令官ホント何もやってないんじゃないかって気がしてしまうな。まあせっかく目的推測しても結局何もやってませんでしたが。
ちょうどヒロムの方がいい加減怪盗の目的に気付いて突っ込んでたところに怪人が来てました。怪盗さんがメタロイド誘き寄せようとしてるってのはまあわかりますが、「あなたの忠告を無視してカードを盗んだばかりに」「何も関係ない人たちに迷惑をかけてしまいました」「そんな自分が許せなくて」との説明でした。なんだかな…。子どもってことでいいのかなぁ、この人。この人にはこの人なりのずれた正義があるん…だな、うん、もうそれでいいや。ヒロムの「そうだったのか…」「ってそれ今まで自分がやってきたこと棚に上げてないか」はさすがというか、突っ込んできますね。
まあそれはそうと敵が出たので戦闘開始。「私も戦います」とか言い出す怪盗さん。それに何も言わないヒロムにびっくりした。えええ。普通に戦ってるし。いや、まあゴーバスあしらってたんだから戦えるんだろうけど…。結局なんだったんだろう、この怪盗さん。
あ、戦闘の方はリュウさんたちも来て、ロボ戦は陣さんたちで決着でした。一応ロボ戦では武器を奪うとか怪盗らしい攻撃もしてきましたが…武器っていうかジェイなんだよね、あれ自分の意思で動かせなくなるの?
まあライオンが来てこっちも無事終了。あ、戦闘前にあいつ倒したら怪盗止めるとかヒロムが約束させてました。止めるっていうか警察行かなきゃ駄目なんじゃないかな…。
更にオチは「どうしても欲しいものが出来たのでやっぱり盗みはやめません」「私が欲しいものは、あなたの心」でした。それでいいのかなー。やっぱなぁ…もっといいキャラになりそうな感じはあるのにな怪盗さん。
そういや結局ピンクバスターと名乗ってるのは何なんだ。特に何もなかったな…名乗りやってたけど。
ヒロムが慌ててるのにはびっくりしました。ヒロムが慌てるところなんだろうか、あれ。
第42話「突撃!メガゾードの中へ」
初っ端から戦ってるゴーバス。「あいつメサイアのメタロイドじゃないし」ということで一般メタロイドのようです。ヨーコちゃん一人であっさり決着。もうこの辺は相手にならないのか。着地を考えずにリュウさんに助けられ「ちゃんとあとのことを考えて」とか言われてるヨーコちゃん。これは一応このあとに繋がってる…のか?
まあともかく、次はメガゾードです。現れたメガゾードに、エンターがマジェスティのカードを飛ばし、メガゾードがメガゾードロイドに…! なんか凄いことになりました。更にこれによるメガゾード転送反応もあるものの、時間になっても何も見えず。まあ、今回タイトルがメガゾードの中云々だったから普通に中に居るのか、ぐらいは思いましたが。
とりあえず目の前のメガゾードを追うエース。走り方が何か間抜けに見える…。メガゾードの方は電車になって去って行きました。異空間でも走ってるのかな、あれ。
この電車、この後次々と落ち込んでる人々のところに現われ回収していきます。「意気地なしに止まります」「弱虫に止まります」とか面白い。最後の人のところでヨーコが駆けつけ、ヨーコも一緒に中へ。「弱気なデータを集めております。ご協力下さい」とかいちいち全部言ってくれるのが楽ですね。
敵の目的を理解したヨーコ。弱気にさせまいと頑張りますが、空回り。いや、とても頑張ってますが。あそこで弱気にさせないって難しいよなぁ。歌を歌いだしたときも、みんな微妙な反応…が、続けてる内に笑顔が見えてきていけるのか、と思ったら列車の揺れで窓に頭ぶつけてるヨーコ。その失敗の様子で乗客はなんか励まされたようです。あはははは。いや、頑張ってる姿に、ってことなんだろうけど。
「車内で前向きになるのはおやめください」敵さんのアナウンスはちょっと面白い。が「大変ひどいめにあっていただきますので」とか怖いな…!
一方ヒロムたちの方ですが、一応状況を理解し、進路を予測した上で仲村さんを囮に出すという作戦を立ててますが、現れた列車は「この駅、通過いたします」でした。まあ結局演技は演技だしなぁ。敵さんがどう見分けてるのか知らないけど。
結局ヨーコのおかげで「車内で異常が発生いたしました」「点検のため」ということで敵さんは出てきましたが。敵を捕え、ヒロムとリュウさんが敵の内部に突入。通信も可能になり、ヨーコも敵の元へ向かおうとしますが…ここで充電切れ。まあお菓子配ってた時点で今日は来るかな、とは思ってましたが。自分の分、残しとくべきでしたね。が、充電切れについて説明すれば乗客の女性が即座にパン持ってきた…! 何てスムーズな。
おかげで復活し、ヨーコの手で動力源が叩き壊されることに。あ、ヒロムはエンター、リュウさんはエスケイプと戦ってました。
エンターがメサイアのカード取り込んだことは、ここで気付くのか。まだ知らなかったっけ、とか思ってしまった。
そして今回の作戦についても人間の弱気と「その弱さから立ち上がる人間の強さ」のデータも取ってたということで、なんかしてやられた感が。あそこまで作戦の内かよ…!
メガゾード倒したところで出てきたのは…なんかエスケイプが操縦してる? 「メサイアのカードが更に成長したってことか」とかも言われてましたが、正直よくわかんなかった…。
とりあえず攻撃も全然効かない敵ですが、まだ安定してないからとのことで去って行きました。強大な敵誕生って展開ですかね。
そして次回…あれ、もうクリスマス? 一週早い気がするけど、2話構成とかなんだろうか、別にそこまで丁寧に合わせないだけだろうか…。
第43話「決意のクリスマス」
前回消えたメガゾードを探すゴーバスたち。ここで2週間経過です。どこかにあれが存在してるのは休まらない感じですね。まあいつどこから敵が出てくるかわからないのはいつものことだけど。
とりあえず通常運転に戻すことにはしたようです。そして気付けばクリスマス、ということでみんな揃ってパーティーの準備。…この人たちはホント分担で仕事しないですよね。休むときは常に一斉ってどうなんだろう。いや、あれもある意味仕事の一貫なんだろうけど。
ノリノリのヒロムが笑えます。ホント、あのキャラで大道芸部なんだもんなぁ。キャラが崩れるわけでもなく真面目に言い切るのが面白い。
「このままクリスマスの間バグラスが動きませんように」ホントいつ仕事が入るかわからないって面倒。
で、今回のメタロイドは「2枚同時に目覚めそう」とかエンターに言われてます。そういうのわかるのか。ケンロイドとタテロイド。せっかくなのでエンターが2体合わせました。これはせっかく同時期の目覚めだからなのか、剣と盾というセットだからなのか。どうでもいいか。
2体分だと強かったりするんでしょうか。今回ヒロムたちが力奪われてるのでよくわからない。相手を怒らせて怒りのパワーを吸い取ってます。ああ、こうやって改めてヒロムたちの状況突きつけるのね…。怒っちゃ駄目だとはすぐ気付いたものの、怒らないって難しい。エンターも久々のコスプレで出てきて挑発してます。エスケイプと共に黒サンタ。「あなたがたにとっては、黒いクリスマス」ってそれだけのための格好なのか。相変わらず笑顔がなくて怖いなぁエンター。
相打ちになりかけたところで結局一旦引きました。引いたあと、エスケイプが「もうデータは十分」「消される前に」カードを取り込んじゃおうと提案してます。ああ、消される前にってちゃんと思うんですね。毎回やられてますもんね。ある程度データ揃ったならとっとと引いて回収しちゃうのがいいんだなぁ。
エンターは別にそれでいいみたいです。カードの回収にはあんまこだわってないのか。カード全部集めないと元のメサイアにならないのかな。メサイアとあのカードの結びつきがいまいちピンと来ないけど。
メガゾードが転送され、ヒロムたちも再出動。司令官がボタン押してクリスマスツリーが出てきたのになんか笑いました、それだけかよ!
まあ「クリスマスを誰にとっても悲劇にしない」辺りが言いたかったみたいです。あのパーティーいついても「おかげでクリスマス嫌いにならなかったよ私」とヨーコちゃんが言ってくれたのが何か妙に嬉しい。ああ、ホント愛情いっぱいに育てられたよなぁヨーコ。
そしてメタロイドの相手をするヒロムは、妙に脱力してます。怒らせようとまたいろいろ言ってる敵さんですが、反応なしのヒロム。「腑抜けになったか」「このアホ」「間抜け」といきなり低レベルな悪口になったのに笑った。
ヒロム、最初耳塞いでるのかと思ったんですが、メットの中でオルゴールの音楽流してました。それで落ち着くのか、と思ったら「怒らないためにわざと悲しい気持ちに」とか仲村さん言い出してびっくりした。ああ、そういう解釈もあったか。まあ「今のヒロムには、あれはもう悲しみの象徴じゃない」と司令官が言ってくれましたが。
どうでもいいけど階段に座り込んでオルゴール鳴らしてるニックは笑った。狙ってるだろ!
「強さまで抑えてどうするのです」とかエンターが言ってきて、そうだよなぁと思ったけど、ヒロムは何か相手の剣を見切るために敢えて攻撃受けてた…? 見ることに集中して防御や攻撃が疎かになってた…? よくわかんないけど、まあこれで逆転です。あ、ニックは途中から歌いだしました。まあさすがにあれはずっとやってたら何かむなしくなるのわかるけど!
メタロイドの方は結局またカードが無駄に…と思ったらちゃっかりカードだけは回収してるエンター。ああ、またエンターは一人勝ち…と思ったら今度はエスケイプに取られるカード。こうきたか。
エスケイプはカードを吸収し、エンターを捕まえ「あんたはパパをペットのように育てて遊んでるだけよ」「あんたは必要ない」とか言い出してます。まさかの展開。「あなたは不完全さにおいて、完全に人間のコピーです」ホント普通に人間っぽくなったよなぁエスケイプ。「さようなら、エンター」この表情も、一応エンター自身に思うところはあるんでしょうか。
そして握りつぶされるエンター。怖っ。これは怖っ。思わず手開いたあとのメガゾード見ましたが、いや、何がどうなったんだと思ってしまった。あれってアバター…だよね。あれ、違うのか。あの姿だと実体あるんだろうか。え、エンター死んだ…っていう展開でいいの、これ。いや、まさかこれで死んではないだろうけど…。エスケイプ的には殺したというか消去した展開…だよね?
まあそんな感じで以下次回。やっぱ来週もクリスマスか。
第44話「聖夜・使命果たすとき」
メサイアに突き刺した剣が何かデータ化…これは吸収されてるんですかね。「ヒロム、離れろ」「剣だけではすまん」とか言われてます。くっ付いてるとやばいんだろうか。
エースがやられ、撤退が提案されますが、目の前にメサイアが居て、はきついよなぁ。「ここで全滅したらそれこそメサイアは野放しになる」も確かにそうだけど。まあメサイアが特に暴れてはないからこそかな。いや、ビルとか吸収しまくってたので被害は凄いけど。避難はもう慣れてるんだろうな、あの辺の人たち。
そして撤退してる間にメガゾード転送反応。10体って。なんか撤退して状況悪くなってるよ…! っていうかそんなのことも可能なのか。今メガゾードってどうやって作ってんの。「在庫一層セールかよ」とか陣さん言ってましたが。作り置き?
そういやここで「まさかエンターを消すなんて」「エンターの持ってたカードどうなったの」「陣さんのデータ入ってるのに」と言われてようやくそんなものがあったの思い出しました。忘れてた。陣さんのデータ、まで言われないとわかんなかったよ…! ああ、まだそれがあったなぁ。まあエンターは正直あれで終わりじゃないだろうとは見てる側としては思ってたけど。ゴーバス側としてはなんかあっさり消されちゃった感じですかね。
あ、怪我してたヒロムは手当て受けてます。受けるまでに随分駄々こねてましたが。受け始めてからも暴れてます。メサイア倒せるなら「おれはどうなったって」とくるか。まあそれはそれで本音なんだろうけど。「死んで使命が果たせるかよ」「戦うなとは言ってない」ニックはちゃんと的確に指摘してくれてますね。でもこのあと医者側に抑えられたときは「すみません」と普通に謝ってたので、ニック相手じゃなかったらもうちょっと引いてたんじゃないのかヒロム。
まあともかく、ヒロム治療中にメガゾード転送時間も迫り、みんな再出動。エースも応急措置完了、と整備士さんから。リュウさんたちはのんびりしてましたが、整備の人たちが頑張ってたんですよね、やっぱ役割分担はいいな。
エースはニックが居ればとりあえず動かせるということでそのまま出動。今回は映画版のカエルも登場です。クリスマス前らしい玩具大集合。もうひたすらロボ戦だろうとは思ってたけど、その通りでした。相変わらずゴーバスの合体はなんか覚えらんないけど…。何がどうどれと合体するんだっけ。
あ、敵さんがメガゾード呼んだのはメガゾードと融合するためだったようです。結局何体かは融合し、何か更に巨大化してるメサイア。エスケイプは喜んでましたが「お前も戻れ、私に」とか言われてそのまま吸収…された…? ええええ。もう要らぬ、って聞こえた気がしたけど、そういうことなんだろうか…エスケイプはホントにこれで退場…?
絶望的な状況ですが、この後、ヒロムが間に合い「命をかけに来たんじゃない」「勝つために来た」ということで巨大メサイアに挑みます。必殺技が全く効いてなかったりしたけど、なんかもうひたすら根性で押し込んだ…って感じでしょうか。
ヒロムのガーゼから血が流れてるのなんかいいな。まだ怪我したばっかだもんね…。
しかしこれでついにメサイア撃破。さすがにもう…メサイアは終わりってことでいいんだろうか。まだカード残ってるけど。エンターは案の定生きてたので、この先はこっちになるのかなぁ…。
あ、最後はクリスマスパーティーです。忘れてた。
「おれはツリーだ」に笑った。施設のお姉さんは元々ここに居たとかって話から「父さんたちが託した命はおれたちだけに終わらない」「おれたちが生きて戦う意味もそこにあるのかも」とか何か真面目なお話。
ホント終わったみたいな空気ですね、来週はちょっとお気楽話かな。あの消しゴムがまた出てくるのか…!
第45話「謹賀新年 小さな強敵、再び」
新年のご挨拶始まり。ちゃんとお正月してるんですね。Jはいつも愉快なことになってるなぁ。そんな中でも当たり前のように事件です。「バグラスの目撃情報あり」って、そんな感じで今は動いているのか。そこに居たのは雑魚敵たち。「バグラスの生き残りってことか」とか、そうか、地上に出たバグラーは倒さない限りどこかに残ってるとか、そういうことなのか。
倒していく5人ですが、2人ほど思いきり見逃してました。隠れられるとどうにもならないよなぁホント。
結局帰ったあとはいつもの制服で待機モード。森下さんは当直らしいです。そんな勤務体制だったのか。
ヒロムはその後、姉さんに会いに。お年玉を「いいよ、子どもじゃないんだから」って受け取ってから言うか。手出してスルーされてるニックが悲しいです。
この後、姉さんは「今日は私の勝負の日」とか言って去って行きました。ヒロムはもうちょっとゆっくりするつもりだったよねきっと…。
一方リュウさん側も「今日はリュウジにとって勝負の日なんだ」とかゴリサキに言われて連れ出されます。お見合いです。実際に女性に会わせてなお、説明してないゴリサキ。ホント自分の中だけでいろいろ終わらせちゃう人ですね。人じゃないか。
しかし「もう29だし」って、ああ、ちゃんと年取ってるんだなぁ。
結局、ここまで来て見合いしないのも失礼という当然の展開で見合いすることになるリュウさん。「お仕事は?」にしどろもどろ。「地球を守っちゃったり」とか酷い回答してます。っていうかその辺は知らないのか相手。どういうセッティングしたんだ。それすら伝えず見合いって凄いな!
ウイルスとかセキュリティとか、まあ嘘じゃない単語並べてたら相手が勝手に誤解してくれましたが。っていうか人に言っちゃいけないならいけないで、カモフラージュ用の組織名なり役職名なりないのか…。
まあともかく、そんな感じで進む見合い。あ、ヨーコちゃんたちもしっかり尾行してます。姉さん見に来たヒロムとも遭遇し、結果2人をサポートしようということになるヒロムたち。どうするのかと思えばリュウさんへ通信繋がないように森下さんにお願いしてました。なるほど。仕事は自分たちが引き受ける、ってのは確かにわかりやすいサポート。
が、リュウさんの方はお見合いに緊張しまくってる末、偶然発見したヒロムとヨーコに「1人じゃきついから一緒にいてくれないかな」とか言い出す始末。ホント駄目駄目だな…! 妹役になったヨーコちゃんには「女っけがなくて心配してたんです」とか言われてます。ホントにそうだったんだなリュウさん…。
その頃、バグラスの方は何か喧嘩してる内にパソコン(?)放り投げちゃって、上手い具合に餅に張り付いた結果、モチロイドが誕生。そんなのありなのか。っていうか餅だったのかよ予告でみたメタロイド…!
ヒロムたちはリュウさんに捕まったので何か交代でリュウさんについてます。ヒロムは「この年なのにふらふらしてばかりだった」とか言い出してます。見合い応援する気ないだろ。健康面でふらふらしてるって何だ…!
そしてヒロムと一緒にリュウさんたちのいるレストランまで来ちゃったモチロイド。「厨房に行けば火がある」「そうすれば大きくなって戦えるぞ」ってなるほど…。それはちょっと面白い。
あ、モチロイドはJが見つけてましたが、相変わらず惚けた感じで報告してませんでした。Jは便利だな…ネタに。
レストラン内で戦闘が始まり、メガゾードも現われ、さすがにその慌しさに何かおかしいと感じ始めるリュウさん。森下さんに連絡取ってます。っていうか森下さん…! どんなごまかし方だ、笑ったけど!
モチロイドの方は結局大きくなって、しかも意外に強いです。なるほど、餅だから変形自在なのか。ただし、転んだら起き上がれないって酷い。
それでもリュウさんやヒロムの姉さんが外に出てくる寸前で何とかシャットダウン。ってホントにリュウさん一切戦わないのか…! 最終的には参加する展開かと思ってた。
あ、ヒロムの姉さんについては、会ってたのは出版社の人でした。まあそんな感じでしょうね。
リュウさんの見合い相手は実は好きな人が居ると言われ終了。なんだ、この適当なオチは。
「それはそれで安心しました」と言いつつ何かショックっぽいリュウさん。なんだかんだで真面目に見合いもやってたよね…リュウさんの女性へのテンションがよくわからない。
そして今日からついに新戦隊予告が入り始めました。VS予告もまた…どんなことになってるのかな。
もうゴーバスも残り少ないんだなぁ…。
第46話「新たな融合と熱暴走!」
何やらあからさまに元気のないリュウさん。ヨーコちゃんにうざいと言われたそうです。何があったのかと思えば、戦い終わったら高校で勉強しなおすために、といろいろ調べて押し付けていた、と。リュウさん、ホントゴリサキと似たもの同士だったんだな…。っていうかもう1度ってことはヨーコちゃん、1度は高校入って退学してるんですかね。
「自分で考える!」というヨーコちゃんには「いつも考えてないでしょ」と、ああ、これが身内の面倒くささだなぁ。一連の流れを聞いて「うざいですね」と相変わらずばっさりのヒロム。ホントヒロムは言いたいこと言ってくれる…。しかしこれで「おれが居なきゃ駄目だったのに」とか落ち込みまくるリュウさんはホント今までそういうの言われたことなかったのか。なんか雰囲気的にしょっちゅうああいうやりとりしててもおかしくなさそうなのに。いつもの調子でやってていきなり言われたなら、まあ落ち込むのもわかります。
そして出動時、リュウさんの隣にヒロムが居て笑いました。ああ、ヨーコちゃんがバイクに乗ってる…! そこまでやるのか。
現場に入ると、一応それぞれ仕事モードですかね。ちゃんと状況に違和感覚えたりはしてるリュウさん。ああ、人工物が相手だから自然の中への出動ってあまりないのか。そこへなんか普通にやってきたエンターとエスケイプ。エンターが呼び寄せた形なんですかね。「あれがいいものたちなの? パパエンター」とか言い出すエスケイプ。ああ、そういうことになってるのか。なんか花とかつけてます。最後に花からエスケイプ生まれてたけど、花をメタロイドにしてるようなものなんだろうか。よくわかんないな。
まあとりあえず戦闘です。リュウさんが木にカメラ取り付けてる…! 司令室に送る映像ってこうするのか。そうか、街中なら普通にカメラ設置されてるから今まで必要なかったのか。
エスケイプはリュウさんと戦い、リュウさん熱暴走。ヨーコちゃんにも攻撃してます。ああ、熱暴走って結構便利使いされてたけど、そういうものなんだよなぁ。更に銃の乱射で自分が乗ってる橋ごと破壊してしまうリュウさん。こういう意味でも危険なんだな熱暴走。
エスケイプも共に落ち、エンターはこの辺りで引きました。エンターは何を考えてるのかなー。
リュウさんとエスケイプは川からそのまま海まで流れていったようです。水に落ちたことで熱暴走は止まってたリュウさんですが「こうすればいいんだったわね」で、エスケイプに燃えた花を押し付けられ再び暴走。あれぐらいで熱暴走って起きるのか。まだ完全に冷え切ってなかったから?
その後、再び水に落ちて落ち着いたりしてますが、やっぱり暴走。そんなリュウジを止めに来たのはヨーコちゃん。回想しながら語りかけです。「戦いのあとなんて、まだ考えられなくて」「怒ったりして、ごめんね」「リュウさん大好きだよ」ヨーコちゃんはいい子だな…リュウさんがそう育てたんだな…。これを聞いてる暴走リュウさん、特にこれで反応するとかそういうんじゃないんですね。ヨーコちゃんの決意だけか。攻撃受けながら突進したヨーコちゃんがリュウさんと共に海に落ち、リュウさんがようやく元に。
暴走って結局どれくらい長引くとやばいんだろう。
リュウさんの方は何とかなり、続いてエンターたちの問題。「おれたちもいいとこ見せるぞ」とやってきた陣さんたち、ホント最近薄いもんなぁ…。
今回何やらクワガタ探してたJでしたが、一応関係あったようです。エンターが手にしたクワガタでクワガタロイド出現。花といい、自然物や生き物からメタロイド生み出せるようになったんでしょうか。一度やられて、再び生み出されたエスケイプは「あれたちがいいものなの?」とまた記憶リセットされたかのような反応。
この辺の謎は、まあ次回かな。とにかくエンターが何考えてるかホントわかんないよなー。
第47話「リセットとバックアップ」
「ゲームは私の勝ちですね」とかいきなり言い出してるエンター。ホントなんだかんだ彼は目的達成してきてるんだろうなぁ。「てめぇのマジェスティはまだ成長してねえ」と突っ込んだ陣さんですが「しましたよ、ここにこうして」と…ええと、エンターはマジェスティのプログラムを組み込んでたので、もうマジェスティと同じ存在…ってことだろうか。まあよくわかりませんが「私が新たなメサイアです」とのことです。ラスボス宣言ですね。エンターから愛嬌なくなっちゃったのこのせいなのかな!
今までカードごとメタロイド倒してましたが、それもバックアップとってあったから平気、と。…ホント、エンターの方が上手なんだなずっと…。
エスケイプの方はまたゴーバスに対し初対面対応。正直倒された奴が復活して記憶飛んでるのって別に不思議にも思わないんですが、一応その辺は反応するんですね。この辺もバックアップで説明されました。ゴーバスに出会う以前のエスケイプのデータを使ってるから、とか、そういうのちょっと面白いな。
あとJはなんかクワガタにこだわってる。わざわざ虫かご転送させてるのちょっと笑った。ここは和むところなんだろうか…周りがあんまそういう展開じゃないですが。
エンターは淡々とレッドと対峙しながら説明してます。「人間よりも完璧に人間になる」って、え、目的それなの。ちょっとびっくりした。
更にここでいきなりヒロムのウィークポイントを突くエンター。こんな唐突だったのか。ホント一度ばれちゃうと終わりな弱点だよなぁ。結局みんな一旦引くことに。
リュウさんも戦える状態じゃないしね。
司令室では冷却材まみれになってるリュウさん。これも大変だな…。が、より深刻なのはヒロム。「慣れるしかないよ」って、ウィークポイントってそういうもんなの。慣れでどうにかなるの。と思ったけど「何年も必死に訓練して」「ようやく焼き鳥クリア」ってことは実際に頑張れば何とかなるもんなんでしょうか。フリーズの仕組みがよくわかんないからな…。
まあでもとりあえず特訓です。檻の中にニワトリと一緒に入れられて固まってます。それで特訓になるのか、と思ったらちゃんと突っ込んでくれました。「いきなりハードル高すぎるって」ですよね。
で、今度はニワトリの絵です。デフォルメされたものから段々とリアルに。リアルになっていく過程はちょっと面白い。でも結構リアルなのでもクリア出来た…と思ったらニワトリの格好した陣さんに気絶しました。ええええ。積み重ねの問題なのか、動いた方がまずいのか。
「なんか馬鹿らしくなってきたな」ホント見てる側が思うこと言ってくれるなぁゴーバスは。ただ「やってることはそうだけど、事態は深刻」ってのも確か。まあ最終回間際にやることじゃないな!
一方その頃、エスケイプと行動してるエンター。「ようやく従順になってくれました」とかエスケイプに言ってます。途中からはそれなりに言うこと聞いてた気がするんですが、それでも駄目だったんでしょうか。
「なんのこと?」と首傾げるエスケイプが妙に可愛い。武器突きつけても動かないエスケイプには「これはこれでつまらないですね」って、あはははは。そんな反応なのかよエンター…!
クワガタロイドの方はゴーバス呼び出し。覚悟を決めてるJですが、「お前はメガゾードを頼むぞ」「こいつは命令だ」の陣さんの言葉に搾り出すように「了解」なんかここはシリアスやってんのかコメディやってんのかさっぱりわかんないな。ひたすらマイペースなJだけど、やっぱ陣さんの言葉は聞くんだよなぁ。
というわけでJ以外の4人で敵さんのもとへ。相変わらず甘えた感じのエスケイプにいきなり「違う」とか言い出して斬り付けるエンターにびっくりです。「私としたことが、何故かイラついてしまって」らしいです。この人の感情って今どうなってるんだろう…。
「何だか知らねぇが、気分悪ぃな」と陣さん。敵同士でも、やっぱああいうの見るのは嫌なもんですかね。再び記憶リセットされたエスケイプに、リュウさんたちも複雑そう。情があった…わけじゃないよなぁ。人間というか、生き物としては見てたんだろうかリュウさんたち。データってイメージ強くてあんま思わなかったなその辺は…。
そして問題のヒロム。「ニワトリ!」と言われた瞬間「悪ぃな!」って陣さんが斬った…! 再び言われて、リュウさん&ヨーコに撃たれ、写真見せられたら、今度はニックが体当たり。なんだこれ…!
どうやら完全にフリーズする前にダメージ与えればすぐ動けるようです。「フリーズから早く回復する手に切り替えた」ってことですが…物凄い手段だなぁ、っていうかホント益々フリーズの仕組みがわからない!
とりあえず敵さんの方も言い続けてたらヒロムが勝手にぼろぼろになりそうですが、まあこんなのんびりやってくれるのは最初だけですかね。っていうかニックの体当たりが一番痛いとか言ってましたが、斬られるのも撃たれるのも大したダメージじゃないのか…手加減できるのかスーツの力なのか。まあホントかどうか知らないけど。
敵さんは弱点攻略諦めてくれたので、まああとは普通に攻撃してトドメです。陣さんなんで転んでるんだ?
その後はロボ戦。Jはクワガタ相手に手こずってます。おれのクワガタだから、とかそういうのは関係あるんでしょうか。
今回ヒロムが自分から助けて欲しいと周りに言ったことについてニックが感心してます。特命部に来て気付いたこと変わったこととか語りだしてて…ああ、一応終わりが近いからまとめに入ってる感じが。何か、今更突っ込むところなんだろうかと思っちゃったけど。
「お前がフリーズしなくなるのも近いって気がするよ」ってだからフリーズってなんなんだ。
敵は無事倒し、残るはエンター。
「仲間も平気で弄ぶようなお前は、絶対に人間になれない」「ただのデータだ」これに対して…怒るのかエンター。やっぱ彼の感情が謎だなぁ。「怒りを強さに」「これも人間から集めたデータです」人間になろうとしてる、ヒーロー側と同じだと言い切る敵もなんか珍しいな。
この後、結局倒されるエンター。あ、Jのクワガタは普通に見付かりました。まあそんなオチだとは思ってた。
平和な空気になりかけたところで、いきなり側の柵がエンターに変化。「やっぱあいつのバックアップがどっかにあるんだ」「そいつを削除しねぇと」まあこうなることも見えてたよなぁ、これからバックアップ探しか…と思ってたら「それでしたら、そこに」「あなたですよレッドバスター」「あなたが私のバックアップです」とか言い出すエンター。ばらすのか、っていうかマジかその展開!
「これ以上安全な場所はないでしょ」は確かにそうですね、知っちゃったらまた別な気もするけど。衝撃受けるヒロムで以下次回。衝撃受けるシーン長いな。
第48話「仕掛けられていた罠」
ヒロムの中には最後のメサイアカードがあることが判明。ああ、戦闘中突っ込んだんですね。今までエンターがヒロムにトドメを刺さなかった理由も判明。まあ何かあるとは思ってたけど。ある意味直球だった。
エンターはそのまま去り、一旦帰ってそのことについて調べてます。こういうときはヒロムやヨーコは出来ることないんだなぁ。ひたすら特訓で発散してたヒロム、心配げにやってきたヨーコには「深刻な顔すんなよ。お前らしくないぞ」「おれ風呂入って寝るわ」と軽く返しますが、軽すぎて誰だお前状態。てんぱってるなー。
一応陣さんたちの方では、転送を利用してカードのデータを抜き出せば、とか言ってますが全て机上の空論。「
一歩間違えると、ヒロムも元に戻れなくなる」と。データにしていじってるんだもんなぁ。その、元に戻れなくなった例がエスケイプなんですね…。こういうのちょっと面白いけど。
エンターはエスケイプをまた作ってますが、「パパメサイア、エンター、どっちだったかしら」「何でもいいわ、強いなら」とか言い出していきなり攻撃してきてます。どこをどういじったのか知りませんが、まあ「元の貴女には戻せませんか」ということで、一応戻そうと頑張ったんですねエンター…。「戻そうとする自分に驚きますよ」とかホントにな…!
なんでそうなったかに関しても「これもあなたが」「愛などというデータを集めたせいでしょう」なんて理由が。そうだったのか。っていうかそれ全部理解した上でやってるんだなエンター…。いやぁ、まさかエンターがエスケイプに対してそういう気持ち抱くとはなぁ…。
ヒロムの方は結局一人でエンターのところへ向かうことにしたようです。「みんなにおれごとカードを削除しろなんて言えないだろ」と。ちゃんとわかってるなぁ。「死ぬ気か」には「そこまでは決めてません」と正直。そしてエンターに会って、死ぬ覚悟はあるけど「その前に出来るだけのことはしないとな」とか、ヒロムのやり方が何か気持ち良いな。エンターの方はヒロムは殺せないけど「死なない程度に痛めつけることは」出来るとのことで向かってます。殺すって言われるより何かこっちの方が怖いな。
ヒロムを追ってたリュウさんたちの方はエスケイプと遭遇。蛇とか犬とか鳥とか、いろんなものが融合してます。最後にはその辺の建物と融合して巨大化。今になって敵が凄い進化していってる…。巨大化したとき人が数人落ちてきて何かと思ったら「まだ人間は融合出来ないらしいな」って、ああ、建物内に居た人たちか。
ロボ戦になり、今度こそ決着です。何やらずっと複雑そうに見てたリュウさん「たとえ敵でもアバターでも」「こんなむなしい繰り返しをさせていいはずがない」完全にエスケイプに対して情わいてるよなぁ…。
最後に消えかけながら「パパ、私いいものになったでしょ」とか言ってるエスケイプに「ああ」ってリュウさんが答えた…!
エスケイプはこれで完全に終わり…かな。エンターかバックアップどうにかしないとまた生まれるけど、エンターはもう作らないかな…。
一方ヒロムとエンター側。ヒロムと同じ動きをするエンターに苦戦してます。ヒロムのデータ全部取られてるもんなぁ。ニワトリはもう使わないんだろうか。一対一だとフリーズ前に止める人がいないんじゃ。いや、ニック居るけど。
ヒロムは最終手段としてエンターを捕え、炎の中で取引持ちかけてます。おれと心中するか、嫌ならカード抜け、と。心中の方も「それで戦いが終わるなら」って言ってるし、積極的に選びたいものじゃなくても覚悟はあるんだよなぁヒロム。
出来る限りの手段をとったヒロムでしたが、結局エンターはヒロムを守り、心中は失敗。「ヒロムが消えるってのも許されないわけか」と…。これでも駄目なのか。
更に「復元されるたび、私は強くなっていく」というエンター。「レッツ」とか言うから何かと思ったら「モーフィン」って続いた、えええええ!?
というところで以下次回。
ああ、エンターが怖い…。
第49話「覚悟と選択」
エンターがレッドバスターもどきに変身。ちょっとかっこいい。そのまま加速モードでリュウさんたちのところへ。駆けつけようとしたヒロムが倒れてます。ホント、適度な痛めつけられ方しちゃったな。そういう半端な守り方したんだろうかエンター。
ニックがちょっと迷ってヒロムのとこ駆けつけるのもいいですね。そこからヒロムも参戦。全員の総攻撃でエンターも結構なダメージ受けてるっぽいし、またこれで削除→復活かと思ったら何か普通に笑ってる! 「復活どころか倒せてねえ」「やっぱり強くなってる」思ったことそのまんまみんなが言ってくれました。削除すら出来なくなってるとかきついな。そしてこれを「倒れてもなお立ち上がるのも、強さ」とか言っちゃうエンター。人間のいいところはきっちり評価して取り入れる悪役って怖いな。
「エンターにも不屈の闘志が」Jの台詞は相変わらずもう笑っていいのかどうか。
戦いながらエンターは、自分が以前負けた理由をデータ不足と語り「この世界をどのように作り変えようと」「私の自由」「きっと楽しくて仕方ない」と。ああ、それが目的なのか。結局楽しみたいってのが全てなんだなぁ。昔に比べてあまり楽しそうな感じじゃないけど。
この辺りでエンターは去って行きました。エンターもエンターでヒロムにトドメ刺せないのはきついな。
で、一旦落ち着いて仲間と話すヒロム。一応ヒロムを気遣ったあと「なんで一人で決着つけようとしたんだ」と怒るリュウさん。ああ、そこは流さないのね。いざとなったら自分を削除することも考えてたヒロムの「リュウさんたちに頼むわけにいきませんから」。やっぱそれ考えてるヒロムがいいなぁと思ってたら「見損なうな」と来たか! ああ、そうか、既にいろいろな犠牲の上に今の状況があるんだよな。「今更それを無駄に出来ると思うか」と…そうか、そう言っちゃうんだリュウさん。「どうしてもお前を削除しなきゃいけないなら、おれがやる」正直まさかの台詞だった。リュウさんかっこいい。そしてちょっと怖い。
この辺黙ってみてた陣さん、あとで「いつの間にか甘ちゃんなのはこっちになってた」とか言ってます。いやぁ、私もちょっと予想外だったな、あれ。そして陣さんから司令官への提案です。ヒロムの中のバックアップを何とかする手段があるかもしれないと。まあなきゃ困るんだけど、難しいんだろうな、とは思ってたけど、ああ、ここで陣さんの欠けたデータの話が出てくるのか! ここ、いつまで経っても触れられないからどうなるのかと思ってた。
ヒロムのあれと絡んでくるのか…。これは、ヒロムが何とかなっても今度は陣が危ないってことでしょうか。
「覚悟の決め時ってのがあるならよ、今だと思うぜ」陣さん側も決意をしてヒロムたちに連絡。
ヒロムたちはその頃、エンターに乗っ取られたエネトロンタンクへ。繭みたいって言われてたけど普通に中入れるのか。中では融合されかかってるような人たちが。これは怖い。そこに残されてる子どもとか、子どもたちへの「お父さんもお母さんもきっと元に戻すよ」の約束とか、いろいろ思い出させる感じですね。
とりあえず亜空間へ行けと指示されたヒロムたちですが、ここで「だったらエンターも連れていきます」「こんな状況そのままにしていけません」との言葉。っていうか普通にそんなこと出来るんだ、とか思ってしまった。まあ実際ミッション中に亜空間行けとか言われたのもびっくりですが。確かに放置していくわけにいかないよなぁ、あれ。
でも転送の準備の間にまた繭増えてるんだけど! バスターマシンで何とか倉庫にエンターを引き込むヒロムたち。転送完了まで1分50秒が長い。暴れるエンターに基地内が酷いことになってます。中で戦うにはなぁ。そして司令官たちの居るところも結構近いのか、司令室にもダメージが。それほど酷そうには見えないんだけど、あのままあそこに居たらやばいのかな。「あとはおれがやる、避難しろ」と言った司令官に即「出来ません!」と声揃えて言った森下くんに仲村さん。そりゃそうですよね。「ぼくたちだって覚悟ぐらいあります!」と。彼らだって特命部ですもんね。むしろ2人を避難させるつもりだった司令官にちょっとびっくりした。
基地内は更に酷い状況になり、一旦やり直す提案もありましたが「もう次のチャンスはない」とヒロム。だよね、今からやり直すと更に面倒なことになるよね。
忘れてたライオーも参戦し、何とか全員転送完了。成功かどうかの確認は出来てない司令室。あとはヒロムたちに任せるしかないってとこでしょうか。
「あのときの繰り返しなのか」って、ああ、最初に亜空間へまとめて行ったときがそういう状況でしたね。
亜空間内では気絶してるみんなと、とっとと帰ろうとしてるエンター。次回最終回。陣さんどうなるかな…。
第50話「永遠のキズナ」
気絶からはみんなとっとと目覚めたようです。そしてエンターもレッドバスター一緒に連れて帰らなきゃならなかったようで、わざわざ目の前にやってきました。亜空間に置いてったんじゃ駄目なのか。ああ、もうすぐ亜空間消滅するならそうか。
OPもなく、最終話突入です。ヨーコちゃんの技までコピーしてるエンター。相変わらず厄介ですが、リュウさんたちがロボで来てその辺の岩崩して潰しました。凄いことするな。ロボで真正面から行ったらエンターにもロボに乗られちゃうから駄目なのかな。
この隙に陣さんの格納庫に集合するみんな。陣さんから作戦説明です。あ、結構直球で説明するんですね。さすがに騙してやらせたりはしないのか。
でも「陣さんに押し付けるなんて出来ませんよ」「陣さんはどうなるの」のヒロムとヨーコに対し「そこはまあ、あれだほら、天才の強みって奴でよ」ってそこはごまかすのかよ。そんな無理矢理明るくされても!
そしてJが言っちゃうんだ…ああ、Jは言っちゃうよなぁ…。
これに対し即座に、じゃあ駄目だとばかりに去ろうとするヒロムたち。まあ咄嗟の判断だとそうなるよなぁ。犠牲にしなくていい方法がある、と思って来たんだろうし。それを陣さんが止めて一人一人に叫びます。ヒロムが言った「他の手を考える」に対し、ちゃんとその方法があるのか、それは間に合うのか、と言う陣さんはいいな。ホント、他に方法があるならそれを選びたいとはちゃんと思ってるよね。リュウさんが言ったヒロムを殺す覚悟も、それが陣さんに変わっただけなんだし、と。既に犠牲にしてきたものを無駄には出来ないってのは前にも言ったことですしね。一度結論付けてたことだし、時間はないし、でここでこれ以上迷わないヒロムたちがさすが。ゴーバスはこういうときが気持ち良いよなぁ。
ヒロムからカードを抜く間に、リュウさんたちがエンターを足止め。エンターは割と余裕で入ってきてる感じですが、さすがにこういう手段取ってるとは想像してないのかな。ニックも戦ってます。ニック、バイクになった方が強いんじゃないか。エンター跳ね飛ばしてるよ。あれは誰か乗らないと駄目なんだろうか。
ヒロム側の方は無事カードを抜くことに成功。代わりに陣さんの本体はその場で消滅。ああ呆気ない…。アバターの方はまだしばらくもつんですね。まあ前回予告で並んでるシーンがあったから、そうなのかなぁとは思いましたが。陣さんの消滅はもう前回から覚悟してたけど、やっぱ…やっぱそうなるんだな…。
エンターの前に改めて並ぶヒロムたち。バックアップに何かあったことには気付いたようですエンター。でも「これを消すわけにはいかないでしょう」って、ああ、エンターは陣さんのデータをそう認識してたのか。エンターにとっては切り札だったんですね。これに、それは「先輩の、陣マサトの切り札だったんだよ」と返すリュウさん。ホント、実はエンターのしてることって危ういよね。いざとなれば犠牲になる、犠牲にする、っての結構見て来てるはずだけど。
まあそれでも、ゴーバスさえ潰せばバックアップなんてなくても、ということで戦闘開始。ロボ戦です。さすがに強いエンターに「今までやったことない攻撃じゃなきゃ駄目だ」とのことですが、これは結局何やったんだ…? エースが加速した?
ロボは無事破壊され、再び人間体での対決。これの前の変身で、ゴーバスは名乗り台詞もポーズも薄いし、素顔名乗りとかあってもしょうがないのかな、と思ったけど、ここで素顔名乗りがイメージ映像的に出てきました。そして思ったより燃えた…やっぱいいなかっこいいな…。
ここからのアクションもかっこいい。やっぱ敵もある程度動ける体の方が楽しいなー。
メット破られぼろぼろのゴーバスだけど、エンターの方も追い詰められてます。ここでヒロムとエンターの会話がいい。「不完全だから人間なんだ」はすっきりしたな、ああそうかって。エンターはこれにどう思ったのかな。仲間を切り捨てたエンターとか、こういう対比好きだな。
そしてバックアップなんかなくても、についても、人間はバックアップがないから、消えたら終わりだから、結局この結末でいいんだろうなぁ。最初、ヒロムの父さんたちについては助かる展開あるんじゃないかと思ったし、陣さんも助かる手が見えてはいたから、この結末は予想してなかった。いや、最終話近付いてきたあたりでさすがに、こうなるかなという覚悟は出来てはいたけど…!
最後にみんなで力合わせた技で、もお約束だけど熱いですね。技名はやっぱ叫んでくれる方が好きだな…。
エンターが消滅し、全てが終わったとき既に陣さんがそこに居ないってのがまた…。最後にヒロム父と共にデータ体が浮かんで呼びかけてくれたけど、それも最後まで言い切る前にほとんど消えて、って容赦のなさがいいな。ホント、お別れ言ってる暇もなかったなぁ。
それでもヒロムたちは無事消滅直前の亜空間から脱出。ここだけはやっぱそうなってくれなきゃ困りますね、今度こそ本当の終わりだよ…!
エンディングでは、高校に編入したらしいヨーコ、研究員になったらしいリュウさん、と。特命部は完全に解散なのかな。終わったんだもんね…ああ、なんかこうしてみると感慨深いな。ヒロムはまだ先が決まってないようです。ヨーコが編入するまでってそれなりの期間あった気がするんですが、まだかよ…! まあ半端な時期でもありますしね。ようやく全てがこれから、って感じなんだし、まあゆっくりしてもいいのかな。
1年間…っていうかもう13年間お疲れさま…!
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