仮面ライダーフォーゼ感想 (41話〜48話)


第41話「部・活・崩・壊」

 残るホロスコープスイッチは2つ。「フォーゼとメテオもわが学園に充分な刺激を与えてくれている」と理事長。あれはあれで役に立つから泳がせてる的なこと言ってたっけ、そういえば。が、背後に居る者の正体は知りたい理事長。その辺はヴァルゴが一任されてたんですね。レオがなら私が、とか言い出しますがヴァルゴと理事長に止められました。ここで「君は私にとって特別な存在だ」「この計画は君と2人で練った。なあ江本」といきなりヴァルゴの正体出し。「江本教授がヴァルゴ…知らなかった」とか何か普通に考えてる校長に爆笑しました。知らなかったこともそうだけど、なんか言い方が。一応驚きは出さないようにしたんですかね校長。
 そしてついでのように理事長も変身です。いよいよ最終段階近付いてきた感じです。見せつけだったのかな一応。

 一方仮面ライダー部。消えた友子ちゃん捜索中。もう3日も音沙汰なしとか…。これは怖い。ここでタチバナさんからの通信。これからは仮面ライダー部も狙われるだろうと。フォーゼたちはともかく、ライダー部も一応邪魔な位置なんだろうか。「コズミックステイルはみんなの絆の力だ」ここで賢吾がツッコミ。「そうだった」とか言い出すタチバナさんにちょっと笑ったら「だったら、如月くん一人でコズミックになる方法を考える必要がある」ときました。あっさりそういう流れに持って行くのはちょっといいな。違うだろ、と言いたくなる賢吾もわかる。
 「友情は、危険だ」ここでタチバナさんからこの言葉。そうきたか。当然弦太朗はそれで納得しません。「おれがダチになって、タチバナさんにも友情の絆を教えてやる!」相変わらずの弦太朗。彼は彼で一度痛い目見た方が…とちょっと思っちゃったけど、よく考えたら一度殺されてるんだよな弦太朗。

 この後、次々襲われていく仮面ライダー部の面々。とはいっても周りのもの消されて脅しかけられるだけで特に怪我させられたりはしてませんね。掴まれて尚睨みつける美羽には「お前のようなタイプにはこの方が効くか」とジュン狙い。ああ、ちゃんとそういうところもわかってる。ジュンを狙う、と言われると意地張るのも難しいですよね。
 そして弦太朗たちも教室に居るところを襲われます。この学園に安全地帯はないなホント。
 ユウキと弦太朗連れて去ったヴァルゴですが、メテオがすぐさま来てます。賢吾も早い。割と近くなんだろうか、あそこ。
 今度はユウキに脅しをかけるヴァルゴ。賢吾は弾かれただけで警告受けてませんね…。ああ、これも最初のタチバナさんの言葉と繋がってるのか。
 賢吾は去っていくヴァルゴをナゲットで追跡させましたが、潰されました。既に江本教授になってたけど、その辺は伝わってないのか。どこまで追跡する気だったんだろうあのナゲット。
 この後「ごめん弦太朗、私降りる」と美羽。友達で脅されるとなぁ。そして「怖い奴は出て行けばいい」と弦太朗。その言い方はどうなんだ…。おれが守ってやる、とは言えないんだよな。実際これだけばらけて襲われてるとなぁ。っていうか今までその危険をどう思ってたんだろう。今までも結構危ないシーンあったのに。
 「まずへたれるとすりゃおれかなって思ってたんですけどね」JKはこの方がもうすっきりはするな。そしてライダー部は解散だな、とか言ってる先生。危ないことはして欲しくないってのは結局元々の本音ですね、っていうか先生はライダー部の人間と思われてないのかそういえば。「絶対に死ぬな」とか「校則違反だ」はかっこいいんだけど、シリアスにはやっぱ違和感がある。
 そしてユウキちゃんも結局「ごめん」と。「宇宙飛行士になりたい」という夢を捨てられないからと…何ていうか、ライダー部ホントに今まで危機感全くなしにやってたのかなぁ…。っていうかこの状況、みんな友子ちゃん助けることより自分の命選んだってことだよね。いや、友子ちゃんは死んだ扱いなんだろうか、それとも。それならちょっとわかる。ダークネビュラ行きってのが何なのかライダー部にはわかりませんしね。いや、私もわかってないけど。
 あ、逃げたJKは後で大杉先生に「よくやった、逃げる勇気も必要だ」と言われてました。まあ実際足手まといにしかならないんだよなライダー部居ても…。「悔しいっす」「よりによって、大杉先生に慰められてる自分が一番悔しいっす」ちょっと軽くもっていってくれたのはほっとした。何かこの展開きつい。

 そして人の居なくなったライダー部に突然登場するタチバナさん。何か普通に入ってきた! 弦太朗が早速友達になろうとしてますが、それよりとにかく現状確認と、これからのことです。コズミックにはやっぱりなれない様子。今必要なのは「友情ではなく非情だ」とか言い出して特訓開始です。普通に地上に降りてくるんだなぁ。予告でびっくりしてたけど。
 「私からこのツボを奪い、破壊しろ」とか何か少年漫画の特訓っぽい雰囲気はある。あ、メテオはフォーゼを邪魔する側のようです。それ普通にフォーゼVSメテオの戦闘訓練だよな。
 一方その頃、レオのところへ現れてる校長。「ラプラスの瞳も進化している」「ホロスコープススイッチの位置を特定できるようになった」そうです。そういえば校長は江本教授自体は知ってたみたいだけど、気付かなかったんだろうか。覚醒してからは会ってないのかな。
 あ、レオさんはヴァルゴの正体知ってたようです。そして「だったら覚醒の日のことを」「12個揃ったとき」「我々はどうなる」か知ってるか、との校長。校長…ホント何も知らずに従ってるんだな…。レオさんはレオさんで「あのお方に疑問を抱くな」「我望さまへ疑問を持つこと、すなわち我望さまへの反逆だ!」とか怒ってて盲目的なようですが。校長ホント…今まで何考えて。とりあえず怒ってるレオさんには謝りました。あ、意外とあっさり。「ちっぽけな疑問で心のバランスを崩す。だから天秤野郎は駄目なんだ」校長の精神的脆さは天秤だからなのか。

 弦太朗の特訓の方は、タチバナさんがバイクやパワーダイザーまで使いだして大変なことに。そんなこと出来るのかタチバナさん。
 そして弦太朗が「なでしこ」とか言いながらスイッチを…あ、あれ普通に持ってるんだ。いいとこまでいきましたが、いつの間にかツボは流星の手に。流星、どこまで協力するか何か悩みそうだなこれ。
 ここで賢吾から突然「特訓は中止だ」「タチバナさん、あなたは何者だ」の言葉。ん? と思ってたら、タチバナの手にコズミックエナジー反応があると。ヴァルゴが壊したナゲットの反応だと…ええええ。「確かに私は、ヴァルゴゾディアーツだ」って変身したー! ちょっ、これは予想外だった。江本教授が正体ってことで何か私の中で話が終わってた! 1人3役かよ…! ってことは…鬼島も完全にわかってて送ったのかやっぱり。ホントにいい人フラグっぽくなってきてるけど、どうなんだ…。理事長には敵対してる側でいいんだろうか…なんだかんだやってきてることがいろいろひどいんだけどなぁヴァルゴ。
 「タチバナさん。あんた敵だったのか」ショックの流星。「今まで騙していたのか」とも。友子ちゃんのこともあるので怒ってます。ここでリブラの錫杖の音が聞こえて「今のは…」とか反応してるヴァルゴ。戦闘になったところで普通にやってきました。「手を貸しましょうヴァルゴ」って、校長一体どこから見てたんだ…!? タチバナ=ヴァルゴは見てたんだろうか、どこまで知ったんだ、まだ何も知らないのか。知ってて助っ人も何か変だしなぁ…。来てみたら既にヴァルゴ体だったのかなぁ…。とかいろいろ考えている内にダークネビュラに送られるメテオ。ええええ。タチバナさん、面倒になったのか。
 来週はついに理事長動き出すんでしょうか。魚座と双子座はどうなってるんだ、何かもういろいろどうなるんだ。楽しみよりも何かちょっと怖い…!


第42話「射・手・君・臨」

 リブラを連れて去るヴァルゴ。「何を嗅ぎまわっている」と言ってますが、実際どういう意図だったのかな校長。普通に参戦してたしなぁ。「リブラめ、どこまで聞いていたか…」気になることをタチバナさんも呟いてました。ホント、あのタイミングは怖すぎる。そして「このままコズミックステイツになれないなら」「フォーゼも、必要ない」との言葉。ここは一応本音なんですよね。非情になれって自ら言ってる人だから、自分もそのつもりあるのかな。
 弦太朗の方は、この後ライダー部たちのところを順番に回ってます。普通に声かけていきますが、かけられた方はめっちゃ気まずそう。残ってる賢吾も「お前一人の力でコズミックステイツになる方法は見当が付かない」と、とりあえずそっち方面で頑張ってはいたようです。
 あ、メテオの残した何かが回ってるのにフードロイドが騒いでましたが、あれは流星が無事であることの証明ってことなんですね。やっぱあれは死んでるかもしれない扱いではあったのか。見てる側としてはそんなわけないって思っちゃうからなー。
 これもあってか、ヴァルゴをもう1度信じてみる気になった…んですかね。「あの人ともダチになる」が弦太朗らしい。
 一方江本さん側は理事長に問い詰められてます。メテオを送っちゃったことについて。「まだ泳がせる必要があったのではないかな」とのことですが、そこは「メテオの背後に居る人間をつかんだ」「反ゾディアーツ同盟」「動いているのはタチバナと名乗る男」とぎりぎりの情報小出し。綱渡りだなぁ江本さん。
 「私は矢だ」「常に真実を射抜く矢だ」「今も的は見据えているよ、ヴァルゴ」理事長はさすがの大物っぷりを披露。まあ、本気で何も気付いてなかったらただの間抜けだもんなこれ…。

 そしてタチバナさんと弦太朗たちは特訓再開。「友情など捨て去れ」「非情になれ」と続けてるタチバナさんですが、結局フォーゼは友情の絆でコズミックになるという結論。まあそうですよね。仲間巡りにはそういう意味があったようです。「おれ自身がおれの心を疑ってたから」コズミックになれなかったと。よくわかりませんが、まあ一緒に居なくても仲間だよ、ってことでしょうか。実際わざわざ現場に出てくる必要ないよなぁライダー部。
 でもここで仲間たちが駆けつけます。吹っ切ったようです。「死ぬのは怖いけど、逃げるのはもっと嫌だ」アリエスのときもそんな感じだった気がしますが、あのときとはやっぱ状況が違うのかなぁ。
 「あの恐怖を、たかが高校生が克服したというのか」結局きっかけは弦太朗が来たことなんですかね。ううん、よくわからない。とりあえず「友情は危険なんかじゃねぇ、友情はダチだ」というのは弦太朗らしい言葉だと思いました。何かもう、ダチの意味がよくわかんなくなってきた。
 「負けたよ如月くん」もう1度友情を信じてみようというタチバナさんはここでメテオと友子を戻してきた…! 何か普通に帰って来たよ2人…! しかもメテオが友子をお姫さま抱っこ状態です。このあと、割と普通に流星が会話してるし、一応向こうで説明あったんですかね。っていうかそもそもダークネビュラに飛ばしてたわけじゃなかったと。そして「私が処刑した幹部もみんな、そこで眠っている」と。眠っているってどういうことなんだろう、杉浦はともかく園田先生とか鬼島とか数ヶ月単位ですよね。やっぱその辺考えると怖いんだよなぁやってること。そうしなきゃ処刑されてたってことですが、少なくとも鬼島に関してはメテオの正体知ってたからだよね。あれ伝えれば鬼島は処刑逃れてたかもしれないし。っていうかやっぱわかってやってたんだなぁヴァルゴ。
 あ、ここで友子からタチバナ=ヴァルゴに加え、江本教授であることもばらされました。ああ、そうだ、ここはまだ知らないんだ。
 ようやく全て繋がり、誤解も解けてほのぼの笑っているところ…いきなり貫かれる江本。ああああ!
 ついに理事長の登場です、サジタリウスです。ああ、弓ちょっとかっこいい。
 ヴァルゴを攻撃するサジタリウスに、弦太朗と流星が変身。流星、めっちゃ敵幹部の目の前で変身…! いや、もう変身解いたとこから見られてたのかもしれないけど、っていうかいい加減メテオが消えたあとのこと考えたらばれるんだろうけど、そんな堂々と…! 何かもう、何も考えてないんじゃないかと思ってしまった。
 そして戦闘はやっぱり普通に負けるフォーゼたち。今の段階で勝てないよなぁ…。

 仮面ライダー部の方はヴァルゴの力でどこかに飛ばされ、賢吾のみヴァルゴと共に移動。「君に伝えなければならないことがある」もう大分ダメージ負ってる状況だし、言うのかな、と思ってたらやっぱり「歌星緑郎を殺したのは私だ」の言葉。でもこれ、ちゃんと賢吾に伝わってるんだろうか。理事長も前に同じこと言ってたしなぁ。直接的な意味だとは思わなかった可能性もあるのかな。いや、何かこの後の反応薄かったから。まあそれどころじゃないってのもあるんでしょうが。そして更に何か言いかけた江本さん。「歌星は」のあとは君の? 君を? 父親じゃないとか言い出すのかとちょっと思っちゃいましたが、幹部が来てこっちもそれどころじゃなくなりました。戦いながら敵の目的とか教えてくれますが、さっきの発言には触れません。幹部に聞かれちゃまずいのか、優先順位的なものなのか。
 とりあえずここでリブラとレオを連れて瞬間移動するヴァルゴ。この能力便利だよなぁホント。適当に周りの人間連れ出せるなら、2人とも宇宙に放り出してきちゃ駄目なんだろうか。いや、宇宙じゃなくてもどっか適当なところにさ…! でも幹部連中も単体移動は出来るんだっけ。リブラの目のこと考えるとどうせ追われるんだよなぁ。手負いのヴァルゴで幹部2人とか、最初から死ぬ気なのかこれは。
 やられた江本さんですが「最期にまた、友達が出来た」とちょっと満足げ。何かもう、そんな結末になったら何も言えない…! しかしこんなあっさり江本さん話が終わるとは思わなかった…。まあこれ以上引っ張られると、ホント全部江本さんが解決することになっちゃうから仕方ないけど。
 しかしついにフォーゼで人死にかぁ。何か意外とみんなあっさりしてる気がするのは気のせいでしょうか。「おれはおれのダチを守る」と決意新たな弦太朗。ホント前しか見ないって感じですね。さすがの弦太朗。
 敵幹部たちもはっきり人殺しちゃったけど、どうなるんだろうな、この辺。
 そして次回はついに双子座…だけど…おおお?


第43話「双・子・明・暗」

 「理事長主催のNASA研修旅行」なるものがあるそうです。ユウキが校長から賢吾の分と一緒に受け取ってます。何で単独で呼ばれてるんだろう。たまたま残ってたんだろうか。
 大はしゃぎのユウキちゃん。彼女は中心に来るととてもやかましい。「行けるのは君たちの内の1人だけ」と言われて「どうせ選ばれるのは賢吾くんかな」「何とかいける手段はないかな」とか言ってるユウキ。何とか手段は、って何か怖いな。っていうかこれ、本来は杉浦くんも対象だったんですよね、今どういう扱いなんだろう。
 騒ぎながら「宇宙の声よー」とか言ってるところを理事長に見られるユウキちゃん。宇宙からの声は実際に聞いたことがあるそうです。理事長がそれに反応するとは、っていうか理事長、校舎内うろついてたりするんですね。しかもレオさん付きで。レオさんは学園内でどういう立場なんだ。
 「そんな馬鹿なこと」校長の反応は校長らしいです。
 そしてユウキちゃんが去った後「彼女をラプラスの瞳で見なさい」と理事長。そういや以前に見てはいるんですね。でももう一回見ろと。もう1回見たら見えたんでしょうか。とりあえず押させてみたのか。ラプラスの瞳も万能じゃないのかな。
 この後、はやぶさくんのぬいぐるみを叩き落し、書類破っちゃうユウキちゃん…を目撃する弦太朗。「あはは」「あーはは」ひたすら笑うユウキちゃんが…怖ええええ。

 ラビットハッチにてこのことを問い詰めてる弦太朗。「確かにお前だったぞ」顔は見てないと思いますが、まあ後姿でもわかりますよね普通。「私を疑うの」「それを疑ってるって言うんじゃん」弦太朗は変なところで盲目的な割に、こういうところでは真っ直ぐ信じないよなぁ。まあ今回は自分の目で見てるものだしね。それより美羽の「冷静になりなさいユウキ」のあと「ホントにやってないの」が酷いな。冷静になったら、あ、やっぱりやってた、とでもなるのか。
 ユウキから出た「例のチケット」の話も思い出せない弦太朗。ユウキが知ってて弦太朗が知らないという話で、ここも何かあるのか? とちょっと混乱しましたが、予告見る限り、これは本当に弦太朗が忘れてるだけなんでしょうか。

 この後、校舎の落書き容疑のかかるユウキちゃん。体にペイントされてる人まで居ます。寝てたんだろうか。問い詰められて「ドッペルゲンガー」と思いつくユウキちゃんですが、さすがにそんな言い訳は通じません。
 「ふざけたこと言ってないでちゃんと釈明なさい」やってない以上のことは言えないと思うんですが。私じゃないとはちゃんと最初から言ってるし。
 「これ撮って筆跡鑑定すりゃ一発でしょ」JKが凄くまともなことしましたが「余計なこと言わないでよJK」って何で。自分じゃないならむしろ証明になる、と思うんじゃないのか。この流れだと一番公平な手段取ろうとしてると思うんだけど。
 結局一人逃げていくユウキちゃん。あ、弦太朗は友達がいがない、って言われてショック受けてます。いいから追いかけようよ。

 そして今度は次々襲われるライダー部面々。JK、水かけられてますが、まあ夏だからそんなに問題ないんじゃ。基地では寒そうだったけど、空調のせいか。あ、あそこ月だから夏とか関係ないのか。
 高いとこから美羽が落とされそうになったとき慌てて変身する弦太朗。「3、2、1」のカウントがもどかしすぎる。やっぱあれは必要なのか。「宇宙来た!」ってめっちゃ早口で済ませたけど、あれも必要なのか。
 みんな集まってユウキを見上げれば、ジェミニへと変身してるユウキ。ホントにユウキか、ってところで「弦ちゃんなんかだいっ嫌いだよ」「あ、ユウキだ」って、いやいやいや…。
 ここに賢吾や流星も駆けつけ、戦闘開始。慌ててメテオを止める弦太朗ですが、説明の間もありません。っていうかやっぱ止めるの。エリーヌのときもそうだったけど、ゾディアーツ化した生徒に対する対応がなぁ…。どうするのが正解なんだ。
 ジェミニは逃げ、追ってるみんながユウキに遭遇。構えてるメテオに何か笑ってしまった。

 一旦みんなで基地内へ。ユウキ、縛られて身体検査受けたようです。もう無実証明しいならそこで抵抗しない方がいいと思いますけどね。実際ゾディアーツスイッチは見付からず。とはいえ「スイッチがなくてもゾディアーツでない保障はない」「ユウキくんが誰かに操られている場合だってある」流星の言葉が一番全員が納得しやすい方向だと思うんですが、全員スルーですか。全員の証言信じるならそれが一番真実味あるじゃん、何でそれに触れないの。しかも流星、後で責められてるし。ライダー部まで被害受けた以上、ユウキの発言のみ信じることはライダー部の証言疑うことになるのになぁ。
 一応双子の使徒だから「まさか双子の姉妹とかいないよな」という発想はしてくれましたが。よりによって知ってるはずの弦太朗が。
 「最初に私を疑ったのは弦ちゃんだよ」完全にマジ切れ気味のユウキちゃん、とっとと去っていきました。「なんかまたやっちまったかな」「変なところで鈍いから」まあ確かにそうなんだけど、鈍いとかいう問題なのかこれ。
 この後約束忘れてることに頭抱えて「賢吾、どうすりゃいい」「素直に謝って、ユウキ本人に聞くしかないだろ」きちんと答えてくれますね賢吾…。
 そして賢吾はちゃんと監視カメラのチェックまでさせてたようです。さすが賢吾。監視カメラに映ってた顔は…白い仮面。怖っ。

 ユウキはその頃自宅へ。何てカオスな自宅。そして両親。こういうところで育ってああいう子になったのかユウキちゃん…。
 自室まで戻れば、そこには仮面姿の女子高生。怖い。「私は影」「あなたは光」「私たち、2つに分かれたんだよ」ということで説明してくれてます。リブラとレオがいきなり襲ってスイッチ押させたとか。これ、と決めた生徒ならもうそんなんでいいんですね。まさかの人格分離かー。しかも「2つの人格は淘汰しあう」とか。実体も分かれてるんですかね。何がどうなってるのかはよくわかりませんが。影の方は「あなたが普段抑えている黒い欲望」を解放したそうです。学校中の落書きに関してはちょっと納得してしまう。しかし「邪魔な会長や仲間たち」までくるとなー。とはいえ、美羽に関してだけはマジ殺意って辺りが変に区別あってリアルなのか。
 そして「宇宙への夢も友達も」「癖も思い出も未来も」影のものになる、という話。これはマジで怖い。
 そこでようやく弦太朗たち駆けつけです。「おばさん失礼します!」だけで上がっていく弦太朗は慣れてるなぁ。再会してからも結構来てるのかな。
 ここではっきり偽ユウキを目撃し、その後戦闘開始。偽物相手なので容赦ないです。でもユウキの「やっつけて!」の言葉で止まっちゃうのはどうなんだろう。止められたならともかく。そこはもう戦いながら聞こうよ。
 更にここにサジタリウス参上。「私は彼女と共に宇宙に旅立つ」「同じ星からの声を聞いたもの同士」前回江本さん亡くしたばっかで鞍替え早、と思ってしまった。宇宙からの声ってそんなに重要なものだったのか。ジェミニのキャラがキャラだから何か微妙な感じになる!
 「あと12時間で新しい城島ユウキの誕生だ」とかいきなり時間制限伝えられるみんな。
 ユウキがふらふら去って鏡を見たところ、顔が仮面状態に…! ホント怖いよ、ホラーか今回!
 「これじゃ、みんなの側にはいられない」って何で。もうわかってるし、むしろ今すぐ保護してもらわないとややこしいんだけど。
 ジェミニの方は超新星まで出しました。ホント、ホロスコープス見付かるのも早ければ進化も早くなってるなぁ。
 超新星が2体に分かれるというのもまあ双子座っぽい。
 1体は「爆発のエネルギーの固まり」と賢吾が分析。それ聞いてすぐさまフォーゼと戦ってたその1体を引き剥がした挙句、押さえつけそのまま爆発するメテオ。ええええ!
 メテオかっこいい。けど、大丈夫かあれ。


第44話「星・運・儀・式」

 「流星!」「危なかったな、弦太朗」変身解けてぼろっぼろの流星。うわああ。その状態でその台詞はかっこいいけど!
 理事長と偽ユウキはここで去って行きました。「プレゼンター」なる言葉が出てきましたね。ちょこちょこ何か出てくるけど、まだ全然まとまる気がしないな…残り4話だと…。
 帰った理事長は「選ばれし人間はそうでなくては」とか「プレゼンターからの声」がどうとか、更にピスケスを見つけられない校長に「これだから星の声の聞こえないものはね」とか校長煽ってるとしか思えない理事長。もうどうでもいいや、だったら酷いな。っていうかこの裏でネット版のピスケス探しやってるんですか。あれは本編と考えちゃいけないと思ってるのに、繋がり過ぎる。

 一方逃げたユウキちゃんを追う弦太朗。仲間も一緒です。「疑いも晴れたんだから逃げる必要もないでしょうに」軽く言うなぁ…。もう信頼も友情も失った、とは思わないのかなー。ここで弦太朗の「友達友達言ってるくせに、相手が一番苦しいときに限っていつもそうだ」の発言にびっくりしました。弦太朗の友達への扱いについて突っ込んでくるのか。いや、突っ込んで欲しいとこだったけど、弦太朗が言い始めると何か怖い。まあ…誰も責めちゃくれないもんな弦太朗は。
 ここでユウキの親からユウキが帰って来たとの連絡。予告で見たけど、完全にユウキと入れ替わってるこの感じが怖い怖い。親も全く疑わず受け入れるぐらいですしね。長く居るとぼろ出る気がしないでもないけど。
 思わず偽ユウキの元へ向かったユウキ。「返してよ。私の家、私の家族、返してよ!」「いーや。もう私のものだもん」引き続きホラーな双子座。このあとの「仮面ライダーが来る前に逃げたら」が一番怖かったですが。ユウキ側に立っても仮面ライダー側に立っても!
 そしてここで「偽者になるのは絶対に嫌!」で飛び出してスイッチ奪うユウキ。飛び出したところに駆けつけてくる仮面ライダー部。あああ、もう行動の一個一個が嫌な予感しかしない!
 更にユウキちゃん、仲間の名前も呼べない、思い出せないという。最早言い訳も出来ない状態。取り囲むライダー部たちの「偽者!」「偽者!」の連発が…いや、これは怖いけど、あまりにもわざとらしくてちょっと笑った、なんだこの状況!
 いや、でも酷いですね。思わずスイッチ押したユウキちゃんに向かっていくフォーゼですよ。ろくな抵抗できてないのを「奴は力が出てない」「今なら勝てる」ですよ…!
 この流れの中、何となく賢吾に注目してたところ、何か反応がおかしい。「弱すぎるぞ」の疑問に、偽ユウキが出てきたところでも「喧嘩してたんじゃなかったのか」と…あああ、賢吾か、賢吾がわかってくれるのか…!
 フォーゼVSジェミニが、決着つきかけてたところにようやく「待て如月。それは本物のユウキかもしれない」と。かもしれない、だけどこの後の流れ的に確信持ってたんですかね。それともかまかけ? 案外あっさり認めた偽ユウキ。賢吾がわかったのは「頭いいから」ってことになるのか。まあ実際に状況見て冷静に判断したって感じですね。ユウキのことだと冷静なのか、と思ってたところに偽ユウキと「今から私に乗り換えておいた方がいいよ」「君になど興味がない」とのやりとり。え、それは…その発言は…ここ、フラグ残ってたってことでいいの、っていうかユウキちゃんつまり気付いてるの。そういう意味じゃないの? どうなの!
 まあともかく今はユウキです。再びスイッチ拾って去っていく偽ユウキ。「ユウキ、ごめん」弦太朗は謝りましたが、ユウキは既に去ってました。これはホロスコープス側が何かやったんでしょうか、記憶の混乱のせい? ライダー部、誰も見てなかったのかな。いや、賢吾があとで何か見てるし、一応フードロイドに追わせてたのか。
 ユウキはホロスコープスに攫われ、弦太朗はその頃ようやくユウキとの約束を思い出してました。やっぱり忘れてたのか。

 過去回想で、ユウキからされた宇宙の声の話に「そんな馬鹿なことがあるもんか」とか言ってる弦太朗。ああ…変わってないんだな、弦太朗。友達、ってのが本能から出てる言葉じゃないからなぁ。でもちゃんとすぐ謝りに行ってますね。ここで「何かユウキが宇宙に消えちゃいそうで」とか言い出すのはちょっと言い訳臭くなるけど。
 「おれはいつだってユウキのこと信じてる」「友達だもん」…なんか今回の状況思うときつい言葉だな! まあ弦太朗はそうやってずっと失敗と反省繰り返してきてるんだろうけど。
 そして「あれさえあれば、ユウキを元気にしてやれる」どういう理論かはわからないけど、結果的に正しいことはしてるんだよなぁ。
 引越し繰り返してたなら貰ったものとかしょっちゅう目に入りそうなもんですが、神棚ごと移動してるせいで忘れてたんですかね。子どもの頃貰った小箱を持って弦太朗はユウキのところへ。
 一足先に仮面ライダー部が来てますが、やっぱり敵が居るところでは役に立たないよなぁ…。大文字、せめてダイザー乗って来るとかしないのか。
 「そんな偽者なんかに負けないで!」と言われますが、ユウキちゃんは「あいつは私なの」と認め始めてます。ユウキの心の奥にはそういう気持ちがあったと…仲間蹴落としたり人を踏みにじったり、は認められるときついなぁ。出る行動は相当極端になってるんだろうけど。
 「疑ったことは謝りますから、諦めないで!」こういうとき一番素直に響くのはJKの言葉の気がする。
 弦太朗の名前も出しますが「弦ちゃんて…誰」というところまで来てるユウキ。「お前のダチだ」ってこのタイミングで登場か弦太朗…!
 ああ、でも弦太朗が来ると安心する。小箱に入ってたのは宇宙行きのチケットでした。なるほど、そういうことか。思い出した弦太朗に、力の戻ったユウキ。再び立場逆転です。そしてユウキと慌しく友達の証やって戦闘開始。
 カプリコーンに変身したレオさんが「ロックンロール!」とか言い出してびっくりしました。やっぱロックはセットなの、っていうかあれをやる必要あるの。フォーゼ、今ジェミニ盾にした?
 「今の力、まさか」という反応に、さりげなく引いてるリブラとかちょこちょこ気になることがありつつ、ここで駆けつけてきたのは流星! 「これを使え!」でメテオストームがフォーゼに手渡されました。おおお…って流星大丈夫なのか! 制服予備あったんですね。いや、それはどうでもいいんですが。顔の傷もないせいでホントに全回復してそうだ…一応まだ戦いは無理なんだろうけど…。
 ジェミニはこの後、宇宙でフォーゼに倒され終了。…一歩間違えれば本物がこうなってたのはやっぱ怖いよなぁ…。あとこれ、ユウキちゃんの闇の部分消滅なんでしょうか、あれはあれでユウキだったんじゃないのか。まあ普通に生活してれば闇も光もこれから生まれるのか。

 スイッチは回収され、「結局私一人か」「先駆者は孤独だ」と呟く理事長。ホント、レオや校長の前で堂々と言うなぁ。レオはそれでいいのかな。
 それでよくない校長。「ピスケスを見つけたが最後、私は…私は」ってやっと気付いたのかよ…!
 ライダー部の方ではみんなにもチケット配ってるユウキちゃん。こっちはまったくわだかまりなさそうですね。
 流星がスルーされてびっくりしましたが、友子ちゃんから「ペアチケットにしてもらったの」の言葉。えええええ! え、ちょっ、フラグ立ってるとは思ってたけど、いきなりそこに落ち着いてるの! でも流星の表情が微妙なのは何なの。からかうみんなに否定するでもないし、もう逃げられない的なあれなのか。友子ちゃんは完全にそういうことなのか…。フラグ積み重なってたはずなのに凄い過程吹っ飛ばされた感。
 賢吾とユウキといい、流星と友子といい、今回はいろいろい反応するところあったなぁ、あと校長どうなるんだろ…と思ってたところ予告で一番爆弾落とされました。ちょっ、校長…! 校長おおお! 何言ってんの、何すんの校長…!
 …最初見た段階で素で噴出してしまった辺りが、私の校長に対する思いなんだろうなぁ。いや、だってお前…どの口下げて…いや…いや、まだどうなるかわかりませんが…。
 ここで来週休みとか酷いなー。再来週は校長と…あと映画ももう公開か。


第45話「天・秤・離・反」

 「お誕生日おめでとう!」いきなりの賢吾誕生会にびっくり。夏生まれだったんですね。18歳になったのか。なんか展開に関係あるのかな。
 ライダー部からのプレゼントは手作りキーホルダーでした。全員分の似顔絵がじゃらじゃらと…ええええ。「一人暮らしだから鍵なくすと困るでしょ」とのことですが、なくしたことでもあるんでしょうか。凄い邪魔そう。
 素直にお礼を言う賢吾に、賢吾の変化について突っ込むみんな。まあ大分前から変わってはきてますよね。「これだけ我が強いメンバーに囲まれてれば変化も必然だ」言い方は賢吾らしいけど、ホント素直に認めてるなー。
 ここで食堂のコックさんにカメラが移ったので、何かと思えば…理事長ー!? 何やってんの理事長ー!
 特製野菜スープとか作ってました。みんなに試食させてました。そういや大文字たちは普通にここも出入りしていいのか。
 納豆かけようとしてる友子と慌てて止めてる流星には笑った。こういう細かい演技が…コント系だよな流星。
 「偉いぜ理事長」それにしても理事長にもこんな言い方な弦太朗がさすがすぎる。
 料理やってたことについては「何でも一人でやらないと気が済まない」「人に任せられなくてね」と、理事長の性格説明になりました。なるほど。スイッチ集めとかはめちゃくちゃ任せっぱなしだった気がしますが。結局それじゃ駄目だと思ったんだろうか。
 「一人でやるよりみんなでやろうよ」「今日からはおれがダチだ」理事長にも友達宣言の弦太朗。「自分の価値観だけが絶対だと思い込む」ここで理事長が弦太朗の価値観について突っ込みました。おお、言ってくれるんだ…。正直弦太朗のあれにはもやもやはするもんなぁ。「人間には友達を必要としない人種もいる」そういう問題じゃないとは思いますが。ここで20年前、歌星さんと一緒にスイッチ見つけたときの回想入るんだもんなー。この時点でもう友達と思ってないの?

 場面変わって、ハルの見舞いに来てるラン…ってまだ入院中なのかよ! 弦太朗を即座に投げ飛ばすランちゃんが相変わらず。一応仮面ライダー部のために鍛えてるようです。ハルも「この恩は早く返したい」そうですが…高校1年の一学期丸々潰したんだよね…。長いなぁ入院。っていうか今夏休みなの? まだ入ってないの? 何か学校ある雰囲気じゃないけど。
 そして病院から出てきたところで突如現れたのは校長先生。「やっと見つけたよ」「急用がある」「私についてきなさい」いきなり強引にランちゃん連れ出しです。「アメリカへの特別留学が決まったんだ」で今からアメリカって、ええええ。「すごいよすごいよ、頑張ってきなって!」ユウキちゃんはそれでいいのか。それでよさそうだな両親的にも。
 ランちゃんも戸惑いつつはついていくんでしょうか。
 あれ、そういえば校長、車変わってない? まあ何台もあってもおかしくなさそうですが。
 この車がレオさんから攻撃を受けました。「逃げるつもりだったな」「そうはさせん」ということで襲ってくるレオさん。ランちゃんが最後の12使徒の1人と。いつ気付いたんだろう校長は。
 襲われてる最中に弦太朗も登場です。さすがに何かおかしいとは思ってたようです。「仕方がない」「如月弦太朗、その子を守りたかったら私と共に戦え!」ここでいきなり正体ばらす校長…! 予告でもびっくりしてたけど、ええええ。なんかこう、フォーゼは正体バレが割とあっさりしてて寂しいな。「裏切るつもりか」「ああ、自分の愚かさに気付いたのだよ」割と状況のわかりやすい台詞吐きながら戦う2人。「何だかわかんねぇが、ランは守る」ということでフォーゼ参戦です。レオさん、アクエリアスになったー! リブラに抑えられてフォーゼにトドメの一撃食らいましたが、あっさり回復。アクエリアスだもんなぁ。
 ここで「覚えておくがいい」って、去っちゃうのレオさん。フォーゼとリブラ、ってそれほどレオさん的に厄介には思えない…! まあ一応目印つけたので後であっさり襲うかってとこでしょうか。
 とりあえずは「何がどうなってんだ、校長」ということで事情説明です。ハルにスイッチ渡したのも校長だとあっさり言いましたね。まあリブラのやってきたことは結構見られてるからごまかしてもな。そしてランが魚座のゾディアーツなので守らなければならないと。
 「12個のスイッチが揃うと私の命も危ないのだ」もうはっきりそういうことになったんでしょうか。「自分の命を守るために仲間を裏切ったってことか」弦太朗的に、それは微妙な話なのかな。「その通りだ。私は我が身を守るためなら何だってする」校長の台詞はとても潔くて良い。まあ何度でも裏切りそうな台詞でもありますが。
 「こうなったら君たちに全てを話す。一緒に戦ってくれ」フォーゼに付く方がまだマシだと判断したのかなぁ。よくわからないけど。
 弦太朗の方は「言ってることは信用できねぇが」「必死でランを守ろうとしてる」「その態度は信用できる」言ってること信用出来ないのかよ…! まあラン守ろうという部分だけは本当だという判断のようです。
 というわけで友達の証。躊躇いつつ手を伸ばす校長でしたが、止めたのは賢吾。「信じるに足る情報が欲しい」ということでボスの名を聞かれます。「我望光明だ」答え早っ! 躊躇いなかったな。まあここまで来て隠すもんでもないか。

 一旦みんなで集まり、天高の作られた理由とか理事長の目的とかいろいろ語られてます。「ダークネビュラからプレゼンターのもとへ一気にワープ」…? え、ダークネビュラってそういうもんなの?
 このワープ時に、「日本など軽く壊滅する規模の被害」が起こるらしいです、ええええ。というわけで、まあスイッチ揃えちゃいけないという話ですが、校長はこれいつ知ったんだろう。理事長に疑問覚え初めてから調べたのかな。
 「私は我望に心酔していた」「私を理解してくれるのは彼だけだ。そう思っていた」レオさんもそんな感じなのかなぁ。理事長、ホント人取り込むのは上手いんだな…その後の扱いが適当ですが。
 しかし、我望の支配を逃れて「どれだけの生徒を傷つけてきたか」「どれだけの生徒の夢を食い物にしてきたか」に気付いたとか、そこまで言われるととても嘘っぽいんだけど! 自分の保身のためとか言われてると納得するのに。校長というか、教師としての姿が全然見えなかったからなぁ。しかも罪滅ぼしとか言われると。
 まあともかく、ランのことはマジなのでランを隠そうという話。親には合宿と言ってるようです、学校のこと気にしてないのでやっぱ夏休みなのか?
 あと「リブラスイッチを渡してもらおうか」ということで校長はスイッチ奪われました。「なるほど、当然か」の校長と同じこと思った。何よりまずこれだった流星は素晴らしいな。
 12個揃えちゃ駄目ってことだけど、あのスイッチ壊すのは無理なのかな。まあ出来るならやってるか…。

 ランちゃんを美羽の家に連れていき、賢吾たちは江本教授の部屋とかあさってます。ヴァルゴのやっていたことに意味があるはずだと。ホント、それはちゃんと教えていただきたい、彼のやってきたことはなぁ…。まあ彼はそもそも自分が正義じゃないことは自覚してたけど…。
 「我望を倒すヒントが」の言葉に慌てるJK、やっぱりまだみんな信用仕切れてない感じですね。
 漁ってる最中、賢吾は発作起こしてました。今日になっていきなりこういうシーン多くなってるけど、今日が酷いのか、いつも起きてるけど省略されてるだけなのかわかんないな。
 そして倒れそうになったときに気付く「KENGO」と書かれたメモリ。ああ、ホントに何かヒント残ってた。
 賢吾が誰にも言わずこっそり仕舞うのか。まあ弦太朗からの連絡でそれどころじゃないですね。美羽の家にやってきたレオさん。アクエリアスの水でランの居場所を突き止め、アリエスで逃げ遅れたライダー部を眠らせ、ヴァルゴで逃げたみんなに先回り。ああ、スイッチいっぱい使えるってホントいいな! こういう能力の使い方は面白い。
 そしてここでレオさんもいきなり正体ばらしてます。何でだ。
 「理事長の秘書の」あ、そういう扱いでいいのかレオさん。
 弦太朗と流星がここで揃って変身。どうでもいいけど私服の流星が妙に流星っぽくない。何でだろう…。何か普通だからか…。
 そして天秤のスイッチを落としてしまう流星。「しまった」って、ええええ。変身後の持ち物ってどうなってるんだろうな…。あ、また雨降ってる。フォーゼホントに雨多いな。
 さすがに強いレオさんですが、フォーゼたちの相手は雑魚に任せ、ランを追ってます。そこへ助けに来たのは校長! 「私の生徒に手を出させない」か…。私の生徒か…。
 「貴様の天秤は本当に壊れたようだな」レオさんのこの言い回しは好きだな。
 「君は逃げろ、私のことは気にするな!」やられながら叫ぶ校長。この姿を見たランちゃん、変身して戦うことを決意! えええええ! 「私も戦えるんでしょ」「その力があるのに、見てみない振りは私には出来ない!」うん、それはとてもランちゃんなんだろうけど、ゾディアーツスイッチについては知ってるよねランちゃん…! あといきなり魚座なの。もうそれでいいの。
 地面を泳ぎ回ったり、魚座らしい能力のランちゃん。「ついに揃ったね。12個のスイッチが」そして理事長きた…! もうホント取り繕う必要もないんだなぁ。
 「人類の進化の頂点に立ち、プレゼンターに会う」のが目的とここでもはっきり言いました。頂点に立つってのもあるのか。「残されたものたちに災厄が訪れようと、必ず再び立ち上がり、私のあとを追ってきてくれることを信じているよ」この言い分は何か面白いな。ある意味かっこいい。凄く自分勝手ではあるけど、と思ってたら弦太朗がその通りのことを言い「君の貧しい価値観ではそういう言葉になるかな」と理事長に突っ込まれました。弦太朗の価値観以上に理事長の価値観があれなんだよなぁ。「君の価値観だけが絶対ではないのだよ」を言ってくれたのは嬉しいけど、言ってるのが悪役だしな。

 2人が対峙したところで以下次回。
 結局校長のせいでランちゃん覚醒してるけど、どうなの校長。マジなの。


第46話「孤・高・射・手」

 見終わったあとの感想が「ああ、良かった」だった今回の話。この一週間のもやもやがいろいろすっきりした…!
 本編では理事長との対峙の続きから。「私に友がいたことは一度もない」「過去も未来も含めて一度もね」ということで歌星博士のことも友達ではないという理事長。実際どうかはともかく、そういうスタンスなのか。彼にとって友達って何だろう。対等な関係とか、そういう感じ?
 フォーゼとメテオを蹴散らし、ピスケスに向かう理事長。ここでいきなり変身解くランちゃんにびっくりしました。「どうした」と言った理事長に共感したよ、危ないじゃん!
 理事長は「せっかくの美しい姿を捨て、平凡な人間の姿に戻るとは」ということでしたが。理事長的にはゾディアーツってそういうもんなのか。
 変身解いたものの、戦うスタンスを崩さないランちゃんに「いいだろう。だったら少し時間をやろう」とか言い出したのにもびっくり。ああ、スイッチがまだ完全に覚醒しきってないから…そんなのがあるのか。青いスイッチもあるのかとびっくりしたけど。これはまだ気持ちが足りなかったの? まあゾディアーツになるには躊躇いはあるだろうしなぁ。
 どうでもいいけど、普通に階段上って帰って行くのが変な感じ。どこかで消えるんだろうけど。
 あ、この辺で倒れた賢吾はアストロスイッチとホロスコープスイッチが体の中に入って新たなスイッチが生まれるという…夢(?)を見てました。やたら倒れ始めたのといい、ようやくこっちも動いてきてます。
 謎のスイッチは押したら赤ん坊の声が…これは…。

 それはそうと、今回は校長。ラビットハッチまで連れてこられ、手当てされてます。更に深い事情説明もあったようで「速水校長がリブラ・ゾディアーツ!?」に加え「園田先生がスコーピオン・ゾディアーツ!?」と叫んでる大杉先生。園田先生のことって…みんな今知ったんだよね…? まだ出てきてなかったよね…? それどころじゃないけど、もっと反応は…!
 あ、幹部スイッチの破壊は一応試してたようです。フォーゼでも無理、と。ラビットハッチのことは理事長に知られてないということでここでスイッチとランを隠すことに。まあ妥当ですね。校長をここに連れてきたのも、結局ここが一番安全だからなんだよなぁ。
 しかしいつまでも閉じこもってるわけにはいかないということで校長から提案。「スイッチを補完してある場所を知っている」ということで奪いに行くことに。校長の言葉へのみんなの沈黙が…まだ微妙な気持ちで見られてるのがよくわかるな…! 「わかった」の弦太朗にも「信じるのか」と流星が突っ込んでるし。「このままじゃ埒が明かねぇ」からも、罠なら罠で乗ってみるかって感じがしましたが「それに校長は、本気で命をかけてる」「おれはそれを信じる」ということでした。命をかけてるのは…ある意味マジだったのかなぁ校長。弦太朗が信じた部分って結局そういうピンポイントの部分だしな。ランちゃんに死なれちゃ困るのだってマジだったし。…だから正直、罠なら罠でレオとちゃんと話が通じてるのか疑問だったんですが!

 賢吾の方は自宅で寝てました。賢吾もラビットハッチの方が安全だと思うんですが…でも割と休むときはみんな帰ってるから単純にベッドがあるとこの方がいいのか。
 ユウキちゃんがずっと付いてたようです。ユウキちゃんとの出会いから今までのこと、なんかこう…ようやく賢吾のターンが来たなって感じがするなぁホント。
 でもやっぱりまだ今回は校長。
 理事長室からいつも幹部が集まってた部屋へ! あんなところから行ってたのか。赤い部屋の中には双子座爆弾が居て、校長が爆発に巻き込まれました。流星と弦太朗が放り出してくるから何かちょっと図的に笑えたんだけど! 「間一髪だったな」校長のことは気にしない流星がひどい。弦太朗は気にしましたが、ダスタード出てきたのでそっちと戦闘。Mマグネットを借りて一緒に攻撃するメテオとか、ホント、スイッチの受け渡しはもっとやって欲しかったなぁ。何がどうなってるかはよくわかんないけど。スイッチ片方外してもマグネット状態は解けないのね。
 そしてランちゃんたち。JKと友子がハルに手紙届けに行ったんですかね。そこにレオさんが来てました。「草尾ハルは預かった」「返して欲しければお前一人で」とお約束の台詞。そうだよね、ハルのことも病院のこともばれてるんだもんね…。飛び出していくランちゃん。大文字も美羽も止められてません。ランちゃん、生身でも強いのはわかるけど、力で何とかしようよ大文字。さすがにあれは情けない。

 レオとハルのところへやってきたラン。「助けたければおれに勝つことだ」とのレオさん。それが覚醒条件なんですかね。もう1度自分の意思で押すことが必要とか、そんな感じ? 「ごめんハル」で押す前に赤くなってるスイッチ。
 一応お互い変身して戦闘開始です。
 そしてここにやってきたフォーゼ。ただし、何も言わず普通に歩いてるだけという怪しさ。さすがに友子が気付きますが、既に遅く、攻撃を受けるランちゃん。フォーゼはリブラでした、おおおおお! っていうかリブラの変身能力、ホント凄い力なのにあんま上手く使えてないよな、これ必要だったか?
 でもまあここでリブラが出てきたのはテンション上がりました。「校長、生きてたのか」そして弦太朗はまずそれかよ! もっと他に突っ込むところが!
 校長のあれは結局全部芝居だったと。「私があの方を裏切るわけがないだろう」と。ああ良かった、正直今更善人化とか無理だろ嘘だろ、と思ってたのでこの展開は何かほっとした。保身のための裏切り、だとありえるかなとは思ったんだけどなー。理事長は校長に「誰が見捨てたりするもんか」とか、ちゃんとフォローもしてたんですね。それなら裏切る理由もないな!
 でもここで「ピスケスは見つけています」とか、見つけてはいたけど、やっぱこの時点では報告躊躇ってたんですかね。理事長のフォローがなければ危ないところだったんだろうか。
 まあ結局裏切らなかった校長、レオとの協力のもとあの芝居をしてたと。「手加減しながら傷を負わせる」のが大変だったそうですが、じゃああの怪我は本物なんでしょうか。スイッチは返したようだし、能力での偽造? いや、さすがにそれは手当てでばれるのかな…。

 「私を理解してくれているのは我望さまだけだ」との校長にキレる弦太朗。怒鳴りまくってて何言ってるかちょっとわかり辛いですが、まあ結局全部嘘だったわけですからね。おまけに理事長も校長もホロスコープスで、学園もそもそもスイッチャー探しのためとか「そこに通うおれたちの青春はなんだったんだよ!」と。まあそれはそれで青春というか、青春潰された子たちはたくさんいたけど、それまでの青春自体が否定されるわけじゃないけどなぁ。フォーゼ含めて手のひらの上だった感が強いのかな。
 校長は「お前たちも我望さまのコマだ」とか言うし。
 理事長にそういう扱いされてたのは確かですね。「おれたちの青春はおれたちのものだ」ということで変身。流星も怒ってます。「おれが会った中で一番最低の男だ」ときたか。でも弦太朗は「目を覚まさせてやる!」なんだよなぁ。もうここまで来ると凄いよな…。ホント自分の信じるものに一直線。
 レオも含めて戦闘開始ですが、サジタリウスも来ちゃってやっぱりやられるフォーゼたち。
 「君と私が相容れることはない」「誰とでも友達になれるなんてことは、子どもの夢物語に過ぎない」理事長も理事長で貫いてくれますね。
 12個のスイッチが揃ったので儀式(?)開始。「さあこいダークネビュラ」「私をプレゼンターのもとへといざなうのだ」ダークネビュラってワープゲートって言われてたけど、これまでダークネビュラに落とそうとしてたのはどういうことなのか結局よくわかんないな。
 サジタリウスが浮かび上がったところでやってきたのは賢吾たち。「今ならお前を倒せる」12個のスイッチを使ってこの状態になったとき「お前の攻撃力はゼロになる」ということで…これが江本さんの狙っていた状態だったんですね。そのためにスイッチャー探しにも協力してたと…。ホント、理事長倒すのが第一だったんだな…。
 フォーゼとメテオも当然理事長を倒すためのものということで、今だやれ状態。レオはメテオが止め、サジタリウスに向かうフォーゼを…リブラが庇ったー! …うん、まあリブラ放っといちゃ駄目だろうとは思ったけど。そのまま飛ばされるリブラ。「我望さま、見ていただけましたか」「私の存在の重さを」空に浮かぶ校長の顔はちょっと笑えちゃいましたが。最期にちゃんと重さの台詞を…そしてやりきったな校長…は、いいんだけど、これで校長死亡なの…? 弦太朗が殺したことにならない? いや、ダークネビュラにやられたって感じなのかな演出的には…。
 「友達はいないといったな」「だけど速水は、身を挺してお前を守ったぞ」「ダチに助けられたんじゃねぇのか」弦太朗が気にするのはこっちみたいだし! 理事長の方はリブラのことを「太陽を守る衛星」「私を守るのは当然のことだ」「友達などではない」と。やっぱそもそも友達感が違うよなぁ弦太朗と理事長。
 そしてこの辺りにキレたのは賢吾。ええと…なんて言ったんだ? 「友達を何だと思ってるんだ!」?
 叫びと共に何か光った賢吾。ダークネビュラが消え、理事長とレオは「まさか」と言いつつ去りました。賢吾からは何やらスイッチが…。
 というところで以下次回。理事長たちはとりあえずまた後回しですね。来週は賢吾! いろいろ心配してたけど、なんだかんだまとまりそうだなちゃんと…。


第47話「親・友・別・離」

 始まりが突然1969年。アポロ11号のニュースが流れてます。そして「わかった。約束だ、きっと行くよ」と言ってる少年。宇宙の声を聞いた理事長でしょうか。月面着陸の時代の少年が、もうあの年なんだよなぁ。
 そして場面変わってラビットハッチ。あ、蘭ちゃんは入院になったようです。急な覚醒のせいでしょうか。ハルくん付き添ってるみたいだけど、病院から連れ出されたハルも大丈夫なのか。
 それはそうと、ここで地球を眺めてる賢吾のシーン。「全部理解したよ」「何故フォーゼになれなかったのか」「時々起こる発作が何だったのか」「おれが何者だったのか」ようやく引っ張ってきた賢吾の正体に触れました。「おれはこの月で生まれた」「コアスイッチから生まれたコアチャイルド」と。とても衝撃の事実ですが、予告でばらされてるので何か驚くタイミングが。今回ラビットハッチ襲撃もそうだけど、ほとんど予告でわかってたことをなぞられてる感じがなぁ。
 まあでもそもそも予想の範囲内ではあったかな。
 スイッチを持ってるどころかスイッチそのものだった賢吾。淡々とライダー部の面々に歌星や理事長のこと、スイッチのことを説明していきます。何だか怒濤の伏線回収。歌星さんと理事長の意見が割れてる辺りも見てたんですかね。歌星さんはフォーゼシステム作ってましたが、生きてる内に完成しないってそんな。自分自身が「プレゼンターに会うことが可能」となる方法を選ぶ理事長の方が普通だよな、と思ってしまう。歌星さんはプレゼンターの声とか聞いたわけじゃないんでしょうね。自分自身が行くことに興味はないのか。
 そしてその後の、賢吾の誕生や殺される歌星さんの話題、改心した江本さんが触れられます。江本さんに一番びっくりした、改心そんなに早かったのか。何か凄いあっさり流された…! まだ完全な赤ん坊の賢吾は歌星の子として親戚のもとへ行ったみたいですが、歌星さんは一応父親のつもりあったんだろうか。名付け親にはなってたけど、それ以上の交流がなかったので、何でそんなことに、と思ってしまう。遺言でもあったのか。

 いろいろな話に「もうキャパオーバー」となる大杉先生にちょっと共感しつつ、話の締めは賢吾が「プレゼンターの母星に帰る」と。「それがおれの役目だった」と。ああ、こうくるのか…。何か不思議な力も出てます。弦太朗弾いたよ!
 あ、この頃一応もう1度ワープゲート試してる理事長が挟まれました。レオに八つ当たりして、レオが「忠誠を誓ってます」とか言ったら「そうだったな、私としたことが」とか、何か情緒不安定。関係ないけど回想のレオさんの野生具合が凄かった。理事長はホロスコープスの素質とかどうやって感じてたんだろう。
 そして再び賢吾。何か普通に自宅に居た。一応旅立ちの準備してるんですね。こういうところが妙にリアルではあるかなぁ。淡々と準備進める賢吾に慌てる弦太朗たち。「お前はおれのダチだ」のいつもの台詞にも「友情か。それも記憶させてもらった」と。ああ、そういう意味では全ては無駄にはなってないのが却ってなんか悲しいな。
 キーホルダーも捨てて「コアチャイルドと覚醒したときに、人間の感情をなくした」とか言ってる賢吾に、えええ? と思ってたらそのまま連れ出されました。
 「おれはお前の全てを受け入れる」「お前がやらなきゃならないことだったら、全力で応援する」「だから無理すんな」「芝居はやめろ」さすがに弦太朗もわかってましたね。感情の消えた芝居をしてた賢吾。これにはたまらず「だって…」「そうでもしないと、辛すぎるじゃないか」ホントは別れたくないことも素直に暴露。何かこの辺りの泣きじゃくる賢吾が子どもみたい。何で逆らえないのか、プレゼンターとスイッチの関係とか何かよくわかりませんが、ここで賢吾を抱きしめる弦太朗。「いってこい賢吾」にちょっとびっくりしました。え、ホントは行くの嫌だと泣き出したところにそれなの、と思いましたが「ただし、人間としてだ」「プレゼンターともダチになれ」そして「待ってるから」「おれたちも自分たちの力で必ずお前に会いに行くから」と。そうくるか。行ってもいいけど帰って来いって話なのかなと思ったら。結局長い別れになるのは確定なのか…。

 一方ラビットハッチ。「宇宙に帰るって、かぐや姫みたい」にちょっと笑ったけど、まあ確かにそんな感じ。「寂しいけど、仕方ないのかな」賢吾自身が行くと言ってるならそうなのかな…。何かこう、留学とかそれぐらいの話っぽいな雰囲気的に。
 そしてしんみりしてるところに、レオが入ってきた…! 理事長が旅立つには賢吾が邪魔ですからね。当然賢吾を狙いに来るわけですが。…そもそも校長に場所がばれてたラビットハッチに何で普通に居たんだろう。まだ信じると決めたわけでもない校長連れて帰ったときもびっくりしたけど。やっぱ今まで放置されてた分、考えが緩くなってるのかなぁ。
 レオに対し応戦する流星ですが、さすがに相手になってない。何か物凄い吹き飛び方した! 相手が変身しないと変身出来ないんでしょうか。立神さん相手ならメテオでいいと思うよ…!
 「お前のさだめはおれが決める」最近決め台詞慌しいよなぁと思ってたら「貴様の決め台詞は聞き飽きた」に笑いました。レオさんにはホント勝ててないもんな流星…。
 そしてそのままぼろぼろにされるラビットハッチ。弦太朗たちが駆けつけたときには普通に理事長も居ました。「残念ながら、あなたは選ばれた存在ではない」「プレゼンターのもとへ帰らなければならないのは、おれだ」理事長にこう言い放つ賢吾。私は夢破れるとかその辺に凄く弱いので何か理事長が可哀想になってしまう。
 「だったら証明してみよう」「君と私、どっちが優れた存在か」と言うことで戦闘開始。サジタリウスの攻撃を防ぐ賢吾に、すげーと思ってたら「任せろ賢吾」って戦うのはフォーゼなのか…! 戦闘見ながら、賢吾が盾になった方がいいんじゃないかとちょっと思ったけど、まあ絵的に無理か。
 戦闘でハッチの窓が割れ、びっくりしてると「空気がもれる」と何か中のものがどんどん吸いだされていきます。…あ、その程度でいいのか。
 ライダー部は慌しく退避。残ってる流星に、早く変身しろと思ってしまった。流星がシャッター下ろしたんですかね。手動じゃないと下ろせないのか、あれ。
 「今までありがとう」「さあ、行ってくれ」賢吾もユウキちゃんを避難させてます。あ、もうこれ別れの挨拶なんだ…もう旅立つんだ…。
 宇宙服なくても平気な賢吾はそのまま外に出てフォーゼの元へ。フォーゼと賢吾が対峙してる中現れたメテオが何か物凄く場違いに感じてしまった。2人が別れを済ませてる間、突っ立ってるだけだし…! 流星との別れはいいのか。
 「お前と会えて本当に良かったよ、弦太朗」「初めておれの名前読んでくれたな」とか、最終回付近らしいやりとりをして、弦太朗が変身解除。ドライバーを賢吾に渡し、ハッチ内に帰って行きました。メテオ、そのために居たのね…。
 「弦太朗、ユウキ、流星。そしてライダー部のみんな」賢吾がついでにように流星も名前呼び! 心の中では既に呼んでたんじゃないかと思いますが。
 フォーゼドライバーを身に付け、変身ポーズの賢吾。さあ旅立つというところで理事長が超新星で邪魔しに来た…! 超新星はさすがに防げないのか、あの賢吾の状態が無防備なのか。どっちにせよ、まだ理事長たちが辺りに居るんだからメテオは護衛に行くべきだったのかな…。
 倒された賢吾は、コアスイッチも落とし、それを拾い上げた理事長が握り潰し…! 賢吾の姿がそのまま消えました。あああ、そう来たか…!
 さすがにこの時期だと今後どうなるのかわからない。次回ついに最終回…!
 ウィザードのCMも入ってきましたね。魔法使いという以上の情報がいまだないな。


第48話「青・春・銀・河」

 フォーゼ最終回。
 普通にラビットハッチに戻ってくる理事長とレオさん。ちょっとびっくりした。「君の親友とやらの形見だ」でコアスイッチ渡すのかと思ったらフォーゼドライバーでした。あ、それは返すんだ。「それを使って救いたいものを救うんだ」「今度目ざわりなことをすれば容赦はしない」ホント自分の目的さえ達せられればあとはどうでもいいんだよなぁ理事長たち。
 そしてここから普通に帰って行くんですね2人。こんなにぼろぼろにしちゃって良かったのか。まあいざとなれば空間転移で帰れるんだろうけど。
 学校内で待ってたライダー部に「明日は始業式だ」「私の最後のスピーチを聞かせてやろう」と。コアスイッチという問題がなくなったのでちょっと余裕持って行くことにしたんですかね。っていうかやっぱ夏休み中だったのか。…みんな制服が夏服にならないまま終わったな。なんでだ。
 この後、弦太朗と流星も出てきましたが、無事を喜ぶ間もなく爆発。ラビットハッチの爆発が学校側まで結構きてますね。怖い。
 「永遠にラビットハッチとはお別れになっちゃいましたね」ホント正直ここでラビットハッチ壊すとは思ってなかったな。弦太朗が何とか旗だけ持ち出してましたが、みんな結構私物置いてたよね。チケットとか大丈夫でしょうか。ちゃんと持ち帰ってるんでしょうか。

 一旦教室に集まって絶望のみんな。「おれたちに我望を止めることは出来ないのか」強すぎるもんなぁ。ここでユウキちゃんが出してきたのが賢吾からのライダー部への手紙。自宅に帰ったときに書いてたんですかね。旅立ち前に押し付けたものでしたが、内容的に完全に自分が理事長にやられてること想定してないか。この状況で無事旅立ってるいつか迎えに来てくれ系のこと言われても泣くけどさ…!
 一人一人への語りかけはいいな、大文字への「会長に相応しい男はあなたしかいない」にはちょっとびっくりした。あと「JK、君はおれにどこか似ているところがある」も。言われてみればそうなのかな。でも自分の代わりの位置、はやっぱ流星なのかな。「もっとゆっくり話をしたかった」ってまだあんまり出来てなかったのか。「弦太朗とライダー部を守ってやってくれ」ってのがなんか2号ライダーの位置としてちょっと好きだな…。
 しかし我望を恨まないでくれとか我望を止めてくれとか、やっぱこうなることわかってたとしか思えないな賢吾。
 あ、学校の方では大杉先生が理事長のことばらしてました。もうこの状況で隠すこともないのか。宇津木先生からの「如月くんたちが怪物と戦ってたのは事実です」に「それは私も知ってる」と返した先生にはちょっと笑いました。だよね。この学園ってホントそういうとこだったんだよな…。
 とはいえ、それと理事長が敵ってのはまあ結びつくところではないので否定されてましたが、ここで理事長からの校内放送。ゾディアーツのこととか全部普通に話したよ…! 「この学園のモルモットたち」とか言い切ったよ…! まあ最初からそういうことではあったけど。これ聞いてる側がどんな気分なんだろうな。「この地上は壊滅する」とか「残り少ない人生を好きに使うがいい」で、それどころじゃない気もしますが。
 これを聞いて集まってるみんな。「私たちの学園を、私たちの手で取り戻そう」ということで最終決戦に挑みます。取り戻す、なんだな。
 「我望のとこに行くのはおれと流星だけでいい」の弦太朗の言葉にみんな反発してますが、実際行っても仕方ないんじゃ…。いや、大文字はダイザー使うつもりだったんですかね。ダイザーはダイザーで連れてってもいいんじゃ。
 ともかく、みんなにはやってもらいたいことがあるということで弦太朗と流星のみで理事長のところへ。バイクで併走しながらの変身。ああ、2人の変身って腕がちょうど対になってるのか。ダブル思い出した。
 「仮面ライダーフォーゼ。最後のタイマン張らせてもらうぜ」ということで戦闘開始。流星はレオの相手。我望のためなら命は惜しくないというレオに対し「おれは違う」とか、こっちもちゃんと対比でやってますね。見ながら、早く最強フォームになろうよ流星とか思いましたが。
 最後に「おれのさだめはおれが決める」との言葉。ああ、そうきたのか。お互い生身状態で流星のキックが入り、レオ消滅。…えええええ。レオ殺すのか、と思ったら消滅ってまた微妙な展開に。…いや、でもこれ殺したには違いないよね、しかも映像的に思い切り生身の蹴りで…。
 弦太朗の方では仲間とか友達の話をやっぱり強調しつつ、理事長を突然学園の体育館まで連れて行く弦太朗。「ライダーキック!」で行くのがちょっといいな。
 そしてその現場では「卒業式」「我望理事長ありがとうございました」「仮面ライダー部一同」の言葉。ええええええ。何か、何かちょっと怖かったんだけどこのシーン! 理事長卒業させて追い出しにかかってるのかと思った。すぐに「我望光明理事長からの卒業式を行います」と言われて、そういうことかと思ったけど、いや、それでもどうなんだ、やっぱり理事長追い出しにかかってる感じがちょっと怖い!
 ここで一人一人前に出て卒業の言葉を述べていくみんな。あ、美羽さんわざわざ制服着てる…! うん、もうとっくに卒業してるんだよなぁ美羽と大文字は…。
 「おれたちはここでかけがえのない人たちと出会えた」「ちっぽけな手でもみんなでつかんだら大きなものがつかめる」「私たちは私たちの手でつかみなおす」最初ちょっと微妙な気持ちになった卒業式ですが、みんなの言葉にはちゃんと積み重ねもあって、納得出来たのが良かったです。「天高はあんたの支配から卒業する」と締め、最後は「卒業キック授与」…えええええ。いや、うん、フォーゼらしいな。
 ついに理事長を倒した弦太朗。みんなの声援とかその辺もやっぱり大きいんだろうか。結局なんかパワーアップしたわけでもなかったのでどうやったんだとは思いましたが。理事長爆発した? と思ったら一応生身は出てきました。
 「やったな、弦太朗」…流星は天高生じゃないからここに来なかったんでしょうか。来ても微妙なことになるのは確かだけど。それならせめてレオさんとの決戦もうちょっと引っ張ってれば良かったのに…!
 それはそうと理事長と弦太朗。「ダチになってくれ理事長」やっぱり最後はそれの弦太朗です。ちょっとこの辺はどきどきしながら見てました。結局手を取っちゃうんだなぁ理事長。自分の最期を悟って、せめて夢を託すために、かなぁ…。自分の夢を奪って、結果的とは言え自分を殺した男とどういう流れでダチになるのか正直よくわからない。弦太朗側もまあ、友達になる場合とならない場合との区別がよくわからない。
 超進化の無理がきたということで消滅しそうな理事長。「最後の頼みだ」「君たちがプレゼンターに会え」で去って行きました。
 「約束は果たせなかったな」と宇宙見上げて呟く理事長。この辺ちょっと切ない…ホントただ夢を追ってただけなんだよな理事長…。

 理事長も消え、普通に新学期が始まってる天高。
 川の前で「賢吾。お前のことは忘れない」とか言いながら「この手紙持ってると毎日泣いちまう」「だから、悪い」で手紙を捨てようとしてる弦太朗。ええええええ…。もう、弦太朗の言動は最初から最後までまったく理解も共感もできなかったよ…! でもブレずに貫き通してはくれたなぁ。弦太朗ってホントそういう奴なんですよね…。
 ここで「捨てる奴があるか」「人から貰った手紙はちゃんと読め」「相手の思いはきちんと受け止めろ」って、賢吾ー! 第1話の流れをここでやるのか…!
 まさかの復活については理事長の仕業でした。アクエリアスになって修復とか…アクエリアス万能過ぎる、っていうか理事長も他のスイッチ使えたのか!
 スイッチは見当たらず、頭痛もしない賢吾ですが「じゃあ普通の人間に?」は肯定できず。まあ今まで普通の人間と思って生きてきたんだし、正直どう考えればいいかわかんないよな…。「細かいことはいいんだよ」がさすがの弦太朗らしさでした。
 「今度は人間の力で宇宙に行こう」「プレゼンタに会いに行こう」ということでいつもの「宇宙来たー!」。ああ、賢吾はまだやらないのかと思ったらワンテンポ遅れてやった…! 賢吾がやった…!

 エピローグでは「天ノ川学園は残った先生方でやっていきましょう」とか言ってる先生方。理事長も校長もいなくなって普通に続けるんですか、経営の方は何がどう…まあもうそこは考えない方がいいのか。
 流星も昴星に帰るということでお別れ。「彼女さんいるでしょ」の友子にびっくりしました。え、この2人まだそんな段階なの、っていうか友子は流星のこと他に彼女居るとか認識してたの…!? っていうかもうほぼ告白してるようなもんだと思ってたんだけど流星はどう考えてるんだ…。結局友子→流星以外ははっきりしないのか…。
 一方美羽と大文字では、美羽に指輪渡してる大文字。美羽が普通に喜んでて「おお?」と思ったら、通りかかる指輪した青年。「あっちの方がきれー!」ってそうなるのかよ…! 次回作のウィザードの青年ですね。まさかそんな前振りに使われるとは。
 ライダー部の旗の方は修復され、最後に集合。蘭とハルはやっぱ普通に部員入りですか。ちゃんと引っ張るとは出てきたときは思ってなかったなー。
 「次は宇宙人ともダチになるぜ」ということでフォーゼ終了。

 いやぁ、ちゃんとまとまって良かった。いろいろツッコミどころは多いし、放置された部分も気になるけど。もうちょっと映画に向けて残すかなと勝手に思っちゃってたので、ラビットハッチなくなって賢吾も消えて帰って来て、までやってくれたので満足です。
 …いや、うん、触れて欲しいところはいっぱいあるんだけどさ! そこスルーすんのかよ、って部分も多いんだけどさ…! 前回今回と凄い詰め込んでるからなー。またDC版とか出るんだろうか。
 映画どうなるかなー。…この、最終回でも終わりきれない感覚がちょっと辛いよな今の形式…。


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