仮面ライダーディケイド感想(第1話〜第10話)


第1話「ライダー大戦」

 キバの視聴が終わってないんですが、レンタル見付からないし残り3話だし、ということでディケイド視聴に入ってみました。
 見る前の前知識はライダーがいっぱい出てくる、ぐらいです。平成ライダーはカブトとキバ以外は全話視聴済。キバはほとんど見てるけど、カブトは数話しか見てない、ただしどっちにせよ記憶は相当怪しい。
 そんな感じです。

 初っ端はライダー大戦の名に相応しいライダーたちの戦い。ってこれ何と戦ってるんだ? よくわからないけど見覚えのあるライダーたちがいっぱいです。バイクが走ってる上を龍やら電車やら城やら飛んでる、全部合わせるとカオスですね!
 戦いの中心でぼろぼろの女性が戸惑ってて、ホント何だかわからない。そして気付けば辺りに倒れてるライダーたち…これ怖い! 何か凄い怖い!
 最後に現れたのがディケイド。というところで女性の目が覚めました、夢かよ!
 OPクレジットに早速紅渡の名があって、最終回まで見てないのに大丈夫かとちょっと思いました。

 この女性が居たのは写真館。お客さんたちが苦情を。この写真館に居ついてる士くんが撮った写真への文句のようです。お金は既に取ってるんでしょうか、「こんなものにお金払えないわよ」といまだ文句が続いてるんですが、お金取る気なの。「酷い」とか言って捨てたなら取らないよね。
 女性はそんなお客さん置いて士くん探しに。あ、鏡の世界が…どう繋がるんだろ、これホント!
 士くんの方も写真撮ったお客さんから苦情が。「何でこんな写真を撮る」「上手く撮れないからさ」って、ちゃんと撮れないの自覚して練習してるのはいいけど、なら商売にすんなよ…!
 っていうかお客さんも夏海さんも写真の出来に文句言ってるのが変な感じ。え、あれ、わざと変な風に撮ってるって思ってるの? そうじゃないなら責めるべきは商売にしてるとこなんだけどなぁ。何であんな変な写真撮るの、って下手を自覚して練習してる人に酷い台詞だと思う。まあ上手く撮れないのには原因あったみたいですが。
 士くんが写真撮ってるところにちらりと渡が。「今日あなたの世界が終わります」って、物凄いことを。ああ、でも渡が渡だ…。

 このあと突然空から襲ってくる何かや空間を区切る不思議な壁やら、消えていく街やら…。怖い。渡から何か言われてますが、士はよくわかってません。街中に現れる敵は…今までのライダーの敵? 電王のはわかりやすいんだけどな。
 夏海の拾ったバックルとカードで変身する士。カード見た時点でそんな気はしたけど、いろんなカードでいろんなライダーになれるんですね、それを先にCMで知ったけど! どうしてあとワンテンポずらせないかな!
 まあ予告とかでも出てたのかな。キバ最終話まで見てないから次回予告も飛ばしてるんだよな…。
 カブトになったりファイズになったり、戦い方がわかるという士。バイクも変わるのか。おお、オートバジン…! 乗り物のロボ変形好きだからあれ好きだった。
 力使ったあとはカードの絵が薄く(?)なって「力が長く続かない」に「君がかつて全てを失ったからだ」との渡の言葉が入りました。過去に何かあったってことですかね、何かバックルもぼろくなってたし。
 しかしビルにまとわりつくよくわからない生物とか大爆発とか怖すぎる。爆発は何か途中で止まりましたが…ええと、この世界の消滅を渡たちが止めてるってことかな?
 渡が丁寧に解説してくれました。9つの世界の9人のライダーか…。全部パラレルワールドってことで一応まとめてるんですね。世界を救うために9つの世界を旅しろとと。まあ初っ端から目的と手段が直球で投げられてるなぁ。わかりやすくていいけど。
 「撮ってみるか、全ての世界を」とりあえず旅することにした士。夏海も付いてくるっぽいですね、そして世界を旅…ってどうするんだろう。写真館で何かやってたら切り替わったみたいですが。
 外に出たら警官の制服になってる士。「未確認生命体」の通信が…おお、クウガか。と思ってたら何かクウガに変身する若者が…! え、何だこれ、何がどうなってるんだ!
 とにかくまあ、クウガの世界。あのクウガは…うん、何なんだ?


第2話「クウガの世界」

 初っ端テレビ朝日開局50周年とか喋りだすディケイド。そして平成ライダー10周年、にああそうか、と思ってしまった、いや全然考えてなかったそりゃそうだよな…。
 で、本編ですが。
 クウガ世界は一応グロンギのゲゲルだの狙われる人の規則性だのクウガが未確認4号だの、一応元のクウガな感じで進んでるんですが、登場人物だけ違うという何か妙に違和感のある感じが…! またクウガが半端に五代っぽくて、でも全然違う感じも出してるから入りにくかったな、これは…。これは五代じゃないんだとわかっててもこう…!
 一応、4号が味方とは確定してなくて、敵のゲームに規則性があることもまだはっきりしてないって位置ですね。ライダーは完全なストーリーものだから話のどの時点かって結構重要だ。

 まあともかく、このクウガの世界でよくわからないまま遊んでる士。「戦闘にあわせてフォームチェンジ、周囲の物体を武器にできる」というクウガ評に何かちょっと燃えた。そうだったそうだった、みたいな。
 このあと写真館に来てるクウガと女刑事さん。「ここって喫茶店じゃなかった?」って、ああ、あの場所が写真館に変わってる感じなのか…。シンケンジャーでちらっとディケイド見たので何となく納得。
 ユウスケのキャラはちょっと掴み辛いな。刑事さんとの関係もどうなんだろうなぁ。ディケイドがクウガに近いって言われて怒ったかと思うと「あなたを助けてくれるかもって思っただけ」に「あ、そっか」で笑顔になるとか、素直というか単純?
 何で戦ってるかとか…この辺まで触れるとよくわかんなくなるなー。

 士巡査は被害者の共通点で誕生日に目付けてました。みんなあの偉そうな巡査の話普通に聞いて納得してびっくりした。そうか、ってなるようなもんかあれ! 結構無理矢理だな、と思ってたら嘘かよ! 勘違いですらなく! この辺、わざわざこじつけられるもの探してたんでしょうか。士くんの知識はどうなってるのかなぁ。何か普通にグロンギと会話してたし!
 女刑事さん囮に、グロンギを誘き寄せる士。血が流れたらゲゲル失敗とか言いながら顔面殴って鼻血出させる士は…ちょっとどうなんだ…。
 まあともかくグロンギと戦うディケイド。戦闘は簡単に終わるけど、ここでユウスケが変身。いきなり喧嘩売ってる…! 「聞いていた通りだな、悪魔」「いつか現れると聞いていた。全てのライダーを倒すために」聞いてた通り、ってまだライダーに喧嘩売ってないのにそれって何なんだ…? 聞いていたディケイドが現れた=聞いていたディケイドの目的も正しいに違いない、なのか…。ディケイド、普通にグロンギ倒しただけなのに。でもよく考えたらよくわかんない奴には喧嘩売るのが当たり前なのかな…。
 ともかくまあディケイドVSクウガになってるところで「ディケイド、お前はこの世界にあってはならん」とか言い出す男性。突然壁のようなものが通って…世界変わった…?
 「兄貴。ここにも居たよライダーが」何か妙にかっこつけたライダーが2人。OPであった名前と会話から察するに…カブトのキャラなんでしょうか…。カブトはわかんないからなぁ…。


第3話「超絶」

 前回出た2人のライダーとまとめて戦闘になってますが、2人のライダーはとっとと居なくなりました。何だったんだ。あの帽子の人が何かしたみたいですが。
 「どこから来た」「地獄からだ」とか「また別の地獄が待っている」とか、この2人は…いつかまた絡むんでしょうか、よくわかんないなぁ。
 このあと男2人は怒られてました。他のライダーと戦ってどうする、との夏海ですが、士の言う通り喧嘩売ってきたのクウガだしなぁ。クウガの方も怒られてますが、クウガはやっぱ言われてたから、と。このあとの展開見てても思ったけど、要するにガキなんでしょうかこのユウスケくんは。こう、クウガだ、と思って見るとどうしても変な感じで…!
 ユウスケくん、このあと写真館に来てました。「惚れた女に褒めて欲しいから戦う」「それじゃおれは感動しねえ」にびっくり。ああ、そういうことなのか…。うん、でもそういう子だと思うと可愛いなユウスケ。素直だし。このあとも結構直球で八代刑事にそれ言ってるし。特に隠してもなかったんだろうなぁ、自分の気持ち。

 ゲゲルは失敗させたのに何かが目覚めてピンチになってるクウガ世界。警察の人が次々グロンギに、とか…。病院で倒れてる患者に「未確認になって暴れだすんでしょ。警察に運んでください」とか言ってるのが怖ぇ…。でも死んだら怪物になって暴れる患者連れてこられても対処できないのは確かだよなぁ。
 ユウスケの「おれは戦えない」は一瞬グロンギが元人間だからかと思ったんですが違うんですかね。ただ刑事さんが居ないと駄目だっただけか。
 その刑事さんからは自分一人の笑顔のために頑張れるなら「世界中の人の笑顔のためなら、もっと強くなれる」ときましたか。展開早いですが、これで目標手に入れる形かな、まあそれでもとりあえずは八代刑事のためって感じですが。
 あとで「あの子の心を利用してた」とか直球で言っちゃう刑事さんはちょっと好き。

 一方戦いに出たディケイド。結構あっさりピンチに…。あれだけの数に囲まれて、更に変身解けて、は怖いなぁ。
 やばいってときにやってくるのはクウガ! 階段バイクで降りてきた。やっぱクウガはバイクアクションだよな…! 「あんた一人で戦わせたらあの人が笑ってくれない」に、そういう流れだっけ? と思ったけど、まあとにかく共闘ですよ! 雑魚はともかく、やっぱ大将が強いですが。
 人間は戦うとか何とか言ってる敵に「この男が戦うのは誰も戦わなくていいため」「こいつが人の笑顔を守るなら、おれはこいつの笑顔を守る」との士。ええと…え、何かちょっとびっくりした。「こいつの笑顔、悪くない」とかも言ってたけど、その、もうちょい交流してからにしないか、何か凄い唐突に聞こえた…! いや、写真撮ったり笑顔見たりはしてたんだろうけど何いきなり! ホント早いな展開。
 「通りすがりの仮面ライダーだ」これって決め台詞なのかな。
 このあとディケイドが何やら3枚のカードを手にして…クウガが変形、ってええええ! いや、人間があの形になるとかちょっと怖いんだけど! 何か普通に対応してるけどクウガ。適応力高いな。

 戦闘には勝利したものの、八代刑事は死亡…あああ…。
 この世界でやることは終わった、ということで次はキバの世界みたいです。何かあっさりしてるな、そして次もまた何が起こってるんだ、あれ…。


第4話「第二楽章・キバの王子」

 「ここ一体何なんだ、コウモリちゃん」ってユウスケも一緒にキバの世界に? あれ、ユウスケってレギュラーなんだろうか。まさか付いてくるとは思わなかった。
 で、キバの世界ですが。
 今度の士はなんでしょう。夏海にはホストと言われてましたが。まあ一応バイオリニスト…なのか? 弾けるみたいだし。何なんだ、彼の才能は。
 そしてこの世界…人間とファンガイヤが共存してると…ええええ。
 どうしよう、キバ最後まで見てないからどう反応していいかわからない! しかしまあ、こういう世界に来ると怪物を問答無用で倒すライダーの姿が滑稽というより怖くなるなぁ。
 写真撮るための「これに合わせて着替えよう」「随分派手な着替えだな」は面白かったけど。
 そして出てくるワタル少年。彼も一体どう判断すれば…。何か、クウガもそうだったけど、昔のライダー見てない方がすんなり入れる気がするな、この世界か。なまじ知ってる分混乱する。
 人間とファンガイヤの子であるワタルが王子になることが共存を完成させる道とか何とか。普通にユウスケが跪いててびっくりした。彼はこの世界来てからどれくらいなんだ、凄い普通に進めてるなぁ。
 あ、この前ですがファンガイヤに襲われてる人間も出ました。「何だか知らないが気にいらねぇ」でファンガイヤ倒すディケイドですが…この後、そもそも追われてた方が人間のライフエナジー吸ったファンガイヤだとか…あの、そのファンガイヤを倒そうとした別ファンガイヤをディケイド、殺したんですよね、あれ…。見た目だけで話も聞かず問答無用だったわけですよね…ちょっと待って、これ怖い。普通に何か気持ち悪いこの世界…!

 ディケイドのことを知って、戦闘しかけてくるキバ。ああ、サイズが普通に大人サイズに。こっちも何か、ディケイドのことは伝えられてるんですね。悪い風に。一応キバットは「ちょっと落ち着けって」とか言ってるけど、何だろう毎回こんななのか。
 ディケイドは今回クウガに変身。キバが呼び寄せた武器奪って自分のにするのいいな。クウガのあれは面白い。
 そしてユウスケ登場という…。ユウスケの位置もよくわかんないよなぁ。
 何か悩んでるらしいワタルにユウスケがいろいろちょっかいかけてますが、ううん、何かずれてる気がするなぁ。やっぱこの世界が何かな…何なんだろうな…。
 普通に反逆者っぽいのがワタル襲ってる間、ディケイドはカイザとの戦闘…。ここでカイザの登場とか「お前のベルトを貰う」とか、ああもう何がどうなってるんだ…! …と、しばらくは思いながら見ることになるんだろうな、これ。


第5話「かみつき王の資格」

 ワタル襲ってたファンガイヤは何かキバット手に入れて王になってました。「あの方は…」で戦ってるワタルに手貸さなかったファンガイヤが…これ、ワタルの状況怖いなぁ。しかも王になった途端ファンガイヤたちはそっちに跪くし。ユウスケが助けに来ましたが。っていうか結構ちゃんと話聞いてましたね、いつからいたんだ。
 ユウスケが戦ってる間に逃げるワタル。これ、ユウスケ的には逃げろ、じゃなくて一緒に戦え、だったんだろうか。このあとどうにか逃げたらしいユウスケ、普通に城に連れ戻そうとしてるし。どうも相手が子どもなだけに戦い強要する感じは怖いなぁ。ワタルじゃなきゃいけない理由みたいなのがよくわかんないし。友達が必要なんだよ、ってのは一緒に戦う仲間なのか…?
 ワタルはワタルでファンガイヤの血が出てユウスケのライフエナジー吸ってます。このあと言ってたけど、好きになった人のライフエナジーが欲しくなるとか…人間との共存のためにはファンガイヤの本能一生押さえ込まなきゃいけないってことだよねぇ、これ…。ファンガイヤ側が一方的に我慢しなきゃいけなくて、人間襲ったら問答無用で処刑なんだよね…ううん、納得出来ない。
 ファンガイヤとして人間襲っちゃったら、に対する士の返答も「そんときはおれが倒す」だし。結局基本人間基盤の生活に、ファンガイヤが無理して一緒に生活させてもらってるって状況になるんじゃないかな…これ…。
 「人間もファンガイヤも関係ない。倒すべきものは倒す」との士だけど、その倒す基準は間違いなく人間側にあるし。
 あ、士はカイザとちょっと戦ったあとまた戻ってました。別世界のライダーってちょこっと出てくるだけなんだろうか。ディケイドは分身が出来るのはとりあえずわかった。

 ファンガイヤたちの方は人間との共存の掟を守りたいようです。自分たちが我慢すりゃすむことなら…そうか…。こっちの目線だとそうなるのかな。
 王になった敵さんは側近ファンガイヤを取り込んで変身。ワタルにユウスケの命吸えとか言いますが、既に友情芽生えてる2人。「まだあなたの友達ですか」とか、2人で世界作っててびっくりした、いや、一応側に敵居るのに! と。敵は呆然としてましたが。
 信じるもののために戦える、かぁ。人間とファンガイヤの共存は可能だと…ここは深く考えない方が良さそうだ。
 ワタルがついに王になりたいと言って、ディケイドにも何か新しいカード。ちょっとくすぐったいぞ、で準備してる間にキバが振り向いちゃって背中向けさせる仕草が何か可愛かった。
 そしてキバが武器に変形…やっぱ怖いってこれ!
 倒した敵はワタルの父親、と。この世界ではファンガイヤの男と人間の女性との間に生まれた子がワタルなんですね。
 いい王に…。この世界の人間がファンガイヤとか王とかどう捕えて…いや、うん、もう考えないんだった。

 次は龍騎の世界かー。
 あ、ユウスケはやっぱ付いてくるみたいですね。小っちゃいコウモリもついてきてるし! そもそも元の世界に帰れるんだろうか彼。


第6話「バトル裁判・龍騎ワールド」

 今回は龍騎の世界。オレジャーナルならぬワタシジャーナルは笑った。しかし深く考えちゃいけないと言い聞かせないと頭が痛くなってきますね!
 いきなり捕まって裁判受けてる夏海ちゃんとか、冤罪系話が嫌いな私はああ、また何でそうなるかわかんない、苛々するってなるなと思ってたら仮面ライダー裁判とか、もう真面目に考えなくてもいいんだな、これ!
 ミラーワールドで行われてるライダーバトルで、勝者の判決が絶対と。そういうもん…ってことでいいんだよね? どこまで突っ込んでいいのかわかんないよこの世界。
 卑怯なシザースは何か笑えました。さすがシザース。

 士くんは今回は弁護士。夏海に対するあの態度…何だろう、所詮本来の世界じゃないからこそなんだろうか。冤罪を深く考えてないだけなんだろうか。
 とりあえずユウスケくんに落ち着きます。和むな彼は。
 しかしミラーワールドが舞台だと彼はどうしようもないんですね。ディケイドは案の定普通に鏡の中入れるみたいだけど。
 一応シンジの元同僚レンのところに行ったり、事件のことは事件のことで追ってるみたいですが。
 レンに裏切られてるシンジは夏海は犯人じゃないっぽい&そこにレンが居た、でレンが犯人と思ったんでしょうか。根拠はよくわかんないけど、シンジもライダーバトルに参加。無抵抗のレンが…何かなぁ。
 あ、駆け込んでせわしなくキック決めるディケイドはちょっといいな。余裕持ってやるより、バトルっぽい。
 ディケイド対ナイトではキバに変身するディケイド。「コウモリにはコウモリってね」って、ああそうか! そういうのは面白いな。分身対決もしてるし!
 決着は持ち越しで以下次回ー。


第7話「超トリックの真犯人」

 悩んでたシンジくん。ディケイドの前に立ち塞がりました。「こいつにトドメを刺すのは、おれだ」あ、そっちね、いやまあそんな気はしてたけど。
 ここに副編さん現れて勝負中断。外に追い出されるのは勝利にはならないのかね。それ以前にまだ居るのか。
 レンに裏切られたことで「人間なんて結局みんな一人ぼっちで自分勝手なんだって」と学んだというシンジ。何かこう、わかりやすいテーマ提示だなぁと思ってしまった。
 レンが犯人だと一方的に信じるシンジが怖いですが、これでバトル中断して、今度はレン対象のバトルに、という流れも怖いです。だからどうなってんのこの世界! 犯人かもしれない奴が出てきたらそれまで犯人とされてた奴は根拠なく解放なの。出てこなかったら解放されないの。何この言ったもん勝ち。いや、考えちゃいけないんだろうけど、半端に犯人探しとか絡められるとさ…。そしてやっぱり冤罪を大したことだと考えてないっぽい士も怖いんですが、これって士はそういう人間…ってことなの? 「人を信じることが出来ない」とか言ってたし、心底これだと嫌だなぁ。悪ぶってるとも言われてたけど。「ユウスケの言うことを信じるだけだ」はびっくりしたけど。それはユウスケを信じてるってんじゃないのか…。っていうかホントいつの間にそんな信頼関係が。
 あと士が助けてくれると思ってる夏海が何か切なくなる。

 あ、ユウスケはレンが犯人じゃないと思ったようで、これもまたよくわからない根拠ですが。要するに全員主観という。優しい奴の言うことなら間違ってないってわけじゃないんだけどな…。
 いや、犯人はレンの口を塞ぎにくるとか考えて士にそれを伝えてるユウスケは良かったですが。ちゃんと真面目な流れもあった。
 で、レンの方が何やってたかというとタイムベントのカードを手に入れたかったと…。それでライダーになって手に入れて普通に発動出来るんだ…そして死ぬはずだった人救えちゃうんだ…。それに罰則はないの。ライダーバトルから外されるってだけなの、しかもタイム…いや、もういいや。

 過去に飛んで編集長を救い、編集長がレンを呼び出した理由を聞いて、シンジとレンの和解。シンジ、ずっとレンを恨んでたんですが、もうちょい何か説明すること出来なかったんですかね、見聞を広めるためとか何とか。
 あとその話の間気絶したまま放っておかれる夏海ちゃんが気になります。
 真犯人副編とはディケイドと龍騎の共闘。「ぼくは一人で戦ってるんじゃない」「今はぼくたちがチームだ」ホント早いな結論が!
 犯人の目的からチームのことから、何かこう、流れはわかるけど展開早すぎて燃えるよりポカンとしちゃうなぁ。いや、うん、みんな素直でいいよ…。
 龍騎は今回龍になりました。まあそうだよね。人間の体が龍に変形していく様はやっぱり怖い。龍から人間に戻るのは何かかっこいいけど。
 人間じゃなかった副編さんは緑の血が。おや? と思ってたらアンテッドだった。ああそっちに繋がるのね。
 というわけで次はブレイドの世界…って、龍騎世界、夏海やユウスケ的には何もなかったことになるのか…! 過去に戻ったら過去の自分も居たみたいなんだけど、それどうなってるの…そこも考えちゃいけないとこなの…。


第8話「ブレイド食堂いらっしゃいませ」

 アンデット出現。エースチーム出動。の、ボード。ブレイド世界ですね。変身するにも許可がいるんでしょうか。いっぱいハンコ貰ってようやく承認、という世界のようです。既に生身で戦ってるのに…!
 トランプのランク付がされてるボード。今まで以上にエセっぽい名前に苦笑い。もうちょい苗字は別な感じにしないかな!
 社員のランク付はともかく、仕事自体はきちんと組織立って行ってるなぁ、ムツキはサポートかぁ、とか思ってたら、ムツキ助けたカズマに「アンデットを倒すことを優先しろ」と。人名優先させると規則違反だと…。
 これでランク落ちするカズマ。結構がくっと下がる。そして社員食堂のコックになってた士の方はライダーとして戦ってランクアップ。上げ幅下げ幅凄すぎる、っていうか士は会社のシステム関係なく変身してるけど放っといていいのか。サクヤは会社のシステムだと思ってて、会社側にはライダーになったこと伝わってないのかな。
 まあ細かいことはどうでもいいか。

 夏海とユウスケはボードの社長に直談判。世界の崩壊を防ぐためとか直球で説明するなぁ。「で、その予算はどこから」はさすがに予想外の方向だった。そうだよね、そういう組織だよね。
 実際金かけて開発して金かけて運用してるんだから、元は取れないと駄目ですね。文句言う夏海に対し「なるほどねぇ」のユウスケ。ユウスケはまともだな…。
 このあとは、エース落ちしたカズマをいびってる士。士って単純に悪気ないのかな、あれ空気読めないだけか…?
 そして助けられたはずのムツキがあの態度なのは地味にショックだ。
 サクヤやムツキに見苦しいとかプライドないのかとか言われていい加減嫌になったカズマ、出て行こうとしたらユウスケが…! 「それじゃただの負け犬だぞ、それでもいいのか」そうなんだけど、確かにここで終わったらもやもや残るだけなんだけど、いや、ホント凄いタイミングで出てくるな…! でも何かかっこ良かった。
 このあと「カズマ、料理を運べ」って、士はホント意味わかんな…あれ、まさかユウスケが言ったから…とか…?

 再びの失敗で更に降格するカズマ。バックル取り上げられてなかったってことはまだ戦わせる気はあったんでしょうか。いくつ成功しても一個の失敗で真っ逆さま、はある意味リアルだな…。
 これに納得いかないカズマ、飛び出した先で前回のアンデットと遭遇。ディケイドも来て戦ってますが…部下扱いか。士の性格がいまだ読めない。
 そしてバックル取り返しにきたからといって目の前のアンデット放ってブレイドに向かっていくサクヤたち。そうだよね、そういう命令だもんね…。
 きついなぁと思ってるところにカリス登場! カリスどうやって出るのかなと思ったら。伝説の仮面ライダーね…。どういうことだろう。
 そしてこのライダーはやっぱディケイド敵対なのか。龍騎側は知らなかったみたいだけど、どういう基準があるんだろうなぁ。


第9話「ブレイドブレード」

 戦闘中割り込んできたのは響鬼の世界から轟鬼…? このちょこちょこ割り込んでくるライダーは何なのかな。何かみんな倒して去っちゃいましたけど。
 この結果、サクヤ降格、ムツキ昇格、カズマはクビ。ムツキは何でだ。唯一ベルト奪われなかったから? いや、単純に上のサクヤが落ちたからでしょうが。しかしあれでこれだけ降格するとホント普通に足の引っ張りにしかならないよな…。
 アンデット倒した士の方はボーナス3000円だし。やる気起こさせる仕様には見えない。
 それでも社員食堂黒字に変えたら、とか言ってるのは凄いですね、ある意味凄く前向き。で、社員食堂大改革。あそこまで出来る権限はあるのか、ってやっちゃっていいのか。ランク付けに重要なことだろうに。
 ユウスケと夏海も連れてるから何かと思えば客寄せパンダでした。あ、一応2人が美男美女だって認識してるんだ…自分も含めて。
 ユウスケと夏海も真面目にこなしてますが、これは士に何か考えがあると思ったからなんでしょうか。無事黒字にはなってましたが、文句言ってますね。
 しかしカズマに対する言動を、ユウスケやカズマが全ていい方向に取ってくれてるという…そういう位置なのか士って。「深い考えがあるんだよ」とかユウスケ、そういう風に思ってるのか士のこと。ユウスケは士のフォローに立つと丁度いいんだなぁ。やたらいい奴だし。
 社員食堂では一緒に働く仲間と助け合ってとか何とか、そういうこと学んだようです、何かもうこの辺の流れは毎回そうだと思うしかないな、前後編で終わらせられるんだしな…。
 しかしカズマ、あれだけ言われても先輩たちのこと慕ってたのか…。慕ってたからこそきつかったのかなぁ。先輩はともかく、後輩は本気でただの嫌な奴に思えたけど。ユウスケはもう綺麗ごとだけでいって欲しいとは思える。

 あ、わざわざカズマに嫌味言いにきたムツキたちは捕まってました。カリスの正体社長って…! さすがにびっくりした。アンデット居なくなったらボードの経営に問題が出るから…安全と恐怖の管理…うん、何か、凄くよくわかるけど…!
 ユウスケ普通にやられてるけど、彼は変身しないんだろうか。このあと出てこないからどうなってるのかと思ったよ。
 カズマの方は、ピンチのところで龍騎が。えええ、龍騎になると鏡の世界移動できるの、そりゃそうだけど便利だな、それ。
 カズマが何のために働いてるかを士が言ってますが、士、これ本気でやってるんだろうか、ホント彼は読めないなぁ。
 とにかくまあ、敵はいつも通りブレイド変形させて勝利です。近付いてくる士に何言われるかちょっとびくついてるように見えるなカズマ。
 というわけでこの世界は終了。旅を続けてればまた会えるかも? とか言ってますが、どうなんでしょう。このペースだと結構早く回り終わっちゃうんだけど。
 あ、今回何か士のことを知ってるっぽいキャラも出てましたね。士の記憶がないってのはどこまでの話なんだ。
 というか士の写真館に置ける位置はなんなんだ。コーヒー代払えとか、他人が勝手に居ついてるの…?


第10話「ファイズ学園の怪盗」

 スマートブレインハイスクールに笑った。今回はファイズの世界が舞台。
 夜中、学園に現れるオルフェノクを倒したのがファイズ、と。前回現れた海東くんはそのベルトを狙ってるようです。
 とりあえずバイクを走って追いかけるとか、意外に間抜けな方向に頑張る人だな…。
 その海東くん、翌朝写真館に朝食作りに来てました。士の好物を知っていて「士がお世話になってます」とか言うキャラ…。士が記憶失ってることは知ってるんだよね? 何かやたら上から目線で、また嫌な感じのキャラだなぁ…。ライダー世界ってどうしてこんなんばっかり。
 心開けば愉快そうなキャラだけどね…。

 ファイズ世界の士は学ラン来たスマートブレインの生徒。「おれと言う奴は何を着ても似合っちまうな」とか言ってるけど夏海たちには笑われてます。尊大過ぎて似合わない。っていうか士、いくつなんだろう。
 そしてこの高校、みんなブレザーなのに何で一人普通に学ランなんだ。いや、他にも制服違う奴いたけど! 嫌味な4人組が何かと思ったら「ラッキークローバー」とか言って吹いた。ああ、それか…! そうきたか…!
 いつも思うけどどうして性格悪いのを隠そうともしない奴らがアイドルになれるんだろう。写真部の子のカメラ取り上げて投げたところを士がキャッチ。「まさかファイズ」とか言われてました。あはは。
 そして海東は士に喧嘩売って「おれはあんたの邪魔をすることに決めた」とか言われました。いや、海東喧嘩売った気はなさそうだけど。この人もあれか、空気読めないだけか…。
 士はこのあと写真部の子たちにお礼言われてます。「オルフェノク並みに大っ嫌い」「オルフェノクに恨みでもあるのか」「別に」の流れはドキドキするな、タクミの表情からもそういうことだろうって思うからね…これはファイズ知ってるからだよね…。っていうか人間に紛れて人知れず人間殺す怪物なら直接被害なくても普通怖いとは思うもんだけど。あ、写真部の子はファイズも否定してました、え、そういう扱いなの、あれ。

 それから…何かラキクロとテニス対決してる士。何でも出来るんだなぁ、ホント。2人がかりでもいい、に入った2人がそれぞれボール持ってて笑いました、2人がかりってそういう意味かよ! そしてせっかくボール2つ使って同じ場所に打ってどうするんだ。
 お互い相手がファイズと思ってる流れは面白いですね。正体現して戦闘開始。ディケイド負けたーと思ったらラキクロ普通に去ってたー。ファイズじゃないからトドメも刺さなかったんですか、意味わかんないな。
 海東はラキクロの方に近付いてファイズのヒントを。ユリちゃんの写真だからユリちゃんがファイズ、か。わざわざラキクロに奪わせてから奪おうとするって何でなんだろう。自分でファイズ探すの面倒だったのか。
 ファイズはタクミの方で、タクミがそこで変身。「頑張れタクミ」ユリは応援してくれてますが…この後の流れが予想出来るだけに怖い。
 そして海東がベルト奪うために変身です。銃撃って変身はちょっといいな。ディエンド、と。他のライダー呼び出して戦うとか…また面白い戦法だなぁ。何かもうライダーの扱いに悲しくなってきますが。
 逃げたタクミたちは、別の場所でラキクロの残りに襲われ、ユリを庇ってオルフェノク化…やっぱそうだよなぁ…。ユリの悲鳴が上がって以下次回。
 あ、海東くんはやっぱり士に邪魔されてました。わざわざ敵増やすようなことするから…。



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