電子戦隊デンジマン感想(第1話〜第10話)


第1話「超要塞へ急行せよ」

 デンジマン視聴開始。サンバルカン以降は全部見てる状態です。知識としては指輪で変身とかアンパンぐらいかなぁ…と思ってたんですが、途中で気付いた。そうだ、ヘドリアン女王が居たんだった…!
 そしてOPでイエローが実験室で白衣着てる感じにびっくり。おお…学者かな…? グリーンも刑事かな、と思ったらその通りだった。職業ある戦隊キャラは好きだ。あとの3人なにやってるのかよくわからなかったけど。ブルーはサーカス…?

 とりあえず本編。3000年前からデンジ星から何かやってきてたようです。デンジランドって。国? 島? またでかいものがやってきてた。まあ見た目は山っぽい。ここで眠ってるのが犬というのにもびっくり。これが司令官位置になるんだろうか…。敵の出現に気付いて長い眠りから覚め、仲間を探しにいってる感じですね。どういう基準で選ばれたんだろう。いきなり「デンジレッドとなってベーダー一族と戦うのだ」とか言って、そのあと謎の音楽でみんな呼び出されてる感じです。目を合わせたときの感じといい、ちょっと洗脳されてるみたいだよなんか…! みんな余計なこと一切言わないし…!
 一応ドラマっぽいのがあるのがグリーンですね。最初めっちゃ年上のおじさんにタメ口きくから驚いてたら親子だった。お、お父さんこれ死んだの…? 仇…仇だしなぁ。一般人もドクロ化しまくってます。結構死にそうだ。あきらさんのコーチもひょっとしたら死んでるかあれ…。燃え方なかなか怖かった。も、もうちょっと助ける努力して…! 犬が来たらなんかそっちに気取られてる感じ。
 あとブルーは初っ端から身体能力見せてきますね。こういうのは楽しみ。

 で、集まるみんな。自分の色を身に着けてくれてるのは非常にありがたい。正直まだ男は区別つかない。女の子は桃色入ってないけど、まあ女の子はわかるし。っていうか凄いなショートパンツ…この時代普通なんだろうかこの短さ…なんかブルマみたい。
 ここからの流れはホントスムーズですね。もう言われるがままです。「強化服を着たときからデンジマンとしてのすべての能力を得た」ということでホント説明不要だ。お互いの自己紹介すらねえ…。
 まあ揉めないのはいいですね。戦い方も操縦ももうしっかりわかってる。「100メートルを3秒で」とか「150メートルのジャンプ力」なんかの数字もわかりやすくていい。この時代の変身スーツは、今みたいにてかてかしてないし、ホントただ着替えてるようにも見えるから…きっちり強化はされてるんですね。
 デンジタワーとかブーメランとか、連携もばっちり。こういうのも変身したら頭に流れてくるとかなんだろうか。最後は敵の巨大化からロボ戦まで。「巨大化やミクロ化することができる」って、ミクロも!? 使われるんだろうか。そっちの方が厄介そう。巨大化は自由意志なのかなー。

 敵も味方もまだ顔見せって感じですね。敵側はヘドリアン女王がわかりやすく悪い女王。ヒゲのおっさん幹部いいな…。
 グリーンの敵討ちはとっとと終わっちゃったようですが、これからいろいろ個別エピソードかなー。自己紹介するんだろうか…もうしたんだろうか…。


第2話「人喰いシャボン玉」

 「まさかこの地球にまで電子戦隊が居ようとは」とか言ってるけど、故郷の方では撃退出来たってことなんだろうか。その後、地球に来そうってことで待機してたんだろうか…凄いな電子星人。…デンジ星人?
 「ムササビラーの仇を討て!」とか一怪人にこういうこと言ってくれるボスはいいな…。とりあえず最初はデンジマンとぶつからないようにこっそり動こう…って感じですかね。すぐさま通報来てたけど。怪獣出現って情報がくるのか…。怪獣の姿、見えてなかったよね客には? まあ怪奇現象、と同じ意味かなぁ。突然石膏のように固まって倒れ、そのまま壊れるバイオリニストっていうね…こ、これは怖い。ホント簡単に人が死ぬこの時代…!
 あ、デンジマンの方は一応改めてこの設備凄いな、この機械凄いなとかやってます。こういうの全部後回しにして戦いに出られたのが凄いよなぁ。とにかく話が早い。が、ピンクのみはデンジマンはやれないと。まあこういう人も居ますよね。大体ヒーローと、それまでの夢とは二択になる…。一年で終わる、なんてわかんないしなぁ。っていうか他の人たちも仕事辞めたんだろうか…この時代ならホントあっさり辞めてそうだけども。ピンクの夢はテニス世界一と。若い内じゃないとって気持ちもあるよね。あとコーチやっぱ多分死んでるかあれ。
 「デンジピンクが居ればトドメを刺せたのに」「自分さえ良ければ他人はどうなってもいいっていうのか」この流れはなかなかにきつい。5人揃わなきゃ力を発揮できないってことだけど、あきらが辞退するなら別の人に、ってのは駄目なのかな。グリーンはこういうとき熱くなる人みたいです。父親殺されてる事情もあるしね。「時間をかけて説得する必要がある」に「じゃあ説得しにいこう」となったのはちょっと笑った。も、もうちょっと落ち着こう?

 そしてこの流れの中、ちょうど狙われてしまうあきら。バイオリンとかピアノとか、楽器の音が不快なんだろうか怪人さん。家の中でしゃぼん玉出てきて「まあきれい」とか言ってる場合かと思ったけど、まあ窓開いてたなら…いや、でも4階なんだよな…。
 このシャボン玉に触れ、体から泡が湧き出るあきら。洗っても洗っても湧き出る泡…おおお、これも怖い。この辺の表現いいな。助けを呼んだところで、ちょうど近くにいたデンジマンが気付きましたが、ドアが開かないと。もう緊急事態だろうから破壊すれば、と思ったけど、ここはブルーのアクション見せ場でした。外から入って鍵を開け、倒れてるあきらを発見。先に発見すると思ったから鍵開けてる段階で、あきら部屋の中に居ないのかと思ったよ…!
 心臓は動いてる、病院に行こうという流れですが、ちょっとでも動かすとやばいと。バイオリニストが砕けたこともちゃんと伝わってますね。あきらさんは下が柔らかい絨毯で助かったんだろうか。どうしようかひとしきりみんな悩んだあと、もう一回「仕方ない。病院行こう」のブルーになんか笑った。考えたけど、やっぱそれしかないよね…! まあ病院行って治るとも思えないけど。マンション4階から壊さず運べるのか…に関しては気を付ければいけないかな…とは思ってしまう。
 結局レッドが何か妙だと気付いて変身。ああ怪人まだここにいたのか! 倒れたあきらさんにのしかかってる怪人はちょっとやらしい。しかも攻撃したらこいつも死ぬぞとか脅してくるという。放っといてもあきらさんは死ぬけど、動けませんよねぇ、これは。
 どうしたらいい、の答えは電子コンピュータが出してくれました。便利だな…! デンジシャワーならなんとかなったようです。いろんな敵への対応策が既に組み込まれてるんだろうなぁデンジマン。
 敵が離れたことであきらも戻り、あとは戦闘です。「あきらを守れ!」と戦うも、やられ気味のデンジマン。この状況なら、まああきらも変身しますよね。自分の身を守るため、よりは仲間のための感じがある。
 外に出たあとは坂道アクション。なんか大変そう。ブルーのアクションは面白いな。
 ロボ戦ですが、敵の性質が「自在に伸び縮みすることができる」ってなんか説明変わってる…! この言い方の方がなんかなれる範囲は広そう。まあでも普通に巨大化です。ロボ出てくるまで結構長い。変形ロボはいいなー。乗りこんだあとはエレベーターで運ばれるのかあれ…! しかも発進前点検も必要なんですね。巨大ロボと考えると当然の気もするけど、既に敵が出てるとまどろっこしいな…!
 まあ戦闘は普通に勝利です。必殺の「満月切り」の前の攻撃で既に首飛んでるんだけど、まだ切らなきゃいけないのか…首飛んだだけじゃ死なないのかなー。満月切りで残った胴体も真っ二つ。無事終了。

 最後は戻ってきたピンク。「ごめんなさいね、わがまま言って」…戦う決意したのはいいけど、そうか、わがままか…。しかも「世界チャンピオンを育てます」って、ゆ、夢はそっちにシフトしたのね…もう現役では無理って感じか…。いや、まあ本人が選んだ道ならいいんだけども…! 正直選択の余地ないもんな、この事態。「それぞれの意思で集まった5人の若者」とかナレーションされてるし、うん、まあ本人の希望…でいいのかな。


第3話「油地獄大パニック」

 「痛かったであろう」やっぱり雑魚怪人への愛が素晴らしいヘドリアン女王。しかし毎回思い入れてると毎回怪人死ぬから大変だな…。
 デンジマン側は日常風景? 何やってるんだ? と思ったらアスレチッククラブのコーチって…! なるほど、それが世を忍ぶ仮の姿的扱いになるんですかね。生徒居るとドタキャンし辛そうだけど大丈夫なのかな。赤城が元々やってたことなんだろうか。黄山が講義方向なのがいいなぁ。彼だけ肉体派じゃないんだな…。料理もやるみたいです。子どもたちに出した料理をいきなり横から奪って食う青梅はどうかと思います。この時代のギャグ…なのか…?
 そうこうしてる内に今回の事件。ビルが沈んでいってるという。「地盤沈下だ」「それにしてもすげえ沈み方だ」に笑った。うん、まさにそう思ったとこだった。さらに石油タンクも地面に埋まる事態に、さすがに何かあると考えるデンジマン。現場に落ちてた酸の臭いのする石を持ち帰って分析、という流れはいいなぁ。やっぱ黄山担当かこれは。「ギ酸に近い」に「蟻か」と返せる赤城も凄いな。アリなのあれ。
 分析終わった辺りで、他メンバーが戦闘開始してるのに気付き、向かう2人。結構遠いな…! 割と時間かかったような。この辺のアクションは切り貼りも多くてよくわからないな…。爆発して戻って爆発して、の流れ何かと思ったら逃げられたのか。これでまだ前半終わってないのが何か濃いなー。

 帰ったあと、シャワーから真っ黒な液体出てきて悲鳴あげるあきら。真っ先に駆けつける青梅に笑った。そういうキャラなんですね。
 水道から出てきたのは石油ということで、警察も出動しての大混乱。多分そんな長い期間じゃなかっただろうけど、これはなかなか怖い。これで石油探しに行く子どもたちはよくわからない。マンホールに入って探してたら火が迫ってくるとか怖ええええ! ホントにめっちゃ燃えてるよ…! 一人だけ入らなかった女の子のおかげで報告されましたが、このあとロボ戦終わるまで救出に行けないとは思わずびっくりした…マンホールからは自力で這い出たよ、頑張った…! 何故か室内に通じてて閉じ込められてるけど…!
 デンジマンは新たなマシン使えば基地まで10秒という便利アイテム出てきましたが、あの辺の距離感はどっちにしてもよくわかんないなー。土に埋まって動けないという事態で「何か方法があるはずだ」とか言ってたけど、これは結局力技脱出なのか…?
 まあ戦闘はそれほど苦労せず。帰りかけてる敵とわざわざ戦ってるとこは、さすがに子どもの救出先に…! って気分になった。
 ロボ戦では敵の巨大化について「巨大化することができるのである」ってなんで毎回解説違うんだ。ミクロ化の設定はまだあるのか。

 最後には子どもも無事救いだして終了。透視機能があるのは便利でいいなぁ。
 あとレッドのサイドカーには何で誰も乗らないんですかね。後ろの車、立ってるのが2人居るのに…!


第4話「ベーダー魔城追撃」

 ヘドリアン女王曰くの「胸糞悪くなる娘たち」の写真がずらり。あら可愛い。きれいな女性が嫌いだとよくわかりますね。本人も部下もきれいだから、自分たち以外が嫌なだけですかね。この写真を沈めると、本人も壁に沈んでいく…って怖。しかも遺体は発見されなかったって、どうなったの。壁に混じってるの。その後も次々殺されていく美女たちですよ。燃やされたり真っ二つにされたりが特に怖い。デンジマンも謎を追いますが、こんな不思議能力じゃどうにもなりませんね。と思ったら、襲われた美女に共通点が。どこかの写真展に出されてた人たちだったようです。ああなるほど、ここから写真持ってきたのね、と思ったらカメラマンがそのまま怪人かよ…! なんで個展開いてるんだ。美女を誘き寄せる…には微妙だよなぁ美女写真展。
 追跡したところで襲われたのでここでとりあえず戦闘。今回も赤城と黄山は留守番なのか。SOS信号で向かってます。どうでもいいけど顔近い。

 結局敵は逃がし、次の犠牲者も。まあ怪しい人物の目星はついてるので私が行ってみようか、のあきら。これは、自分なら狙われるとちゃんとわかってる感じかな。まあそれには誰も異論はないでしょうが。「あきらはマークされてるよ」は確かに。で、青梅が心当たりの女性に頼みます。「さっちん」「あらお兄ちゃん」で、なんだ妹かと思ったら血繋がってなかった。「親に捨てられ迷子になってた」って凄いことさらりと言ってるんだけど、親居ないの…? 青梅の親が引き取ったとかそういうわけでもないのかな。まあ実の兄妹みたいには過ごしてたようです。
 「面白そうねぇ」「ええ? 大丈夫かよ」頼みに来たのに、乗られるとそれはそれで不安なのか。わかるけど。ここであんぱん出してくるのは笑いました。おい、どっから出した。
 で、囮になったサチコさんですが。上手く声をかけられ誘いこまれてるというのに、建物に入れないデンジマン。ええええ。護衛対象から引き離されてる時点で強引にでも入らないのか。邪魔されたら、それはそれで怪しいってことでいいんじゃないか…! 一応敵が怪人であることを確認してビル壊しての突入です。逃げられたけども! 壁に溶けるように消えていきました。こういうのが出来ると厄介。ついでにもう写真撮られちゃってるので、サチコさんはいつ殺されてもおかしくないとか…け、結構迂闊なことになっちゃってるぞ、これホント死んでもおかしくなかった…!
 そしてアジトはどこにあるんだ、と悩んでたら犬があっさり教えてくれました。ちょっ…! 知ってたならもっと早く言おうよ…! 調べてたんだろうか。今わかったとこだろうか…。あくまとう…悪魔島? ホントに普通に敵基地に向かったよ…! 足場の悪いところでの爆発見てて怖いなー。
 ここで戦闘になり、怪人は無事倒すものの、女王たちはさすがに逃げました。いや、とことんやれって最初は言ってたけど。すげぇ、部下が「不要な戦闘は避け」とか進言した…! しかもそれちゃんと聞くんですね。不本意そうながらも。この女王は割と部下思いで聞く耳持ってるところがなんか厄介。
 ラスボスが普通に逃げていくんだなー。


第5話「壁に蠢く赤い毒花」

 「このままでは駄目じゃ」やられた怪人たちのことを嘆いてる女王。まだまだ積み上がっていくと思うよ…。毎回毎回大事な部下が死んでるんだよな…これはこれできついな。
 とにかくまあ、デンジマンを何とかしたいということで次の卵です。いろいろ説明されて「ううん…そうか。やれ」の女王。絶対よくわかってない感じに笑った。
 で、今回の敵さんは花…というか花に擬態してるんですかね。団地の片隅に咲いてみたら強欲なおっさんが自分の部屋に持って帰るという。凄いな。売れるのかあれ。一応大事に世話しようとしてますが、この花に襲われておじさん絶命。「ストーブの消し忘れらしいわ」ってのは単なる噂なんか、そういう見解なのか。ちらりと見ただけの黄山が違うって言えるんだから、検視ではちゃんと別の原因出るのかなぁ…いや、でもガスで窒息させてるには違いないのか…。
 あ、今回は赤城と黄山での出動なんですね。この2人セットなんだろうか。頭脳派側みたいなことかな。マンション壁降り、赤城もやるんだな…! 真昼間からあれは絶対目立つよな…。赤い染みを分析とかしてます。凄く普通に警察の仕事こなしてる。デンジマン的には、欲しいのはやっぱ怪人の仕業という確証なんでしょうか。人間が相手なら警察に任せるのかな…。
 その後、サンタくんの部屋に居たところ、悲鳴が聞こえたので向かうものの間に合わず。目の前の部屋なのに階段上り下りしなきゃならないもどかしさが辛い。怪人の仕業と確定するまで変身するわけにもいかないのかなぁ…。染みがあったのでスコープで見たら普通に敵さん居ました。居るのかよ…! スコープ、ホント常に発動してた方がいいぐらいによく消えますね敵さん。
 結局逃げられたので今度は一晩全員で張り込み。完全に確定しましたしね。が、そういうときに現れず…。これは動き読まれてるのかなぁ。まあばれたばっかで即動きもしないか。と思ったらあきらを襲ってくるという。…知ってて襲ってるよね? 一人一人撃破することにしたのかな。普通にすぐそばにいた黄と緑が駆けつけましたが!

 この後はそのまま戦闘開始。ロボ戦で女王がワクワクし始めて、そう言えばそれが目的だった…とか思い出した。そうか、ロボ戦に強いのかな。ガス使ってデンジマン自体が動けなくなってます。なるほど、あの状態から操縦者直接狙えるのか…。喚起装置をツタでふさぐとか芸が細かい。結局待機マシンの方からの攻撃で振りほどけた…みたいですが、これは犬がやったのか…? 「ピンチ」「そのときである」以外に説明がない…その後も触れられない…! いや、いいけど。ピンチ脱出して即座に必殺技決めました。余計な言葉はないねホント。話は早い。


第6話「悪魔分身の少女」

 なんか一緒に釣りしてる緑川と黄山。緑川はつき合わされてるんですかね。仲良いな。そんな緑川が飛び降りそうな少女を発見。「かなり思いつめてる」確かにそんな感じだけど、よく見えたな…! まあ自殺のつもりじゃなくてもあの場所は危な過ぎる。柵もないんだなー。
 慌てて向かうも、このままじゃ間に合わないということでデンジスパーク。やっぱこういうときのための変身ですよね…! 屋根をぽんぽん飛んでビルに飛びあがる図はなんかファミコンみたいでちょっと笑った。
 で、助けた少女には「なんて馬鹿なことをするんだ」から、帰りも「もうあんな馬鹿な真似するんじゃないよ」で事情とかは一切聞かないんだなー。聞かない方がいい場合もあるだろうけど…そもそも気にはならないのか…。ここでお母さんに会って説明しようとするも「また何かしでかしたんですか」で怒り気味のお母さん、関係ないとばかりに去っちゃいました。ああ、なんかこれだけで複雑な感じはよくわかる。これ見て「元気を出すんだぞ」「頑張れよ」と…うん、深く関われないし、もうそれ以上言いようはないのかな…。一応「何かあったらアスレチックに遊びにおいで」と逃げ場は与えてくれた。それぐらいが精いっぱいかなーやっぱ。
 この少女はちょうど敵さんに目を付けられてました。デンジマンと居たからなんだろうか…負の感情になんか反応したんだろうか。この少女の日記(?)を読み上げてる将軍。やたら情感込めて読むし、表現が詩的過ぎて小説かなんかみたい。女王は楽しそうですね…。人の悲劇や絶望は大好物らしいです。まあそうだろうな。正直この程度でいいなら溢れてそうとちょっと思っちゃったけど…!
 少女の母は継母で、まあ馴染めなかったということですかね。再婚してとっとと娘置いてアメリカ行っちゃう父に問題ありそう。いや、離れなきゃいけないから娘の世話させるために結婚したのかもしれないけど…。

 この娘さんが敵に乗っ取られ問題起こしてます。予告から思ってたけど、刃物が突き刺さってくるの怖すぎる。一応これ、刺さらないようにはしてるんですよね…。お母さん脅すのは怪人的にどう面白かったんだろう。誕生日パーティーには参加してちょっと混乱させてますが、あれ楽しいのか…。遊園地の恐怖ジェットコースターも、なんか結局ちょっとスリル与えて興奮させた、ぐらいの感じのような。
 あと犬にびびって3メートルジャンプは笑った。それで怪しまれてます。そりゃそうだ。そもそも犬飼ってるから犬嫌い自体も怪しい。
 赤城とあきらはその頃本物のカオリちゃんと見付け、遊園地に居る方を偽物と断定。体がカオリちゃんのものかどうかで大分対応は変わってくるもんね…。敵さんは再びカオリちゃんの体に乗り移れば、デンジマンも攻撃出来ないだろう…とか思ったのかな。カオリちゃんのベッドで布団かぶって待ってるレッドはちょっと笑った。
 結局敵が正体あらわし、そのまま戦闘。なんかイエローがワンワンうなってる。どうした。
 ロボ戦では分身とかやってますが、即分析して「あれが本物だ」です。凄い、一切迷いがない。
 で、無事勝利です。なんか少女と継母も仲良くなってました。何でかはよくわからない。お互い歩み寄りのきっかけがなかっただけなのかなぁ。まあ良かった良かった。


第7話「デンジ星の大悲劇」

 何やら儀式してるヘドリアン女王。「ベーダーの魔神よ〜」って何かそんな神的な存在が居るのか。実際これで力与えられてる感じです。後ろで踊ってる女性陣は一応神に見せるためにやってるんですかね。儀式としてはわかるけど、いつもの部屋でいつものメンバーでやってるとちょっとシュール。
 しかしここで与えられた卵はデンジ星を滅ぼした怪人の子孫ということでなかなか強力です。ダムに向かって「水よ腐れ」とかやってるのはやっぱシュールだけど。一応言いながら菌ばらまいてる感じ? ダムの水が腐っていき、この軟体物で生物は石膏化、建物は酸に溶かされていく大被害。っていうかもう赤のどろどろが普通に気持ち悪い。女の子の買ってた金魚も石膏化。あからさまにやばい物体が見えてますが、「すぐにこの水は捨てなさい」で下水に流しちゃうのはどうなんだろう…。
 この流れの中「アンパンないの」とかめっちゃ情けない顔してる青梅はなんなんだ。可愛いけど。

 調査に出るデンジマン。ダムがすでに真っ赤。これニュースになってないんだろうか。青梅たちの方では砂浜から突然現れる手。仲間に気付かれぬまま、口もふさがれて砂に沈められていくのはなかなか怖いですね。青梅なのでちょっとコミカルになるけど。あの状態だと変身できないのかな? まさかデンジスパークと叫ばないといけないんだろうか…。
 ここは緑川たちが気付いて助かり、敵の方は逃走。「なぜ逃げる!」と怒る女王を即座に将軍や女性陣がフォローしてるの素晴らしいな。それで女王が納得するのも凄い。いいチームなんだよなここ…。
 デンジマンたちの方では、記憶ビデオなるものを基地で再生してます。見たものが記録されるのか。便利だなー。これを見た犬が何か反応。うなってばっかりなので代わりになんかのテープが再生されてデンジ星の末路や敵のことが解説されてますが…このテープはなんなんだろう。普通に呼びかけてるな…「今から3000年前の話」とかも言ってるし。基地の頭脳みたいなのが残ってるんだろうか…。
 犬の記憶装置は何でイラストなんだ。しかしここで、地球に移住しようと思ったのに軟体物が紛れ込んでて全滅したとかとんでもない話も出てきました。…軟体物、地球につく前に追いだせたんだろうか…? 下手すりゃ地球に持ち込んで地球滅んでたよね…!

 いろいろ話を聞いたあと、デンジマンの陽動作戦。何か普通に平和に過ごして「デンジマンはすっかり安心しきった様子」「油断してる」と思わせる作戦のようです。…ちょっと流れに無理あるような。一応敵側も今は大人しくしてるのか…? 一気に攻撃するために軟体物による被害も抑えてるのかな。でないと敵側が隙を見せたってのもよくわかんないしな…! ってかお互いの顔ホントしっかり認識してるんだよな…デンジマンも監視されてること気付いてるんだよなぁ。なんか不思議な関係だ。
 とにかくまあ、敵は油断して…油断してデンジマンの侵入を許した…のか? 「わざと隙を見せてウミツラーを誘き寄せたか」とか言ってるけど、普通にダムの汚染数値が下がったから見に行ったんだよねウミツラー…。
 結局このまま戦闘になり、最後はロボ戦。デンジタイガー出た時点で女王が絶望してるの笑った。勝てないと思ってるのか。ウミツラー、汚染能力が凄いだけで戦闘力ないんだろうか…? 護衛怪人も必要だったな…!
 将軍がさすがにイラついてます。まんまと踊らされた…って展開なんだよなこれ…。


第8話「白骨都市の大魔王」

 今回の怪人はフィルムラー。「フィルム」と言ってる人と「フイルム」と言ってる人が混在している。時代かな。
 「フィルムラーただいま誕生致しました」になんか意表つかれた。そうだよな、参上じゃないんだよな、彼ら生まれたとこなんだよな…。
 このフィルムラーは老化ガスを出すことができるため、映画スナック開いてそこで人を誘き寄せ…って何か面倒なことしてるなあ。最初から映画館や撮影所に潜り込んだので良かったような。まずは試しにってとこかな。
 ちょうど空手に通う子どもたちが通りかかって誘われてます。じゃあ行ってみようかーぐらいのノリのときに、いきなり「こらっ!」とかくるから、また嫌なおじさん系かと思ったら青梅かよ…! 稽古途中の寄り道だったのね。喫茶店とか行くなんて不良、みたいな時代なのかと思ったらそういう話でもないのか。そして結局自分も映画に惹かれて、じゃあ一緒に行っちゃうかーな青梅。悪いおじさんだ。好かれるおじさんだ。
 中は何やらホラー仕立て。ちょっとびびってる青梅が面白い。そうか、案外ああいうの弱いのか。「これは映画だってば」「待てよ、映画なわけないよな」とか、この辺演出かどうかわからないので対応し辛い部分ありますね。「恐怖映画館へようこそ」とか謎のおじいさんが出てくるのはある意味ホッとする。しかしまあその後が怖い怖い。サソリは普通に怖い。でもお化け屋敷と思うとなかなか面白そう。ちょっと行ってみたい。まあ私は行ったところでずっと青梅の背中に張り付いてるでしょうが。それでも多分楽しい。とりあえず「わりかし面白かったな」とか青梅も出たあとに言ってます。いや、これは強がりかな。ここでようやく全員が老化してることに気付く青梅。まだ感覚としてはわからないのかな。白髪になってシワが増えて…の変化なので赤城たちは変装としか思ってくれません。まして青梅だしね…ちょっと悪ふざけしてるのかなって感じはあるよね…。結局他にも老化してる客が、という情報で信ぴょう性が増しました。更に老化も進んでる様子の青梅。「アイシー、なんとかしてくれ。助けてくれ」とかすがりついたら目そらされたよ…! マジかアイシー。どうしようもないのか。

 ひとまず全員で問題のスナックへ。結構無防備に乗りこむなぁ。まあ変身すれば何とかなるのかな。青梅は一人変身できませんでした。あれ、そうなのか。老化してると変身できない…? ある程度体力ないと変身できないとかそういう感じでしょうか。
 一人攻撃受けて大変そうですが、敵に絡まったフィルムが逆回転とかして助かりました。これは偶然ですかね。なんか普通に戻ったよ…!
 このあとは迫ってくる壁に押し潰されそう…というよくあるシチュエーションですが、これも普通に壁蹴破りました。強い。その間に必死で逃げてる敵が健気。

 敵さんの次の作戦はビルをスクリーンにして…ということでしたが、これはデンジマンに勘付かれて未遂。車で逃げるのか…彼女たち、いつもワープしてない? 今回の怪人ができないってことかな。ミクロ化は出来るようです。フィルムに逃げ込んで上手く運ばれてる怪人。「この中に逃げ込んだに違いない」で探してたデンジマンは怒られてました。でも「困るなー」ぐらいで済むのか。彼らの世間的認識どうなってるんだろう。このあとフィルムを投影して欲しいという願いは普通に聞き入れられてた。一応信頼されてるのかな。
 上手くフィルムラーをあぶりだしたあとは、フィルムラー主催のコスプレショーみたいな感じに。西部劇とか時代劇とか、普通に戦うキャラにしちゃったら駄目ですよね…! いや、西部劇では青梅が銃落としたり黄山があからさまにびびってたりしましたが。この2人は割とコミカル方面ですね。緑川はかっこいい。銃はやっぱ元刑事だしなー。時代劇バージョンでもかっこ良かった。
 このあとは「スポーツ」ということでラグビー選手になってるみんな。戦隊にラグビーボールとか持たせちゃいけない。結局これでもボコられて、デンジマンに戻す怪人。最早あとはトドメ刺してくださいみたいなことになってる。もうちょい別の映画なかったのか…!
 このままロボ戦までこなして勝利。老化は敵がやられれれば何とかなったようです。こういう系の能力の方が後で取り返しがついていいね…。


第9話「死を呼ぶ怪奇電話」

 「この3年間美術展に連続して落選してます」という画家さんに目を付けるベーダー。相変わらず地味で細かい。画家さんは地獄絵描きのようですが、実際絵が気に入った…ってわけではなく、その裏に潜む憎しみの感情が目に留まった…ってことでいいのかな。この画家さんの絵を買い取る代わりに、美しい絵を描く画家を抹殺するのに協力しろと。この画家さんがターゲット決めて呪いの電話をかけることにどういう意味があったのかなー。ただこの画家さんも一緒に苦しめたかったんだろうか。なんか仲間意識あった気もするけど。
 とりあえず電話して憎い画家はホントに殺され、お金も受け取った画家さん。この状況は怖いなぁ。電話するだけだから直接殺すわけじゃないから…という思いもあったんだろうけど。そうか、電話だから相手の悲鳴も聞こえちゃうのか…。うなされてます。ここでざまあみろって思える人物ではなかったんだな…。
 この事件についてデンジマンでも調査中。「惨殺」とか「謎を呼ぶ密室殺人」とかあるから一応あのあと死体は出てるのか。なんで被害者死んでるのに「電話に出たあと殺されている」とかわかったんだろう。「じゃあ電話が犯人?」とか言いだす黄山はこれ、冗談なんだろうか。青梅にマジで返されて困ってるようにも思えるけど。赤城の言う通り「ベーダーの仕業」ならありでしょうが、そういう発想でもなかったみたいだしなー。
 このあとは、次に狙われるだろう人のところへ張り込んでます。逆探知用意してるのか、と思ったけど、あれは単なる録音かな。敵は電話回線移動出来る厄介さ。電話のある場所ならすぐ逃げられちゃうんですね。車載電話にも入れるってことはコード伝ってるとかでもないのか。車の中で画家さん襲われたときはもう駄目かと思いましたが、デンジマンはちゃんと張ってた様子。素晴らしい。まあまた逃げられたけどね…! 公衆電話もどこにでもあるから厄介。
 が、思わぬ方向から電話の相手が判明です。なんかめっちゃ身近に居た。画家さんの妹の先生があきらさんとか、こういう繋がりは調べてなかったのかなーベーダー。録音した声の声紋調べてきっちり一致ですよ。で、問い詰める前に敵さん側は「美しい女性の絵を描いてる」を裏切りとみなして処刑です。わあ…。妹の目の前でめっちゃ普通に殺された…。殺人の共犯になってる形だからなぁ…報いは受けなきゃいけなかったのか…。っていうかお兄さんは地獄絵が好きで描いてたというわけでもないのかな。一定の需要はあるもんだけど、なんか微妙にジャンルそのものを否定されてるような気が…。いや、妹さんが気持ち悪く思うのはわかるけどね…!

 それはそうと、敵さんとの戦闘です。レッド無視で何度もピンクを押し倒そうとしてる怪人が妙におっさん臭い。別にそんな意図はないだろうけども…! なんかこう、絵的に…。
 デンジマンと揃っての戦闘では199番やら110番やらにかけてる電話怪人。消防署に「火事だ」って電話したらデンジマンの周りが燃えだすとか、どういうことなんだ。最初消防車呼んで混乱させるのかと思ったら。警察に至っては「脱走だ!」とか叫んだあと一人で突進してます。気分盛り上げてるのか…? よくわかりませんが、普通にブーメラン食らって撃破されました。ロボ戦ではまたダイヤル回してロボ倒してる。結構強力な技だけど、デンジマン側あんまダメージなさそうだな…。倒れたあと戻ってるのも敵の仕業なの…? 凄い起き上がり方してるしな…。
 とにかくまあ、戦闘は無事終了。妹さんはおじの家に引き取られることになったと…。死んだんだよなぁお兄さん…。まあ警察行きでも同じことだっただろうけど。この辺ホント容赦ないな、この時代は。


第10話「魔法料理大好き!?」

 今回の敵さんはハンバーガーの怪人。初っ端で女王たち料理でもしてるのか? と思ったら、卵を孵化させるのに一度油であげる必要があるとか。なんだそれ…! 笑った。いい油加減であげられて卵になる怪人すげえ。「焼きたてのハンバラーめにございます」挨拶もなかなかです。どうせなら揚げたての方が良かったんじゃないかな! 「まあ、美味しそう」そしてそういう感覚あるのか女王…。
 で、見た目完全にハンバーガーの怪人ですが、魔術師でした。ええええ。琴を聞かせると料理が美味しく感じる…。中毒性は音楽にあるのか? ハンバーガー自体にもあるのか…? 10円で売り出して大人気です。ヘドロハンバーガーらしいですが…音楽なかったら食えたもんじゃないんだろうなぁ。すげぇ怖い…! 目に異常が出るのが一番見てて怖い。深刻なのは他の食べ物受け付けなくなることでしょうが。とはいえ、なんとか過ごしてるみたいだしヘドロハンバーガーでも一応栄養にはなってるんだろうか…。
 花むしるのとか、性格にも問題出てますね。泥風呂に潜ったりもしてるので子役さん大変だなとか思ってしまった。青梅はハンバーカー求めて大暴れ。強い人がこういう状態になると厄介だなぁ。戦いにも出られない。でも5人揃わないと…と言ったところでアイシーが解決策出してくれました。デンジシャワーでいけるらしいです。だからもっと早く言ってアイシー…!

 敵さんの次の狙いは給食。まあ一気に大勢に食べさせよう…はわかるけど、自分たちで運んで自分たちで配るのか…幹部3人しかこういうとき動けないって不便だな…雑魚敵はこういうのには役に立たないのかなぁ。最初のお試しでやってみただけかもしれないけど、実際あの3人しか動けないとどうしても範囲は狭いよね…。
 今回は戦闘もやりましたが、そっちは早々に引いて怪人任せ。ああいう特殊能力系怪人こそ守ってやらなきゃいけないと思うんだけどな…!
 結局怪人は普通に撃破されました。巨大化後、ロボ呼ぶまでがなんか長いな。めっちゃ逃げてる。まず安全地帯まで逃げないとロボ呼ぶのも大変なのか…。そしてロボ戦ではなんか頭がカンカン鳴ってるハンバーガー。金属製なのかあれ。

 戦闘終了後、子どもたちもデンジシャワーで治療です。倒せば戻るものでもなかったのか。あのハンバーガー中毒になってる人、他にもたくさん居そうだけど一人一人治療したのかな…。



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