轟轟戦隊ボウケンジャー感想(第1話〜第10話)


第1話「魔神の心臓」

 戦隊30年目ボウケンジャー。事前情報はほとんどないですが、何か期待させる始まりです。
 最初は海の探査に来ている3人から。変身姿ですね。「ミッション中はコードネーム」ということで変身後は色呼びになるんでしょうか。ブラックは嫌がってるようですが。
 ブラックとイエローはテスト入隊中。レッドの「冒険を楽しむ気持ちは知ってるさ」がどこかの無茶な司令官のようです。いいなぁ、こういうレッド。

 イエローは割と無謀なのかどうか、たどり着いた場所でスイッチに触り、ブラックはブラックでそこの遺跡のようなものを銃で撃破。いいのかこれ。
 いろいろいじってるうちに遺跡が急浮上。「あーあ、何かやらかしたみたいですね」余裕ある口調がいいですね。っていうかいいのかあの事態。
 ブラックたちの救出に向かったのはレッド。「迎えに来たぜ」何かかっこいいです。乱暴ですが。ブラックくんは元泥棒とか言われてますね。「トレジャーハンター」と反抗してますが。まあそこは確かに微妙なとこだよなぁ…。
 引き続き遺跡の探査を続ける5人。「落とし穴は落ちる前に駆け抜ける!」って凄いです。落とし穴っていうか全部崩れてるので避けようはないですが。
 イエローはここでちょっと予知?っぽいの見せてますね。能力なんでしょうか。この後裏切ったブラックがイエロー連れてますが、イエローとはどういう関係なんでしょう。ブラックは普通にイエローがついてくるものと思ってたようだし、結構長い付き合い?
 ブラックの裏切りに関してはむしろレッドは喜んでるようです。「おれの牙から逃れられる獲物はいない。その獲物はお前だ」は正直笑いました。でもブルーたちに命令するところといい、こうはっきり上に立ってるリーダーはいいですね。ホント久々だ、こういうの。

 一方今回現れた敵さん。これもまたメガレン以来の顔出し男幹部でしょうか。っていうかこの状況、ボウケンジャーたちが敵を復活させちゃったってことになるんでしょうか。敵をどういう引っ張り方していくのかまだわかりませんが。
 あ、ブラックの方はひとまずボウケンジャーとしてやることは決めたようです。いつか越えてみせる、はいいですね。若造っぽくて。っていうか今回の5人、年齢が全く想像できないんですが。
 「我ら轟轟戦隊ボウケンジャー!」こういう名乗りは大好きです。
 敵さんとロボ戦に突入するボウケンジャー。新米二人はまだ合体訓練終わってなかったようですがレッドは「ちょっとした冒険だな」ですませました。この人ちょっと危ない。楽しい。
 無事敵を倒し顔見せ終了。「ミッション完了って奴か」何か普通にブルーに話し掛けて無視されてるブラック。とりあえず殴ったことは謝っとこうよ。
 今回はブルーもクール系じゃないようですね。まだいまいち彼のキャラはわかりませんが。女の子はお姉さん系と年下系で分かれてるようで嬉しいです。


第2話「竜の略奪者」

 ボウケンジャーについて「カラフルな奴らに奪われたわ」とか言ってる敵さんに笑い。カラフルって。確かにそうだけど。この人の言語感覚とかどうなってるんだろう。
 ボウケンジャーはプレシャスを持って無事帰還。上司らしき人に見せてます。「これは…これは本物ですな」って判断早っ。そんな簡単にわかるもんなのか。っていうか偽物とかもあるのかね。
 出てきた敵さんのことを調べてるブルー。真墨が覗き込もうとすると消しちゃいました。「まだ信用できないってことか」まだっていうかこの間裏切ったばかりじゃないのか。まあ二人ともあまり本気でやってるようには見えませんが。
 それでも本格的に出動となるとまだ信用できないから、となってしまう真墨くん。リーダーの「面白いだろ、そういうのがいても」は豪快すぎると思います。そういうの好きですが。

 ロボ合体やロボの扱いは燃えますね。合体時一つのコックピットに集まる様子が大好きだ。
 でも倒したと思って後ろ向いてたら後ろからやられて何か笑いました。ちょっとそれは間抜けすぎる。後ろ向いてポーズ、って基本だけどさ。
 敵さんがロボもろとも爆発、という手段をとってきましたが5人は普通に敵ぶっとばして助かってました。

 ※↑ここまではリアルタイム時に書いた感想。
 全話視聴後数年経ってますが、感想埋め。

 5人はそれぞれ手分けしてプレシャスを探すことに。チーフは一緒に行く相手に真墨を指定。見張るためかと思ったようです。まあそれもあるでしょうが。
 菜月は次の瞬間にははぐれて敵と話したりしてます。この間、両方で菜月の素性についての説明が。ちょこちょこ挟まれる小道具の使い方が楽しい。発煙筒にパラシュートに望遠鏡にナイフに、いろいろ使えるんですね、あれ。
 敵と話してた菜月はさくらさんからスパイと疑われ剣を突きつけられることに。自分の正体探しという目的を話したら結構あっさり信じました。それでいいのか。プレシャスが第一の目的じゃない、という菜月は去ろうとしますが、まあ別にそれでもいいんじゃないか、みんなそれぞれ自分だけの宝を見つければいいという感じにまとまりました。
 というわけで敵も出てきたところで変身。わさわさ集まってる敵はなかなかに気持ち悪い。イエローがパワー系だったのにはびっくりしました。
 その頃敵さんの間でも騙しあい取り合いやってた感じですが、乗り込んだチーフが勝利してお宝ゲット。部下を犠牲にした点責めて、おれには仲間が居る、という一応正義な感じの流れ。
 最後はさくらが菜月に謝りつつ、ボウケンジャーとしてまとまりました。前回が真墨、今回が菜月の正式加入って感じですね。
 意外に爽やかに入ってきたな真墨。一体吹っ切れると早いのか。


第3話「覇者の剣」

 今回のお宝は諸葛亮孔明の武器。いろんなお宝がありますね。っていうかそれが普通にその辺の神社に伝わってるのか。これを…貰いに来たんでしょうかボウケンジャー? 中身については詳しく知らなかったようで、巻物形態に戸惑ってます。ここで新たな敵さん出現。もう一つの巻物と合わせると武器になるとか、またとんでもないな。そんな伝説残ってても本当とは思わないかな。
 新たな敵は風のシズカ。リアルタイムで見たときのメモ書きにこんなの残ってた→「忍者ー!」「くのいちー!?」「可愛い!」とか。ちょっとガキっぽい感じの可愛い忍者です。蒼太は「美人にそういうの似合わないよ。話し合おうよ、ね?」という対応。蒼太のキャラがわかりやすい。あとで「相変わらず女に弱いな」とか言われてるし。それで流すチーフもいいな。

 そしてこの後、最後のプレシャス確保にどこかのパーティーに潜入。招待状取って来るツテがあるようです。サージェスの力じゃないのか。普通に凄いな。真墨はボーイやらされて愚痴ってますが「ボーイさん」と言われて返した「はい」がやたら爽やかで素晴らしかった、ちゃんとそういう演技も出来るんだな。
 最後のプレシャスについては確認したものの「個人の財産を勝手に奪うわけにはいきません」ということで、手が出せないボウケンジャー。彼らにとっては「ネガティブの手に」渡らなければいいんですかね。風のシズカが潜り込んでましたが、蒼太が見破って追い出してます。蒼太がつけてた香水の匂いがするって。あれからどれくらい経ってるんだ。
 プレシャスの方は持ち主と交渉。苦労して手に入れたコレクションとか、そう簡単には手放せませんよね。宝物とか夢とかも言われてますが、ここで「その夢が例えば他人を不幸せにするとしても?」ときました。不幸せにするのはネガティブであって、お宝自体の問題じゃないからなぁ。いや、一個人で所有する=(奪われる)=誰かを不幸せにするという等号が嫌だ…。

 夜に再び交渉に行ったところで、持ち主さんから蒼太の正体というか過去が明かされてます。元スパイという。情報に強いキャラらしいです。さらりと企業どころか国家潰したみたいなこと言ってるんですが。スリルを求めて他人のことは考えない、と結構やんちゃキャラだったみたいです。持ち主さんから私と同じ、と言われて「同じじゃない」に続くのが「あんたはまだ間に合う」ときたのにはびっくりした。蒼太はもう間に合わないとこまでいっちゃったとか、そういう方向になるとは思わなかった!
 交渉中に風のシズカが出てきたので、とりあえず一旦脱出です。殺す気か、みたいなセキュリティしてるんですがいいのかあれ。あそこまでやっててもネガティブ相手にはどうしようもないんだな…。まあ動くもの感知して撃つ、も何か複数居るだけでどうしようもなくなりそうな攻撃だけど。
 「あれが兵器…じゃあホントに」持ち主さんはそもそも話を信じてなかったんですかね。まあ簡単に信じられることじゃないよなぁ。プレシャスについての説明形態整ってないのかな。
 逃げてる途中やたら楽しそうな蒼太。自分のためじゃない、みんなのためのものだから云々言ってるけど、いや、やっぱ単にスリル好きなんじゃない、って気がしてしまう。自分のためにやってたときも散々楽しんだんだろうしね…。
 あ、菜月は戦闘前に「これ見たことある?」とか言ってました。ああ、そうですね、そこは忘れちゃ駄目ですね。
 蒼太たちが合流したあとは改めて名乗り。「かっこいいー。でもこいつは渡さない」シズカいいキャラだなぁ…。

 ロボ戦でも伝説の武器とか使ってくる敵さんですが、そこへ3本目。シズカが手に入れたのは偽物というオチ。あははは、やるなぁ。しかも自分の写真貼り付けてるとかね。馬鹿にした感じがいいな。
 本物は自分の腹に巻いてるのも凄いけど…! 持ち主さんがその巻物を渡してくれて、無事その力で勝利です。
 最後は巻物預けてくれましたが「二度と私のような馬鹿の手に渡らぬよう」かぁ…。そんな自虐するようなことじゃないと思うけどなぁ。この話だけだと別に悪いこともしてないしな、この人。
 まあ何か冒険が楽しそうとは思っちゃったみたいな持ち主さん。ああ、蒼太が昔の自分に似てるとか言ってたけど、ホントまんまそういう人だったってことでいいのかな。

 エンディング後に「次回から30の戦隊を紹介していくぞ」とか入ったのにはわくわくした。ボウケンのこのコーナー楽しかったな…。


第4話「失われたビークル」

 新しいマシンを試してるレッド。動かすのに結構大変って感じですかね。ふらふらのチーフは、次に乗ろうとする真墨を止めてます。「これは命令だ」ってホントはっきりと上の立場なんだよなぁ。
 それが不満の真墨は、その後寝てるチーフに変な眼鏡かけて撮影してました。子どもか。しかも眼鏡ってまた半端な。落書きでもするのかと思えば。上着をかけるけど眼鏡は取ってやらないさくらさん。別にいいのか、あれは。
 ここでチーフが漏らした「キョウコ」「マサキ」の名。女名だけだと「彼女か?」にはなりますよね、やっぱ。マサキも何か微妙な名前だけど。
 この名前の主はかつてチーフと共に冒険をしていた仲間、と。目の前で仲間失った経験ってきついなー。しかも信じてると言われて助けを呼びに行こうとした直後とか…いい関係だったのはわかるだけに。
 そして今回の事件で同じように仲間たちがピンチに。咄嗟に一人脱出してるチーフは、まあこういうときの判断力が凄いのかな。まあマシンが巻き込まれるのが一番後だったんだろうけど。チーフとしてはもっと早くに脱出指示できてれば…ってとこなのかな。いや、それには触れられてないけど。
 暴走してるプレシャスはかなり危険なもののため、サージェスが破壊を命じてます。近くにボウケンジャーのマシンが転がってるからそれを爆破して壊せとか…物凄いこと言い出すなサージェス。言ってる言葉を普通にスルーしてるチーフ。良かった。あんなもんにいちいち食ってかかってもな! 牧野先生は理解してくれました。そして最初に乗ってた扱いの大変なマシンでみんなのところへ。
 「みんな返事をしろ、無事か!」熱く叫びチーフですが、みんな呑気にしりとりしてました。チーフの「え」「お前ら何でしりとりなんか…」というホントに呆然とした反応が笑える。みんな、チーフの助けを信じて待ってたようです。「信じてたのか、おれが助けにくると」これはまあチーフのかつての仲間だってそうでしたよね。一度失敗してる過去があるから、それ知られたら不安に思われると思ったのかなぁ。
 仲間からは、だから自分たちのことももっと信頼しろよと返され、いい感じにまとまりました。初っ端のやりとり的には真墨のガキっぽいわがままにも見えたけど、チーフもチーフで一人で突っ走りすぎてたんですね。
 戦い後、みんなを信頼することにして、まずはブルーを問題のマシンに乗せてるチーフ。あはははは。真墨たちが引いてます。自分で言ったなら頑張れよ! っていうかチーフ、容赦ないな…!

 エンディングでの戦隊紹介はゴレンジャーから。菜月がカレー食ってるのがいいなー。


第5話「帝国の真珠」

 風のシズカさんがプレシャス取引。銃突きつけられた取引相手がため息ついて両手挙げてるのに結構余裕だなと思ったら、振り返った瞬間悲鳴あげてて笑った。ああいう出来事は想定内でも、ああいう相手は想定外か。
 ここでボウケンジャーも登場。取引情報入手してたんでしょうか。「さっすがもとオリンピック候補」という情報の出た射撃の上手いピンク。今回はこのピンクのお話。
 外に弾かれた真珠を追って行ったら、ちょうどそれを拾ってる少年の姿。「もしかして、あなたってヒーロー?」何か意外な方向というか、理解が早くて助かる子…でしたが、その後、素の姿で行ったさくらさんには「あんた誰だよ」で真珠を返しません。そりゃそうだ。慌てたさくらさん、見えない場所に行って変身し「君、悪者から守ってくれてありがと」とか、結構乗ってる感じがいいな。生真面目だけど。少年はとっとと去ってしまっていて、真珠の回収に追いかけるさくらさん。何で変身解いちゃうんだ。いや、あの格好で街中走るわけにもいかないんだろうけど。相手がこっちの姿確認出来る位置に居るならなぁ。
 たい焼きとかお礼に用意してみたりと頑張ってますが少年は頑なです。「悪い奴ってよくそういう手を使うんだよね」と物には釣られない賢さ。「目が笑ってない」というとこまで見抜かれましたが、それはさすがにあの状況で笑えないだろう。でも笑顔については思うところあったようでショックのさくらさん。たい焼き自棄食いしてる感じは可愛いです。
 以前菜月が迷子をあやしてたときの回想をしてますが「おかしくもないのに笑えません」って、ああそういうキャラなんだなぁ。「真面目すぎるんだよお前は」のチーフの声が意外に砕けてる。チーフはああいうとき笑顔出せるんですね。「私は冒険を楽しむつもりはありませんから」はなんかちょっと衝撃な気はする。

 その後も更に追うさくら。自動改札機を頭下げてくぐり抜ける少年は、慣れてるんじゃないか…少年にとって緊急事態とはいえ、あれをすっとやれるのはなー。切符はさくらさんが買ってきましたが。そして少年からも「真面目すぎるって言われない?」とか言われちゃうさくら。切符に関してはさすがに真面目過ぎる、で済ましちゃいけないと思うんですが。
 ここでシズカがやってきて戦闘開始。少年のために頑張って笑うさくらさん。あの場面で笑顔なら安心出来るってもんなのかなー。何度も振り返ってなかなか逃げないし。少年。結局少年は怪人の方に襲われて気絶するはめに。最悪の形で巻き込んじゃいましたよね…その辺に寝かせてたんでいいのか、あれ。
 やってきたチーフからはさくらさんに対し「そういう真面目すぎる奴もまた面白い」という反応。なんて器の大きさ。普通一人で片付けようとして失敗したら責めるとこですけどね。最後まで一人でやってみろということで復活した兵器と戦うさくらさん。凄い兵器だったらしいけど、割とあっさりボウケンジャーのマシン一つで勝てるんだな…巨大化怪人の方が売れるんじゃないか。
 ロボ戦は普通に終了し、真珠も無事少年から返してもらえました。少年はさくらさん個人をちゃんと信頼できたってことですよね、まあ無駄ではなかった感じ。
 「ごめんなさい」と謝る少年ですが、よく考えたらさくらさんが少年に振り回されたというより、少年がさくらさんに振り回されたんじゃないかって気もする。ホント、言われた通り最初から正体見せてればいい話ですよね。一応サージェス的には駄目、でもまあ状況次第で臨機応変に、が仲間の認識なのか。この辺は戦隊ごとに結構違うからどう判断すればいいのかと。
 さくらさんの生真面目さとドジ具合はいい感じに可愛いなー。


第6話「呪いの霧」

 今回の現場は呪いの谷。真墨が出動を拒否してます。お約束の、びびってるのかの流れから「呪いってのは本当にあるんだよ!」との真墨。過去に何かあるのかと思ったけど、最後まで特に触れられませんでしたね。ホントにやばいのはわかるってことだから経験はあるんだろうけど。チーフの挑発に乗っちゃったときは、あーあな態度だったのでそこまで嫌なわけでもないのか。
 っていうかプレシャスの存在考えたら不思議な事件だって、そりゃあ起きるよなぁ。実際に行方不明者が出てるという話なのに特に対策はないのかボウケンジャー。
 実際に菜月、さくらと順番に消えていって何かそれらしい雰囲気です。さくらさんがボウケンチップ残してますが、あの妙な空間からどう繋がってるんだろう。光でチップの文字読み取るのは面白いけど、書ける範囲が少なすぎて何の役にも経ってないな…! いや、さくらさんもよくわかってないんだろうけど。
 とりあえず問題のプレシャスの方に向かったところ、今度は真墨が謎の空間に。普通にチーフたち助けに入ったよ…! どこか別の場所に飛ばされてるってだけなんですかね。崖を崩して相手を埋めるとかの戦闘は面白いなー。
 プレシャスの方はガジャが持ってました。さくらたち2人を人質に私の部下になれ、と…。部下とかそういう方向とは思わなかった、1人で頑張ってるからねガジャ…。
 が、チーフたちは当然のように拒否。人質については触れてませんが、すぐ助けるから大丈夫ってことだろうか。縛られてる上に回りにうようよ敵が居るのに。まあさくらたちはさくらたちで普通に脱出してましたが。アクセルラーとか身に付けたままにさせておく間抜けさ。さくらたちの口喧嘩は最初何事かと思いました、あれを打ち合わせなしにやれたのか。何気にここが交流深める話だったんですね。菜月呼びになってるし。

 ロボ戦では新たなマシン使用。やっぱり体に負担かかるのか。操縦も大変なんだなーあれ。まあ特に気にすることもなく戦闘は勝利。
 最後、チーフの「禍福は糾える縄の如し」の発言にはみんなぽかん。菜月は意味わかんなかったのかな、と思ったんですが牧野先生から「親父くさい」発言。え、そうなの。そんな変な発言かあれ…!
 「笑うなー!」チーフがいい感じに崩れてきました。


第7話「火竜のウロコ」

 何やら小説を書いてる男性からの始まり。原稿用紙に書いてると何か文豪って感じがする。
 チーフはこの人の小説のファンだったようです。ああ、普通にフィクションから憧れが始まってる感じなんですかね。っていうか寝転がったときに覗き込んでる真墨と菜月、って菜月スカートの中見えるんじゃないかあれ。
 小説に夢中になったせいでボイスからの呼び出しにも気付かなかったチーフ。結構問題あります。ボイスがコミカルに怒ってるのでまあいいのか。それはともかくとりあえず今回の事件。倒れてる邪竜一族の雑魚たち。光景的には結構きついですね、いつも爆発するけどなまじ死体が残るとなー。
 このときの光景が小説そっくりということで気になったチーフは作家さんのところへ。やってること自体はさくらさんの言う通り蠱毒まんまだからよくあるネタですけどね。実は行きたかっただけか。作風変わってるのも気になってたようだし。作家さんはサージェスってことでネタになるかも、と思って訪問受けたんですかね。だったら取材すればいいのにな! とりあえずサインしてあげるから帰れって感じでしたが普通に笑顔のチーフ。あ、やっぱ嬉しいんだ。

 その頃サージェス内では、また新たな装備の実験中。反動が凄すぎて菜月が吹っ飛ばされてます。何で菜月でやるんだ、と思ったけど、そういえば彼女はパワー系でしたね。あの中で一番パワーあるのかなぁ。どうも見た目との違和感が!
 反動に耐えるためのプロテクター的なのはまだ未完成、そのためにはサラマンダーのウロコが必要とか。これにも食いつくチーフ。これも小説に出てたようです。更に敵の弱点も小説通りだったということで再び作家さんのところへ。「あんたの小説通りに事件は起こってるんだ!」いきなり真墨が怒ってますが、これは怒る役として連れてきてるんだろうか。
 作家さんはここで今まで書いてた作品について「英雄なんかいない」とか語り出しますが、フィクションとして書いてきたものに、そんな奴は現実に存在しない…とかなっちゃうのか。居ないからこそ理想を描くって考え方とは違うんだなぁ。
 チーフが何か言いかけたところで、書斎に入り込んだリュウオーンが。手記を的確に手に取ってます、あの本の山の中からよく見つけたな! いや、引き出しに入ってたけど。手に取るとこ見てたんだろうか。
 作家さんがやけに冷静なのに驚いてたら「私の妄想が形になったのか」って、そうきたか。ありえなさ過ぎてついていけなかったのかな。ホント、こういうものの存在は浸透してないんだなぁ。
 駆けつけたチーフが作家さんから手記の今後の展開を聞き、急ぎ敵の居る場所へ。
 2000度の部屋とか何かそれだけで凄いな。ボウケンスーツの耐熱限界を越えてる、とか、やっぱある程度まではいけるんだなぁ、あのスーツ。
 このほぼ一瞬の間にサラマンダーのウロコを奪ってたボウケンジャーは見事ですね。爆発自体は…コンクリート飛ばして抑えたんでしょうか。いろんな使い方あって面白いな。今回地面でアクセルラー回してたし、あの演出も何か好きだ。ウロコが手に入ったことでプロテクターも完成し、あとはぶっつけ本番。最初に菜月が持ってた武器と違う…と思ったら反対にしたらドリルが突き出てきた…! 面白いな、これ。
 この後は普通に決着。この光景を見てた作家さんも、冒険者が居ることに気付いたって感じでしょうか。作家さんの小説に憧れて英雄を目指したものもいる、ってのがチーフの言いたかったことですかね。チーフ、ホントに小説きっかけなんだろうか。


第8話「アトランティスの秘宝」

 アトランティスの秘宝を海底から取り出すピンク。いつも思うけど戦隊のマスクは眩しさに対応出来ないのか。
 この秘宝は一旦ガジャに奪われるものの、まあ普通に取り返しました。ガジャの方が秘宝についてはちゃんと知ってる模様。しかし「それはおれたちのプレシャスだ」ってのも凄い言い分だなー。
 この秘宝には牧野先生大興奮。ああ、アトランティスはやっぱり冒険者のロマンか。とりあえず任務完了したので、ボウケンジャーの仕事はお休み。遊びに行こうとか誰かは残らなきゃとか、あまりシフトとかはっきりしてない仕事なんですね。呼び出し時以外は基本お休みでいいのかな。
 誰か残らなきゃって場面でみんなでチーフを見たのは面白かった。菜月はしりとりに負けて残るはめに。いつものあれがしりとりって。しかもそれで勝負つくのか。菜月以外が負けることもあるんだろうか…。
 2人きりになった室内では、菜月が蒼太のパソコンをいじり、そこにある自分のデータに怒ってます。写真がいっぱい表示されたときは嬉しそうというか満更でもなさそうでしたね。そこはいいのか。
 まだ私のこと疑ってるのか、と怒ってますが、これは何か難しい問題の気がするなぁ…。蒼太は他の人のデータもある、って言ってたけど、菜月的にはそれじゃ駄目なの? サージェス自体にはそれぞれの隊員データがあるのは普通だろうし、蒼太が個人で持ってるのが許せないんだろうか…。最後には消してたし、フォーメーション考えるとか、その辺はただの言い訳だったのかな。あそこまで怒るってことはよっぽどあれなデータが入ってたんだろうか…。何か一方的過ぎる気がする…。
 しかし怒った菜月に「ちょっと下見てくる」って逃げるのかよ蒼太…! 意外にヘタレだった。

 チーフたちの方は、まあそれぞれ休日を楽しんでます。チーフやさくらが行っちゃったのを「え…」って感じで見てる真墨に笑った。お前、一緒に遊びたかったのか。
 その頃、蒼太たちのところでは問題発生。秘宝はヴリルとか言う情報集めてコピーするタイプのプレシャスという。椅子がエレベーターに乗ったのは、そういう意志もあるからなのかな。っていうか牧野先生のところからいつもの待機室までってエレベーターないとあんな場所通らなきゃ行けないのか…。大変だな。
 秘宝は蒼太をコピーして菜月を襲ってます。さすがにこの段階に来ると「あなた、誰?」となる菜月にほっとした。
 ピンチのところで蒼太が間に合い、蒼太VS偽蒼太。これはちょっと楽しい。まるで効いてないそうだけど戦闘能力互角なのか、あれ。
 最後にはボウケンブルーに変身までしてる秘宝。ちょうどそこへ牧野先生が。偽ブルーに普通にアクセルラー渡そうとしてから、あれ? となるのはいいな。そうだよね、一瞬気付かないよね。
 基地を出た偽ブルーを追って、蒼太と菜月も外へ。さくらとチーフがそれぞれ2人に電話してましたが、さくらは緊急事態とは思わなかったのかな。そしてお互いもう1人には連絡しなかったのか。
 秘宝のことを調べてたチーフはすぐに事態に気付き、最終的には全員合流。が、2人のブルーのどっちが本物かわからないというお約束の流れ。どうするかと思ったら「偽者はお前だ、菜月」で菜月撃っちゃう真墨…! 助けた方が本物というのは面白いな。そういうとこまではコピー出来ないのね。
 攻撃すると分裂する敵でしたが、ミキサー使ってまとめて固め、あとはロボ戦。蒼太のパソコンデータ見られてるって結構問題だった気がするけど、ロボのコピー度はあんなものなのか。蒼太のデータが半端だったのか読み取りが半端だったのか。外見すら完成してないよ…!

 最後は、みんなのデータを消す蒼太。データって大事だと思うんだけどな…個人的趣味のデータなら仕方ないか。
 蒼太と菜月はこれから休日ということでデートのようです。チーフにも蒼太にも普通にデートしようとか言うんですね。「菜月お前、誰でもいいのか?」何か真墨は苦労するな、と思ってしまった。


第9話「折鶴の忍者」

 そろそろ本放送が終わる頃になって久々に見ましたボウケンジャー。久しぶりすぎて設定や関係がなかなか思い出せませんでした。
 冒頭は何やら取引をしている男女。時間的に番組最後に入るのだとなかなか気付かずこれは何だったんだろうと混乱してしまいました。
 今回はどこかの人が持っている人形を狙っての争奪戦のようです。おおプレシャス以外の宝も狙うのか、と思ったらプレシャスのようです。代々受け継がれてきた人形がプレシャスかー。いろいろだなー。

 人形の引き取りに行ったボウケンジャー。何で真ん中レッドじゃないんでしょう。威圧的な話し方しか出来ないからか。
 サージェスは既に来ている、との話に振り向けば風のシズカさんの姿。この「あ」と言い「しまった。本物のサージェス」と言い、妙に仲良さげです。蒼太くんは何か口説いてるし。サージェスはうさんくさいって扱いなんですか。世間的にどうなってるのかなぁ。っていうか何だこの混乱。みんなでがちゃがちゃやってるのは何か楽しいっちゃ楽しいですが。

 そこへ新たにやってきた闇の刃さん。真墨が何やら反応しています。いきなりシリアス。勝った方に人形を譲ってもらうということになりました。強引です。持ち主の意思無視です。戸惑ってる持ち主をよそにレッドは「いつかは戦わなければならない相手」とか「真墨に何か考えが」とかボウケンジャー側へのフォローしかしません。うん、まあ確かこんな奴だった気がする。
 一方真墨。闇の刃さんとの因縁は随分幼い頃にあったようです。っていうかホントに子どもの頃からやってたんだねトレジャーハンター。トレジャーハンターっていうか何か海賊みたいですが。日本なのかここ。
 真墨はかつて大人たちの体を盾に自分だけ助かったようです。闇の刃さんにはその辺りを気に入られた模様。「私はお前の中に闇を見たのだ」「闇を解放しろ」と。真墨ってそんな位置づけなのか。

 結局やられてしまった真墨の元へやってきたレッド。おれたちは自分だけの宝を目指して集まったとか光は闇に打ち勝つとか言ってます。真墨からは「何言ってんだかわかんねーよ」と返されてますが。私もよくわかりませんでしたが、まあお前は一人じゃない、闇の力より光の力が強いって言いたいんですよね多分。
 ここでやってきた闇の刃。レッドは「おれは手を出さない」と変身アイテムを投げ捨てます。まあタイマンと言ったんだからそれでいいんでしょうが、せめて安全な場所に退避しといたらどうでしょうか。ブラックに庇われても平然としてる辺りは何か笑えましたが。
 あと千羽鶴闇吹雪って何かいいですね。
 かつて大人たちを盾にしたブラックが今度はレッドの盾になり、多分光の力みたいなので勝利。まあ…えっと、ブラックのトラウマ払拭になった…んでしょうか。

 一方残りのボウケンジャーたち。勝負なんか放っといて人形奪おうとするとてもわかりやすい風のシズカさんたち。まあ別にそれでいいよな、こっちにとってみれば。
 当然それを防ごうとするボウケンジャーと戦闘開始。お約束の巨大化のあとは何と人形とおばあさんごと建物飲み込みました。うわぁびっくりした。
 ボウケンジャーもロボで応戦するも、攻撃したら中のおばあちゃんが、という展開。そこで無理矢理口開けて引っ張り出すことに。こういう工具の使い方は好きですが、あんま振り回さないでください。おばあちゃん怪我一つないの奇跡だよ。

 おばあちゃん救出後も敵さん出てきて結局人形は片方奪われました。全員で戦いに出ちゃうと肝心なものを守る人がいないんだよなぁ。
 人形は風のシズカさんが売ってたようです。彼らは金になればそれでいいのか?
 買ったのはガジャさん。ああ、なるほど。ガジャさんはそういう方向か。…ううん、忘れてるなぁ。
 このまま次回へ続くようです。


第10話「消えたボウケンレッド」

 前回手に入れた人形はプレシャスではなかったという始まり。ああ、やっぱりプレシャス以外も一応狙うんですね。まあ最初からプレシャスなんて言ってないよ、とのボイスの言葉からすると今までプレシャス以外の宝を狙ったことはなかったのかもしれませんが。
 プレシャスではなかったその人形は悪の手に渡るとサージェスが崩壊しかねないということで焼却命令が出されました。おばあちゃんとのやり取りの上で手に入れたものだからこれはきついですね。そして最重要機密ということでボイスはそれについての説明はせず。これはサージェス本部の意思だ、と納得してないながらも言い切るさくらちゃんに、もしかしたらサージェスは風のシズカたちが言ってた通りの組織なんじゃないかとか言う真墨。何ていうか…自分たちが所属してるものに対してそんな曖昧でいいのか。命令だから、とか言ってるさくらちゃんもサージェスを信じる根拠があって言ってる感じじゃないのが何かなぁ。あれだけ堂々としといて自分たちの組織が正義とはっきり言いきれないなんて。
 渋々ながらも命令を聞くボウケンジャー。蒼太くんは何か理由があるはずだ、と人形を調べ始めてます。まあ一番まともというか正しいですよね。っていうか話の流れから人形に何かあるんだ、ってことはわかるんだから、それが信じられないってやっぱり組織に対する信頼感ってのが何かな…。

 人形の調査結果として何の危険もない普通の人形という答えが出始め、菜月はこれなら処分しなくていいよね、と大喜び。ええー? 何だ、これはサージェスの言ったことが間違いだったと喜んでるのか? そして人形から地図らしきものを見つけて即座に「時間だ、人形を焼却する」って。何かわかったみたいですが、この変わり身は怖いなぁ。喜んでる人間いきなりどん底に突き落とさなくても。この後の行動は素早いチーフ。即座に燃やしに行って菜月に泣かれてます。そりゃ泣くわな。怖いよチーフ。蒼太がチーフを問い詰めるもチーフは答えず。さくらさん「チーフを侮辱するのはやめなさい」って…侮辱するようなこと言ったっけ。
 さくらさんはこの後、真墨と合流。雑誌読んでる真墨にいきなり怒鳴りつけてます。ああ、真墨の言う通り苛々してる。真墨くんは前回敵さんと取引してた男を待ち伏せるためにそこに居たようです。
 さくらさんもチーフの行動に疑問は持ってますねぇ。真墨くんはサージェスへの信頼感は薄くてもチーフへの信頼感は厚い感じがいいですね。チーフのことは信じてるっぽい。

 その頃敵さん側はガジャと…陛下(?)とかいうのが手を組んでました。ああ、敵さんたちも三組居たんだっけ? 何かもう話が思い出せない。
 ガジャさんはおばあさん操って菜月に人形を持ってこさせると、何かこの人が一番まともな作戦やってるなぁ。人形は既に燃やされた後でしたが。
 さくらさんたちは追っていた男性をいきなり問い詰めてます。「何の目的でダークシャドウに接触した! 答えなさい!」って、そんな直接的な。いいのか、それで。男性側は操られてただけだった事実をここでようやく発見。この後、おばあさんに襲われていた菜月たちを助けました。「失礼します!」でおばあさん殴ったよ、さくらさんすげぇ。何ていうか、この人丁寧な口調で結構暴走しますかひょっとして。
 あ、チーフは何か俺に何かあったら、とか牧野先生に話してました。こっちはこっちで何かある、っていうかタイトルになってる割に今回薄いなレッド。いつ消えるのかと思ったよ。

 ガジャたちとの戦闘になるボウケンジャー。おばあさん地面に転がしてるのはどうなんだろう。こういうとき人数少ないと不便だなぁ。
 チーフが人形ごと攻撃しようとしてるのに怒る蒼太。これは…どうなのかなぁ。とりあえず敵の前で喧嘩するなと。
 ロボ戦では結構苦戦。フルパワーとかフル回転とかぎゅんぎゅんやってるのは何か好きだなぁ。これでいけるかと思ったところにもう一体出てきてやられるボウケンジャー。いろんな武器がどんどん停止。そんな中、地図のことを口に出すチーフに問い詰める蒼太。真墨の「後にしろ蒼太!」がまさにこの状況への的確な突っ込みですよね。ホントそれどころじゃない。
 結局全員ロボから退避しロボは奪われるはめに。退避中すら喧嘩してますよこの人たち。ああ何なんだこれは。
 4人はロボから逃げ出したものの、チーフの姿は見当たらず。タイトルにようやくつながった。今回にふさわしいタイトルと思えませんが。とりあえず通信とかしてみないのかな。既にやってつながらなかったのか。
 ここで以下次回。また続くのかよ…!



第11話〜第20話へ

 

 

ボウケンジャートップへ戻る
トップへ戻る