爆竜戦隊アバレンジャー感想(1話〜10話)


第1話「アバレ恐竜大進撃!」

 今更ながらの第1話。OP、EDはなしで目一杯詰め込んでの結成話。
 最初はどこかの砂漠のアバレブラックから。異世界っぽですねぇ。アナザーアースという言い方とか好き。変身の解けたブラックは妙に……若い。いや、髪が短いのかな?今から見返すとそんな感じ。あと、あの乗ってる奴、ベルトに仕舞えるんですか!

 地上では恐竜たちが大暴れ。この辺、何だかゴジラっぽいですね。怪獣映画みたい、とえみぽんが言ってますが。夜中なので脱出する人たちも大変です。騒ぎに目を覚ました凌駕が慌てて舞ちゃんを連れてます。「起きろ舞、舞!」とか「しっかりみとけよ」とか今見るとちょっと違和感かも。この頃の凌駕はまだ普通の若い男性っぽいというか、ガオレッドに近いですかね?イメージ的に。
 鎖に繋がれた犬を見捨てられず崩れたマンションの下敷きになるあたりも。「こっから奇跡起こすのがおれだ」に性格出てますが、やっぱり最終的にはちょっと違ってたかなー?

 アナザーアースにやってきたアスカは電話BOXに乗ったり車の上歩いたり。まるで世界が違うことがわかりますねー。電話BOXの方は変な目で見られてはいても注意はされなかったみたいです。
 そして女子高生とおじいさんがアスカのもとへ。最初から見てたらマジでこの2人が戦士なのかとびびってただろうなー。女子高生はともかくおじいさんって。新鮮であったら嬉しいけどさ!
 結局2人は変身できず、自転車に乗った気の強い福岡の女性、金に汚そうな医者っぽい仙台の少年みたいな青年、が変身。……とりあえずこの回見る限りではこの2人はそんな感じかと。

 2人によりトリケラとプテラはもとに戻りました。言葉遣いにはやっぱ突っ込んでたんですね。ケラって。
 そしてティラノを止めようとするも今度は別の邪魔。鎧の戦士です。アスカと戦士の「私の仲間たちを」「貴様にそんなものは必要ないだろう」のやり取りは今思うと伏線だったのか……。

 いまだ病院で寝てたままの凌駕。よく考えると恐竜が直ぐ側で暴れている病院に寝かされてて大丈夫だったのか、と思いますが。
 凌駕のもとへブレスが届いて変身。3人揃いました。去年に引き続き3人体制の戦隊ですね。
 にしてもアスカが幸人にブレスを渡したときの「俺に貸せ」「頼む」も今見ると……。

 「ホントに荒ぶってる」武器には笑いました。敵を食べるティラノロッドにはちょっとびびりましたが。ああいうのもありなのか。
 戦闘中というのは建物が壊れやすいですが、それに対してトリケラから「町を壊しちゃ駄目だケラ」。「わかってる」とか言ってますがこの後も壊しまくり。ちなみに名付けは女子高生でした。聞いた途端気に入ってその名を名乗る凌駕が軽い。
 もう一体謎の恐竜が出てきて今回は以下次回。


第2話「誕生!アバレンオー」

 突然突進していくアスカ。でも途中で止まりました。「ブラキオ!無事だったのかー!」とのこと。夜とはいえ、構えて行ったってことはわからんかったんだろうか?
 アスカ、めちゃくちゃ泣いてます。まあ知らない世界で友に会えたからかねぇ。
 逃げ帰った鎧の戦士のもとへはジャンヌ登場。声に変なエコー(?)かかっててちょっと台詞が聞き取り辛い。

 一同は恐竜やへとやってきました。スケさんのお店ですね。アスカがここで説明。「我々の世界では恐竜が絶滅せず」から始まってます。あまり文明進んでないような感じでしたが、地球では知られてない事実を色々と知ってるみたいです。

 ブルーはここで一旦離脱。まあ最初の内は冗談じゃない、というヒーローも結構多いですからね。それにまあ、正義のためとは言ってもいきなり無収入にされてしまうのは普通なら覚悟はいります。むしろ簡単に受け入れられる方がおかしいんでしょうが。
 でもブレスを外されたトリケラの「あ、あの私を一人ぼっちにしない(で)」はちょっとブレス外すのためらっちゃいそうな台詞です。こういう台詞をストレートに言っちゃう奴は扱いにくいです。
 ところで今回でらんるちゃんのマニアっぽさは出てましたが、幸人の方は「あのサイみたいなのに」でした。サイって。

 車を走らせてる途中少年に出会う幸人。放っておけないタイプです。もう既に悪い奴じゃないことが全力で示されてます。本人も別に悪ぶる気があるわけじゃなさそうですね。言葉と態度は素で悪いですが。
 大切なものを取り出そうとしていた少年を無理矢理避難所へ。っていうか親は?

 敵側はビルを破壊して基地を作ろうとしてたみたいです。アスカが早口に説明。解説係は大変です。
 ここで幸人が足りないために合体できないことを知らされる2人。どうでもいいですが「あのブルーの人がいないと」ってのがまだお互い知り合ったばかりな感じ全開でいいですね。
 結局「ブルーの人」を探す間もなく再び鎧の戦士登場。アスカと戦い、「裏切り者には死あるのみだ」とか言われてます。まだこのときは裏切り者、って意味は分かりませんでしたねぇ。

 駆けつけた幸人。鎧、車にぶつけられて粉々になって再生しました。そんな機能あったのか。
 特に説明もなく幸人は爆竜チェンジ。
 初名乗り!「元気爆発アバレッド!」など既に名前もキャッチフレーズも決まってます。幸人さんもアバレンジャーしっかり受け入れてますね。
 必殺技も決まって凌駕「ざっまーみろ」……そうか、最初はこうだったか。

 続いて基地を作ろうとしてる敵への攻撃のために爆竜合体。でも飛べません。しかし凌駕の作戦で触手を使って大ジャンプ。無事敵を撃破。
 凌駕「あ〜えらかったー」っていきなり言われると戸惑う台詞だなぁー。凌駕の方は出身地も明らかにされてないしねぇ。

 幸人さんは戦いの後、本来の目的を果たしに。少年の玩具を取ってあげてます。優しいです。あと普通に変身解いたことで特に隠す気もないことはわかりますね。
 アスカは「私、払います4億」とのことで「その目にかけてみる」と幸人。金貰う気なんかなさそうですが。

 幸人さんは「伝説のカリスマ整体士」でした。こんな若い人を伝説と言われるとちょっと違和感です。
 EDで敵側も漸く全部登場。エヴォリアン、不気味な雰囲気してますねー。


第3話「子連れヒーローアバレ系」

 恐竜やへ引っ越してくるメンバー。らんるは9時間運転して荷物を運んだようです。アスカも付き合ったみたいですが。引越し屋さんに頼んじゃったら勿体無いってとこでしょうか。らんるの性格というか趣味が色々見えてきますね。
 一方幸人さんは入居を拒否。「狭すぎて気に入ってる家具が置けないからな」一軒家でも買うつもりでしょうか。ホテル住まいならどうせ家具は置けない気がします。
 凌駕の方は引越し最中舞ちゃん連れて幼稚園へ。凌駕のところは住んでた家が壊れてますから家具とかほとんどないんでしょうね。夕べ預けてた人のところに引き取りに行った、ってとこでしょうか。帰ってきたばかりのらんるたちが驚いてます。
 子連れヒーローとはまた新しい。最初知ったときびっくりしましたよ。

 エヴォリアン側では漸く普通に1話怪人の制作を始めます。しかし出来たのは「トリノイド第4号」最初からいきなり4号というあたり、この先何が出てくるのか、という気持ちにさせますねぇ。

 怪人の出現に呼び出しがかかる凌駕。父親参観の最中でしたが、凌駕は出て行きます。舞ちゃんは寂しそうな顔をするも「しょうがないから許してあげる」とのこと。いい子です、ホントに。
 しかしこれを気にするティラノ。凌駕たちが苦戦したときも色々言ってます。凌駕は何でお前にそんなこと言われなきゃ、って感じですねぇ。ティラノは実は子どもを持っていたと。経験者の意見は聞いとくもんです。
 敵が去り、強引に凌駕を投げ飛ばすティラノ。

 保育園に戻ってきたものの、また出て行くはめになった凌駕。今回も謝ってますが、それに対し舞は「いい子じゃないもん。凌ちゃんなんか大っ嫌い」泣きそうな目で言われちゃいました。凌駕は聞いてなかったみたいですが。舞ちゃんも困らせないように言えなかったんだろうな。

 凌駕は大玉ころがしの玉と共に登場。「遅れたことより出方を謝れ」なかなかいい突っ込みします、幸人さん。
 今回の敵はらんるの作った謎の機械によって撃退。趣味が実戦に結びついてますね。
 しかし倒したと思った敵は巨大化。リジェ曰く「あの雨の中にジャメーバ菌が入っててその力で巨大化するんだよね」……丁寧な説明ありがとう。

 ここで凌駕、舞ちゃんが保育園を脱走したとの知らせを受けてます。保護者がいるから油断してたのかもしれないけど、保育園側もちょっとなぁ……。門は閉めとけ、と思うんですけど。普通空いてるもんなの?(私が通ってたとこは閉まってたなぁ、と)。

 急いで敵を倒し舞を探す凌駕。ティラノが遊んであげてました。連絡しろよ、ティラノ。
 今回はティラノが遊んでくれたので「許してあげる」とのことでした。ほんと、しっかりした子だ。

 ED、何だか何となく恐竜やへ住むことになったらしい幸人。でも席は一人離れてます。この場合なんだろ……かっこつけ?
 「あれ、凌駕は」とか一人気にしてる風の幸人ですが、他の人の反応から言って幸人のみ知らされてなかったのか……。
 あとどこの学校か知りませんが、見知らぬ人を学校に入れて更に作業させるのはどうかと思います。


第4話「完成!秘密アバレ基地」

 始まりは2023年から。ちょっとびっくりしました。ええと、これは20年後も一応エヴォリアンに支配されたりしてないってことでしょうか。

 そして現代。いじめられてる男の子を発見するらんる。男の子は基本的にこういう場合「うるせぇばばぁ!」ですね。一番怒らせるとよく分かってます。……怒らせてどうすんだ?
 少年はかなりの気弱くん。一言説教しようとしたらんるですが逃げられてしまいました。
 ブレスは普通の連絡用に使われてるんですねぇ。そういえばこの人たち携帯は持ってないのかしら。

 恐竜や。常連横田さん初登場。スケさんのことを杉さんと呼んでます。まあ普通スケさんと呼ぶ方がおかしいっちゃおかしいよな。
 スケさんの考えた新ユニフォームを身に着けてる凌駕と幸人。幸人は文句垂れながら脱ごうとしますが、舞の「脱いじゃうの?」の言葉に撃沈。わかりやすい。っていうか可愛い。
 ケラくんは「幸人さんが一番似合ってて素敵ですケラ」とか言ってますが、これってお世辞じゃないよねぇ?

 そこへ今度は謎の外人さんが去っていってます。凌駕驚いてますね。来た時は気付かなかったんでしょうか。「何、なにが始まるの」と一人わたわた。他の人はみんな知ってたみたいですが。ドミノに時間かけすぎたか?
 らんるは買い物のあともう1度少年に会おうとしますが、敵の出現により断念。でも結局見つけて少年のもとへ。 「どうせ〜だからって言葉大っ嫌いなの」とのこと。よくわかります。らんるちゃんはやりこむタイプだろうしねぇ。

 少年と共に敵から逃げるらんる。少年が敵の特性に気付きました。それに対し「凄いじゃない駄目駄目くん!」……おい?
 少年に敵攻略のヒントを託し戦う少年。少年は恐竜やにたどり着くだけでえらくぼろぼろになってます。「お姉ちゃん…やったよ、ぼく」で、がくっ。やりすぎだ。

 今回はライドラプターも登場。アバレン専用乗り物ってとこでしょうか。あんまり出てきませんが。
 ちゃんと準備をして敵を追い詰め倒すアバレンジャー。前回もそうでしたが、戦い始めの割に立派ですね。
 しかし最後の最後でトリノイドはらんるに銃撃。遙か地面にまっさかさま。「らんるー!」の悲鳴でエンディング。
 この後倒れたらんるに「らんるー!」ともう1度、何と今度は凌駕。びっくりした。
 結局らんるは助かってましたが、防弾チョッキがどうとかじゃないだろう、ってのはみんな共通の突っ込みでしょう……どっから落ちたと思ってるんだ。それとも地面に落ちる寸前に一応誰かが助けたんだろうか(プテラ?)。

 駄目駄目くんじゃなくなった少年は20年後ノーベル賞を受賞しました、というお話。


第5話「アバレ治療!ジャジャジャジャーン」

 これが初めて見たアバレンジャー。リアルタイムで見る特撮も初めてでしたね。もう見終ってから随分経ってますが、感想。

 初っ端でカリスマ整体師失踪の記事を読んでる車椅子の女性。失踪ってことになってるのか。元の家とかどうしてるんだろう。
 幸人さんは針治療も出来るらしく、スケさんの痛みを治してます。改めて考えると、ああいうタイプのキャラが整体師という職業を選んでるのは面白いな。
 スケさんは2〜3週間戻らないとかで出かけていきました。いきなり若者数人引き取る太っ腹なおじさんですが、店のこと任せられる人が出来たのはちょうど良かったのか。

 その後、最初の車椅子の女性に呼び出されてる幸人。治療した足がまた動かなくなったそうです。幸人の丁寧な事情説明が何か笑える。視聴者向け過ぎて。女性はこれを幸人の治療ミスと決め付けてますが、まあ状況的に精神的なもんだろうってのはわかりますね。お約束だし。
 しかし特にそれを言うこともなく「また見ろと言うなら金を持って来い」の幸人。アフターケアをどこまでするかは面倒な問題だよなぁ。
 ここで敵出現で幸人出動。全く正体隠さない戦隊というのもいいな、とこれ見てると思う。
 今回の敵さんはギガノイドでした。名前運命って。まんまだな。「皮肉じゃなく期待してるよ」とか言われるのいいな。
 ギガノイドは最初から巨大なのでアバレンオー…と思ったらブラキオが首痛くて力が入らず、パッチが開けられないとか。えええー。戦えないことがどうとか言う以前にもの凄い大変なことじゃないですか。ティラノたち閉じ込められたまま? っていうかブラキオが力入れて開けてたんですね、あれ…。外から開けられないんだろうか。
 結局敵さんの方から逃走したので、今回は助かりました。幸人がブラキオの骨調べてる。相当やばいずれ方してる気がするけど大丈夫なのかあれ。
 あ、アスカは爆竜探しに行ってます。今はモニターも通信機もあるので連絡はえみぽんで出来るんですよね。そうなると出来ることを、というのはわかる。
 この辺りでらんるちゃんは幸人にキレてました。幸人は口悪いけど結構最初からいい人全開なのにらんるちゃん的にはそう思えないのか。凌駕は素晴らしい仲介役。

 幸人はその後、再び車椅子の女性のところへ。車に乗せて、ホントに誘拐です。凄いことするな。「レモン色が好きだったな」から女性をアバレモンに指定とか、やっぱ結構お茶目だよねこの人。好きな色レモン色ってのも何か凄いけど。よく知ってるな。有名人ならインタビュー記事でもあるんだろうけど。
 そして敵から逃げる最中に事故って足を怪我した運転代われ、とか言い出す幸人。荒療治ですね。でもまあこれで無事足が使えて、更にトリノイドの力使ってブラキオも治療。凄いな幸人…。
 この状況に、らんるがまず言ったのは「さやかさんと知り合いならどうしていってくれなかったのよ!」でした。あははは。彼女の趣味は幅広いなぁ。

 ブラキオ治ったので、ロボ戦も無事終了。サイコロで物をいろんな場所に飛ばす敵でしたが、ピンチになって自分をターゲットロックして逃げようとするのはちょっと面白い。それに対し「ドリルの中心」とか書いちゃうアバレンも。怖いな。
 最後は、アバレモン襲名披露とか言い出してる女性。無責任なこと言うから。女性は幸人に惚れちゃったらしいですが「今は車に恋してろ」で終了。幸人…かっこいいな、うん…。


第6話「アバレアイドル老け娘」

 前回手に入れた爆竜の卵を大事に抱えてるアスカ。あれって温めてるんだろうか。「オムレツにしたら美味そうだな」とか阿呆な冗談言った幸人にびっくりして逃げちゃうアスカ。あははは。しかしアスカはともかく、らんるちゃんはさすがに冗談だとわかろうよ。
 で、そんな会話してる間、アイドルに夢中の凌駕。楽しそうです。これ自体意外だったけど、ここで「アイドルの頃同期だった」とか言い出すらんるちゃんにびっくり。設定まるで知らずに見てたからねぇ。というからんるちゃんは設定が多い!
 凌駕がファンということでアイドルのリリアンに会わせにいくらんるちゃん。また随分気軽だな。リリアンは一度らんるを通り過ぎたものの、一応答えてくれました。サインも普通にするのね。「昔からああいう性格」ということでらんるちゃんも特に気にしてません。凌駕も気にしないのか。アイドルに中身の性格までは求めないのかな。
 リリアンからは「どこへ逃げてたの」とか言われちゃってるらんる。一体どのくらいの期間どのくらいの仕事やってたんだろう。元々そんななりたかったわけじゃなかったようで、スカウトなんでしょうね。
 ここへ敵さん襲来です。今回は完全にアバレンを狙いに来てるのでリリアンは巻き込まれる形に。気付いたら老婆になってたとか怖いな…!
 まあ大体敵を倒せば元に戻るだろーと見てる側は気楽だし、アバレンもそう言ってますが、なった方は絶望ですよね。いきなりゴミ収集車に飛び込もうとしてるリリアンにはびっくりですが。自分のことを燃えるゴミとか生ゴミとか、他人だけじゃなく自分にも結構きついこと言うのね。
 これは放っとけずらんるちゃんが付いてますが、凌駕たちの戦いを眺める様子に気付いたリリアン。「老婆のスターを目指すわ」とか物凄い強がりです。前向きすぎる。「ものすっごい立ち直り方プラ」とかプテラにも言われてますが。いやぁ、かっこいいなリリアン。
 これでようやくらんるも出動し、あとは通常通りの戦闘で勝利です。
 そして全く関係ないところで一人さりげにピンチになってるアスカで以下次回。


第7話「アバレ赤ちゃん爆竜」

 ピンチのアスカは、何か敵の鎧がびりびりいって帰って行ったので助かりました。中身が女になってることに気付くアスカ。ペンダントの写真の女性と似ていると。こういう場合似てるというか本人。
 あ、アスカがずっと持ってた卵はダイノガッツを注ぎ込めば孵るものだったようです。みんなに負担かけたくなくて一人でやってたのね。が、ここへやってきた凌駕が触れた途端孵る卵。凄いタイミングだな! 小っちゃい爆竜が生まれました。これは可愛い。
 そして殻から出てきた栄養源(?)みたいなのでアスカの鍵も無事復活。もう変身出来るのかと思ったら、形が直ってるだけでこの時点ではまだ完璧じゃなかったんですね。何で呑気にモニター見てるのかと思った。
 で、今回の敵さんは磁石を主に使ってます。NとかSとか片方だけの属性をつける特撮でよくある感じ。吹っ飛ばされて「これはすごい体験だー」とか、そりゃそうだけど呑気だな凌駕! あの高さから落ちて無事とか、アバレスーツ凄いな。凌駕は名古屋で、これは里帰りだったようです。アバレンはみんなばらばらですよね出身地。
 らんるはオーストラリア、幸人はモスクワまで飛ばされてました。2人とも普通に現地の人と会話してるのが凄いな。
 このあとの戦闘でも、磁力がなくなってることについて凌駕が解説してるし、3人とも頭良いよなー。

 敵さんはまだ暴れてるので今度はアスカが向かいます。ここへやってきたのがジャンヌ。鎧の着こなし方を聞きに来るとか凄いな。ジャンヌはどう見てもアスカの知ってるマホロでしたが「そういえばそんな名だったわ」「私がこの世から消した女は」ってきっついな…!
 このあと頬の爪を合わせられて情報取られてました。爪あわせると心が読めるって凄いですね。本来特別な関係でなければしないそうです。そりゃそうだろうな。何かちょっとエロい。
 あ、このタイミングでついにアスカも変身しましたが、体は思うように動かなかったようです。復活時は強いのがお約束なのに…!
 このあとの戦闘でも足手まとい認定されて戦いから外されちゃうし…! これは見てて辛いというか見てられない…。
 敵は3人が倒したものの、完全に落ち込んじゃってるアスカ。マホロのこともありますしね。あ、ロボ戦での「アラスカの大自然の中でシャケ取ったことがあるんだ」との凌駕には笑いました。この人らホント凄いな色んな方向に…。


第8話「アバレブラックこの一発!」

 順調に成長中のバキケラとほのぼの団らんしてるみんな。ちゃんと働いてるなーみんな。
 アスカはまだ落ち込み中。舞ちゃんが励ましてますが「私は元気です。どこもおかしくなんかない!」と。ああ、ホント余裕ないな。しかしこのあとも、敵出現に駆けつけようとしたら「3人でいい」とか言われるし、もうちょいみんなまともなフォローしないのか。
 舞ちゃんの励ましは、現在子どもたちの間で人気のヒーローものからでした。巨大ヒーローだし方向的にはウルトラマンかな。これが今回突如現われ、ギガノイドを倒すという。一度倒れて立ち上がったり、演出はばっちりです。これで世間は大はしゃぎ。既に戦ってるアバレンはどう認識されてたんだろう。
 さすがに幸人辺りは怪しんでますが、ヒーローの行動はしっかりヒーローで割とみんな楽観的。「フィクションのヒーロー」が出てきたのはどう考えても怪しいだろうと思いますが「フレンドリーな宇宙人が」「あえて地球のヒーロー」の姿を真似たと解釈した笑里に、なるほどと思ってしまった。それならありな気がする。
 ヒーローはビルにサイン書いてましたが、その後のニュースでしっかり掃除してるのに笑った。
 このままこのヒーローに任せちゃおうかーなムードにはアスカが反対してますが、まあこの辺も余裕なくしてるから、ですよね。「どうかしている。今日の私は」と普段はこんなじゃないことを強調してくれてちょっとほっとする。
 そしてこの夜、再びジャンヌと戦闘して負けてるアスカ。ああああ…。ホント徹底して落とされるな。

 で、敵さんの作った偽ヒーローですが。
 子どもを集めた上でビルやらガスタンクやらを破壊。これはきつい。すぐさまアバレンが駆けつけましたが、アバレンオーと戦うヒーローに「アバレンオーは悪い奴じゃないよ!」「正義の味方だよ!」と叫ぶ舞ちゃんからして、まだ信じてる部分があるのかな。偽物って発想は出るのかなぁ。あとでらんるちゃんも言ってたけど、実際に偽物なんだからそういう流れ作らないときつい気がする。このヒーロー番組、打ち切りになりそうだし!
 あ、アスカの方は出陣せず。笑里やブラキオから出ないのかと言われてるけど、幸人は前に来なくていい的なこと言ってたし、あそこまで徹底して凹まされるとな…無茶言うなよ、と思ってしまう。
 それでも結局バキケラにも励まされ、更に舞ちゃんの泣き顔でようやく奮起。「自分の怒りを、恨みを晴らすことしか考えず」「だから勝てなかった」ということです。やっぱヒーローはみんなのために、が基本ですかね。マホロのことを思いながら「お前のことは忘れない」「だが今は、お前のためには戦わない!」はかっこいいです。
 雑魚は物凄い早さで片付け、さらにはギガノイドまで普通にやっつけました、すげえ…! ここまでやるか。一旦落とされた分、反動のような力見せ付けましたね。これは気持ち良い。
 が、どうやらこのまま寝込んじゃった様子のアスカ。バキケラが一週間で随分成長してますが、つまり一週間寝てるのかアスカ。どうなっちゃうんだろうというところで以下次回。


第9話「目覚めよ!アバレサバイバー」

 「じゃあすみません」「ちょっと練習させてもらいます」何をしてるのかと思えばビルでロッククライミングの練習してる凌駕。凄いことしてますね。そこで自殺志願者の男性と遭遇。死んだらどうする、はお約束ですね。
 とりあえず自殺志願者がどうとか言う前に敵に変な空間に飛ばされることに。花や鳥を見て現実世界じゃないとか言い切る凌駕は凄いな。凌駕は何かわくわくしてます。前にもアラスカで鮭とか言ってたけど、インタープリターかー。よくわからないけど大自然のメッセンジャーらしいです。似合うな。今は舞ちゃんのために定住してる感じでしょうか。ロッククライミングの講習でインストラクターとかやってるみたいです。火を起こしたり簡易物干し作ったり、サバイバルもお手のものの凌駕。自殺志願者の鈴木さんはあんなわけわかんない人と一緒で、とか絶望してるけど、いやぁああいう場でこれほど頼りになる人は居ませんよね。死にたいのなら邪魔なんでしょうが。

 一方現実世界。
 帰って来ない凌駕の代わりにらんるが舞ちゃん寝かしつけてます。「しょうがないおじさんだね」とか言われてます。ああそうか叔父さんなんだ…。何か言葉的に違和感が。
 あ、アスカはまだ寝てます。ヒゲまで生えてる。生えるんだ。バキケラも寝てるっぽいです。ので、戦闘には幸人とらんるのみで出動。最初の次元の扉反応は気付かなかったとか…警告音とか鳴るようにした方がいいよなぁ、これ。
 あちこちで神隠しが起こってるので凌駕もそれに巻き込まれたとはわかるものの、敵を倒せない幸人たち。「今日こそみんなを取り返すわ!」の言葉にびっくりしてたらそのまま一週間も経ってるよ…!
 でもこれ、凌駕たち側の感覚ではそんなに経ってなさそうですね。しかもみんな同じ場所に居るのか。1人じゃないだけで大分マシな気はする。
 凌駕がそこに居た人々を説得。ダイノガッツで何とか出来るとか、堂々と言うなぁ。ダイノガッツを知ってる身でも何言ってるだ凌駕って感じでしたが、みんなで力合わせた結果、何か現実世界との繋がりが出来た…って感じでしょうか。なんだかんだみんな協力してるのが凄い。ある程度の人数が動いたら、まあみんな動くでしょうが。
 幸人たちの攻撃とも重なって、無事現実世界に戻ったみんな。あとは凌駕も変身して戦闘です。戻った人々の大歓声がいいな。勝ったあとの反応といい、なんか凌駕のカリスマ凄いな…! そして協力してくれたみんなに頭下げるのもいいなぁ。結局自殺志願者の鈴木さんも救ったってことで。あの靴と遺書、一週間誰にも気付かれなかったんだろうか…。
 あ、今回ロボ戦ではバキケロも参戦です。右腕の交換パーツだったようです。
 「一人一人は小さいけれど一つになれば無敵ブラ」とか今回の話にあってます。バトルフィーバーですね。
 アスカは起きたばっかで参戦せず。なんかしんどそう? 合計だと2週間以上寝てたしね。起きれたのもダイノガッツの力でしょうか。何か、特に何もなかったな眠ってた意味…。


第10話「アバレリーガー金縛り」

 幸人のゴージャスカレーフルーツポンチにてお腹を壊すアスカさん。……それって単に何かに当たったんじゃ。え、だって食い合わせでそんなになるもんなの。今回これでアスカが出撃できなかったのでひょっとしてアスカって毎回こんな感じじゃなかろうな、とふと不安がよぎったり(パワーバランスがなぁ)(と思ったが後半見てるとひょっとして他の奴らとあまり戦闘能力変わらない?)。

 並んでお菓子を食べる2人(凌駕とらんる)が可愛い。
 「きっと5億くらいとるよね」「帰ってきたらおごってもーらお」……それでいいのか2人とも。絶対幸人にたかってるな皆。

 そして先週の次回予告で唇を奪われていた幸人。話的に不自然な流れではなかったがその後。2度目のキスに目を閉じて構える幸人に大笑い!面白すぎた。

 幸人は結構普通の妄想するのねー。何だ、美女に囲まれて「インターナショナル整体師」って。囲まれたいのかー?

 幸人は幸人なりの美学がありました。ダンディズムか。そうか……。まあファンだった選手にあんなことされるとショックだわなー。「ホームランも金で買ってやるー!」でも台詞は聞き取りにくかった。

 ビックマネーを蹴るアスカ。何ていうか彼は日本語自体も怪しいわけですね。微妙な表現が通じないのか。彼の知識は一体どこでどうやって形成されたのか非常に気になる。お金→貯金→貯金箱までの発想はあるみたいだし。

 ああ、貯金箱作戦は見事でした。あの小さな穴に入れられるくらいなら十分避けられるだろうよ、なんてのは突っ込んではいけないことでしょうかね。

 今回演出がかなりふざけてるというかギャグしてるというか。ついでに小ネタが何だか非常にわかりにくかったです。意味がない。冬眠って。何よそれ。そして「罵詈雑言」と「美辞麗句」は子どもにゃ通じないでしょうよ。雰囲気さえ伝わればいいのかー。

「愛ある限り戦います」は何か元ネタがあるのかな?→教えて貰いました。「愛ある限り戦いましょう!命、燃え尽きるまで!美少女仮面ポワトリン!!」だそうです。……何それ。

 ……ええと、今回の敵は何しに来てたんだっけ。人々の頭をマッシュルームカットにして笑いものに……。あ、金に汚くなったのか。でも「その若さをこの金で」って金でどうにもならないことやってどうするんだよ?元に戻った後慌てて金をしまいこんだばあさんに笑いました。でも何か微妙にむなしい気分。

 次回予告。
 おお、エミちゃん主役話!?……しかしそれよりコスプレが気になってしまった。学ラン……。まだまだいける!……のかなぁ。


第11〜20話へ

 

 

アバレンジャートップへ戻る
トップへ戻る