仮面ライダー555感想(第1話〜 第10話)


第1話「旅の始まり・前編」

 36話まで見たところで漸くビデオレンタルが開始しました……。早速第1話感想ー。
 まずはベルトの開発をしているスマートブレイン?にオルフェノク乱入。あれ、このオルフェノクって……。

 2年前の木場。幸せそうだねー。恋人役の千恵はタイムレンジャーのピンク。相変わらず美人です。
 「良かったね、こんないい女と知り合えて」とか言う千恵に「うん」とか頷く木場。ちょっと可愛い。
 両親乗せて運転中に事故にあった模様です。相手の居眠り運転か。お気の毒に。そして両親は即死。木場はそのまま意識不明?2年後の現代に死亡が確認された模様です。
 でも起き上がった木場にきゃーって。おい、看護婦。まあ突然腕掴まれりゃびびるとは思いますが。

 木場が眠ってる間に会社や家は伯父に売られ、恋人まで取られた木場。木場は2年間眠ってたことを千恵に会いに行った時点では知らなかったんですか?1周年とか言ってますが。病院の人には言われてるだろうに。
 2年経っても恋人は変わらないだろうと思ってた木場くんは純粋ってとこでしょうか。心変わりしてないなら自転車で迎えに来るのは感動の再会だったかもしれないんですがねー。
 結局木場はキレたのかどうか、雨の中、恋人を取ったいとこ(?)を襲ってます。混乱してるにしてもどうなんだろう。っていうか雨が止まったのは何だったんだろう。
 雨の中叫ぶシーンは初変身シーンだったのね。

 一方真理側。しつこい男に付きまとわれてるみたいです。正直かなり怖い状況だと思うんですが。結局逃げ出せてないみたいだし。
 そして同じ店に居た巧。何故か真理を追いかけてます。何かやたら……冷静ね。

 3人組の内2人までが灰と化しベルトを巻く真理。ベルトがどういうものかは知ってるんでしょうか。ここでエラーを出してるので今まで巻いたことはなかったということですかね。
 ものはためしとその辺の男に巻く真理はどうかと思います。さっきまで敵認識じゃなかったのか。巧。下手すりゃ敵が増えるだけ。

 ファイズ、初変身。さすがに巻き込まれ型だけあって肉弾戦のみですな。
 っていうか巧、台詞少なっ。この時点ではかなり謎の人物。


第2話「旅の始まり・後編」

 ベルトを返して去ろうとする巧。巧は3日前にバックを盗まれたらしいです。ああ、それで追ってたってことね。でも珍しくもないバックだろうにいきなり決め付けてんのはどうだろう。
 そして真理は真理で「私を守る義務がある」ってのは何なんだろう……。
 前回の3人組をうざがってた真理ですが、真理のやってることはまるっきり一緒ですねぇ。自分のこと語りまくって下手なナンパと変わらない……。

 巧と真理は再びバック取り違え。っていうか同じバックなら確認ぐらいしろよ。真理のバックは盗まれ中身は質屋へ。出所の怪しいものを買うな質屋。そして何をどうやったら腹巻に見えるんだ。そして普通買ったその日に店に出すのか質屋は。
 質屋からは取り戻せずお金を稼ぐために子どもの散髪をしてる真理。たかだか5000円も払えんで旅してるんですか、真理は。質屋にはバックごと売られてたみたいなので細かく値段付いてたのかも知れませんが。

 一方木場側。
 何というか、まあ可哀相ですね……。
 恋人が死んで即座に木場とよりを戻そうとする千恵。でも警察に追われて「あいつが犯人です!」。それに対して「捕まえろ」は酷いと思います、刑事さん。あの場で信じちゃったわけ?
 泣きながら走る木場は物凄く悲しい。絶望としか言いようがないですね、ここは。
 そして結局千恵も殺害。こういう状況だったのか……。
 あ、木場はどこかのマンションに入れられてました。

 真理のもとへ再びオルフェノク。何で真理はバック持って逃げてるんでしょう。バイクで逃げよう、せめて。
 そして途中で地面に落としてるにも関わらず真理を狙ってるのは何でですか。ベルトが欲しいんじゃなかったのか。

 駆けつけた巧、自分の意思で変身。うわ、中に装着方法の絵がある……。
 何か巨大化したオルフェノクは普通に怖かったです。


第3話「おれの名前・前編」

 また戦い終わって去ろうとする巧に今度は仮病の真理。おいおい。更に一緒に寝るときも注文がうるさいです。「お前どういう性格してんだよ」うん、同じこと言いたい。初めて見たときから思ってはいたけど、自己中心的もここまでいくと凄いよな。
 結局仮病がばれて巧は去っていきました。去る途中乱暴なバイクの運転にクリーニング屋の青年が事故。啓太郎ですね。一応真理が謝ってます。連れ認識なんでしょうか。
 ここでいきなり絶望してる啓太郎は、普通に見れば嫌な性格。でもかなり本気で言ってました。変な性格。

 結花登場。
 話にはある程度聞いていたので見るのが怖かったです。いじめ話は駄目だ、いじめ話は嫌いだー。
 家族にも部活仲間にもいじめられ雪の中倒れる結花。何ででしょう。倒れた原因がよくわかりません。倒れたあとに凍死?

 結花と啓太郎はメールでやりとりしてます。結花、嘘付きまくりです。まあ「今日もいじめられて」とは書けんわな。
 啓太郎から結花へ「とても感じの悪い女の子と一緒です」……事実かも知れないけど、酷いな啓太郎。

 洗濯ものを落として車に踏みつけられまた絶望してる啓太郎。こんなことがばれたらクビだ、とか言ってますが車壊した時点でかなり危ないと思うんですが。
 そして車に踏みつけられたものが洗濯だけでどうにかなるものか。ちゃんとアイロンもあててくれるんでしょうか。

 たまたま巧も同じコインランドリーで洗濯中。何故かパンツを持っておいかける真理。巧は巧でパンツがないことで側の啓太郎を責めてます。啓太郎、真理が持ってったことは見てないんでしょうか。
 そしてあの時点で盗んだと言われても仕方ないのに真理の返し方はどうかしてる。

 オルフェノクが現れ再び戦闘。今回は付属品全部つけてます、巧。銃撃ってみたり、と少し説明書でも読んだんでしょうか。座ってやる気なさそうに銃構えてるのは何かかっこ良かったです。
 それにしても登場人物が感じ悪いのばっかりだー。


第4話「おれの名前・後編」

 オルフェノクをつついてる啓太郎。何か気持ちはわかりますが。そして真理は今度は本当に怪我。それを疑った巧に対してぼろくそに言ってます。「何でそこまで言われなきゃいけないんだ」って巧の言葉に同感。真理、性格悪過ぎ。

 病院へ行った3人。啓太郎は啓太郎で巧のこと軽蔑してる感じですか。しかし「何でそういう態度なの」のあと「お腹痛いの」って……。やっぱ変な奴だ。
 3人で話し合いになる際の啓太郎のくしゃみも普通に取れば嫌味にしか見えません。本気な辺りが非常に怖い。

 3人が眠っている間に啓太郎はベルトを持って出て行きました。しかもバイクまで盗んでます。これで人助けが出来る、とのことですがこの人は善悪の判断基準が多分おかしいですね。大なる目的の前には小なる犠牲は、とか言い出しそうで怖いです。
 オルフェノクに襲われベルトを巻くも啓太郎は変身出来ず。代わりにオルフェノクの方が変身しました。雑魚敵のくせにずるい。
 ところでこのオルフェ2人、スマートブレインから遣わされてるみたいですね。「しかし何とかならんのかあの女の喋り方」ってそんな真っ当に突っ込んでくれる人がいるとは思わなかった!

 ピンチになった3人。そこへバイクが突然走り出しました。へ、変形したー!?……とかリアルで見てたら叫んでそうです。ってか最初見たときはマジびびりました。バイクが人型になって戦うんですよ。凄い。そしてそれを気に入った巧もある意味すごい。

 前回の事故で学校らしき場所へ行った2人がいましたが、そのまんま行方不明扱いです。っていうかその記事をわざわざ先輩(?)刑事に見せにいった人は何がしたかったんでしょう。よっぽど珍しい事故なんですか、それは。

 結花ちゃん側では益々事態が深刻に。車にひっかけられ動けなくなっていた妹を見つけるものの、妹からは犯人呼ばわり。何でそこまで結花のこと嫌いなんだ妹さんよ……。
 結花は家から追い出されてしまいました。私服で追い出されたのに翌日にはちゃんと制服で学校行ってます。私物が家の前に投げ出されてたとかありそうです。

 いじめの限界に来たか、バスケ部員を襲う結花。ぜ、全滅ですか……?
 階段で泣いてるところに木場がやってきました。家族は結局無事なんでしょうか。


第5話「3人と3人・前編」

 結花を誘う木場。ほぼ無表情。……怖いよ。あんな淡々としゃべって手を伸ばされてもなかなか受け取れないと思うんですが。
 でも結局結花は木場のもとへ。少々自棄入ってた気はします。車に乗ってるときの態度とか。

 啓太郎はメル友からのメールが来ないとため息。誰も気にしてませんが。っていうか啓太郎の結花彼女認定発言は結構聞いてると怖いもんがあるな。「心の奥でつながってるっていうか」「運命の赤い糸で繋がってるっていうか」それ普通「キモイ」って言われるよ。

 父の会社へ向かった真理。父に直接連絡取れないせいで会えません。社長ってのは厄介ですよね。っていうか自宅も知らないんだろうか、真理。
 実の父じゃないことも「雰囲気暗くなる」と思って言わなかった真理ですが、「何か隠してるんじゃないか?」の言葉に言うことに。それに対する巧の言動は最悪ですな。
 去っていく巧。真理は啓太郎の家へ。啓太郎は危ない奴認識はされてないみたいですね。いいのかな、それで。
 あと二人っきりは明らかに問題あると思います。真理ちゃん、そんななし崩しでいいのか。

 木場と結花は教育係からオルフェノクについて説明を。
 実験台にされてるバイトくんが哀れです。
 これは戦いということです。「人間対オルフェノク」の。そういえば元々はそうだっけ。

 巧は免停食らって啓太郎のもとへ。電話でもしたのかな。啓太郎は巧に対する態度が凄く冷たいです。いい奴になろうとしてなりきれてないんでしょうかね。
 巧は金借りに来たらしいですが、結局啓太郎からは借りない、ということに。「私が啓太郎から借りて巧に貸してあげるから」には納得しました。だからいいのかよ、それで。
 何だか何やってんだろ、この人たち、と思います。

 オルフェに追われた巧は漸く真理に本音を。「もう最後になるかもしれないから謝っとく」いきなり悲観的だな。
 人と親しくなるのが怖い、裏切られるのじゃなく自分が裏切るのが怖い、と。まあわかるような気はします。この辺も伏線だったのかな、一応?

 ベルトを啓太郎に持ってこさせ何とか変身。渡すときの啓太郎が「巧!」とか呼んでて新鮮だった……今見ると。
 あ〜ファイズかっこいいなぁ。
 相手のオルフェは教育係さん。最後は木場と結花にオルフェの死を自分の体で示しました。この人もかっこ良かったな。淡々としてて、いい人そうでした。


第6話「3人と3人・後編」

 巧に対して「何で素直になれないの」「泣きたければ泣けばいいし怒りたければ怒ればいいじゃん」との真理。何となく子どもの考えだなぁ、とは思います。っていうかあんたらそんな親しい間柄か。
 馬鹿馬鹿言い合ってんのは正直気分悪いですねー。それを諌める方も「馬鹿って言った方が馬鹿なんだよ」って、ガキしかいないのかここは……。

 倒れた男を拾ってきた木場と結花。オルフェとしての生き方に疑問を持ってます。もう人間じゃない、と言われたことに対しても「そんなことあるもんか!人間だよ!」と木場。考えてみれば結花はこの辺のこと何にも言ってない。何で結花も同じ考えだと思ってるんでしょうね、木場は。
 あとスマートレディが珍しく黒服でした。っていうかあの会社、どんな造りしてるんだ。

 社長に会うためにIDカードを盗もうとする巧。「あいつにしよう弱そうだ」「そうね」………。呆れていいかな、ここ……。
 啓太郎の方はスーパーでちらしを配り警備員がやってきてます。これに対しいきなり逃げる啓太郎。謝りゃすむことだと思いますが。品物撒き散らして迷惑なことこの上ない。

 拾われてた青年は目を覚ましたかと思えばいきなり出て行ってます。結花に対して「君はバラより美しい」……こんなシーンがあったんだなぁ。男の性格も読めてきます。
 バイトだか就職だかの面接に来てる男ですが、こういうとこではおどおど系みたいです。

 IDカードを盗むのに失敗し、マンション管理人(?)らしき人のところに連れて行かれる巧と真理。真理、巧を兄にしたて嘘つきまくり。あんなにわざとらしくていいのか。信じてもらったみたいですが。
 木場の「男としてきちんと自立した方がいいと思いますよ」はホントに大きなお世話だと思いますが。っていうか多分これって言われるとむかつく台詞だと思うんですが……。
 真理は「素敵。優しい人」という印象を持ったようです。

 啓太郎と結花はついに接触。でもお互いのことはわからず。啓太郎、結花の前で思いっきりくしゃみ。そういえば彼のくしゃみは結局わざとだったのかどうか……。

 啓太郎家では相変わらずの「低次元な争い」。ホント仲悪い奴らだな、と思いますが、啓太郎と二人っきりのときの巧は意外に素直。「たっくん言うな」も妙に親しげ。結局真理と反発してるだけなんでしょうか。まあ真理も真理だからな……。

 女房殺しがばれたと思い込んだ男に襲われる青年海堂。でも化け物の力を楽しむことにしたらしい彼にはかなりやばいやり方ですね。おじさんの方が逆に襲われ……死んだのかな?まだよくわかりません。
 その場面を見て出てきたファイズ。ファイズにやられる海堂を見て飛び込んでくる木場。「おれの仲間を、傷つけるな!」うわ、仲間認定だ。

 この頃から泥沼は始まってました……。


第7話「夢の守り人・前編」

 必殺技食らっても生きてる木場。教育係より強いな木場。ファイズが去った後「何者なんだ…あいつ」わかってから攻撃仕掛けて欲しいもんです。海堂が何と言って去っていったか覚えてないわけじゃないだろうに。
 基本的にこの人たちって「正当防衛」という考えがないよな……。
 そして海堂に支えられて帰る木場。でも途中で放り出されます。「やっぱ止めた、お前助けんの」途中でこういうこと言えるのは凄いですね。木場、可哀相過ぎる……。

 傷ついた木場の代わりにスマートブレインにやってくる結花。スマートレディは結花のやったことをしっかり知ってますね。でも「結花ちゃんが大人にしてくれるとお姉さんとっっても嬉しいんだけどな」は何か別の解釈してしまいます。

 真理は美容師の夢へ一歩前進。店の人、厳しいっすね、言い方とか。どうにもああいう人苦手です。でもあれも正しいとは思います。最後に笑顔で答えられた真理ちゃんは素敵。
 啓太郎は啓太郎でお客さんのお悩み相談。こっちも夢へ一歩前進。巧は気に入らないみたいですが。まあ店員の立場をとってない以上余計な口出しには違いないですな。
 啓太郎の夢に対していい話だ、と言っておきながら「話としてはな、実践してどうすんだよ」に笑いました。まあなかなか本気に出来ない夢ですよねぇ。

 海堂くんは大学ではしゃぎまくってます。天才としてあがめられていたのを事故により周りの人間が一斉に引いてしまってひねくれた、って感じでしょうか。変なのは前からみたいですが。
 襲う気満々だった海堂ですが、先生が出てきて謝ってます。先生に対しては弱いのか。
 でも先生「音楽に携わる人間が暴力を振るってはいけません」。音楽に携わってなくても暴力はいけないと思います。

 お客さんの相談に乗って家出した息子のもとへ行く啓太郎たち。息子さんもまた夢を追ってるみたいです。巧は苛つき気味。それを他人にぶつけるのはよくないですねぇ。今回は巧が一方的に悪い。直ぐ感情的になる真理や啓太郎もどうかと思いますが。

 今日こそ人を襲うと変身する海堂。でもギターの音に足を止め。
 にしてもいきなり人の手すりすりされるとびびりますよ。やっぱ変な人には違いないみたいです。


第8話「夢の守り人・後編」

 この回が私が初めてファイズを見た回。前知識も何もなかったのでよくわかんなかった覚えがあります。そもそも誰が主役かすらわからなかった。

 後輩の指導を終え帰ろうとしたところに結花。結花もまあ言いつけ通りよく見張ってたもんです。……っていうか使われてる?
 何で木場はそんなにおれのことを気にするんだ、と海堂。真顔で「好きなのかな」とか言いましたが結花には思いっきり流されました。いや、何か言ってやってくれ。

 美容室にて、テスト(?)に合格出来なかった真理。苛ついて巧に当たってます。にしてもここ、普通に真理が料理作ることになってるのは何でなんでしょう。決めたのか。
 さすがに自分が八つ当たりしてることはわかってるのか、出て行った真理に追いかけるな、と巧。あとでこっそり自分だけ行ってます。いいとこどりだな。
 まあでも思いっきり泣いてもいいんじゃないかねぇ?すっきりしたらまた練習。そんな感じで。
 ここで「夢」について語られる巧。切なくて熱い……らしい。

 木場側では海堂が木場へ「夢」について。「夢ってのは呪いと一緒なんだ」こっちの方が何となく理解しやすいかも。
 海堂の事故は仕組まれたものだったと。辛い、気にしてる、ってことを全面に出されると何も言えなくなりますね。

 真理は美容師テストおまけで合格。一応頑張った成果はかなり出てます。店の人、厳しい物言いのあとに「おまけね」って、ああもう着いていくしかないな、これは。
 オルフェに付けねらわれてる真理ですが、何も言わず守る巧。「おれには夢がない。でもな夢を守ることは出来る!」なかなかかっこいいですよ。

 一方海堂の夢を潰したのが教授であることを知った結花と木場。結花、木場に話してあとはお任せ?
 木場くんもまた夢に対する受け売り知識で教授を責めます。「あなたの罪は重い」とのことですが、木場に裁く権利はないですよねぇ。海堂を止めておいて自分がこれじゃあ何だかな。

 対ファイズ戦ではオートバジンが。めちゃくちゃ2人まとめて攻撃してます。このバイク、意思とかあんのか?「あぶねーな、おれにあたるとこだったぞ」とか蹴ると元のバイクに。これが初見だったからすげーびっくりした覚えがあります。何、あれ何!って感じ。

 周りが色々戦ってる中、海堂くんの方は夢を託す人物を見つけた、とギターを捨てます。文字通り捨てます。初めて見たときは通行人にご注意、とか思いましたがそんな突っ込み野暮ですか。
 この頃の海堂好きだったなー。


第9話「社長登場」

 ※8話初見で、13話からリアルタイム感想で、1〜8話を放送中に見て感想埋めてますが、9話〜12話はその10年以上あとに書いてます。ノリも違うし、多分いろいろごっちゃ。


 久々視聴のファイズ。さすがにいろいろ忘れてる。「社長登場」のタイトルで出てきた社長ですが、これ初登場だっけ。今までも出てたっけ。折り畳み自転車、会議で居眠り、「中の下」発言、キャラが見えてきますね。若くて活発で自由な人だなーという印象だった。もうこの回の途中で結構覆されたけど。
 木場がこのスマートブレインを検索して動画見てるけど、何やってるのかはよくわかりませんね。デジカメとかバイクとかまあいろいろ作ってる。結花はサンドイッチ作ってましたが、海堂にはひっくり返されました。わざわざ立ち上がって近づいて、落とすとかひどいな! これに「ごめんなさい!」の結花が悲しい。なんかもう、そういう生活してたんだろうなぁ。そして木場には多分そういうの想像つかないだろうな。今後に悩む海堂が人を襲う方に回りたいとか言うのも「君には無理だよ」と笑ってます。まだまだ善意を信じてるのか、海堂を見抜いてるのか。あ、木場は「人間を守ろうと思ってる」で結論づけてます。凄い主人公感。
 でもこのあとスマートブレインに行ってみるも社長には会えず。投げキッスは嫌そうです。こういうとこ正直だよね。
 巧と真理には200円貸してましたが、このときの物言いに、え、何があったんだっけ…とか思った。前の絡みを忘れてる。そういやID盗もうとかしてたんだっけ。

 巧の方は免許の講習会とか行ってました。そういや免停か。免停ライダーとか改めて思うとひどいな。免停の正義の味方なんて、には「おれ正義の味方なのか」って、凄い返しするな…! 「正義の味方」を肯定でも否定でもなく「微妙」って! 正直まあ現在の若者感はあったな、この辺。
 このあと真理は父親に呼ばれてスマートブレインへ。おお、真理が運転してる。やっぱ一人で行くのは嫌なんですかね。でも案内された先で普通に部屋分かれて何でかと思った。ああ着替えか…。そういやそうだった。新社長さんに迎えられて食事です。「きみ、ふーふーして差し上げろ」は初めて見たときぶっ飛びました。主人公が猫舌、という情報は得てた気がする。
 新社長さんから真理のお父さんが行方不明という話を聞かされる2人。「あなたが心配することはありませんよ」って、いやいやいや…! 義理とはいえ父親なのに蚊帳の外はおかしいよ…! まあ気まぐれに旅に出てるのかも、という辺りよくあることなのかもしれませんが。そして真理もあまり突っ込んでいかない辺りが父親と距離ありますよね。
 それより社長さんの要件はファイズギア。元々会社の物だから返してくれと。用途も現在の使用のされ方も把握して、ちゃんとこっちであなたたちのあとを引き継ぎます、と言われると何も言えないな。強引さもなく、あくまでお願いという形を取るのはいいですね。結局そのまま返しちゃったのは初めて見たときびっくりしました。なんだかんだああいうものは主人公の手に残るものと…!
 帰る巧たちを見ながら「所詮子どもか」とかもうここからいい人ではないことははっきり見せてくれるのか。
 このあとは反対派の社員(?)に襲われてやり返してる新社長さん。浮いてます。普通じゃないのがはっきりしてますね。ああ、この撮影風景なんか公式サイトで見た覚えあるな…。

 巧たちはこれからどうするのかと思ったけど、啓太郎が拾ってきた空き巣捕まえてくれ、の依頼はベルトなしでもこなすようです。まあ本来空き巣に使うものじゃあないか。
 空き巣は家の食べ物あさって、代わりに家中掃除していってるそうです。「また来て欲しいって感じなんだけど」とのおばさんですが、いやいや気持ち悪くないかな…! 実際どこに何されてるかわからないよね…! まあ一応その不安はあるのかな。しかし食べ物とられた、部屋の掃除された、だと警察にも言い辛いのは何かわかるな…。
 あ、啓太郎はこれの前に結花ともようやくしっかりと顔合わせ。客として関わると普通に名前わかるのいいな。
 空き巣らしき男にはパトロール中しっかり遭遇し追いかけるも、相手はオルフェ化。やっぱりベルト必要だな…! ここにまさかのファイズ割り込みです。ベルトは返したし、こっちで使うと言われてたんだから驚くことじゃないけど驚く。ってかそれより変身してたの海堂かよ…! …正直忘れてた。初めて見たときはまだよくわかってなかったというか、え、ベルトさえあれば誰でも変身出来るの? みたいな感覚だった気がする。いやぁ、でも実際ちゃんと流れの中で見ててもびっくりですよね。あのあと何がどうなってそういうことに…!


第10話「謎のライダー」

 逃走したオルフェノクはスマートレディから忠告受けてました。「役に立たないオルフェノクは始末します」と。これが新社長のやり方らしいですが、今までは警告だけで始末とか言われてなかったんだろうか。いきなり襲われたなら怖いな。
 「ファイズさんがお仕置きにくることになったんです」って、要はいいオルフェノクを始末するのに使われるんですね。でもはたから見たら普通に今まで通りオルフェノクと戦うファイズ…なんだよなぁ。オルフェノク=倒す相手だしな。あと人襲ってなくても空き巣はしてるんだよなこのオルフェノク…一度死亡認定されて仕事出来ずに飢えてるとかだろうか。

 それはそうと、この件を普通に木場たちに報告に来てる海堂。なんかあっさり戻ってきてる…! まあこれは要するに木場たちへの忠告ですよね。心配して言ってる…んではあるんだろうなぁ。そしてこれ、海堂は結局人襲わなくてもいい結果にはなってる。とはいえ「海堂さん、なんだか無理してるみたい」「人間を信じたいんじゃないんですか」とかは正直、そうなのか…? とはなった。木場も結花も、短い付き合いで凄くよく海堂を理解してるよなー。全員が割と人間いひどい目に合わされてるから結花側の言葉の方が不思議…と思ったら普通に絡んできた男たち襲ったー! た、躊躇いなかった。これ、ただのナンパじゃなくて「ついでに金」とか脅迫者にしたことで一応結花側の正当防衛感は出てるけど…や、八つ当たりじゃないのか。
 一方木場側はようやく社長と対面。オルフェノクの生き様について説かれてます。「なぜあなたに許されなきゃいけないんですか」これはホントにな。いきなり彼の考えるオルフェノクの生き方押し付けられても何だそりゃ、ですよね。しかし木場は木場で、許せない人間に会ったら普通に襲っちゃいそうな感じがな…まあ許せないオルフェノクでも一緒だろうけど。ある意味で一番人間にこだわるのは海堂かもしれない。

 一方ベルトを失った巧側。梅干し見て微笑んでるのは普通に怖い。コンセントの抜けたアイロンで仕事してぼんやり、とか、やたらみんなが優しくなる流れに笑う。あれはあれで生きがいみたいになってたのか巧…。もやもや振り切るためか、バイクで走りだしたところ海堂に絡まれてます。何で喧嘩売られてるんだ? と思ったけど、ああ前に海堂は巧に襲われてるのね…巧からしたらホント何のことだ、だよな…!
 「あれがファイズかよ」「おれの方がまだマシだぜ」まさかのマシ認定。まあいきなり見知らぬ男を襲ってくる奴…と判断したならまあ…? 正直あの絡みだけだとそこまでは思えないな…!

 真理と啓太郎の方はお仕事中。真理が受け取った同窓会写真とか気にしてます。学校らしき場所に閉じ込められてる作業員とか、この辺はひたすら謎ふりまいてる、っていうか作業員たちよく生きてるな…ホントに何日経ったんだ。水ぐらいはあるんだろうか。
 仕事では結花たちと普通に遭遇。木場と真理もいい流れで一緒になりました。お金返す流れはいいけどくつろいでていいのか。まあ自営業だからこそ融通効いていいんだろうな。木場と結花が一緒に暮らしてること、いきなり知っちゃって大丈夫かと思いましたが「親戚みたいなもの」という説明。まあひとまず安心ですかね。わかりやすくぽーっとなってるな啓太郎…と思ったら真理も似たような感じです。これは複雑だ。
 あ、人間襲えなかったオルフェノクはちょうど空き巣中に家主に遭遇したことでついにやっちゃったようです。「やっちまえばなんてことないな」と更に人襲おうとしてファイズにやられるのか…ファイズにやられないために人襲ったのにね! これはこれで可哀想。

 これの前に海堂と木場の対峙。海堂に指令来た時は場所も聞かないのかよ、と思ったんですが、なるほど木場だから…自分で呼びだしかけるのか…。「きみに倒されるわけにはいかない」「きっときみは立ち直れなくなるから」凄い言い方するな木場。この人はホント、善人ではあるんだけどいろいろ言い方があれだよね…! で、ファイズ海堂VS木場ですが、海堂は結構押し気味でトドメ刺す直前まで。ああ、こんなあからさまに止まるとは。ホントに駄目なのか。この辺、自分ではやれると思ってたのか本当は適当なところで逃げて欲しかったのか…。木場は加減しつつ戦ってたのかなぁ? ともちょっと思ったんですが、止まってしまった海堂に思いきり攻撃。ちょっ…! 「頭を冷やしてよく考えた方がいい」って待って、怖いよ海堂! 結構なダメージだよこれ…! 変身解けてうずくまってるところに結花と啓太郎です。相変わらず結花に対してはうっとうしいモードの海堂ですが、これを見て啓太郎がキレると…。まあ啓太郎はそうだよなぁ。転がったファイズベルトをそのまま持って行ってしまいました。一応泥棒ですが、まあ啓太郎的には正義はこっちにあるって感じかな。「たっくんの方がまだマシだ」とのことです。ちょうどオルフェノクと遭遇し、たっくんもやってきたのでこのまま巧が変身。「やっぱファイズはたっくんじゃないと」に「ああ、かもな」って割と調子いいな巧。今回はこれを見てる謎のライダーで引きつつ以下次回。


第11話〜第20話へ

 

 

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