月光の底─6

「あー寒かったぁ〜」
「ここはあったかいんだねー」
「基本快適空間だからな。ちょっと待って、何か防寒……」
 九龍の部屋には正直ろくなものがない。
 とりあえず手袋の予備はあるが。これも探索用だしなぁ。防寒にも使えるけど。
「……2人とも、コートとかあるなら自分の部屋から取って……」
「はーいっ」
 いつもボールの補充をしている八千穂は慣れたものだ。
 いそいそと手を伸ばす八千穂を見ながら、九龍はその場に腰を下ろす。
「あー腹減った……」
 ついでに取り出したパンを齧り始めた。
 コートを着た八千穂がその九龍を見て声を上げる。
「あっ、ずるい九ちゃん! 私もお腹空いてるのに!」
「お前ら夜会で食べなかったのか?」
「食べようとしたとこで騒ぎが起きてさぁ……」
 八千穂の分も取り出して放り投げながら答える。
 バディの分の夜食は九龍が買う、というのが暗黙の了解になっていた。協力してもらっている駄賃としてはかなり安い。
「騒ぎ? 何かあったのか」
「……そういやお前には何の説明もしてねぇな」
 遺跡に行くからすぐ来いとしかメールしなかったっけ。
 そう思って九龍はHANTを開く。送信済みメールを見て、ああ、皆守に送るメールはほぼ同じ文面だなぁと今更気付く。
「あれ……?」
「どうした?」
「……いや、今日夜会のとき変なメール貰ったんだけどさ」
「あ、童謡の分だよね?」
「童謡?」
 九龍は夜会で起きたことを簡潔に皆守に話してみせる。次々と襲われる生徒。そして最後に九龍のところへ来たメール。
「このメールな、今気付いたけど転送メールじゃない……」
「は?」
「え、どういうこと?」
 学園で与えられているメールアドレス。ここに届いたメールは全てHANTに転送される。HANTに直接来るメールは、当然の如く九龍の個人アドレスに送られているわけで。
「……おれのアドレス、生徒会にばれてる?」
 だからといってどうというわけでもないが。
 九龍がアドレスを教えている相手は限られている。皆守と八千穂に、誰かに教えたかと聞いてみるが首を横に振られた。ううん、教えそうな相手って……誰だ?
「誰かが生徒手帳見られちゃったとか?」
「あー、それかなぁ。みんな大体ポケット入れてるもんな。体育のときとか更衣室に置きっぱなしか……」
 財布でもあるまいし、生徒手帳など適当にその辺に放って置いているものだ。探そうと思えば、探せるか。
「……でも何か嫌だな、そういうのも」
 探られてる感じは気持ち悪い。
 別にアドレスぐらい聞きに来れば教えるのにな?
「ううん、私たちも用心しなきゃねっ。九ちゃんの秘密がばれると大変だし!」
「いや、もう生徒会にはばればれだと思うけどな……」
 トレジャーハンター云々はともかく。
 張り切る八千穂に苦笑して、九龍は立ち上がった。
 まあ、考えていても仕方ない。
「それじゃ、行くか。皆守寝るなー」
「眠ぃ……」
「ってお前いつの間に毛布まで出してんだ! 起きろこの野郎」
 毛布を引き剥がして井戸に放り込む。
 皆守は不満げな眼差しをしたが、欠伸をしつつもついてきた。本当に、こんな態度なのに探索自体にはついてくるんだよなぁ普通に。
「さっきのとこ?」
「ああ。ハシゴあったろ。あそこ降りてみる」
 再び雪の部屋。
 ああ、やっぱり寒い。
「これって雪だるまとか作れるかな?」
「うわっ。やりたくなるからそういうこと言うな!」
「どうせやるだろ」
「今度な! 今は駄目」
「えー」
 見透かされてるが、とにかく今日は先に進むこと。九龍は早足で穴の奥まで駆けて行く。コートを着た皆守と八千穂は、少し走りにくそうだ。
「さてと……」
 まずはハシゴの側にあった石碑の解読から。
 ……む、難しいな。
「……読めないのか?」
「……いや、待て。大丈夫。遠き者なら……白き縄で魚を捕え……ええと」
 天之真魚咋を手にできる、と。
 読めたぞ。
 2人は今更感心してもくれないが。
「今度は罠っぽいな、何となく」
 言いながら降りてみてすぐに気付いた。
 何かの発射口。
「……また何か飛んでくるのか」
「みたいだなぁ……。とりあえず……こっちだ」
 道は二手に分かれていたが、九龍は迷わず前へ進む。こういうときは迷っていても仕方ない。角を無視してひたすら進み、何かの祭壇へ辿り着いた。
「何もないのか?」
「まだ仕掛けが作動してないしな」
「何か怖いねー……」
 あちこちに見える発射口。
 今まで何度もその危険を味わっている身としては気になるだろう。
 そういえば、罠は一度解除すると再び作動することはないから、罠のことを知っているのはこの2人だけなんだな。
 新規エリアの探索に、他のメンバーを連れてきたことはない。
「おー、これだ、これ」
 更に歩き回り、小部屋のようになっているところに白い縄を見付けた。
「白き縄で魚を捕え……だったか?」
「お前よく覚えてんなー。とりあえずこれを……」
 引っ張ってみた。
 同時に罠の作動音。
「さあ行くぞっ!」
「行くってどこへ!」
「さっきの祭壇! ほら走れ! って、すとーっぷっ!」
 床に大穴が開いていた。
 しかも底から剣山のように針が突き出している。
 何かが発射されるだけじゃないのか!
「きゃっ、な、何これ!?」
「跳ぶぞ。跳べないならそこに居ろ!」
「あほか。これぐらい……」
「私も跳ぶよ!」
 当たり前のように2人は着いてくる。
 まあ2人の運動神経に不安は感じてない。ただお前らコート着てるんだからな? 普段のように動けると思ってたら失敗するぞ?
「……って余裕だなお前ら」
「え? うんっ、大丈夫だよ」
「お前こそ、下ばかり見て発射口のこと忘れんなよ?」
「忘れてねぇよ。だからここで止まってんだろ」
 ちょうど祭壇に向かっている発射口が見える。
 九龍たちの位置はどの発射口も向いてないはずだ。
「あっ」
「何か出た?」
「矢だな」
「多分そうだろうけど、見えてんのかお前」
 矢が出た次の瞬間を狙って九龍は走る。
 祭壇に辿り着けば、そこには魚の形をした秘宝があった。
「石碑通りっ」
「いいから早く取れ」
 ここは発射口の直線上だもんな。
 九龍も言い返さず大人しくそれを取る。
 罠の発動音が止まった。
「それをどうするの?」
「ええと……まだ上の部屋に祭壇残ってただろ? 多分あそこに」
 適当な発言だったが、多分それで正解だろうと思う。
 雪の部屋に戻り魚を捧げれば、そこに別の秘宝が現れた。
 国譲りの証。
「……それは?」
「……ええと」
「最後の部屋の鍵か?」
「……多分な」
 そうだ。おそらく最後の部屋は魂の井戸の先。一度行ってみておけば良かった。
 そんなことを思いつつ、先へ向かう。もう1度、全員で魂の井戸に入って休憩した。
「……ここは、トトくんが居るんだよね」
「ああ。ま、いつも通りだな。寒いから爆弾持ってくかなぁ」
「熱さを感じる位置はやばくないか」
「そういうツッコミするな。あ、でも火炎瓶あるぜ」
「何を作ってるんだお前は……」
「あとは銃と鞭とー……そういや今回壊れた罠なかったな」
「あ、そういえばそうだね。引き返さなかったもんね」
「今日も一応いろいろ持ってきてたんだけどなー」
 補修材を出して武器に詰め替える。
 最後の戦いは毎回無事では済まない。アーマーと、ついでに護符も身に付けて九龍は立ち上がった。
「さって、行くぜ。トトを救いに!」
「うんっ!」
「…………」
 相変わらずこういうとき黙っている皆守は置いといて。
 3人は更に遺跡の奥へと向かった。
 やたら滑りやすい坂があって、いきなり転んだのは、まあお約束だ。










「ヤパーリ来タデスカ……」
 部屋の奥に居たトトがゆっくりと振り返る。何かを諦めたような目つきで、九龍に近付いてきた。
「アナタ、コノ墓ヲ荒ラス悪イ人。アナタ、何ヲ期待シテル? ココニ金銀財宝ガ眠ッテル、ソウ思テルデスカ?」
「それに近い何かはあると思ってるし、そもそもおれは仕事でここに来てるけど……」
 九龍は銃を構えた。
「今はお前を救いに来てるぜ?」
 ううむ、かっこいい台詞のつもりなんだけど、どうにもおれが言うと軽いな。皆守も八千穂も反応が薄過ぎる。トトは銃を向けられても全く表情を変えなかったが、九龍の台詞には少し反応した。
「救ウ? アナタガ?」
「ああ。お前はな、騙されてるだけだ。何かを忘れさせられてるんだよ。お前の言う神って奴に!」
 こんなことを言う必要はない。
 だが、やっぱりいまだ問答無用で攻撃に入れはしない。緊張して次の言葉を待つ。皆守がパイプを噛み締める音がやけに響いた。
「ボクハ神カラ墓守ノ役目ヲ授カッタ。神ハボクニ生キル場所ヲクレタ! アナタノ言ウコトハ──」
 信じられない、か。
 まあそうだろうなぁ。
「なら、戦うか」
 思い出させてやるよ。
 いつの間にか、九龍が執行委員と対峙するときの目的は完全にそれになっていた。秘宝よりも何よりも。まずは執行委員の解放。だって、解放された奴らはあんなに喜んでる。あんなに前向きになってる。
 お前もそうなれ、トト。
「……来るぞ」
「……ああ」
 いつの間にかほとんど真後ろに皆守が来ている。八千穂は九龍の隣。いつもの位置。
 現れた敵はサソリだった。
「集めるか?」
「集めてスマッシュだね!」
 最早戦い方も以心伝心といったところか。
 だが九龍は首を振った。
「集めて……これだな!」
「……爆弾か」
「サソリにはこれだろ、やっぱ。着いてこいよ、お前ら」
 慎重にサソリの攻撃範囲を見極めながら動く。スマッシュは出来るだけ温存の方向だ。九龍が動けなくなったとき、バディに戦う手段がないと困る。
 ……この間クエスト中に死に掛けたのだ。眠りの攻撃を九龍が食らってしまい、一緒に居たバディには攻撃手段がなかった。あんなことがあっては、困る、どころではない。
 順調にサソリを倒し、トトと距離を取る。
「墓ヲ侵ス者ニ災イアレ……」
 トトの攻撃範囲は分からない。
 距離を取りつつ銃を構えた。とりあえず胸だの腹だの撃ってみてもほとんどダメージを与えてる気がしない。
「……近付いてみるか」
「止めとけ。来るぞ」
「アラーヨ!」
「うおっ!?」
 トトの叫びと共に攻撃が放たれる。慌てて下がるが間に合わなかった。吹き飛ばされて体中に痛みが走る。
「九ちゃん!」
「葉佩っ、大丈夫か」
 そしてお前は何で一人で避けてやがる皆守。
「あーくそっ……。でも覚えたぜ……攻撃範囲!」
 射程外へ逃げながらだとろくに攻撃が出来ない。おまけに先ほどの攻撃で何か頭が痛い。動きが鈍っているのが自分でもわかる。
「きゅ、九ちゃん、スマッシュは?」
「まだ大丈夫。今日はたっぷり弾薬も持ってきてるからな」
 前回は弾が切れかけて本当に焦った。
 爆弾を減らすか弾を増やすか、はかなり悩むところだった。爆弾は、あまり効かない相手だった場合がきつい。どうしてもかさばるものだし。
 結局九龍は、爆弾を減らした。吉と出るか凶と出るかは、まだわからない。
「ウッ……」
 乱射していた銃が、やがてトトの弱点にヒットする。
 トトの目の色が少し変わった気がした。
「今ノハ…効キマシタ」
「…………」
 やっぱり、人から殺意を向けられると少し怯む。動きが止まった隙に、うっかり相手の攻撃範囲に入ってしまった。
「痛って……」
 飛んできた何かが突き刺さる。
 ええい、やっぱりちまちまやってるのは性に合わねぇ!
「葉佩っ! 何やってるんだ!」
「うるせぇ! トト! おれの拳を受けやがれ!」
 トトに向かって一直線に駆ける。どうせ後少し。なら、こんな遠くからちょこちょこ撃つよりも。
「ウアッ……!」
「出てけよ、黒い砂っ!」
 殴り倒した。
 トトから大きな悲鳴が上がる。
「トトくんっ……!」
「この馬鹿っ、無茶すんな!」
「だってさぁ、あんなちまちま……」
「九ちゃん! 次が来るよ!」
「あああ、わかってるっ!」
 皆守がトトを運ぶ間にリロード。
 今回はまだダメージ少ない方だろう。問題は次だけど。
「……蛇?」
「規則正しく並んでんなぁ。任せとけ!」
 蛇には鞭がよく効く。苦手だった奴らがいっぺんに楽な敵へと切り替わった。おまけに並んでいるなら、数匹まとめて片づけられる。
「おいっ、葉佩、横……」
 その蛇は、大型化人のすぐ側に並んでいた。
「…………あ」
 調子に乗って鞭を振るっていると、大型化人がゆっくりとこちらを振り向いた。
 ケケケケ、と高笑いしながら攻撃が降りかかる。しかも、連続して。九龍は動くに動けない。
「九ちゃん……!」
「来る……なっ」
 かろうじて声を絞り出す。敵の攻撃が止んだ隙に離れようとするが、体が上手く動かない。
 駆けつけてきた皆守に引きずられるようにして部屋の隅へと移動した。
「さ、寒ぃ……」
 寒いというか、痛い。
 冷気の攻撃。初めて受ける。
 九龍の様子を見て皆守が顔をしかめた。
「……って、じっとしてる場合じゃなさそうだな」
 敵の動きは素早い。
 この状況でも逃げ回らないと追い詰められる。動けない状態で迫られる恐怖は前回十分味わった。
「や、やっちースマッシュ! 全部!」
「うん、いっくよー!」
 これを倒せば終わり。
 そう思って八千穂にスマッシュを撃たせる。用意してきた爆弾も全部投げた。だが、倒れない。
「……くそっ、強い」
「八千穂のスマッシュ全部食らってあれか」
「攻撃属性の問題かなぁ……」
 まだ半分凍えてる手で銃を構える。皆守から頭を狙え、と言われた。言われた通りにすると敵の大きな悲鳴が上がる。お前、そういうのどこでわかるんだ?
「っとー逃げるぞ……!」
 走り回っている内にようやく体が動くようになってきた。
 これは、あまり立ち止まっているとまずい。攻撃範囲が広いし、動きは早いし! これ以上、あの攻撃を受けるわけにはいかない。
「くそっ、まだか……!」
 なのにどれだけ撃っても敵は倒れない。スマッシュ全部とあれだけの爆弾投げてるのに!
 これで弾が切れたらどうなるか。
 一瞬考えてぞっとする。
「……まだ終わんねぇのかっ……」
 後ろで皆守のそんな声が聞こえてきた。息が切れているような気がする。
 走り回ってるもんな。お前、やっぱり体力はないな。
「……九ちゃん、特攻は駄目だよ?」
「……わかってるよ」
 弾が尽きたらそれしかないだろうが。
 残りの武器はナイフと鞭。
 だが、結局それに頼る前に……決着はついた。
「……ようやく終わりか」
「……お前のその台詞は新鮮だわ」
 力を抜いて銃を仕舞う。
 敵が倒れた後に残ったのはトトの宝物。
 何だろう、これ?
 そう思いつつ、拾ってトトのところへ持って行く。
 ようやく終わった。
 これをトトに見せれば──そう思ったとき、倒れていたトトががばりと身を起こす。
「ウウ……ボクハ……倒サレルワケニハ行カナイ……墓守トシテノ役目ヲ失ッテ、ボクハドウヤッテ生キテイケバイイノカ、ワカラナイ……」
「……トト?」
「アナタ、イナクナル。ソレデ、スベテ元通リ――!」
 トトに秘宝を渡すことにばかり頭がいっていた九龍は、一瞬それに気付くのが遅れた。
 剣が、九龍に向かって飛んできた。
 え……?
 だがそれは九龍の目の前でぴたりと止まり、突然力を失ったかのようにからん、と地面に落ちる。
「……………っ」
 動けなかった。
 完全に油断していた。もうトトは大丈夫だろうと。黒い砂は出たのだからと。
 だが、そんな九龍にトトは叫ぶ。
 何故避けない、自分のことが可愛くないのかと。
「……トト」
 九龍はそれには答えずトトに秘宝を差し出す。
「これ、お前のだろ?」
「コレハ……マサカッ──」
 ようやく、思い出したらしい。
 九龍の手からそれを受け取り、トトはそれを見つめて震えている。
 父の言葉──か。
 ああ、留学してきて孤独で……辛かったのか。そこに、生徒会は付け込んだのだ。大切な言葉と引き換えにしてまで……自分の位置が欲しいと思うものなのか。
 トトはやがて顔を上げ、真っ直ぐに九龍を見た。
「父サンハイツモ、ボクニイッテマシタ。『勇敢ナ男ハ自分ノ事ヲ最後ニ考エル』ト――」
 それは、どこかで聞いた台詞だった。
 どこだっけ。
「アナタハ自分ノ身体ヲ張ッテ、二度モ真ッ直グニボクヲ受ケ止メテクレタ。例エ、アナタガ何者デモ、ボク、アナタヲ信ジル。コウ思ウハ、間違イジャナイ、デスヨネ ?」
「トトくん……」
 横で八千穂が感動している。
 だが、九龍は少し複雑だ。
 勇敢な男は自分の事を最後に考える、か。
 それは九龍から最も遠い台詞に思えた。九龍はいつも自分のことばかりで、周りの人間のことを考えられない。いや──最近はバディのこと、そして敵である執行委員のことまで考えてるとは言っていい。だがそれは、余裕が出てきているという、ただそれだけのことだ。
 余裕がなくなったら……なくなったら?
 そこで九龍は後ろを振り返った。皆守と八千穂が不思議そうにこちらを見ている。
 ……見捨てないだろ。
 そうだ、自分がやばい状況になったって、八千穂たちを見捨てはしない。
 ……多分。
 九龍は再びトトを見る。
「……おれは正直そこまで言って貰える奴だとは思ってないけど。まあ、でもそうだな。おれを信じろ」
 生徒会なんかより。
 その方がよっぽど健全だ!
 何故か後ろで八千穂が笑っている気配がするが、気のせいだろう。
 トトは立ち上がり、九龍にプリクラを差し出してきた。
 最初の友達、か。何だか責任重大だな。
 それを受け取り、九龍は笑顔を返す。
 最後の執行委員も、無事解放出来たようだ。


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