帰ってきた獣電戦隊キョウリュウジャー 100 YEARS AFTER感想

 

 Vシネは本編キャラがどっかいっちゃったような話が多いですね。今回もみなさん本編と随分違うキャラだけど、これが100年後と。子孫ネタでがっつりやれるのいいなぁ。キングとアミィの子孫が姉弟とか、上手いことぼかした設定なのかと思ったら普通に結婚してた。まあ最終回でどう考えても結ばれたのに子孫が2人の子どもじゃなかったら何だって話になるか。むしろその点ではソウジくんびっくりした…! が、頑張ったね勝山さん…! ノッさんも、設定や話の流れ上、キャンデリラとは結局何もなかったのかなーと思ってたら「理香ばあちゃんのおじさん」だと…。いろいろ妄想かきたててくれるなホント…!

 とりあえず本編。
 100年後の未来に、え、こんなベタなのでいいのかと思ったらフェイントかけられた。映像かよ! まあ今の流れだと100年後も大して変わらない方がリアルだよね。映像投影とかちょこちょこ未来っぽさ出してくれてれば。テレビ電話系は実際可能になっても誰も使ってないから広まらない気がするけどな…!
 ここで再び現れるデーボス軍と、それに対抗するキョウリュウジャー。髪型がらっと変わったキングがホントキングに見えない。遠目に完全にアラダだな…。何か…何か可愛いなこのダイくん。キングを初めて可愛いと思った…キャラや髪型って大事。
 アミはしっかりものの姉ってことですが、年齢が実際にアミィより上なのかな。姉と弟なんだもんなぁ…。イアンはあんまり変わらず、ソウジはちょっと口調乱暴になったところでやっぱりソウジとしか思えず。ノッさんは大幅に違うけど、なんかもう立ち位置がノッさん。
 ウッチーが一番おかしなことになってますが、まあ、うん…やりきってるな。
 この6人が揃って変身。駆けつけたときから思ってたけど色合い暗いな、なんでこの色! と思ったら一応突っ込まれてた。なるほど適当に残ってた電池を受け取った結果だったのか。っていうか賢神キャンデリラ…ああ、こっちも頑張ってるなぁ。
 雑魚ぐらいは何とかなった6人ですが、怪人に歯が立たず。ブルーが一人強いです。ああ、彼だけ元色なのも意味あったんだな…理香から繋がってるとすると優子さんの直系なのでそれもそれでおかしい気がするけど。まあ顔からしても見るからにノッさんの血継いでるからいいのか。
 あ、一応幹部っぽいのも出てきました。さすがに新しく作れないんだな、でも子孫じゃないよな同じ種族なんだろうか…とか思える幹部たち。卑屈のスネルドとか嫉妬のホシイガロンとか後悔のアアスレバとか、やばい面白い。アアスレバ吹いた。…と思って調べたらアースレバンなんだ。一応名前っぽくはなってるんだな笑ったけど。

 やられたキョウリュウジャーたちはこの後キャンデリラに文句。なんだかんだとりあえず言われて戦いに行ってる辺りが戦隊ものの初期っぽくていいなぁ。一応みんな先祖のことは知ってるからってのもあるんでしょうか。しかし記憶が薄れかけてるせいで正しい色も思い出せないとか。ここから正しい色を取り戻していく展開は燃える。「おれは赤だ」とか「黒だ」とか何かいい!
 ウッピーとイッちゃんは元々仲良いんですかね。一緒に芸能人でもやってるのかと思ったらプロボウラーとミュージシャンだった。どう仲良くなったんだろう…。っていうかどの時点からどの程度知り合いだったんだろう…!
 あといまだ生きてるソウジは予想外だった。びっくりした。かつての最年少キャラが師匠的に出てくるのは熱いけど、さすがに100年後にくるとは思わないよ…! でも116歳か…年齢だけならぎりぎりありえなくは…いや、でもあの元気さ…まあ100年後だしな…!
 すっかりキャラの変わってるソウジにしばかれたり特訓されたりしつつ、色を思い出していくみんな。いまだ普通に飛んでくるフェザーエッジには燃える。
 ラッキューロはその頃攫われてました。「またリメイクすんの」「無印を超えられない」「見なきゃ批判も出来ないしねー」ラッキューロが妙な方向に…いや、当然そうなるべき方向に育ってる気がする。
 10年振り7回目のリメイクも、普通についていける人生も凄いよなぁ…。

 自分の色に気付いたみんなは、人々を助けに来てそれぞれ変身。ウッピーが途中で止まっちゃうから何かと思ったら、ああそうか変身アイテムが違うのか…! 完全に忘れてた。そりゃそうだった。
 レッドが居ないまま5人で戦闘です。ここでいきなり正体ばらして幹部連中吸い込んじゃうアースレバン。何か一人新しいのがいると思ったらこっちが今回のラスボスだったのか。何か丁寧に解説してくれてるな。
 100年前に戻って敗北をなかったことにするとか言い出す敵さん。飛び出したのはダイくん! やっぱこれがレッドだなぁ。時間を超えてる間に、ついてきたガブティラの色で自分は赤だとわかるダイ。いいな。そして「桐生ダイゴの時代はぼくが守る」ですよ。かっこいい。この声が、過去の戦士に聞こえてたんですかね。微妙なところで妻の存在わからなくしてるな…! 時期的には最終回よりちょっと前って感じですね、この100年前。
 現代のキョウリュウジャー側もさすがの柔軟性というか、即座にこの事態に対応出来るのが素晴らしいな。このあと子孫たちと顔合わせてたけど、あれは過去のキョウリュウジャーたちがやってきてる形なんだろうか単なる残留思念みたいなもんなんだろうか…。
 子孫の言葉を聞いたかどうかって凄い重要なような気がする!
 現代未来と12人の力を合わせた攻撃で決着です。今回はもう完全に6人に絞ってるんですね。
 現代の方では一応最後に弥生ちゃんの姿も。ダイゴの嫁を突き止めようとしてる辺りも…最終回前、だよなぁ…。そしてこの時点でソウジと勝山さんはそれなりに進み始めてるんだろうか。約束すっぽかしは酷いけど、怒ってる勝山さんちょっと可愛いとか思ってごめんなさい。ホント、ここからどうやって結婚までいったか知りたいな…!

 いろいろと妄想刺激される100年後でした。レッドは全然キャラ違ってもちゃんとかっこ良かった。美味しいなぁホント。

 

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