獣電戦隊キョウリュウジャー
ブレイブ33.5「これぞブレイブ!たたかいのフロンティア」感想

 

 友人から突然キョウリュウジャーの新作見たか、とのメールが届いて意味が分かりませんでした。詳しく聞いても意味わからなかった…! ソシャゲとのコラボで今になってキョウリュウジャー新作…全員出演の三条先生脚本でしっかり30分ものの新作…。
 ブレイブフロンティアというゲームらしいですが、本編内に特にその単語も情報も出てこないんですね…すごい。しかもただ開始年とブレイブという単語繋がりというだけ…でいいんですかこれ。
 とりあえず全力で楽しみました。これは感想書かざるを得ない。あああキョウリュウジャーだ…ホントに普通にキョウリュウジャーだ…。

 初っ端は何かみんな修行中でばらけてるという始まり。33.5話ということで時期も明確ですが、あまりピンとは来ない。まあどこに挟んででも良さそうな気はする。
 で、敵さんもしっかり活動中です。「人間ってキョウリュウジャーの方が好きでしょ」から、ならキョウリュウジャー勝てば喜びの感情集められるじゃん、になっちゃうキャンデリラさま。言っちゃうか…! と思ったら「そこに気付いちゃいましたか」ってラッキューロもまた直球だな…! いいのか。それで本当にいのか。そして出来上がったキョウリュウジャーおたくな敵怪人。ブレイブスキーらしいです。いいなぁ、このノリがやれるのがキョウリュウジャー。「おれが華麗にめためたにやられる計画書」とか作ってきてますよ。なんかもう…怪人ってなんだろう…なんでこういう存在が作られるんだろう…! とちょっと悲しくなるな。なんかシャンゼリオン思い出す。
 この敵さんが「ブレイブポイント調査表」なるものを持ってキョウリュウジャーのブレイブポイントチェックです。これもうただの趣味ですね。熱烈なキョウリュウジャーファンの喜び集める目的がどんどんどっか行くのはいいなぁ。ってかしっかり見つけてきてるラッキューロも凄いな…! やばくなってきたら避難させたり、ホント根はいい子たちなんだよな…。
 あ、敵さんの出現はトリンがしっかり気付いてました。どこに居るんだトリン。まあさすがにもう基地はないしな…。

 「いかなる時にもレベルアップを怠らない」「事件が起こればすぐに駆けつける」話に沿ってポイントチェックが進んでいくのがさすがです。ここからの仲間集合は、もうそれだけでテンション上がる。ああ、キングのアクションやっぱいいな…ああホントにキングだ、まったく変わらないな…。ピンチにやってくるのがアミィなのもいいな…。「4年ぐらい会ってなかった気がするよねん」とお約束のメタ突っ込み&ダジャレ。ちょっと上手い。いやぁでもホントにそうなのに全く感じさせないのが凄い…。みんなキャラ忘れてない…ってか顔も全然変わってないなぁ。戦隊メンバーって結構1年でもがらっと雰囲気変わってたりするのにね…! イアンだけ何かちょっと違うけど。そこは突っ込まないのか。それよりなんか風呂上りな雰囲気で出てきたのは笑った。どういう駆けつけ方なんだ。置いて行かれてたウッチーにも笑いました。キングと一緒の島に居たって…! ホントに忘れてたのかよキング…!
 これを見て「仲良いなぁキョウリュウジャー」「ほっこりする」とか言ってる敵さん。あ、お仲間だ…。
 チェックポイントはそのまま「仲間の危機には全員集合」「派手にカッコ良く変身」「圧倒的な強さで敵を蹴散らす」ときました。でも雑魚は蹴散らせても、怪人に苦戦するキョウリュウジャー。それもまたお約束ですが、怪人としてはおれごときに苦戦するなんて、という感じらしいです。面倒くさい敵だ…。「こいつにもブレイブがあるのか」とか「持てるならこんなに憧れたりはせんわ!」とかなんかもう悲しいぞ…。普通にめっちゃ強いのに。「このおれを落胆させやがって」が本当に面倒くさいオタク。
 ラッキューロから「作戦はうまく行かないけど、戦いだけは強い。典型的キャンデリラさまのモンスター」との言葉も。そうだっけ…。そうだったのか…。
 この後、子ども庇ったキング、修行した直後にこんな敵とぶつかれてラッキーみたいなこと言うキングに結局ポイントが埋まっていったようです。あれがやっぱ戦隊ですね…! モロに食らってあまりダメージなさそうなキングが凄い。「怪我はないか、向こうに隠れてるんだ」のキングがかっこいいかっこいい。敵怪人は、これに羨ましい! となるべきだと思ってしまった。彼が戦隊オタではなくキョウリュウジャーオタクなところが微妙にわかり辛い。
 チェックポイントは「子供を守るためには命をかける」「どんなときにもポジティブ」ですが、その後の「一般人を巻き込まないように敵を移動させる」に笑った。「これってそういうことだったのー」のラッキューロの突っ込みにも。
 「おれたちのブレイブと真向勝負だ」と言われて「うん! うん!」と力いっぱいうなずく敵さん。楽しいんだけど、ホント、普通に倒されちゃうんだ…が悲しいなぁ。本人はとても本望だろうけどね…! 変身時に一緒に踊ってるのもいいな。もうたっぷり本編レベルのアクションしてくれて「迫力満点の爆発」「最強の必殺技」もクリア。あああ普通に爆発した…と思ったらロボ戦もやるの! マジで!? となったロボ戦。「巨大な敵にも動じない」もチェックポイントだったようです。ふ、普通にコックピットに居る…戦ってる…。あ、敵さんが「保存用の最後の1本」出したところで、あれそういうオタグッズだったんだ…と思った。保存用まで出してくるのは大変なことですね、もうこれで最期なのわかってるからね…。
 サイン貰って満足げに死んでいく敵さん。キョウリュウジャーは彼のこういうところ、どう捉えたんだろう…。とりあえずブレイブポイントは流行ったらしいです。流行った、って感じが友達っぽくてちょっと楽しいな…。最後の「ブレイブなひとときを作る企業」提供も笑った。いやぁホントに普通にキョウリュウジャーの1話…凄かった…楽しかった…嬉しかった…。

 

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