獣拳戦隊ゲキレンジャーVSボウケンジャー感想

 

 ゲキレンとボウケン見終ってから大分経ってから視聴し、さらにその視聴からも時間が経ってるのでいろいろ忘れてますが。
 久々に見直して感想。

 まずは宇宙で活動中のさくらさんのシーン。ああ、ちゃんと2人でやってるんだなぁ。ハザードレベル測定不能なんてのが出て何か起こったところで場面変わって地球。
 スクラッチから出てくるシズカ! やっぱ最初に盗みの方向で行くのは彼女ですね。すぐさまゲキレンが追ってきましたが、そこにボウケンジャーも現れてます。真墨、菜月、蒼太の組み合わせ。リーダーは真墨ですが。そうだよなぁ、こういうことになってるんだよな。「お嫁さん候補の順位下げちゃうよ」とかシズカに言う蒼太は相変わらずです。っていうか盗み出されたものを持ち主が目の前に居るのにこっちに渡せっていうね。そしてゲキレンが抗議すれば「ミッションの邪魔だ、引っ込んでてくれ」とか、うん、まあボウケンってそういう戦隊だったけど!
 初っ端からいきなり対戦モードになりOPです。ナレーションがスーパー戦隊で始まってる! 「輝ける2つのチームあり」でゲキレンとボウケンの紹介ですよ、これはいいなー。
 そして夜明けまで戦っちゃってる2組。シズカもずっと見守ってたんでしょうか。ここはとっとと逃げ出そうとしたところ映士です。映士もずっと見てたんだろうか。いいとこ取りが彼のキャラらしいです、そうだっけ。
 「お肌が荒れてるぞ、代わりにこれやる」野菜を投げつける映士。シズカはこうなるとわざわざ抵抗もしませんね。逃げ出しちゃって今回の出番は終了。
 シズカの盗んだ赤い玉はここで再びジャンの手に渡りますが、そこへ現れたのはチーフ! 無言で顔だけ見せて玉を取っていっちゃいます。ショックのボウケンジャー。変身解いたとき真墨は一瞬誰かと思いました。
 ゲキレン側とまだ揉めるか…と思いきや、ここで美希さんからボウケンを丁重にお連れしろとか言われてスクラッチへ。サージェスのこと知ってるようです。話が早いな。
 というわけで一通りそれぞれの組織や玉についての説明が。基本物分りのいい人たちばっかなんだな、ここ。
 途中で猫もやってきましたが、やっぱあれには驚くんだボウケンジャー。「可愛いー!」で飛び出す菜月がさすがです。抱きつく菜月に男2人が「やめろ」と引き剥がせば「やめないで」ってシャーフー…! 笑った。

 もう1個の玉のありかは、というところで場面変わって臨獣拳に降り立つロボ…! すげぇ。何て堂々と。いや、ロボは囮でしたが。風邪を引かないのだけが自慢だとかいう怪人が相手してる間に、中に入りこんでるさくらさん。怪人とメレの漫才は笑えましたが、こっちはシリアスです。いきなりリオを撃つさくらさんにびっくりしてたらチーフも登場。「さすがは臨獣殿の当主」とかこの辺のことも知ってるのかチーフ。
 「究極の力を求めているんだろ」と言ってリオを一緒に連れ出してます。リオはこの言葉には弱いよなー。
 玉が揃ったため、それを使用するための場所に移動。ゲキレンとボウケンも一緒です。「ワキワキだー」「ワキワキ?」ボウケンはジャンをどういう風に見てるんだろうなぁ。不思議なキャラですよね。
 「ゴウとケンにも連絡しなきゃ」みんなが出て行ったあとの美希さんの台詞。いないなぁ、とは思ってましたが。ホント忘れかけるな、あの2人は。
 問題の場所で明石たちと対峙したところで、怪人を相手にするのが映士、ゴウ、ケンです。ああ、揉めてるのがリアル。ゴウとケンはいきなり来てるからボウケンジャーのことよくわかんないよな。
 とはいえ、相手怪人がバカの割に異様にタフで「争ってる場合じゃないぜ」になりました。味方なのは認識してるのがいいな。

 そして山をひたすら登る残りのゲキレンとボウケン。
 結構きつい山ですが、ボウケンはさすがにまだ慣れた感じですね。「これでこそ冒険」とかの言葉にジャンが反応してます。明石のことを褒めまくるボウケンに、素直に凄い奴なんだなと楽しそうなジャンがいい。っていうか真墨の直球過ぎるチーフへの憧れ台詞が何か凄い。
 「越えたときにはあいつはまたその先をいってるさ」とか思ってるんだなぁ。
 で、ようやく登ったところでしたが、既にさくらさんの持っていた青い玉は設置され、明石は躊躇い中。「でっかでかだって聞いたぞ」「なのに何で」「仲間たちがっかりさせんな」ジャンの台詞が痛いですね。っていうかここにいたるまで私は、このチーフ本物なのか、どうなんだ、と思ってましたが「早くしろ!」ってさくらさんの方は確実にそうか…!
 明石の方は普通に本物だったんですね。いや、ホントどうなのかとずっと思ってたよ…。さくらさんは偽物で良かったです。彼女の体が敵に乗っ取られ、人質状態にされたがための状況だったようです。そうと知ればすんなり受け入れるゲキレンがさすが。真墨の方が怒ってますよ。何に怒ったのか微妙にわかりませんでしたが。謝ったこと? 相談しなかったこと? 前者の方なんだろうか。

 話も終えたところで神殿が崩れだし脱出。力を手に入れた敵さんはリオメレも操っていきなり世界襲ってます。目の前に居るのにまず戦ってくれないのはきついな。追いかけましたが。
 総勢11人の変身&名乗り。いやぁ、長い長い。でもやっぱいいな、こういうのは。
 それぞれ別れて敵と対峙です。レツ&ゴウ兄弟は真墨と共にリオと。「今こいつを倒すのは何か納得いかねぇが」ってホントにな。
 メレは女子組。「ここは冷静に判断して」のさくらさんに「根性でいきましょう!」のランちゃんがさすが。
 映士、蒼太、ケンのところでは「まだみゆに今日のご飯やってないんだ」の蒼太に笑いました。そういや夜中からずっと活動中なのか。当然だけどちゃんと飼ってるんだなみゆ…!
 レッド組の方では「冒険が何なのかわかりたいんだ」でいきなり明石庇うジャンにびっくり。チーフもびっくりしてますが。やられてピンチのときにどうすればいいんだ、のチーフにもちょっとびっくり。ここでジャン。「大逆転でお前をやっつけるとこ考えて、ワキワキのニキニキなんだ」と言えば「それが冒険スピリッツだ」って、ああそう繋げるのか。ピンチのときこそわくわくする、その気持ちがあればということらしいです。
 一旦何かが吹っ切れると強いのが戦隊。ここで他メンバーも次々と敵撃破。ってリオ爆発してるよ! いや、してなかったけど! 根性だったり研ぎ澄ましたりでそれぞれ勝ってます。ケンの「押忍!」は好きだなぁ。
 レッド組ではジャンの「冒険だー!」にチーフの「ワキワキだ!」がいい。これは予告でも良かった。台詞の交換は熱い。
 怪人と宇宙拳法家に必殺技を打ち込み、怪人の方は撃破。続いてロボ戦です。「よくもおれたちを操ってくれたな」リオメレも今度はこっちで参戦! 「こいつにはきっちりと礼をしなければ気がすまん」「ならばこい、リオ」ってゴウ兄さん…! 何か嬉しい台詞だ。そしてゴウ&ケン組とリオメレ組の合体、この辺のロボの名前はもう覚えてないな…当時もよくわかってなかった気がするけど。
 この後はまあみんなの力で無事敵撃破でした。

 最後に、お約束のそれぞれ向かい合って挨拶。冒険心に反応したゲキレン。ワキワキとか冒険スピリッツとかスマートなテクニックとか。スマートなテクニック…? そしてボウケン側は「おれたちこそゲキレンジャーの正義の心、見習わせてもらうよ」ときたか…! 正直、ホントにな! とか突っ込んじゃった、何ていうか、自覚あったんだなぁ、みたいな。
 ここでさくらさん「暁さん、ここではもうチーフじゃないんだから」って、えええええ! このVSで一番びっくりしたよ、ここ! 名前呼びになってる上にタメ口です。おおおお。あ、自然と仕切ってた明石には違和感覚えなかったんですが。
 当然みんなからかいモード。「さくらさん、やりましたね」の蒼太に吹いた。いや、うん、その反応が正しいよね。
 「何かおかしいか!」チーフはどこまでわかってるんだ…。
 最後はゲキレンにいろいろ教わってるボウケンメンバー。映士とゴウ&ケンは野菜大食い(?)対決でしたが。
 扇子持ってふざけだす真墨に、根性なかった菜月。そしてターザンやってるチーフ…。「にゃー!」とか、うん、チーフのそういうとこ好きです。

 しかしまあ人数多いと薄くなるなぁ、やっぱ。

 

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