劇場版 牙狼<GARO> ─GOLD STORM─ 翔感想

 

 本編全部見たあとですが、ようやく劇場版視聴。リュメやDリンゴとの出会いはここになるんですね。リュメさまは最初の印象違ってびっくりした。

 初っ端で森の中で植物に覆われてる人。遺体? と思ってたら顔までびっしりでちょっとびっくりした。石像? とも思ったけど、なるほど人型魔道具…いろんなものがあるんですね。すぐさま入った回想で「お前をなぜ作ったかわかるか」とか言ってるし、喋りがまあ人外じみてる。
 ここでホラーの居ない世界とかの夢を語る法師ですが、その直後に死ぬのか…。魔道具の方も敵は倒したものの、それ以上動けなくなってそこで作動停止した…感じ? そもそも法師なしだとあまり動けないのかもしれないけど。これが動きだしたワケは結局雷に撃たれたからでいいんだろうか。偶然?
 ずっと考えてた、とかこの後発言してたけど思考は停止してなかったんだろうかあの状態で…。

 一方の流牙と莉杏、ホラーを追ってるようです。ナンパ男に対してちょっと厳しすぎないかーと思ったら、ナンパ男が助け求めてきて、なんだ可愛いなと微笑ましく見てたら…グルかよ! 上手いな。ああいうタイプの方が怪しまれずに近づけるんだなぁ。一応近づいてきたのがホラーかどうかは莉杏も見てたしね…人間でも金で言うこと聞いちゃうもんな…なるほど。銃を奪われピンチの莉杏ですが、そこに流牙です。タイミングいいな。莉杏は何やら捨てられた弾丸に道をつけて、最終的に弾丸が並んで流牙の剣に…うん、まあよくわからないけど何か凄い。さすが莉杏。この辺のスロー戦闘はいいなー。
 鎧もまとって敵は普通に撃破。「まさか牙狼」「牙狼は輝きを失ったはず」そういや闇を照らす者がそういう始まりだったっけ。どうにも牙狼は設定があまり頭に入ってこない。
 鎧を解いたあと、何やらダメージ受けてる流牙。邪気が溜まってるらしいです。本来こまめに浄化するべきなんだろうか。あとで気付けなかったことを莉杏が悔やんでましたが、本人はダメージ受けるまでわからないんだろうか。
 とりあえず浄化のために高名な魔戒法師が居るところへ。あ、ホラーに協力して莉杏の銃奪った2人組は、1人がホラー化してました。お札に仕込んでるとかやるな。タダで返す気なかったのかな…。

 向かった町ではDリンゴが。ああ、そういやケバブとか本編でも言ってたな。ケバブ買ってくれたら、のDリンゴを無視しようとする莉杏ですが「聞くだけ聞いてみたら」「意外といい人かも」って、そんな判断する流れなの。ケバブ食べたいだけに見えたけどそれでいいんだろうか。
 法師の方は向こうから呼んでくれて会えました。あ、これがリュメさまか。最初は老人喋りだったのかよ…! 「こっちの声の方が合ってる?」といきなり明るい声になるのにびっくりです。その後はずっと落ち着いてるから余計に! まあその方が可愛い。ってか声は普通に老けてるの。演出としてそういう声使ってたの。
 このリュメさまがチェックしてくれて鎧の浄化もやってくれることに。話が早い。どうでもいいけど顔近づけてるときの2人のサイズの違いが凄いなー。
 明日の晩までかかる、に不安がってますが普段そんなに毎日戦ってる感じなんだろうか。ホラーが居ない町、ってのも驚くところなんだなぁ。ホントどこにでもいるホラー。
 その辺はリュメさまの力ということで感心してたら様子のおかしな莉杏。「リュメさまがあまりに凄くて自信なくしたとか」とか流牙が割と的確についてきてびっくりですよ! まあ半分正解、というところらしいです。ああ、それだけでもないのか。ホラーとの戦いもなく落ち着いた場面になるといろいろ考えちゃうんですかね。
 って言ってるそばから事件です。消滅出来なかったホラーの腕を保管場所から取られることに。ここ、法師が死んでると思ってなくて後で言われてびっくりした。アゴウが元々悪い奴じゃないのは最初に見せられてたから…そんなことになってるとは思わなくて!
 アゴウと流牙たちも、流牙たちが喧嘩売って、アゴウは別に戦う気なさそうみたいな感じだったしなぁ。アゴウは結局腕を持って去ってしまい、それぞれアゴウの捜索。アゴウの残した部品みたいなのからDリンゴにたどり着き、そこから魔導書…は、話が早いな。あいつがそれか、ってホント普通に結びつくんだな。そもそもそれほど特別なデザインに見えなかったからなあれ…!
 莉杏の方は森に向かったら普通にアゴウが居るという。人間の幸せを脅かすものは人間、はまあ突き詰めると確かにそうなる。善悪で考えちゃうとね。そして莉杏がまさにクズな人間に出会ってぼこぼこにするという。これはちょっと怖い。ごめんなさいごめんなさい、って逃げてるけど、多分普通にまたやるよねこの人間は…。彼についてそれほど触れることはないけど、なんか物凄く伝わってはくるな…。

 この後、アゴウの狙いを知ってリュメさまを守りに向かう流牙たち。Dリンゴはホントに普通にただのお助けキャラだな。特に恩を売ったわけでもないのか。一応Dリンゴ的にもアゴウに目的達成されるとやばいのはわかるけど。魔道具もタダで譲ってるのかな、あれ。
 ここからはひたすら戦闘。流牙が持ってきた筆魔道具、空飛ぶためだったのか。車が止まったあと、次々と人が逃げていくのがいいな。あれはやばそうだよね。
 アゴウもいろいろ言い分叫んでるけど、まあ流牙が納得するわけもないと。結局腕がアゴウの体乗っ取った…のか? アゴウの体にもそもそも残ってたようだし、この流れはホラーが誘導した部分もあるのかな…。戦いの中でようやく最初の「魔戒騎士に夢を託そう」の部分も。ここは忘れてたのかな。ここでこの台詞が出てくるのはいいな。どうでもいいけど何かお経みたいなのが聞こえてるのは何なんだ。
 戦闘でホラーは消滅し、アゴウは再び眠りについた? のでいいんだろうか。
 最後の流牙の、ホラーの居なくなった世界に誰も居なくなってたら意味がない、はそうだよな、何のためにホラーのいない世界を作りたいかを最初にちゃんと教えられてなかったのかなー。

 あ、最後になんかザルバにアイテム追加されました。あれリュメさまがやったのか。ホント蓋したようにしか見えませんよね…! っていうか流牙は最初本気でそのためのものと思ったのか。なるほど、あれがリュメさまとを繋ぐ道…。
 町を去るときはDリンゴともすれ違い。またどこかで会おうーでいい感じに別れたな、と思ったら「なんで乗せてくれって頼まなかったの」って、えええそういう流れだったの。乗りたかったのが莉杏なら、莉杏が言うべきだよなぁ…。そこは流牙が気を利かせろってことだろうか。「女の子が頼めるわけないでしょ」って、いや男の方が頼みにくくないかなぁ。
 よくわからないやりとりしつつ幕。ってEDで普通に本編映像がっつり出ててびっくりした。これは劇場版で普通に出てたんだろうか…。スカパー録画だからなぁ。

 

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