仮面ライダーエグゼイド トリロジー
アナザーエンディング

仮面ライダーパラドクスwith仮面ライダーポッピー感想

 

 初っ端からサングラスかけて日光浴してる神に笑う。映像のインパクトが強すぎる。しかもこれ中盤に普通に同じシーン挿入されてまた笑ってしまった。いや、中盤のシーンを初っ端に持ってくる演出はわかるけど、まんま繰り返すの!
 縛られてるポッピーや、謎のライダーと戦うパラドの図は普通に気になりますね。
 すっかり黎斗の隣に収まってる女医さんからの「非常識な天才」評がいいなぁ。ホントまんまだよな黎斗…。

 とりあえず時間は戻って本編。
 屋上で大の字になってるパラド。自由だな…。でも「こんなとこでさぼって」とか言われるのね。そもそも仕事あるのか。「おれに協力出来ることなんてないだろ」に、戦いがないならそうだよなーと思ったら「自分の仕事は自分で考えて」ですよ。き、厳しいポッピー。あんな働かなくても問題なさそうなポジションなのに。それでも女医に協力しろと言われれば最終的には「おれは何すればいいんだ」です。話が早くていいな彼は。
 女医さんからは「バグスターを人間のように育成するゲーム」なるものが。一応まあ、消滅した人を取り戻す何かに向かってる感じはあるな…。パラドは永夢が育て、ポッピーは女医さんが。ポッピーの「なにして遊ぶ?」がかわいい。この辺がホントゲームキャラ。ああ、コスチュームチェンジは楽しかったなー。でも「ニチアサ」とか言いだすのはどうなの! 女医さんも戸惑ってるし! 女医さんの振り回されてる感はちょっと面白い。こういうノリは慣れてないんだろうな。
 パラドの方はひたすら永夢とゲーム。ボーズオブテラ吹いた。ああいうゲームなのね。ドラゴナイトハンターでのグラファイト一瞬の登場がなんか妙に悲しいんだけど…いろんな意味で…。
 そしてこのゲームのやり取りで育っていく…というのがよくわからなかったけど、ただゲームに強くなれば良かったのかな…? 黎斗母の記憶を引きずりだされてるポッピーの方はわかりやすい。あれ、コスチュームチェンジじゃなく着替えだったけど、裸もあるのかなポッピー…と余計なこと思う。
 この後、パラドに突然撃たれて倒れる永夢。腕撃たれたように見えたので、思ったより重傷っぽくてびっくりした。
 駆けつけてきた貴利矢にどうしたと聞かれて「パラドに…」と言う永夢。あ、直球でちゃんと伝えてくれてる、伝わってるな…と思ったら貴利矢さんは「パラドに…どうした?」だった。そりゃそうだ。パラドにやられたなんて思うわけないわな…!
 で、ツクルさん問い詰めに行ったり、女医さん煽ってみたり、女医さんのこと調べたり。動きが早いな貴利矢さん。やたらに演出に凝るから彼の場面は面白いなぁ。あれはかっこつけてるのか。かっこいい。「あの人、嘘はついてない」ってわかるの。貴利矢ならわかりそうだけども。女医さんの父親が財前とか、凄い直球で繋がってるのはびっくりした。

 ここでようやく捕まってるパラド。正直ここで初めて、あ、あのパラドと別なんだ…とか思ってしまった。最初の振りもあったし、さすがにもっと早く気付くべきでしたね…! 操られてる方向かと。正宗さんに感染してたパラドって。なんかすごいものが出てきたな。
 このパラドに対し豹変する女医さん。ああ、もう口調まで変わって。ウイルスに対する憎しみなのかなぁ。散々殴ったあとの「仕事を与えてあげる」に対して「何をやらせる気だ」と即座に言えるパラドが凄い。ホント理解が早い。
 もう一人のパラドも出てきたことで、ようやく最初の場面につながりました。ああ、ステージセレクト便利だな…。「なんでお前が仮面ライダーに」は、人間の遺伝子がなきゃゲーマドライバーは使えないはず、か。そういやそうだっけ。もう設定いろいろ頭から飛んでる。そもそも理解出来てない設定も多いしな…!
 一方、復活した正宗さんも何か縛られてます。「なぜ私が生きている」この辺記憶はどうつながってるんだろう。「狙いは私の体内に居たパラドというわけか」こっちも理解めちゃくちゃ早いな。さすがは正宗さん。ここからひたすら黎斗と正宗の言い合いというか煽り合いというか…いやぁちょっと見ててしんどい。「懺悔しろ」「ようやく罪を認めたか」黎斗は正宗にどうして欲しかったんだろうな…どうにも彼に人間的な思いを見出せないしな…。それでも父親から「私の罪はお前を生んだことだ」「お前は、この世界に生まれるべきじゃなかった」はきっつい。っていうか正宗さんの方も性格があれだから、この親子ホントどう思っていいかわからないな…!
 正宗から生まれたパラドと、さくらこさんから生まれたポッピーで黎斗が蘇生出来るとかいう流れはちょっと面白かった。黎斗、そんなこと望んでるか? と思ったらやっぱどうでも良かったみたいだけど。女医さんは全然理解出来てなかったんだな黎斗…。

 パラドは結局やられてまた縛られてるのね。でも言われた言葉をいろいろ思い返しながら「おれは失敗作なんかじゃない」のパラド。この流れで言い切れるパラドが熱い。そういうキャラが好きだなやっぱ。この辺、パラドのざわつきが永夢に伝わってるのかな。バグスターじゃ切れなかった縄(?)を人間の遺伝子、永夢の力で切ったパラド。なるほど…。ただの火事場の馬鹿力的な話じゃなかった…! っていうかこの先の流れといい、永夢と完全に繋がってる? 永夢、パラドの声も聞こえてるんだろうか。
 女医さんの最終目標は父を取り戻すことだけど、おお、永夢のことはどうでもいいと言い切ったか。「救うべきは天才の命」こういう考え方も嫌いじゃない。医者にやってもらっちゃ困るけど! バグスター側であるポッピーやパラドの方が、命を差別するなモード。「命を差別する、いまのあなたには従わない」心持つってのは、こういうこと決められるってことでもあるよなー。判断できるの大事。「あなたにも心があるなら、もう命を差別したりしないで」の方は、心があるから差別するんじゃないかなって気はするけど! この場合の心って思いやりとかそんな感じかな…。
 まあともかく、結局心で勝った感じですかね。ポッピーの戦闘は可愛くて楽しい。めっちゃシリアスモードで開始して、あの変身音流れるのはちょっと笑っちゃうけど。

 最後、負けた正宗パラドは黎斗が吸い込みました。ホントに普通に口から吸い込んだ…! これはなかなか気持ち悪い。「とうとう手に入れた。天才ゲームクリエイターと天才ゲーマー両方の力」って、ああ、なるほどそれが目的…。
 「あなたは一体どこに向かっているの」なんかいろんな意味でこれ言いたくなる気持ちはわかるな。最後に全裸で立ってるとことかもう…ほんと…ほんと何なの彼…って気持ちにはなる…。
 女医さんの方はポッピーたちが受け入れモードなのにびっくり。さすがにこの流れで戻れるか…? と思ったら女医さんは去っていきました。まあそう簡単にはね…戻れないよね。

 エグゼイドトリロジー、次が最後の一本ですが…いやぁホントどうなるんだこれ…。

 

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