エグゼイド本編終わって大分経ってからの視聴。リアルタイムで見るのと最終回終わったあと見るのとでは大分感想が変わってくるなぁ。当時情報見たときは、こんなの出るからにはやっぱ貴利矢は復活しないんだな…とか思ってた。
そして仮面戦隊ゴライダーという名称と絵面に、出演メンバーのイメージがかみ合わなさすぎてどういうテンションの話なんだ!? となんか見るのが怖かった。メンバーがもっと明るければな…! 貴利矢も時期的にクリスマス後だしさあ…!
ノリ的にはドライブのときの配信版みたいな感じかな? 3話構成なのもDVD見て初めて知りました。なのでとりあえず1話ずつの感想。
あ、過去ライダーについて、ぶっちゃけ木野さんに関してはマジでほとんど思い出せません…もうアギトの記憶が遠い…。
MAZE1「永夢、死す?」
初っ端からジェットコースターの上で目覚める永夢。怖ぇ。「目を覚ますと、そこはとんでもない場所だった」とかナレーションしながら謎の部屋に導かれる永夢。誰も居ない遊園地、何故そこにいるかもわからない…は怖いと同時にちょっとわくわくもする。列車が動いてきたので誰か乗ってるのかと思ったら、普通にそれに乗ってた永夢にちょっと笑ってしまった。歩き疲れたんだろうか。
そして導かれた場所に和服のポッピー。この非日常感いいなー。雰囲気も、声の感じも全然違うんだけど、髪型のおかげで誰かわかる…良かった…そうじゃなかったら私はわからなさそうだ。
「前にも来たことある気がするなぁ」はとてもループ展開思わせますね。突然現れた木野さんの名前もわかる永夢。「なぜわたしを呼び覚ました」これもう最初から永夢が首謀者だと思ってるんじゃないのかこれ。喧嘩っ早さはとても平成初期思い起こさせるけど、木野さんがこんなんだったかはマジで思い出せない。ここへ現れて「仲間? そんなもの、おれにはもう居ない」の剣崎はとても剣崎だった。バトルはまあそこそこで終了。三つ巴だしね。
で、いったん落ち着いて部屋の中へ。本の中にクリーム入ってるの面白いな。この辺から永夢がホントに何か知ってそうな感じで、更に外には出られないと思いますよ、とかそりゃもうはたから見たら怪しさ全開ですね…! 「外に出られない」に関しては、何度も元の場所に戻ってきてしまう、とのことでしたが、そうでなくても物理的に出られそうにないよあそこ…!
ますます「奴は一体何者だ」になる永夢ですが、あの白衣と聴診器気にならないんだろうか…。めっちゃお医者さんです! の記号だけど。いや、聴診器何かおかしいけど。木野さんの記憶薄いけど、確かお医者さんだったよね…! そこには反応しないのか。
この間に永夢のところには戒斗と湊さんも登場。こっちもまた喧嘩っ早い。「貴様は誰だ。おれの敵か」初っ端から敵作ろうとしかしてませんね戒斗は。ここで、あーあーもう、みたいに力抜いた永夢がちょっと面白かった。いや、もう正直呆れたのかと思ってしまった。こんなんばっかりか! ってなりますよね。
5人揃ったものの、一人出ていく戒斗。ほんとよりによって話し辛いメンバーばっかだよなあ…! 湊さんついていかないのか、と思ったらまさかの先回りしてた。すげえ。
このあたりでショッカーたちも登場し、戦闘開始です。アナザーアギトやブレイドのあと見ると、やっぱ音が派手だよなぁ鎧武。ブレイドはもう動いてるだけで懐かしい…。カード差し込むのとかターンアップとか好きだったなー。
ここでちらりと貴利矢の後ろ姿も見え、永夢のピンチに参戦です、もうそれだけでかっこいい…! ああギリギリチャンバラだ。結局あんま見なかった奴だ…。敵が透明になっても落ち着いて見極めて撃破! って感じがかっこいい…かっこいい。
というわけで全員集合。「どうして、死んだはずじゃ」でようやく全員が死者であることが話されました。みんなホント自分は死んだのに…とか一言も触れなかったもんな…。剣崎はどういうことかと思ったけど、人間としては死んだとかそういうことかな。ここにいる彼は死んだ剣崎…とか考えたらこの剣崎は人間なんだろうか。
そしてこうなってくると「そんな…ぼく、死んだんですか」となる永夢。だよねー、これは怖い。目的はこのメンバーを蘇らせることじゃないのかとか、みんな生き返りたくないのかという話の中で「意志をお前に託しちまったからなー」のあと「ってかなんでお前死んでんだよ」とか言われちゃうんですよ、これはきつい…! 「すみません…」ってホントそうなるよね…いや、ひょっとしたらせめて貴利矢の目的は達したあとの死という可能性もあるわけだけども…! なんも覚えてないもんなぁ。
もういろんなことがショック過ぎる。
このあとは木野さんに永夢だけ鏡に映ってることを指摘され、異物認定されたことで以下次回。思い出させてやる、で戦うのか、ホント喧嘩っ早いなぁみんな! 貴利矢は…貴利矢はさすがに攻撃しないよね…?
MAZE2「脱出」
「思い出してもらう」「力で思い出させてやる」で、自分が求める答え以外は「聞く耳もたん」の木野さん…。殴れば吐くだろうってもう…。冤罪作る刑事のお約束ですね。一見感情的でもなく落ち着いた大人に見えるから性質悪いなー。貴利矢はやっぱり止めてくれました。しかしまあ永夢を知ってるから、永夢だから庇うって感じになっちゃうよなぁ。まずやり方どうにかしよう。とにかく永夢が居ると会話にすらならない感じなので貴利矢が永夢を逃がして戦い始め、止めたのはブレイド。このあとはまあいろいろ会話してますが、何かもう面倒くさいやり取りしてるなぁ。「お前は仲間を信じすぎる」「反吐が出る」「その甘さこそがお前の弱さだ」戒斗はホント煽ってくるな。なんでいちいち喧嘩売ってくるんだか。貴利矢が永夢庇ってるのも、そもそも問答無用で喧嘩吹っ掛けてる奴のせいだしなぁ。真相解明以前の問題だ…。
しかしまあ一番面倒くさいだろうと思えた戒斗以上に木野さんが面倒くさかった。そしてこの後、いきなり自分は人を守りたかったとか、それを忘れてたとか、ええええ…。そうなる流れはさっぱりわかりませんが、もう深く考えたくもないなこれ。わけもわからずこの空間に放り出されて、自分がやりたいことすら見失ってたの…とりあえず一番怪しい奴に八つ当たりしてたんじゃないかって気もしてしまう。いったん落ち着いたら、あいつ殴ったところでどうしようもないな…とか気付いたんだろうか。
戒斗はつっぱって生きてる人だから、まあわかる。
永夢の方は剣崎に、真相解明したいという気持ちは生きてる者=希望を持つものの特権とか言われて反省。そんな話にすらなる前だった気するけど。でもここから、まだ希望を持ってもらえる気がするとかで帰るのも永夢らしいっちゃ永夢らしい…。全員の行動の流れがほとんど共感できないけど、永夢と戒斗あたりは、まあそういう奴らだな、で納得してしまう。木野さんもそうだっけなぁ…。
この中だとある意味一番まともな貴利矢がちょっと置いてかれてる感はある。
ともかくまあ、ようやく共闘の流れになって戒斗も名乗りました。わかりやすいデレだこと。即座に「戒斗さん」で懐く永夢がさすがの永夢。こうくると弱いですよね戒斗は。戒斗の上から目線は、このメンバー内だとちょっと滑稽になる…。
そして真相解明に向けての流れ。ポッピーのことを「マニュアル通りにしか行動しないメイド」と言い放つ湊さんですが、あれを普通の人間と扱ってるんだろうか。というか彼女の存在についてどう考えてるんだ彼女たちは。ここから永夢がひらめきました。どうでもいいけど永夢が立ち上がった途端、永夢の席に座った貴利矢に笑った。席なくて立ってただけなのか。
これまでに出たヒントを組み立てて永夢の頭の中でパズルが完成。完成時の音がゲームっぽくていいな。で、結論は「ここはゲームの世界なんです!」でした。エグゼイドだからごく普通の結論ですが、そうじゃなかったらいきなりゲームの世界って何言い出すんだって感じですよね。それでもこれが答えということで、道が見えてきたという感じに。それがわかったところでどうなるんだって感じですが、一応これを解くことで次へ進めるルールだったようです。あ、戒斗が「そろそろここも飽きてきたところだ」で立ち上がるのは笑った。どこまでも面倒くさいなホント…! こういうキャラは動く理由が大変ですねいろいろ。何はともあれ同時変身は燃える。
敵が出たところで外に出ての戦闘開始です。ってなんかいきなり雪積もってるんだけど…! 寒そう。「痛って、滑った」の貴利矢のノリが素晴らしい。それでこそ貴利矢。
敵の方は倒しても倒しても復活して厄介なことに。「絶対に倒せない敵として設定されている」とか、それ完全にスルーすべき敵なんじゃ、とか思ってたらいきなりブレイドに刺される永夢…! ええええ! そういやそんなシーンよぎってましたね、ここでくるのかよ…!
「残念だか今回もゲームオーバーだ」まさかの敵だった剣崎。そ、そうかぁ。こっちの異物感もまんまそういうことだったのかな…。マジで貫かれてて血だらだら出てるし、ついには吐血とか、怖えええ! ここまでやるか。
剣崎の「お前のおかげで4人のライダーに希望を持たせることができた」ってもうここ聞くだけで嫌な感じですね…そこが目的とかきっつい。
豹変した剣崎だけど、永夢はこいつはこういう奴なのかと思っちゃうのかなぁと思ったら「お前は剣崎さんじゃないのか」「一体誰なんだ」あ、偽物って発想にはなるのか。っていうかさらに正体ある感じなの? しかも永夢が驚く?
どういうことだと思ってる内に結局永夢はやられ消滅。逃げる間に何かやったのかと思ったけど、そういうことでもないのか。ここで普通にCR内で目覚めてびっくりです、ちょっ、現実も普通に大変なことになってた…! 飛彩たちが戦ってます。このゲームクリアしないと「世界が終わっちゃう」とかそんな危機もあったのこの世界…。
行く度記憶リセットされるしどうすれば…というところで以下次回。ゴライダーの絵面がやっぱなんか…なんだこれ…。
MAZE3「ゴライダーよ 永遠に」
「バグスターの数が増えてるぞ」「まだ止められないのか」の飛彩。ああ永夢頼りになってるんだこの状況…。ここに至るまでをちょっと見てみたかったな…!
そしてこのCRに現れる謎の人物…っていや特に隠す気なさそうですが。
永夢の方は何の対策もないまま再びゲームへ行ったのか? と思ったけど、自分が残したもののことは覚えてたんだろうか…。っていうか初っ端で謎の数字が書かれた板(鏡?)のこと、マジで忘れてました。そういやあったわ…! ぶっ続けで見てるのに完全に忘れてる、マジか自分。
あとゲーム内で起こるイベントもいつも同じというわけじゃないんですかね。「うしろだブー」に変わってる。…とか思ったら普通に貴利矢たちが前回のまま引き継がれてるという。いや、予告でも思ってたけども。再び貴利矢に「生きてたんですか」とか言って、また記憶失ってることに気付く木野さんだけど…木野さんたちも今回まではずっとリセットされてたんだよね…これ繰り返してたのかなぁ。
とりあえず気付いて一通り自己紹介。なんかちょっと面白い。もうみんな突っ張ってる余裕がないのか。そして剣崎のことは避けちゃう永夢、と。どうでもいいけど永夢の名前呼びと苗字呼びの基準はなんなんだろう。一真さんとか薫さんとか言ってたらちょっと面白かったのに。
そしてここで本物の剣崎が登場し、偽剣崎の正体判明。まあ永夢が驚く人物って言ったら正直選択肢はなかったな…普通に黎斗で良かったんだ…。最初の「9609」は黒幕か…! ってかブレイド=2010も分かりづらい…確かにまあ当てはまるけども…! 9610はまあ見た瞬間黎斗しか浮かびませんね。
黎斗が正体表して目的も判明。ああ、黎斗が死んだ後の話なのかこれ。死んだときのためのゲームまで作ってたとか凄いな。でも「お前たちの絶望の力で私が蘇る」か…正直この辺きつ過ぎた。絶望させられるライダーなんか見たくないよ…! 特に貴利矢の状況がさあ…!
で、高笑いの黎斗でしたが、ゲーム世界は普通に崩壊。剣崎に化けたことが原因らしいです。「ジョーガーが世界にただ一人になったとき、世界は滅亡する」と…こ、これかー! アンデットはひかれあうとか、いろいろ使ってきて面白いな。結局ほぼ自滅かよ黎斗…!
そうなったらそうなったで即座に「お前たちも蘇らせてやる」「私に力を貸せ」になる黎斗が凄いというかなんかもうかっこいいな。目的のためには手段選ばないのは素晴らしい。まあ「そいつはごめんだ」「因縁の対決といこうぜ」の貴利矢の方がかっこいいけどね…! ようやくちょっとすっきりした。変な状況に囚われてる彼らがきつかったんだよなー。ここで貴利矢だけにはやらせておけないみんなも並びます。そりゃそうだよね。今回の件は貴利矢だけの問題じゃないからね…! こうなるとちょっと永夢が蚊帳の外っぽいけど、まあ永夢のおかげでこうなったという感じで…。再び同時変身、戦闘開始。このメンバーの中にいるとアナザーアギトはホント敵に紛れるな…うっかり攻撃しそうだと思ってしまった。
ゲンムもなんかパワーアップして、これはきついというところで永夢が取り出してきたカード。どういう流れでゴライダーになるのかと思ったけど、ここ説明ないのね…! 普通に即理解して使いこなすのね…! ホントここだけ何かテンション違い過ぎてぽかんとした。こういうノリ自体は好きなんだけどさあ…! 彼らのキャラと、これまでの状況的に乗り切れないよ…! めっちゃ低い名乗りとか笑うけども。走りながら飛び上がって貴利矢とか可愛いけども。
パスされなくて拗ねてる永夢への「行けエグゼイド」はちょっと燃えた。エグゼイド呼びがいいな。
で、やられたゲンムですが。「私こそが死者の希望となる存在なのに」黎斗の蘇りって多分バグスターとしてなんだよなぁ。「知るかよ」「はなから蘇るつもりはねえ」ばっさり切る貴利矢はかっこいい。
最後は永夢や剣崎も道連れに消滅しようとする黎斗ですが、ここは貴利矢たちがなんとかすると…。「ここは自分らの出番っしょ」こういうときノリが軽いキャラには救われるなぁやっぱ。戒斗たちの言葉を聞いての「あんたらと戦えて良かったぜ」もいい感じ。永夢的にはきっついけど…! 二度も死ぬことになる彼らもそうだけど、二度も目の前で貴利矢に死なれる永夢もな…まあ最後は明るいし、どこまでも前向きで救われる。そして飛彩がちゃんと事情聴いて把握してるのもいいよな…永夢は一人じゃない…。