劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング感想

 

 初日朝一で見てきました。いつものところでやってなかったので遠くの映画館まで行くはめになった。まさか戦隊ライダー映画が弾かれるなんてなあ…。
 映画館はさすがの満席でしたが、子どもは何か大人しかったなー。あんま騒ぐ場面もなかったですね。
 相変わらず何も調べずに行くので、映画が最終回後みたいなノリの世界とも知らずに見始めました、いろいろ戸惑ったよ…! 何か檻みたいなのに入ってる黎斗で初めて気が付いた…。
 気付いてからずっと、そして終わったあともずっと、なんて平和で幸せなエンディングなんだ…とか思いました。テレビ本編はこれにそのまま直球で繋がるんですかね。ゲームだからマルチエンディングみたいな感じになるのかなーと思ってたけど。

 本編。
 突然次々と忍者に襲われて仮想現実世界に飛ばされる人たち。最初の雨のシーンで一瞬永夢の過去かと。大雨の中倒れてるの大変だなーとか思ってしまった。ってか全体に雨降りすぎじゃないか。めっちゃ土砂降りで会話してるのが気になる。
 病院の中での変身、ポッピーも一緒に戦ってるのいいなー。ああ、飛彩がポッピーって呼んでる。
 この戦闘の中、、永夢が最初に会ってた患者の子、まどかちゃんのところに謎の男が。この女の子、最初に余命いくばくもない…という紹介があってから永夢の場面だったので、永夢あまり無責任なこと言っちゃ…とか思ってしまった。まだ全く可能性ないわけじゃないのね。まあ実際ホントに駄目な場合どう言うのが正解なのかよくわかりませんが。
 まどかも仮想空間へと送られ、このときの男と戦闘になって永夢は敗北。このシーンまで意味深に顔見せないから何かあるのかと思った。何か暗い顔した兄ちゃんだなーというのが第一印象。おかげで親子って話にはちょっとびっくりした。若く見えたというよりは、なんか子持ちに見えなかった…!

 この後、まずは事件の捜査ですね。黎斗の今度の名乗りは壇黎斗神のようです。笑った。ノリが全く変わってないのに笑った。何かもうこの中に居ても幸せそうだな黎斗…。貴利矢は医者に戻ってる感じですね。ちゃんと名札ついてるし、正式に存在認められてる…。でもこの後、普通に敵の居る場所に突然現れてるし、仮想空間で自分保ってるし、まあやっぱバグスターのままではあるってことかな。
 「謎解きにいきますか」はかっこいいなぁ。貴利矢はやっぱそういう役目ですね。でもとっとと敵のところに一人で乗りこんじゃってるのは相変わらず迂闊な気もする。一応まあ黎斗には伝えて、黎斗は黎斗でゲーム開発に動いてたんだろうけど。どうでもいいけど今のゲンムの社長ツクルさんなのね…。ガシャット作れるのは黎斗以外には彼だけ、ってのはやっぱ熱いなー。雰囲気めっちゃ平凡なだけに。あとマキシムさん。何で葱なんだろうと思ってた。忍の間違えかよあれ…!
 そして仮想空間ですよ。小学校の運動会…はまあわかるとして。大我は教師…? なんか…なんかすごく似合わない…髪型のせいだろうか…異様にダサい気が…。そしてランドセル背負って走るニコちゃん。「小学生です!」の記号なんだろうけど、何だかこっちもこっちで見てはいけないものを見てる気分になるな…なんとなく…。大我とのじゃれ合いも…ここの関係は結局最後まで私にはよく理解出来なかった…!
 で、飛彩はまどかの父親役。見ながら、これはまどかの望みなんだろうか…ああ飛彩先生かっこいいもんね? とか思ってたけど、実際どうなんだろう。まどかの意思関係してるのか、お父さんの意思なのか、どっちも関係ないのか…。このポジション結構重要なとこなだろうに…!
 喜んでくれるかな、辺りは飛彩を父親として受け入れてはないよねー。
 とりあえず飛彩は普通に娘溺愛モードなので写真撮影邪魔されてるのちょっと可哀想に思ってしまった。このときの記憶、みんなあるんだよね…何か複雑な気分だろうなぁ。

 この仮想現実へと、黎斗の作ったVRの力で向かう永夢。貴利矢が見事に解説役としていいポジションに居る。結果良かったな。狙ってた…ってことはないかな。
 ここで戦えるのは永夢だけ、ということで変身。黎斗から渡されたゲームを作るガシャットは…描いたものが現実になる…って感じかなー。盾を描いて攻撃を防ぎ、剣を描いて攻撃をし、建物から落ちそうになれば道を作る…ちょっと面白そう。敵がその道に乗れば、道を消して封じ込め、ミサイル描いて攻撃…初っ端からゲームの使いこなしがさすがだ…。さらに、そもそも出口のないゲームと言われて出口作ってますよ。なんでもありだな…! これはさすが永夢なのかさすが黎斗なのか…まあ両方ですね。
 そして黎斗の方は、この間永夢を守る時間稼ぎですよ。何か人々救うとか普通に言ってたし、結構真っ当になってる…? 神を名乗る男への怒りとかではないんだね…! 車で逃げだして敵を引きつけ、車に乗せていた白衣の男はまさかのパラド…! おおおおお! ここちょっと興奮した。手を引いてる男の顔見せないから偽物…? とは思ったけども! そうかぁ、パラドも普通にこうやって協力してるんだ…! 黎斗のライフはいつの間にか残り2にまでなってたようで、今回で1になりましたが、そこに危機感覚えるでもなく普通に戦ってる…!
 最終的にゲームから抜けだした全員で、影成さん問い詰めみたいな構図。娘のため、ではあったんですね。もう治らない、多少回復しても一生苦しみがついて回るなら幸せな世界で…はわからなくもないなぁ。こういうとき、娘さん自身が望んでるかどうかにはなかなかたどり着かないんだよね…。この辺もまた難しい。永夢はやっぱり一直線ですが。まあそれでこそ永夢。
 それはそうと、この辺はホント雨が気になって仕方なかった。同時変身時だけは止んでますが、これが敵さんがゲームエリア展開したからみたいな感じなのかな。あっさり影成に裏切られたかと思ったマキシマさんが、ちゃっかり目的達成しててびっくりした。あれは仮想空間に送っただけだったのかな。
 まどかちゃんにゲムデウスウイルスが入ってたとか…そうか、そこから復活させることができちゃうんだ…ってかまだまだゲーム病は根絶できてないみたいだし、一度ばらまかれたウイルスはまだまだ世界に残ってるんだなぁ…。
 ゲムデウスのラスボス感はいいな。このまま世界を滅ぼしちゃいそうなところで、黎斗とパラド捨て身の特攻です。これで死んだと思ったよ…! 中から押さえつける感じだったんでしょうか。とりあえず一日猶予は出来たものの、さてどうしようかという状態。ここでまどかちゃんのオペか。まあ当然予想できる展開ですね。やっぱりオペは飛彩の役目。大我もついていくのかと一瞬思ったけど、こっちは敵さんのところでした。まあ結局敵の力が復活する前に叩くしかないもんね。ついてきた貴利矢と共にお父さんとの戦闘開始。
 まどかちゃんのオペの方は、ゲーム病の発症で危なくなったけど、永夢がガシャット起動して呼びかけたことで収まった…? ようです。よくはわからなかった。でもまあ通じたんだろうなとは。そしてオペ自体はやっぱ飛彩なら何とかなるのか。相変わらず手術後すぐに戦闘に駆けつける彼らは凄いな…。大我たちは影成を倒すところまではいってたものの、ラスボスの復活は止められず。ここはパラドたちが帰ってきたことの方にホッとしたけどね…!
 影成さんの方は、永夢の呼びかけによりまどかのところに向かうことに。結局生きてるならそっちの方がいい…よなぁやっぱ。そしてちゃっかり聞いてたっぽい貴利矢がバイクで現れた…! バイクモードこんなところで見られるとは。ここで影成乗せていくとは…! メットどこにあったんだろう。
 こっちは無事間に合い、呼びかけによりまどかちゃんも目を覚ましてます。この辺は普通に泣ける。これ自体はゲームには影響しない話だったのかな。
 ゲムデウスの攻略は、結局永夢の強さで押し切った…んだろうか。ビルごと貫かれてんのは、どう避けたのかと思ったら。普通に耐えてた…!
 これで無事ゲームクリア。おお、なんか普通に決着ついた…。

 あとはエンディング。貴利矢や大我はゲーム病専門になってるんだろうか…ってか大我は今医者としてどういう扱いになってるんだ…! ゲーム病治療ならやっていいよとなってるのか、大我自ら選んでのことなのか…。貴利矢は完全にCR所属? 監察医やめちゃったのかなー。永夢はやっぱ小児科医になったんですね。本編最初と繋がるのはいいなー。ライダーも続けてるという感じで。ちゃんとパラドも居て。ホントまさかこんな平和な終わり方するなんて…! 良かったなぁ…特にパラドと…まあ黎斗…。

 で、終わったかと思ったらちょこっと続きが。そういえば出てこないなーと思ってたよビルド…! 新ライダーさんですね。結構喋ってるけど、まだキャラはつかめないな。実験って、なるほど…。いいなぁこれ。見た目でダブル思いだしてたけど、実際二つの組み合わせで…みたいな感じなんですね。ちょっと面白い。
 新ライダーも楽しみです。

 

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