今回は海東が主役のお話。海東見るのも久々だけど、海東ってこんな奴だっけ！　まあディケイド本編内でもよくわからない人だったけどな…。今回は話の性質上か、ずっと真顔で感情のない声で喋ってるので違和感大きかったなぁ…。

　初っ端はイマジン探してるモモたちと、イマジンに憑依されてる海東。海東、イマジンに願いごとしたのか。デンライナーに乗る流れも上手いこと考えるな。
　事件のきっかけになってるイマジン自体はあっさりモモたちに倒されてます。適当だな！　この戦闘時、パスを川に投げちゃわなかった？　とか思ったら後で探してて笑った。「フルチャージのあと大事にしまってたらかっこつかないだろ」とか、言っちゃうなぁホント。
　このあとパスは海東に盗まれることに。モモはここでようやく海東のこと思い出したようです。お宝好きの泥棒ライダーって的確だな。
　デンライナーは海東に乗っ取られることになりましたが、なんか普通に戻ってきた。結局過去のこの日がずっと舞台になってるんですね。
　海東は何するのかと思えば過去の自分をいきなり撃ち抜いてます。びっくりした。どうやら修正されちゃうようですが。タイムパラドックスとか、突っ込んじゃっていいの、そこ。
　で、今回新たに現われたライダーが黒崎レイジ。時間警察とか人工イマジンとか、また妙な設定出てきたな。海東狙いながら「おれを捨てた母親を消すことができないのと同じだ」とかいきなり語っちゃう人です。なんか面倒くさそうなのはわかった。
　海東はこれに捕まり、モモたちも同じく犯罪者扱い。過去の改変…それは積極的にやってたの良太郎だと思うけど。良太郎は一旦見逃したり、でもオーナーは捕まえたり、なんか結構適当だなぁ。どういう組織なんだここ。
　モモたちも捕まりましたが、ウラは一人逃げてます。さすが。結局捕まってたけど。海東がちょうと盗みやってるシーン目撃してますね。この辺りの海東、ホント何考えてるか全くわからない…楽しそうでもないしなぁ。

　一度元の時間に戻った良太郎たちは、そこでまた野崎さんから情報を得てます。家宝の拳銃とかさらりと言ってるけど、そんなもん所持してていいのか。使える銃みたいなのに。
　それより良太郎にサラダ渡しながら「元のように大きくなれないわよ」とか言った愛理さんにびっくりしたけどね…！　良太郎が小さくなったことはホントどういうことになってんのこれ…。尾崎や三浦が普通に対応してるからなぁ。

　捕まったモモたちの方は相変わらず騒がしいです。海東のところに来た黒崎は「お前の大切な宝を奪ってやる」とか、何か私情溢れてる感じ。まあ流れでわかるけど、黒崎家の少年ですね。一瞬年齢にあれ？　となったけど、ああそうかもっと未来から来てるのか。
　ふてぶてしかった海東は、オーナーが捕まりそうになった途端「その人は悪くないんだ！」とか言って側の男にすがり付いてます。とてもわざとらしいですが「そこまで落ちるとはな」「見損なった」って、黒崎、海東のことなんだと思ってたんだ。見損なうような思いがあったのか。
　海東は当然作戦で、この隙に鍵を奪ってました。奪われた方が間抜け過ぎるな…。
　モモたちも慌てて自分たちも出してもらえるようお願いしてます。モモは状況次第だと土下座も出来るんだよな…。海東はぎりぎり手の届かないところに鍵を落としていくという微妙な対応。優しいな。
　まあ結局届かず、それより良太郎たちがやってきたのでモモは良太郎に乗り移って脱出です。それが出来るなら全員出れるんじゃ…モモは単純に思いついてなかったようですが。側に良太郎居ないと駄目なのか。
　黒崎はデンライナーに居ましたが、ここで駆けつけてきたナオミちゃんが海東。ええええー。あんな変装出来るのか海東。変装だよね、あれ？
　黒崎は海東を追い出すものの、その隙にモモたちがデンライナーを取り戻し、海東もまた逃げ出すという。黒崎くん大変だな…。
　海東は再び目的の時間に戻りました。理由は失われたお宝を取り戻すため。って、あの銃を撃ったのって警官なのか…。これって警官の不手際じゃないのか。そもそもどこ狙ったんだろう。このあと再び撃ってる感じからしても、警官さん、海東殺しても構わない勢いだよね。凄いな…。
　「ぼくはお宝のためなら命をかける」とか「お宝は決して失われてはならない」とか、何なんだろう、この海東の妙に切ない感じは…海東ってホントこんなんだっけ…。
　で、目的の時間に来ましたが、やっぱり邪魔しに来る黒崎。良太郎たちが戦ってる間に抜け出そうとした海東ですが、攻撃を受けそうになり、助けたのはウラ…！　何か興味持ったようです。同じ嘘つきとして、でしょうか。ウラ付が妙に似合うな海東。ディエンドは青だしねー。
　これで黒崎を倒し目的地に向かえば、やっぱりまだ追ってくる黒崎。凄いな。でもこのあとの海東がもっと凄いことしでかしました、黒崎がここで撃った弾を過去の自分が持つお宝に当てさせるとか…！　そんなん狙ってやれるのかよ…！　しかも弾け飛んだ家宝の銃がきっちり海東のところに。さすがにここまで上手く行くともう笑うしかない。
　「全てはその銃を無傷で手に入れるためだったのか」で海東の行動は説明付きそうでしたが、一応辺りに散らばった手紙にも触れてますね。まあ黒崎の最初の台詞からも想像つく通りお母さんからの手紙、と。どういう事情があって母が出て行ってるのか知りませんが、故意に手紙も母の意志も隠されてたってことは、黒崎の家族の方を今度は信じられなくなるんじゃないか。しかしそれを家宝の銃と一緒に入れてるのもどういうことなのか。この事情を何故か普通に説明してるハナさんも何なんだ。
　よくはわかりませんが、黒崎にとってのお宝が目の前に突き出され、動けなくなった黒崎。「お母さんより」がまあ…泣けるな…。
　人工イマジンイブはこれにキレてます。イブだけでライダーにもなれるんですね。ああ、倒すべき敵がはっきりした…。「この世界は人口イマジンが管理する」から「人間は全て排除する！」とかいきなり悪役染みたこと言ってます。
　海東は過去の自分と合流して共闘。お互い最初に銃突きつけあってるのがらしいなぁ。そしてちゃっかり家宝の銃を奪って行く過去海東がさすが過ぎる。
　モモたちもやってきて最後の戦闘。海東のところに現われた黒崎は「おれもいつか、人を信じることができるのか」って、ホントどう扱っていいんだこの人…。
　よくはわかりませんが、このあとディエンドにプレゼントです。ディエンド版ケータッチ…！　そういやディエンドがこれでコンプリートフォームになった話はちょっと聞いてた。詳しくは知らなかったけど、何かカード少なくてしょぼく感じてしまった。「劇場版」とか声が入ったのには笑った。あー、そういうことか。ってスカルも居るのか…！
　これで敵さん撃破で終了です。
　最後に何故か光写真館の前に居る海東。そこ戻る場所じゃないよね。
　黒崎くんの方は母と再会して感慨深け。「自分の母親を恨む子どもなんて、居ないと思います」はさすがにちょっと虫が良すぎてどうかと思った。

　無事戻ったデンライナーではオーナーたちがよくわからない勝負をしてます。うんどうでもいいな。