科学戦隊ダイナマン感想 (41話〜51話)


第41話「闇に消えた暴走族」

 高性能エンジンを盗む暴走族たち。勿論ジャシンカの仕業です。暴走族に扮したのは多分ジャシンカの仕業とばれないためなんでしょうが、ダイナマンたちにはばればれです。そんなことするのジャシンカしか考えられないですからねぇ、普通。どうやら怪人が空を自由に飛びまわるために必要らしい。高速移動にも絶えられる怪人ってことか。わざわざ馬と合わせてペガサスにしようとしてる辺りが何かいいな。
 そんな中突然のメギド王子の脱獄。意外に早かった、っていうか脱獄できたんだ。
 「我が息子ながら何という呆れ果てた奴だ」とボス。どっちかというとその根性を褒める場面じゃないかと思いましたが。男なら潔く散れってか。
 処刑しろとのボスですが、「いずこに逃げても野垂れ死にの運命が待っているだけです」と将軍。女将軍さんも今は王子に関わってる暇なんかないと。まあそうなのかなぁ。
 ダイナマン側は聞き込み中。ダイナマンたちには車一台とオートバイ一台しかないんですね…。星川と南郷は歩きです。
 弾のオートバイにいきなり石を投げつけた少年から黒ずくめの暴走族の話が出ました。父親が暴走族のオートバイに怪我させられたのでオートバイが嫌いらしいです。涙ながらに語ってますが、そこは叱っとけよ弾。一歩間違えればどんなことになるかちゃんと言って聞かせないと。少年の行動は暴走族と変わりません。
 子どもは「勉強とか野球やサッカーに夢中になったほうがいいよ」ってのもどうなのかなぁ。

 少年はそれでも全然憎しみ捨てておらず、父から聞いた「黒鷲の暴走族」を手がかりに見つけたバイクを叩きのめしてます。金の鷲でしたが。そういう問題じゃないですか。
 少年はそのまま人質に取られることに。「下手に手出しをしてみろ。子どもの命はないぞ」はお約束。星川が手裏剣投げつけてましたが、あれは手出しじゃないんでしょうか。殺されなくて良かったです。
 少年の方は弾が救出に向かうことに。おじさんと呼ばれて 「おじさんはないだろ。弾っていうんだ」と弾。弾っていくつなんだろう。小学生くらいだとおじさんと呼ばれても仕方ないような。

 他4人は敵のアジトを発見。弾も入って戦闘開始です。飛んでる敵の下で逃げ惑ってるダイナマンは何かちょっと情けない。あれぐらいの位置だとダイナマンならジャンプで十分そうなんだけどな。
 あ、少年はオートバイ好きになったらしいです。悪いのはオートバイじゃなくて暴走族だとちゃんと気付いてくれてるでしょうか。


第42話「挑戦ダークナイト」

 帝王がいびきかいて寝てるシーンが何か変な感じです。しかも椅子で寝るんですか。そしてその間に盗まれてしまう剣。相当怒って「必ず取り戻して参れ」との帝王ですが、ホントに自分では動かない人だなぁ。目の前で取られたのは自分だろうに。
 で、ダークナイト登場でもある今回は南郷の話でした。有尾人に両親を殺された姉弟に花をプレゼントして慰めてるみたいです。花言葉のわかるお姉さんは嬉しそうですが、弟は不満そうですね。「同情なんかいらない」と。まあこれは実際考え方ですよねぇ。身も知らぬ人からこんな方法で慰められるのが嬉しいかどうかってのは。
 それにしても有尾人、ホントに普通に人殺してる…。何か見ちゃったのかもしれませんが、やっぱりダイナマンが偶然通りかかったりしないときってのもあるんだよなぁ…。きついなぁ、あの場面。

 南郷さんはダークナイトの盗んだ剣を拾い、その凄さにどうやら変な自信を持った模様。ちょうど姉弟のこともあったんでしょうが、いきなりその剣で敵に果たし状ってのも。しかもダイナマンからの連絡も受けません。意外に暴走しやすい男だったんでしょうか。
 南郷を探すダイナマン。その頃姉弟も花の贈り手を捜していました。新たに置かれた花の言葉が「敵討ち」だったからと。弟もあんな発言した後だから気になってる感じ。いい子なんですよね、基本は。
 ここでキーワードを得てダイナマンは南郷を発見。が、南郷は帝王の力により剣からエネルギーを吸い取られることに。そんなことも出来たのか帝王。
 「南郷を助けたければたった一つ方法がある」との女将軍。一瞬腕切るのかと思いましたが、人間の血を吸わせればいいという話でした。自分の血でもいいんかな。
 南郷は「こうなったら力の続く限り有尾人をやっつけてやる」という方向でしたが、さすがに弾たちがそうさせるわけはありませんね。自分の腕を切らせて南郷から剣を離すことに。まあ少々の血でもいいのならそれが一番いい手段でしょうねぇ。

 次はダークナイト。尻尾兵にも襲われるダークナイトですが、目的は弾との勝負。普通に一対一です。結構剣でいい勝負するものの、やっぱりジャシンカの邪魔が。「レッド危ない!」おお、イエローが庇いました。さっきのお返しですね。ダークナイトとの勝負はこの辺でうやむやに。あとはいつも通りでした。
 最後に「尻尾がなかった。有尾人でないとすると人間か」との帝王の言葉。しかしこれはタイミング的に…やっぱりあの方でしょうか。
 「敵か味方か、ダークナイト」とは将軍の言葉ですが、剣盗まれて味方か、と言えるのは何故でしょう。敵の敵は味方の法則?
 あ、姉弟の方は「平和」の花を貰って安心してました。弟も一度心配したからか素直に受け取ったみたいで良かったです。


第43話「島!君は青い稲妻」

 島がある燃料を運んでいる途中。王女たちに襲われ奪われることに。「島の動きを持ってしてもかわせなかったなんて凄いロケットでござるぞ」とか言われてましたが、普通のロケットならかわせるってことでしょうか。それが凄い。
 それでもやっぱり悔しい島。星川に分身の術を習おうとします。いきなり後ろから襲ったのは試してたんでしょうか。分身の術を習う前にピンクがやられてました。唐突過ぎて一瞬何が起こったのかと。機械が見えてるのでロボットかとも思いましたよ。スーツがああいうやられ方するの珍しいですね。怖いです。
 星川が敵を追いますが、分身の術が通じずやられることに。島に対しては心配かけまいとしてかどうか強がりを。この場面、妙におっさんくさくて笑いました。
 分身の術を教えてくれと続ける島に、それは効かないとは言い出せない星川。別の術を島に黙って特訓させることになりました。星川、「おれはこんな体だし」と言ってた割に元気です。空中三角飛びもやってみせてるし。まああの状態ではそれほど威力がないんでしょうが。

 特訓中ダークナイトが出てきました。星川が襲われ、島の空中三角飛びが炸裂。ダークナイトがわざわざ星川の意図を島に教えてやっててびっくり。更に「そんなことより早くしないと他の連中はロケットタイガーと戦ってるぞ」との言葉。何を考えてるんだろう、と思ったら今度はジャシンカ側に 「平地で戦え。そこでは空中三角とびにやられてしまうぞ」とアドバイス。ホントに何やってんだ…!「はっはっはっはっは、おれは悪魔よ」…楽しんでるだけ?何か妙に笑えるお人です。
 戦いの場が平地に移り、ここでは三角飛びが出来ない状況。が、ブラックの機転で、ブラックたちを踏み台にすることに。すぐさま意図を理解してるレッドが凄いです。っていうかあれをあわせる方が練習いりそうなんですが。
 大したダメージじゃなさそうに見えましたが、敵はこれで撃破。ここからいつも通りロボ戦かー、と思ったら、何とロボ戦でもロケットが。さすがにダイナロボで空中三角飛びはなぁ、と思ったら弾の取った作戦は三つに分かれること。ダイナミックジャンプをしながらだったのでびっくりしました。これで決着つけるのかと。ダメージ与えた隙に素早く合体してましたが。

 戦い終わって、やっぱり分身の術は教えて欲しいという島ですが、星川は教えず。まあそう簡単に教えるもんじゃないですよね、忍の術というのは。 


第44話「爆発!マグマ爆弾」

 穴掘って電話線切断してる怪人。わーみんな黒電話だ。時代だなー。
 それはともかくとして、この作戦が後にどう繋がったのか全くわからないんですが。作戦の重要部分としては穴掘ってマグマエネルギーでの爆弾作り?いきなりあちこちの道が塞がれてるし、「電話が通じない」という話をされたあとにダイナマンが「事故現場に向かった」ってすみません、全然わかりません。電話線切られた現場かと思ったら違うし。んん?何かどっかで私の見方がずれてる?
 ともかくまあ、敵さんの方は爆弾作り中。爆弾投げられた尻尾兵が消滅してます。どんな爆弾なんだろう。

 一方ダイナマン側には謎の老人出現。あれ、この人って…。いや、もう悩むことはないですよね。声はかなり作ってますが、まあ明らかに彼。で、ダークナイトでもありました。また何か弾たちにジャシンカのこと教えてかき乱してます。弾はブレスレット壊されたり女の子人質に取られたりするものの、弾の方を助けてる謎の老人。でも弾にも攻撃。はたから見たらホントわけわかりませんね、この人は。彼にとってはどっちも敵なんでしょうが。
 あと星川さんがまた「新しいブレスレッドだ」とか持ってきたんですが、連絡取れない=ブレスがない、なんでしょうか。相変わらず量産態勢。

 5人揃ったあとはいつも通りの戦闘。ジャシンカ、いつの間にかヘリまで用意してたのに呆気ない。あれで街中行ってばらまいてた方が良かった気がしますが。


第45話「ママはゼノビア?」

 見逃しました。→最終話まで見たあと視聴。

 一冊のスケッチブックを拾ったという弾。お母さんの絵を微笑ましく見てます。勝手に中見るのどうなのかな。
 「母を知らずに育ったからだろうか」とか、そうだっけ、と思ってしまう、久々過ぎる視聴なのでどこまでが出てる情報だかさっぱりわかりません。とにかくまあ、その絵のお母さんがジャシンカのマークのペンダントを付けていることに気付き、弾はスケッチブックの持ち主のもとへ。
 お母さんの写真がゼノビアで、え、どういうこと? と思ってたら単なるそっくりさんだったようです。この子ども、みどりちゃんは母そっくりな人を見つけてスケッチしてたと。「なんとゼノビアはみどりちゃんのママにそっくりだったのだ」って弾がナレーションしてるのにちょっと笑った。
 「あの人にママになって欲しいの」とか言い出すみどりちゃん。それはパパに頼むことだと思います。弾も困って「ともかくウチで待っててくれ」って適当だな!
 ところで後でゼノビアが何故弾に見付かったのかとか言ってますが、普通に子どもに見られてスケッチまでされてるのに見付かる可能性考えてなかったんだろうか。
 弾に見付かった原因についてはダークナイトが教えてくれました。ダークナイトはいろんなとこ見てるんだなぁ。相変わらずの愉快犯。

 敵さんの作戦はマグマの虹を作ることで、説明が結構怖い。ダイナマンは「マグマエネルギーが異常に高まっている」場所を察知して向かいますが、一歩早くみどりちゃんを人質にしてる敵さん。みどりちゃん自身がゼノビアにくっ付いちゃうのは困りますね。ゼノビアもまあいい演技すること。すっかり懐いたみどりちゃんですが、ちょっと離れようとした隙に弾が飛び出し、弾に攻撃したことでみどりちゃんに正体ばれることに。何やってるんだ。
 「ママじゃない。ママなんかじゃない!」と泣くみどりちゃんはホントに悲しい。上手く騙してたもんなぁ。
 ゼノビア側は時間が稼げれば良かったようで、既に虹が出来上がる時間。が、博士が間に合ってました。普通に上からミサイル攻撃ですよ、ああいう攻撃には対処出来ないのかよ敵さん。
 で、あとは普通の戦闘。敵さんは透明になったりしてましたが、レッドファイヤーで辺りに炎吹きかけてたら当たりました。怖ぇ。

 ロボ戦までも無事終了し、みどりちゃんを慰めてる弾。みどりちゃんにとっては辛い結果だけど、誤解展開じゃなかったのは良かったな。


第46話「愛を貫くサーベル」

 見逃しました。→最終話まで見たあと視聴。

 ある日、山で起こった地震。これでジャシンカに伝わる伝説のメドゥサの片目(?)が地表に現れたようです。それまでずっと使えなかったものでも即座に残った片目が輝いてることに気付くとか凄いな。早速山に探しに行きますが、たまたまそこに居た兄弟に回収された後。兄弟が襲われてますが、回収されたことは知らず、そこに居たから襲われたんでしょうか。
 まあ結局あとで襲われますが。山で見付からなかったからここまで来たんだろうなぁ…。あ、兄貴の方は大学院生? 普通に目の研究してましたが、それについての成果は特になかったようです。
 レイのところには何かジャシンカの古文書が矢文で届いてました。また現れたダークナイトです。最早敵味方に適当にヒント与えてくれる便利キャラ。あと矢文、ボウガンで撃ったのか。
 これを博士が解読してる間に兄弟が襲われる展開。レイはちょうど弟に拾った赤い目を見せてもらう約束してましたが、それとは結びついてなかったのかな。いや、まあこの時点で石を探してることはわかってませんが。
 敵が現れたことを知り、弟くんとの約束を破ってしまうレイ。が、敵の目当ては弟にあったため、救出が間に合わず、弟くんが石にされることに。ああタイミングが悪い…!

 石が奪われたことでメドゥサが本領発揮し、街は大混乱。石になったからってなんでそうなるんだ、ってことも起こってますが。あとめっちゃまばたきしてる人が居る!
 ダイナマンも敵を見ることが出来ないため苦戦。が、結局レイが鏡を使って敵を攻撃というオーソドックスな方法で撃退しました。「ギリシャ神話を忘れたの!」と、ホントまんまでしたね。これは敵が油断し過ぎ。
 最初レイが鏡出すまでは、4人が張り込んでたので後ろから襲うのかと思いました。実際それでも良さそうだよね…!
 まあともかくこれで戦闘は無事終了。石にされた人もお約束でもとに戻ったようです。今回はいろいろとタイミングが悪かったなぁ。


第47話「悪の願い十本尻尾」

 ビデオ録画ミスによりいきなり途中から始まってます。何かみんな倒れてる…博士が基地にいない。何があったのかさっぱりだ。ダークナイトは何かゼノビアと話してるし。ああ、南郷は何かの病気(?)にやられてたんですね。で、博士が消えたと。
 敵さん側は何かの水滴で尻尾を増やせると。あの尻尾ってそもそもどういう仕組みで増えるんだろう。生まれつき?何だか相当喜んでますが、尻尾が増えるってそんなに嬉しいことなのか。「これで私が誰よりも早く10本尻尾になれる」とかゼノビア言ってますが、単純にそれって帝王を越えるってことになるのかな。ダイナマンはダイナマンで「決して10本尻尾にはさせないぞ」とか言ってるので、物理的に強くなっちゃったりするのか。よくわからない。

 あ、今回の敵の攻撃は何かのガスでした。苦しんでるのに「行くぞ」で普通に「おう!」な感じが妙に笑えます。今までの、演技みたいな。
 ロボ戦でもガス出してきましたね。っていうかあのコックピット内、思い切り侵入し放題なんだ、毒ガス…。あの勢いで入ってくるのはかなりやばいと思います。
 何だか話はいろいろ進んでるようなんですが、前2話録り逃してることもあってついていけない…ううむ。

 →最終回まで見た後、前2話と合わせて久々に視聴。

 カー将軍自ら進撃というところから始まる話。最終回が近い感じですね。その将軍のとっておきの作戦ということで毒ガスを撒き散らしたところ、人々の鼻が高くなったり角が生えたり耳がでかくなったり…。「どういうことですか」「うん。ひとまず退け」に笑った。いや、まあそれ以外どうしようもないだろうけど!
 で、一応高熱も出てるし苦しんでる様子のみんな。南郷は基地に運ばれてます。博士が何とかするという言葉にみんな驚いてますが、誰にも医学の心得ないのなら南郷も病院に運んだ方がいいんじゃないか。博士が連れて帰れって言ったのかなぁ。
 今回妙に口の重い博士を訝しがる弾。もうちょいいつものノリでやって良かったんじゃないか博士。
 敵さん側は、毒ガス作戦は失敗だったけど、まあそれはそれとして「大変な事に気付いた」という報告。ここから有尾人の尻尾を増やせる、という話に繋がるんですね。しかし失敗は失敗だったんだなホントに…。
 ゼノビアはダークナイトに協力を持ちかけられてます。「何が欲しい?」「あとで嫌と言わんか」の会話はちょっと笑った。まあゼノビアからすれば必ずしも約束守る必要はないって感じでしょうが。ダークナイトの言い方が可愛くて。
 この後、ダイナマンたちと遭遇し、倒れてるダイナマン…から私が見たとこに繋がってるんですね。
 ひょっこり顔出す南郷は、一瞬偽物でも現れたのかと思うぐらい軽いノリだな…!


第48話「夢野博士の大秘密」

 あ、良かった、前回までのあらすじが入った。カー将軍、本格的に動き出してたんですね。そして10本尻尾に関しては「地球を征服したときにはじめて10本尻尾に到達できると思っていた」で、10本尻尾になると「ジャシンカの神となり超魔力が授かる」と。そんな意味があったんですね、尻尾。
 前回のゼノビアさんの行動ですが、こっちも帝王たちにはまだ知られてないってことですか。っていうかもう裏切り態勢なんだな、ゼノビア…。
 一方、前回の遺伝子の開発者である遠山博士を探すダイナマン。写真の一枚さえ見付かりません。そこへレイちゃん「やっぱりこういうことは女じゃなくっちゃ」一瞬色気で何か聞き出したのかと思いました。ええと、遠山博士も恋人の一人ぐらいいたはずだ、というお話。恋人より身内探す方が楽じゃないですか。そっちの痕跡は消したけど恋人の方はどうにもならなかったとか?
 とにかくまあ、その恋人が絵描きの卵だったということで急いで探しに行きます。ダークナイト、ジャシンカ含めて絵の奪い合い。途中で出てきた中身からは夢野博士の顔が。こうくるか。

 「おれたちはこれまで騙されていたのか。信じていたのに」何でこうなるんだろうと思ったんですが、そもそも例の遺伝子は相当危険なものだからってことですかね。でもなぁ、どんなものでも結局は使い方次第であることはダイナマンが一番よくわかってるはずなんじゃないか。 ダイナマンの力だって本来相当な凶器。
 博士を信じて探しに行ったところ、博士は遺伝子を処分中。遺伝子開発については「若かったんだよ」と一言。何かもう、これだけで全てを表現してる気がします。わかりやすい。
 その博士についていくと誓うダイナマン。
 この後はジャシンカたちとの遺伝子の取り合いです。もうこの辺は完全に逆ですね。何か楽しそうだ、みんな。はしゃぎながら応援してるキメラといい。
 結局遺伝子は何とか消滅。帝王はまだ諦めてないっぽいですが。まあ開発者が生き残ってるわけですからねぇ。


第49話「カー将軍の最期」

 ジャシンカ伝説獣ドラゴン…そんなものまで出てきますか。それとスーパーコンピュータを合わせたのが今回の怪人。動きを読んでかわすとか将軍が丁寧に説明してくれてます。やられ気味のダイナマンを見せて夢野を呼び出そうとする将軍。「こうしている瞬間にも罪のない人間が」は最強の脅し文句ですね。とはいえ、言うこと聞けば「今以上に恐ろしいことになる」と。博士、基地を去る際に「さようなら」と一言。ああ、もう何をやろうとしてるかよくわかる。たまたまやってきた弾を殴って出て行きました。「すまん、弾くん」くん付け……!
 一方黙ってみてるわけがないのがゼノビアたち。ダークナイトは「コンピュータにはコンピュータだ」ということで怪人を操るコンピュータ作ってました。すげぇ。やっぱり普通に凄いぞ、この人。
 怪人に博士を攫わせ、さらにカー将軍を罠にかけてます。 うわぁ、こうくるか。一瞬将軍、帝王にやられちゃうのかと思いましたが、「誰が本当に忠実な家来であるかお見せいたしましょう」ときました。この人も凄い人だよなぁ…。

 ダイナマンに戦いを挑む将軍。うわ、バリア張った。全ての攻撃を悉く跳ね返してますよ。ダイナロッドまで。何か凄い音楽が流れてます。
 が、ニュースーパーダイナマイトまでは結局耐えられなかったらしく、怪人の巨大化だけして倒れる将軍。キメラが叫んだりしてる中、ゼノビアはとっとと夢野博士を捕まえてました。いつの間に。っていうかここでばらしちゃっていいんだろうか。
 「許せよ、カー将軍」…ちゃんと謝れる(?)のはまあいいことなのかなぁ。「お前こそ本当の勇者、真の武人であった」ということで、カー将軍、サブタイトル通り最期ですね。キメラが泣いてるよ…普通に慕ってたんだなぁ。
 「この仇、アトン自ら果たしてやる」漸くこの帝王も自分で動くんでしょうか。
 次回予告のナレーション「若き帝王メギドとは」…とは、って言われても。


第50話「よみがえった強敵」

 「カー将軍の遺言ビデオが見付かりました」な、何だそれ…!いきなりな話にびっくりです。「それほどに予のことを」と帝王は感激。あのメカシンカを作る道具はカー将軍の声さえあれば大丈夫なんですね。量産は出来ないのかな、やっぱ。作り置きとか。
 新たに出てきた怪人でゼノビアの行方を捜す帝王たち。ゼノビアは夢野博士を操ってるとこでした。なるほど、これが出来るから自信満々だったのね。
 爆弾も取り上げられ、普通に作り始めてしまう夢野博士。 しかもめっちゃ早いです。「レトロ遺伝子のシャワーカプセル」なるもの完成です。何かで試そうとかしない辺り、自分の術に自信持ってるってことなのかな。
 ゼノビアのもとへやってきた帝王たちはダークナイトが足止め。「尻尾は我らの命だ」とか帝王が言ってます。やっぱり尻尾がないものとしてはピンと来ませんが。

 ダークナイトと帝王の戦闘開始。……この辺りで私のビデオは映像が一度止まっちゃってます。スカパーで放映時、ちょうど台風が…。(→レンタルで補完。戦闘シーン思ったより長かった! 普通にいい勝負してるな2人!)。
 再び映ったときがちょうど決着。ダークナイトの勝利です。「慌てるな、これからが見物なのだ!」とか言ってますが、これはゼノビアの方が、ですよね。まあ帝王が生きてる内に言ってやりたかったんでしょうが。10本尻尾になったゼノビア。が、急速に老化が始まり…が、骸骨になったー!怖!これは怖!
 ジャシンカ側の「何者!」「何者じゃ!」が今更な感じ。いや、今までだって何者だろうとは思ってはいたんだろうけど。弾はここで突然「わかったぞ」相変わらずこの人の洞察力という奴はよくわかりません。ダークナイトの正体はまあ、予想通りというかメギド王子でした。10本尻尾のことについては「10本尻尾になると同時にそのものは死ぬという古文書を見つけていたのだ」と。なるほど、だから全然こだわってなかったのね…。王子的には帝王を10本尻尾にするよりゼノビアをそれで殺したかったのかな。帝王は自分の手で、かな、それとも。
 「有尾人は生まれつき尻尾の数は決まっている」ここでもう一つの疑問も解消。なるほど。生まれつき、もう身分とか何とかがそうなってると。そもそも尻尾で優劣付けようとする姿勢があるからなんでしょうが。王子はそこを否定したわけですね。「大切なのは己を鍛え自ら強くなることなのだ」と。何かかっこいいぞ。

 これでついに王子を認めた帝王。あとのことはメギドに託すみたいです。「これからは若いものの時代」とか言われると年取って引退って感じですが。いや、まあそれもあるのか。
 二人で協力して世界征服を、とのことでキメラはメギドのもとへ。ここで正式にメギドが帝王となったんですね。いきなり敬語になってるよキメラ。ある意味礼儀正しい子なんだなー。
 ダイナマンの方はセンネン洞窟に落とされピンチ。しかし王子の方もたった一人で、しかもやたら早く脱獄した過去があるんですが、その辺はどうなんでしょうか。自分の逃げ道は既にもうないとかそういう感じ?
 「キメラ、おれについてこい。明日はおれたちのものだ」 やっぱりちょっとかっこいい王子。
 あーエンディングから敵の姿が消えてる。次回、ついに最終回。


第51話「明日をかけた戦い」

 洞窟に閉じ込められたダイナマン。もう出られないのか、という言葉に「何を言うんだ。メギドだって逃げ出したんだ。おれたちに脱出できないわけないじゃないか」ちょっと前に聞いたらメギドをなめきった発言に思えるなぁ。昔はなめきってたよね本気で。
 メギドはしっかり帝王となり、何とダイジェプターやロボを奪って人類を襲う計画を立ててます。「面白い趣向ですわ」何の迷いもなくついていこうとすることができるキメラは素敵だ。
 ダイジェプターにはちょうど博士が乗ってました。そのミサイルで洞窟の入口を壊そうというんですが…強力過ぎないでしょうか。洞窟ごと崩れ落ちそうな気が。
 敵の攻撃を受けながら一人一人を回想していく博士。微妙に笑える台詞がなくもないんですが。それぞれの個性っていうか役割や能力みたいなものがちゃんとあったなぁ、って感じです。

 その頃センネン洞窟の方では地震により洞窟に小さな穴が。…意外に入口以外はもろいんじゃないか、ここ。まあどっちにしろ素手では壊せないんでしょうが。「風が」とか言ってるけど思い切り光入ってますね。
 抜け出せるほどの穴ではないものの、これなら通信が出来ると。なるほど。
 さてどうなる……ってとこで映像が切れました……。またか〜!台風の馬鹿ー!
 ずっと受信不能状態が続き、漸く映像が入ったときには 「みんなよく頑張ってくれた」って終わってる〜!!
 このあとも子どもが駆け寄ってきたところで映像切れました。メギドは…キメラは…。
 ……(私の視聴が)こんな結末を迎えるなんて。……DVD出たら見ようと思います…。

 →随分久々になりましたがDVDにて視聴。

 「ダイジェプター」「オートコントロール」通信はこういう風に使うんですね。最初何でレイちゃんがやってるのかと思ったらみんなの上に乗ってるのか。あそこまで穴に近付かないと駄目だったのか気分的な問題なのか。このあと普通に通信してるから気分かな。
 オートコントロール、とか音声認識なんでしょうか。なんとか無事動き出し、みんな大喜び。博士も通信に気付いて目を覚ましてます。そしてピンポイントで洞窟の入り口破壊…! すげぇ。中も多少崩れはしたようですが、みんな普通に無事脱出。
 そして「降りて来いメギド。今日こそ決着をつけるときだ!」ということで最後の戦闘です。最終回にも普通に怪人がいるんだなぁ。こっちはいつも通り倒すものの、もう巨大化はなし。ダイナマンたちはメギドとの決着に挑みます。メギドVS男4人とキメラVSピンク! なんか凄く自然に分かれてるな。メギドには4人がかりかよ…! それでも充分戦えるメギドが凄い。最後はレッド一人にやられた気もしますが。
 傷付いたメギドに駆け寄るキメラ。「お前は戻れ」「地底に戻れ」とのメギドに「嫌です」「メギドさまと最後まで戦います」のキメラ。キメラの忠誠心は素晴らしいな。ホント、最後にこんな位置になるとはなぁこの2人…。
 2人して基地に戻り、これで最後の戦い。ロボ戦はこれとやるのか。
 ロボの必殺技が来るとき、2人が最早覚悟決めてるような表情です。
 「メギドー」「キメラー!」お互いの名前を呼びながら撃墜される2人。咄嗟のときだとやっぱ呼び捨てになるんですねキメラ。元々そういう関係だったのが見えるのもいいな。
 最後はホント敵に持っていかれたなダイナマン…。
 ダイナマンは戦闘終わり、一般人に戻ったっていうラストですかね。子どもたちどこから駆けつけてきたんだろう。

 そんな感じで視聴に間が空きまくったダイナマンもようやく制覇。
 ううん、やっぱ連続して見たかったなぁ。


 

 

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