仮面ライダーアマゾンズ感想(第1話〜第13話)


第1話「AMAZONZ」

 前々から見ようと思ってたので情報入れずに視聴開始。初っ端のテロップから、谷口さん!? あ、馬場さん出るんだ。え、脚本小林さんなのか、とか言ってた。ホント何も知らない。昭和ライダーのアマゾンも外見ぐらいしかわからない。
 内容もまだまだ読めないなー。1話はキャラと世界観出したって感じですかね。というか画面が暗い。初っ端の民宿乗りこみシーン、こういうの大好きだけど暗くてよくわからない…。害虫駆除の看板立てて、寄ってきたおばちゃんの相手して、いざ戦闘開始時には音楽流して注意呼びかけて、みたいな細かい流れはいいな。ちゃんとお仕事してる感じがする。民宿に転がる食べ残しはなかなかのホラー。ああ普通に人間食われてるのか。この流れで出てきた敵が普通に手足ついて歩いてるのにぽかんとしてしまった。もっとクモそのものなのかと。ライダーの怪人体としてはあれがいつものなのにね…! 雰囲気に呑まれてた。
 戦闘では気弱そうだったマモルくん(?)がまさかの変身してびっくりです。何が起こったのかと思った。え、これアマゾンじゃないよね? とか思いながら見てたよ! こういうタイプが変身して強くなって、周りがフォローしながら戦うのもいいなー。弾丸とかナイフとか蹴りとか、なんか特殊なもの仕込んでるんですかねあれ。ワイヤーみたいなのも彼らが張ってるのかな。
 最終的に敵の背中から何か取りだして終了。雰囲気的には心臓というかコアみたいな感じかな。溶けた体の中に何かが残り…それがマモルもしてるものと…。ここから会社とのやりとりで何となく何かが見えてきますね。「駆除してる実験体」「アマゾンって呼んでるあいつら」って、えええ。ってかアマゾンっていっぱいいるのか…? と思ったところでタイトルが「アマゾンズ」なの思い出した。そ、そういうことか…。
 あとは監禁されてる男性に女子高生、鶏の世話してる男とかちょこちょこ挟まれるけど意味深なシーンだけ続くなー。森でさまよい始めたハルカくんとか、もう早く来いよ! って感じだった、振りが長い…!
 鶏のとこの男性は盗聴とかやってるんですかね。駆除隊の車になんか取りつけられたときは爆発でもするのかと思ったけど、盗聴器でいいのあれ…?

 そして駆除隊次の出動です。コタツに7人で入ってるの笑った。ってか思ったよりアットホームな職場だな何か…! 二日酔いの中のぐだぐだしたやり取りが楽しい。仲良いなー。が、ここで今までにない強敵という方向。「Aなんて初めて」そうか、それぐらいのレベルなんだな…。ってか去年2体、今年に入って8体ってまだ意外に少ないなと思ってしまった。
 戦闘ではいきなり一人捕まって引きずられて、そこにもう一体現れてとピンチな感じ。この辺の人たち、死ぬキャラかどうかわからなくてなかなかハラハラする…。腹刺されたり結構なダメージ受けてるなぁ。
 引きずられてた人がここでまさかの変身。黙ってたようですが、なんかあるのか…何か違うのか。
 まず味方に向かうから、え、理性失う感じ? とも思ったけど普通に戦い出した。これで何とかなるのかなーと思ってたところに、ようやく意味深に出てた鶏のとこの男性登場。ってベルト持ってる…! 変身するのかー…! 「アマゾン」って呟いたの変身台詞なの? その前の「何だお前」への回答…? よくわからないけど何やら赤いアマゾンに変身。それを見てたハルカくんも何か反応して変身。こっちもアマゾン。こっちがアマゾン? 何かよくわからないまま以下次回。前情報ないせいもあるけど、ホントいろいろ読めないな…!


第2話「BEAST INSIDE」

 悠くんは緑のアマゾンに。お、なんかアマゾンって感じだ。とりあえず戦ってるのを遠巻きに眺めながら分析中の駆除隊いいな。「状況わかるまで手を出さない方がいい」とかマモルくんも抑えてます。そうだよね、こっち来るか逃げるかしない限りはそれが一番良さそうだよね。「識別コードがキャッチできない」とか「腕輪がない」とか、まあ見てるとちょっと特殊な感じなのはわかるけど、その秘密はまだ今回じゃわかんないか。
 それより問題は変身状態の竜介くん。彼のコード分析とか出来ちゃうのが何気にショックだった。そうか、そうだよな…。こっちは結局逃走。腕輪って外せるものだったのか! なんかもう一体化してるぐらいのものかと思ってた。逃げながら「もう駆除されるしかないのか」とか言ってるのが怖い。まだ理性あるのが。マモルみたいにできると思ってたってのが…正直私も2人目なのかと思った…希望あっての絶望は辛いなー。
 緑のアマゾンは赤のアマゾンに連れ去られました。彼と一応会話しようとしてる駆除隊。「駆除じゃなくて捕獲という手もあるぞ」言葉が通じるならそれもありなんだなぁ…。捕獲後どうなるのかわかりませんが。っていうかこの件でさすがにこのお仕事についてこれ以上知らないままで済ませられないって感じになりましたが、これまでどの程度認識してたんだろう…。言葉が通じる奴もいる、マモルみたいな奴も居る…ほんとマモルとかどういう経緯で一緒に戦ってるんだ。
 とにかくまあ説明は見てる側にもありがたい。モニター越しだった人が普通にやってきてるのに笑った。なんてサプライズ。これ驚かせたかったのか。単にちょっとでも時間の節約に会話しながら来てたのか。
 一応まあ2年前に逃げだした実験体だの、人を食うだの言われてますが、まあこの辺までは一応想像できるところかなー。お前らの不祥事だろ的なこと言ってますが、多分想定内ではあったよね…。
 しかしまあお約束の、発表するとパニックになるからってのはどうなのかなー。ってか腕輪あるなら見分けはしやすそうだしなー、そもそも発症(?)まではスルーの方針でいいのか…とか思ってたんですが、実験体「約4000」はさすがに言葉失う。その数が紛れてるとか言われると、そりゃ怖くなるわ…と思ってしまった。

 一方、悠を連れて帰った仁。情報得たかったんですね。悠は何も知らず、結局仁側から悠に説明することに。実験体とか言ってたし、駆除隊が聞いたような情報はほぼ聞いたのかな。こっちは今回ひたすら苦悩って感じだなー。仁はもうちょい怖い人かなと思ったら彼女といるときの「はい!」とかお茶目な感じもあっていいな。っていうか彼の目的普通に駆除なのね…何かもう雰囲気が世捨て人過ぎて特に目的もない感じに見えてしまった。まあ駆除隊の動き追ってるしそんなわけないわな…。彼は駆除隊から情報得ないと位置特定できない感じなのかなー。
 あと彼女さんは協力者みたいだけど、悠の背中押す感じなのはもどかしいのか世話焼いてるだけなのか出来れば仲間になって欲しいのか…割とまあどっち選ぼうがいいんだけど、な感じではあるけど。気持ち押し付ける感じじゃないのはいいな。ベルト2本あるから1本あげる、はびっくりしたというかちょっと笑ってしまった。結構貴重じゃないの。そうでもないの。

 で、今回の駆除対象。結局竜介ですね。自分で電話かけてきて会話も出来て…となるとまだいけるんじゃないか感はあるよなー。そうか無理なのか…。「どうしてこない」「もう限界だ」「はやく、みんな」この一所懸命持ちこたえてる感じ見ると、ホント早く行ってあげて…! と思うよ。車停めて会話してる場合じゃないよ…! まあ早く付いたところで結果一緒だった気はするけど…人間体のまま殺してくれ、もありだったのかなぁ…。どうにもならなくても変身前に会って欲しかったな…。
 結局先に来た仁との戦闘になってます。あ、「アマゾン」って呟くのはやっぱ変身台詞でいいのか。みんながついたあと見守ってる感じになってるのはちょっとシュール。手を出す場面でもないのはわかるけど。ああ、でも逃げようとしたらやっぱ撃つんだなもう覚悟決めてるんだな…と思ってたら突然飛びかかる竜介。こっちはもう抑え効かないのか…って食ったー!? ちょっ、これ…これ死んだ? このあと仲間が治療しようとか運ぼうとかしてないし…あの様子だとやっぱ死んだよな…わあ…。結局竜介自身にとっても最悪の結末ですね…。そしてここに飛びこんできたのが悠。駆除隊側に感情移入してるといろいろ複雑な気分だな…! 胴体真っ二つびびった。うわあ。後ろ見ようと腰ひねったところでちぎれる感じが怖い。このまま悠は仁と戦い始めて以下次回。ここで終わるのか…。


第3話「COLONY OF ANTS」

 「協力することにしたのか」あれ、そういう解釈なの、と思ってたら悠の方で否定。「ぼくの中のぼくに従っただけだ」ってそれ何か怖い話に思える。大丈夫なのか。「食われる前に食え」とか、そういう方向に行くのか。「虫も殺せねえ顔してたくせに」の仁にちょっと共感したよ、なんかびっくりした!
 そして駆除隊も普通にこの会話聞いてるのが面白い。彼らの目的さらりと聞くんだな…。無駄な争いはなさそうでいいや。「生き残った方を狩る」も合理的。とはいえここで何かの決着がつくとも思えないし、どうなるのかと思ったら泣きだすマモルが…ってかマモルも下手すりゃ死んでるかと思ってたので生きてて良かったけど、やっぱ前原くんの方は死んでるのね…! これ見て悠は怖くなった…のかなぁ。我に返った感もあるけど。その隙に逃げた仁はなんか結構なダメージだったのかあれ。「どっちの味方なの」とか彼女に言ってます。あ、そこは言っちゃって良かったんだ。ここのやりとりは可愛いなー。
 悠は結局ここには戻らず、ふらふらしながらいろいろ悩んでます。なんで今まで疑問に思わなかったんだ、ってとこも何かしらコントロールはされてたんですかね。このあと、会社の会議に乗りこんで直接質問。幹部(?)の人たちが逃げてるのが面白い。そのあと入ってきた加納さんに駆除班呼んでもらおうとしてる図に笑った。ちょっと可愛い。加納さんいいキャラしてるなー。何か好きだ。
 悠が「お母さん」と呼んだことにざわついてたけど、そういえばそもそも何で養子なんて位置にしたんだ。ホントに息子だったりするんだろうか…。家族として取りこむ、にもなんか対応が中途半端な気がするけど。ここで普通に、彼が増員予定のアマゾンみたいに言われてそのまま駆除隊に合流とか、なんかすごい流れだな。すごく普通に流されてる悠…。とりあえず目的はあった方がいいのかな。納得いくかどうかはともかくある程度の答えも貰えてるしなー。「私は人間であって欲しい」「あなたが確かめなさい」上手い言い方だなと思ったけど本音でいいのかな。バイクはちょっとテンション上がった。やっぱ現場に向かうのはバイクだよね…!

 一方の駆除班。2名の補充要請とかしてるのか。この先さらに増えるんだろうし、まあ人手は居るよね。今回も全員で出動してるけど、その出動中に別の出動要請来たわけだしな…。相変わらず害虫駆除に扮してのやりとりはちょっと楽しい。ガス会社呼んだとこだった敵さんへの、あ、ガスもやってます、はそれでいいのかと思ったけど。軽いな。こういうのは彼の仕事なんだろうな。
 最初に冷蔵庫修理頼まれた人が冷凍食品に手を見つける流れはなかなかホラーで良かった。あれはビビるよね。このあと冷蔵庫になんか入ってるのもまた…。っていうか結構食い残すね。大体胴体食べるものなのかな。
 あ、仁さんは別のとこに誘い出されてました。「鬱陶しいから調査班に偽のデータ送らせといた」ってマジか。気付いてたのも、それに対してこんな対応してたのもびっくりだ。そんな大げさに騒ぐ話ではないんだな…。
 戦闘ではいまいち調子の悪いマモル。「チームが寂しい」らしいです。彼の精神ケアはなかなか大変そうだな…。結局途中で悠参戦。これがないとやっぱ厳しかったのかなー。ずっと部屋の中で戦ってるので、狭いな、もうちょっと広いところに移動しないのかな…と思ったら外に飛びだす怪人。それはそれで大丈夫か…まあアマゾンが追ったけど…と思ったら見失ってびっくりした。ええええ。それはやばいんじゃ、とも思ってたら「これだけの騒ぎなら住人が顔出しそうなもんだけど」って、ああそうだ次回予告で見た。アマゾンマンション…。ここはばらさないで欲しかったな…! この瞬間まで忘れてたけど。何かおかしい、と思ったタイミングで別の虫の知らせが出てきて「同じマンション」「それも数体」「どんどん増えてます」で結果100超え…! うわあ。一匹であれだけ苦戦してるんだからこれは…これはどうなるんだというところで以下次回。悠強くても対処できるのか?


第4話「DIE OR KILL」

 とりあえず部屋の中に引き返してバリケード作ってるみんな。あ、それでいいのか。そうかマンションの外に出て行ったりはしないのか…。逃げられたら困るんじゃ、と思ったけど全員駆除隊に集まってくるのか怖いな…! 「最初のB以外全てE」とか言われたのはちょっと安心要素。Eなら駆除隊一人でも倒せないことはない感じですね。あの人数居るとどちらにせよ無理っぽいですが。なんでいきなり全部怪人化して襲ってきてるのかについても、「女王蟻みたいなの攻撃したからじゃないの」と言われてなるほど、と。一人だけ人呼び寄せて食べてる感じだったし、ランクってはたから見た強さだけじゃなく彼らの間にも格差としてあるものなのか。
 駆除隊はバリケードの中でひとまず悠と会話。普通に「中入ってろ」とかで押し込んでたのびっくりしたよ。あの時点でホントにちゃんと味方認識だ…。「こっちサイドのアマゾンってことでいいんだよな」と一応確認も。「一緒にやれって言われて」こっちの説明も簡潔でわかりやすい。「誰に?」に「お母さん」と答えたのは笑っちゃいましたが。丁寧に聞いてくれて助かるね!
 マモルくんからはハンバーガー半分貰ってます。食糧補給結構重要なんだな…。普通より消費が早いんでしょうか。飢えると人を食べちゃうかもしれない…ってのはあるのかな。
 さてこの状況、どうするのかと思えば「こないだ完成したあれが使えるかもしれない」って、おお、なんかあるのか。ちゃんと対応できる武器があるようです。強力だけどこんな状況じゃなきゃ使えないもの、ってのもいいですね。使わない理由もある。
 あ、仁について「こんなときこそ赤のアマゾンが飛び入りしてくれればいいんですが」ってそんな扱いだったの! あと加納さんたちは偽データ送った件は最初知らなかったのか。一応味方側…と認識してるんですかね。このあと普通に呼んでびっくりだ。ちゃんと使えるものは使おうって感じはいいなー。

 で、動きだす駆除班。あ、ちょうど金の話してたので戦う理由について悠が触れてます。まあそれどころじゃなくなってますが。182体分のボーナスがいつもの倍の値段で手に入るならテンション上がるよな…報酬がちゃんとしてるのは素晴らしい。命がけだもんなぁホント…。今回この現場が会社の会議室でも流されてます。こんな形で実情突き付けるのも面白い。私なら逃げたくなるけど。
 駆除隊はまずガスの受け取りです。ガス持ってきた側も行かざるを得ない感じですが、最初からそのつもりとかかっこいいな。足怪我したの気遣われて「いいから食べてください!」とか。こっちはもう覚悟決めてやってんだからちゃんとやることやれよって感じなのかなー。駆除班以外もしっかりお仕事してる。
 悠の方はこの状況やマモルを見て、戦いの決意って感じですね。ホント既にうまくやれてるマモルの存在は大きいよな…。

 このあとはひたすら屋上に向かってます。一人やられた…いやもう一人…? もう誰が誰やら。むしろあの状況でそれぐらいの犠牲で済んで良かった感じですかね。あと2〜3人ぐらい死んでてもおかしくなかったよな…! マモルが望のところに残り、悠が燃料切れの中大勢にぞろぞろ囲まれるのとか怖すぎる。仁の「お待たせ」とかヒーロー登場にしか見えない、なかなか動かなかったけど…! 雑魚アマゾンたちが道空けた感じだったの、仁を恐れてるんですかねあれ…。
 悠と仁は、言葉はすれ違ってるけどやりたいことはあんまり変わらない感じかな。悠は人間であること、にこだわりたいのか…今回の暴れ方、ショック受けるのかなー。ああいう生活してたし、すぐには受け入れがたいか。正直どんどん敵倒していくのは見てて普通に頼もしい。感情で結構変わるのかな。普通にチームで協力して、の段階で弱いと辛いな…!
 ベルトから武器引き抜いたのはびっくりした。そういう仕様だったのあれ。
 で、女王蟻みたいなのは倒し、なんとかガスも使って駆除は完了。マンションから上がる煙がホントに害虫駆除っぽい。

 片づけしてる駆除班のところに普通に居る仁。ああ、もう敵じゃないっぽいことはわかったのか、なら問題ないのかーと思ってたら最後! 気絶させられる仁って、ええええ。マジか。まさかの展開だった。ED流れ始めるから今回ようやくバトル途中とかじゃなく、話がちゃんと終わったよ、と思ったのに…! 隊員もびっくりしてる感じですが、まあ上からの指示ですよね。どうするつもりなんだ…。


第5話「EYES IN THE DARK」

 仁が寝たまま終わるとは思いませんでした。こっちは研究施設行き。本部長さんがいろいろ指示出してます。橘さんは営業なんですね。あの現状見て「アマゾン細胞が商売になると思ってるんでしょうかね」とか、加納さんはもうこれは終わらせる研究って感じなのかな。悠の扱いについても「悠くんが納得しますか」「こちらの都合でこっちへあっちへと」とかなんかとてもまともな感性持っててびっくりする。悠の方は実際なかなか動こうとしませんでしたが、結局志藤さんに押される形で帰宅。望なんかは居てくれた方がいいのに、と言う反応。だよなぁ。マモルくんも入院状態みたいだし。戦う理由がはっきりしてないのが拒絶の理由…でいいんでしょうか。あの暴れっぷりがやっぱ怖いというかどうなるかわからないとこあって嫌なんですかね。まああれは不気味なとこはある。ってかこのときのこと思い出して「気持ち良かったぁ」とか言った悠はさすがに怖かったよ! 予想外だったよ…!
 あ、悠は一度は戻ったものの、結局なんか違う、で出て行ってました。どうでもいいけどあの格好でバイク寒そうだな…あ、そういうのひょっとして感じないんだろうか。一応冬っぽいのにマモルも裸になるしな。
 入院中のマモルくんは一所懸命職員にあやされてました。そ、そんな対応なのか…マジで子どもっていうかもう幼児対応じゃないか…! そうかそういう扱いなのかマモル…。あのキャラは性格かと思ってたけど、実際に頭の中子どもなんだろうか…。

 一方今回の事件。トンネル抜けるとバスの乗客が消えてるという。振りから予想はつくけどなかなか怖いですね。敵の反応はすぐ消えたものの、とりあえず向かったところで悠と遭遇。悠は何となくわかる…ってことでいいのか。運転手が多分実験体だと伝えて普通に連携取って動いてる…よなぁ。敵じゃないもんな。みんなこういうときの動きが早くていい。乗客逃がす三崎さんはやっぱそういう役なんですね、このあと置いて行かれて笑ってたらまさかのトンネル内にも敵か…! いや、運転手さんの「なぜ邪魔を」「あれはもう少しで」に、誰かに与えてるのか? とは思ったけど。腕輪拾って「まだ青だ」「完全に目覚めてない実験体だったわけか」って、そうかそういうのもわかるのか。目覚めてないと怪人化してても反応は出ないのか…?
 三崎からの連絡もあって急いでトンネルに戻るみんな。無線通信だと三崎がピンチっぽくて怖い! 実際はタクシーに乗ってたまたま通りかかった美月が襲われる事態です。ピンチのところで以下次回だけど、まあ美月は大丈夫だよね…?


第6話「FOR WHAT I FIGHT」

 危機一髪で間に合った悠。そのまま目の前で変身です。おお、躊躇いないな。さすがに驚いてる美月。とりあえず怖がってはないかな…まあまだ全く目の前の現実受け入れられてる感じではないけど。ひたすら呆然としてますよね。変身解いたあと近づいてくれて良かった。結局引き離されたけど。タクシー運転する三崎の「安くしとくし」「金とんなよ」は笑った。ちょうど思ったとこだった! いや、でも勝手に乗ってっちゃっていいのか。ああいう事故処理は清掃班になるのかな。
 悠の戦闘は突然体中からトゲ(?)出したのはびびったけど、やっぱあれ、美月自身も危ない感じだったんですかね。駆除隊よく避けたホント。「志藤さんが言ってたやばいって意味、わかった気がする」って、え、そういうことなの? と思ってしまった。自分の力のコントロールが効いてない…って方向で納得したように思えるな。まあ志藤さんがそのあと戦う理由の話したけど。
 あ、今回の敵さんは死体が残ってる、ということでそのまま回収です。溶けてないから単純にまだ死んでないのかと思ったよ。実際何か中に居たみたいだし、死んだって判断はどこでしたんだろう。反応消えた? あの腹はいかにも何か抱えてそうですよね…。

 で、舞台は研究所へ。仁さん目覚めてますが、あんま食事貰ってないようです。なんかもう普通に可哀想だなこの状況は…。今回完全に悠が怒りモードになったのはちょっとびっくりした。仁さんがああいう状況にされてることには何も思わないのかなあ。仁さんが割と余裕そうでごまかされるけど、かなりひどい扱いだよね…。本人の言う通り「責任感」でアマゾン退治してるなら金のため、より悪いとも思えない…やっぱマモルのことが大きいのかな。マモルみたいなのは見逃す、って方向なら納得したのかな。でも本部長側はマモルの居場所作ってるわけだし…結局お前たちが作っておきながら、か…もう作った時点で駄目だったのか。そもそもどうやったらマモルみたいになれるんだろう。竜介は何が駄目だったんだろう…。
 「勝手に生みだしたものを勝手に殺そうとしてる」が嫌なのは何となくわかるけど、ここまでの怒りにはいまいち共感しにくいな。
 そして「守りたいものは守る。狩りたいものは狩る」と決めて駆除班へ。こういうタイプに言われると何か怖いな気持ちが安定しなさそうで…! 人食いになったら仁より駆除班に狩られたい、とか凄いこと押し付けてきた…! って気もする。こっちともまだそれほど交流はなかったしな…ってか仁さんの方が何か優しくしてくれてたイメージ大きくて何かな…!
 戦闘はほぼ一人で決めましたね。強いよなーやっぱ。まずあれ狩れるのか…とは思いますよねやっぱ。
 あ、遅れてきてた三崎さんですが、そうか戦闘に参加しないとボーナス出ないのか。あれ駆除班として貰ってるんじゃなくて個人に支給されてんの。悠も給料払われるんだろうか…。

 その頃、仁さんのところには営業部の人が取引に。取引即行で断ったのはびっくりした。条件次第では受けそうなのに…と思ってたら「残念だけど、お迎えが来たんだよ」って七羽さん…! おお、こんなとこまで潜入してきて脱出させてくれたりするのか…なんて有能なんだ。
 こっちの脱出に関しては、正直良かったね、という気はする。事情や思いがいろいろ見えてくると感情移入しやすくなるなー。


第7話「GAME OF THE BUTCHERS」

 「3週間後」ってなんかいきなり飛んだな! もうすっかり馴染んでる感じですかね。初っ端の駆除班VS悠は、まあ訓練だろうなとは思った。最初は偽物? 夢? とも考えたけど! でもマモルが飛びこんできたことで、え、マジ…? じゃないよね…? とか思っちゃったよ。一応言ったけど、ちゃんと伝わってなかったようです。確かに悠相手なら相当思いきりやれそうだし、訓練にはいいんですかね。ただあの燃え盛ってる現場はなんなんだ。あれはいいのか。
 望からはもっと本気出せよとのお言葉。悠側の手加減は難しいだろうなぁ正直…。「謝んなよ」「怒ってるわけじゃねぇから」に、あれそうなの、と思ったら「あれでお願いしてるつもりだ」に笑ってしまった。そ、そうだったのか。そうか、不器用なのか。
 悠を坊ちゃん扱いでふざけた言いまわししてた三崎は「美月お嬢さんへの定期報告」とかで悠の写真送ってます。三週間やってるのかそれ…。小芝居はホント何かと思った。ちゃんと聞いて拍手までしてあげる望ちゃん凄いな。あれはもうスルーした方がいいものかと。「さすが元詐欺師」って、そうだったのか三崎さん。いやホントかどうかは知らないけど。
 この件で、自分がちゃんと説明しなきゃいけなかったと思ってる悠ですが、3週間放置してたみたいだし、結果三崎がやってくれて良かった…のか? まあお母さん側からも適当な説明はあったかもしれないけど。

 そんな中、今回の事件。電線に引っかかってる女の子と、それを無言で見てる2人の図がなんかシュール。ってかタモトさんだ…! タモトさん出演は知ってたけど、何話に出るのか忘れてた。でも役名から怪人体があることも2話出ることも知ってたので大分展開の予想がついてしまった…。こっちが虫だってわかっちゃうよ…! まあもう1人もなんか怪しい感じですが。虫じゃない普通の殺人犯ってこともあるのか。「なんでおれの場所が荒らされるんだ」が舌打ちの理由かーと思ったけど、危ない人には違いないですね。ってか役者名に弓削さん居たし、ひょっとしてこれ弓削さんか…顔全然見えないけど。
 そして今回のは普通にニュースになってるんですね。虫の仕業と確定する前だと情報規制も出来ないよなー。ニュース中に調査班からの連絡も。以前取り逃がした敵じゃないかということで回想が。「味方の罠にハマるとか」で笑われてるけど「あの合図でわかれって言われても」は確かに。まだ連携取れてませんよって感じか。訓練はそういうところもやってたのかな。というかこの辺の会話中もずっと通信繋がってたの何か笑ってしまった。調査班の人、黙って聞いてたんだなあれ…。
 反応は出てないのでアマゾンで気配探れということに。なるほど、そういうの頼りになることもあるのか。
 ここでちょうどニュースに出た目撃者が怪しいということで全員出動です。「あのサポーター」「もしかして」「腕輪隠してる」って、なるほど…。ああいう格好だと腕輪目立ちますもんね。そうか、まず腕輪が隠れやすい服装しなきゃならないのか虫は…。夏になると辛そう。特に女性は。
 あ、仁さんも今回はこのニュースで駆けつけたようです。「こういう地味なのしか掴めなくなっちゃったなー」「また盗聴できないかなー」案外わがままの言い方が面倒くさいな仁さん。そして七羽さんが何かイラついてるっぽいのにもちょっとびっくりした。次盗聴器つけられてもまた外すんだろうか駆除班は。

 現場に向かったところで、話も出来なかったため「忍び込む」とか言い出す志藤さん。笑った。まだまだここのノリには慣れてないのがよくわかるな悠。駆除班は仲良くていいなー。死体発見したかと思えば別の目撃者が虫だったことが判明したりで二手に分かれることに。先に仁が来たのにびっくりした。
 戦ってる最中に悠も到着。続々とはねられる虫にちょっと笑う。駆除班の制服を「似合ってんじゃん」とか言われた悠、え、なんか嬉しそう…? 仁のこと今どう思ってる感じなんだろう…。
 戦闘は押し気味でしたが、ここで人間体に戻って泣きそうな男にとまっちゃう悠。あーそうなるのか。そしてこの悠の反応は志藤さんたちにも予想外なのか。やりづらいのは何かわかるけどなー。結局これで逃がしちゃいました。跳躍すげえ。人間体でもあそこまでいけるのか…。
 狩りたいものは狩るんじゃなかったのかー的なこと言われてるけど、この場合、狩りたくない奴、になったってことではないのかな。実際判断基準よくわからないしな…。多分すでに人殺してるんだろうし、狩らなきゃいけない奴、のはずだけど。
 一方、望たちの方はガソリンまかれた地下で炎に包まれるというピンチ。これはホントに普通にやばそう。マモルの力ずくでいけるのかな。


第8話「HERO OR NOT」

 虫の腕輪は損傷したものの、多少は反応あったということで現場に向かうみんな。仁とはちょっとやりとりしただけで離れるんですね。「化けもんの顔してなきゃできないなら駆除班なんか止めとけ」が何か駆除班評価してる感じがしてなんかいいな。っていうか実際人間体だとどうなんだろう。今まで相手にしたことあったんだろうか。
 「こればっかりはさ、慣れないから」「慣れないことに慣れろ」駆除班からはこんな言葉。そうか慣れないのか…。
 ところで「奴らは食糧を腐らせるなんてもったいないことはしない」って、腐ってると駄目なんですね。調理して保存したらありなんだろうか…冷凍庫に入れてた奴いたけど、あれはホントに腐らないよう後で食べる用だったんだろうか…。
 敵さんのいる森の方では一般人も居たので避難の呼びかけ。「コスプレ?」「きもくない?」ってうわあ。そうかそうなるのか…まあどういう立場のものですとか名乗ってもないしな…普通に危険な野生生物が、で駄目なのかなー。イノシシ出たとか。普通にまともそうな人たちにこういうの言われるとくるな…。「この仕事のきつい瞬間トップ3」とまで言われてるよ…! だよねぇ。やだよね、こんな思いするの。

 そして問題のアマゾンと遭遇する悠。人間体でしたが、ああちゃんと先に連絡した…。あの状況見たらまず会話に入っちゃうかと思った。で、この虫、まだ人殺してないのか…。殺してたの結局、あのオーナーかよ…! 知らない内に変なところに死体が動いてたのを見ての舌打ちだったのかあれ…。こっちもこっちで凄い感性してます。ひたすら望たち殴ってる姿は怖い…しかも結構長い…! ただただそれが好きなだけなのか…。血まみれになってるけど、あとで相当腫れるよねぇあれ…。そして人間だからさすがに武器使って攻撃も出来ない望。焼かれて殺されるとこだったんだし、ある程度は正当防衛でいけそうだけどな…威力になりそうな蹴りが武器仕込んでるから厳しいのか。あ、最後に靴脱いでたのってそういうことか。マモルはもう存在自体が武器みたいな扱いになっちゃうのかな。押さえつけて止めるぐらいはやっていいんじゃないかなあ…! この辺のシーンはきつい。

 で、アマゾンの方ですが。腹が減ってどうしようもないことを嘆いてる男性。「だったら人じゃなくても」の悠ですが、この辺はどうなんですかね。悠や仁は特別にしても、マモルがハンバーガーでいけてるの、どういうことなんだろう。結局飛びだして人を襲っちゃってます。「仮死状態のはず」と言ってるけど、2人とも生きてるのかな。パワーアップしたし、食ったのは間違いないんだよね…。
 結局このまま始末して、急いで今度は望たちのところです。オーナーが殺人犯だったのはもう伝わってるんだろうか。怒りのまま襲いかかってる悠。悠がやるとシャレになんないし、望のことは止めずに殴らせてやれよとか思ってしまった。悠を止めたのはまさかの仁という。仁は人とアマゾン、ではっきり分けてるので殺人犯だろうと人は守ると。わかりやすいですね。っていうかまさに前回思った「自分の都合でアマゾンを殺してるって言ったがな、おれから見ればお前の方こそだ」も突っ込まれました。「守るもんと守らないもんとお前の都合でえり好みしてんだよ」と。実際えり好みするぞ宣言だったのかと思ってましたが、その辺自分の中で明確に出来てなかったんですね。駆除班は「金になるかならないか」で判断とか、まあこっちもわかりやすい。悠はどうするのかな…。今回美月もちょっと動いてますが、こっちも七羽の言う通りちょっと押しつけがましいところありそうだしなー。お互いの気持ちがかみ合えばいいんだろうけども…。


第9話「INTO THE CANNIBAL'S POT」

 閉店してるらしき店舗に「本日やってます」の張り紙。不気味なオーナーに異様な雰囲気の店内。こういう感じ好きだなー。しかしあれ、たまたま迷い込んできた人間をそのまま調理しちゃうって店なのか。一応普通に用意はしてたのかな。あの程度の量だと結構余りそう、とか思ってしまった。少しでも覚醒を遅くできるんじゃないか…とのことですが、覚醒したくない理由は覚醒すると狩られるから、なのかなぁ。人間自体は食べてるし、その欲求への拒絶じゃないんだよね。単純にあの化け物状態が嫌って感覚あったりもするんだろうか…。
 とりえずこの店なんか怪しいってことで潜入捜査に向かう悠と望。おお、こういう方向の変装衣装もちゃんとあるのか。間違いなく私服じゃないよね望とか。笑顔を上手く作れず「こういう奴だっていんだろ」で済ませる望。まあ確かに。望は笑顔とか女の子らしい格好とか、別に嫌とかじゃなく単にできない興味がないってだけなんだな。
 で、店の方ですが。望を見て「持ち込みもOKですよ」と来たか…! 虫と人間がセットでくるとそういう扱いなのね。しかし女性側にそれが伝わってるとは思ってないだろうに「持ち込みの方はこちらでお預かりします」とかもうちょいごまかす気ないのか。まあわけわかんないだろうけど。
 結局、虫とも確認取れてこっそり包囲。望が襲われたところで突入と。スカートめくると太ももに武器、のお約束は大好きです。しかしもうちょいいろいろ仕込める格好には出来なかったのかな。まあ突入まで稼げればいい…と思ったらそのまま主力で戦ってた。さすが。
 客の方は店の主人が逃がしちゃいました。あの時点では駆除隊側も撃つわけにはいかないのね。話が通じるなら捕獲もあり、とは最初に言ってたしなー。でも人食ってるのも確定してるんだよな…。悠が庇いに来たのはさすがにびっくりした。えええ。「この人たちはまだ」「まだ目覚めてなかったのに」「抵抗もしてなかったのに」と言ってますが、人食ってるし、これからも食うかもしれないからさすがに逃がしちゃダメだよね…? あれを止められるとは思わなかったなー。ホント揺れ過ぎだな悠…。
 逃がした客は、会社側の新武器で全滅です。人体には害がないように改良した毒ガスとか素晴らしいですね。すげぇ順調に進んでる…ちゃんと駆除やってる…。大量の水が必要だから雨の日にやる、というのも面白い。しかしあれ、室内に居る場合でも届くんだろうか。あと粉散布して雨のあと煙が上がってあちこちで人溶けるとか、何も知らない人たちがパニックになりそうだな…その辺は上手いことやるのか、もう突っ走るのか…。

 ここにきてもまだ悠がぐだぐだすんのがなーと思ってたんですが、次の試練は元駆除隊…という方向か。言われなきゃわからなかった…! どういうことあれ。加納さんもびびってるよ…! なんか新鮮だ。
 仁と戦闘始めて以下次回。あ、なんか強そう…。


第10話「JUNGLE LAW」

 思いきりやられた仁。あの状態から血が飛び散るの怖いな…強化されてるだけで生身なんだなあれ…。前原くんについては「他のアマゾンとは違う」「お前機械みたいだな」とか言われてますが、実際彼の意思とかどうなってるんだろう…。「効いては、いるらしい」とか痛みも感じてないっぽいよね…元が死体だしね…。人格や記憶はホント…「久しぶり、でいいんですかね」の台詞あたりから全くないのかと思ったけど呼び名はそのまま…でもこれは知識として知ることも出来るしなぁ。あとチェスキャラだったんでしょうか。前原くんとか、正直駆除班の名前も顔も見分けつかない内に死んじゃったので印象が…。
 まあそれはそうと最初の前原VS仁です。ピンチのところで七羽さん。相変わらず有能。カメラ回収していくのにびっくりした。すげぇな、そんな用意までしてたのか…!
 これを駆除班に見せたので、まあ話が早い。いろいろショック受けてる駆除班。「マジで商品なんだ」はなかなかにきつい。しかしまあホントに強いんだな…。「食う必要もない」って結構大きそうですね。死体が元だからか。エネルギー源なんなんだろう。
 ついでにここで仁側もトラロックの話聞きました。あ、トラロックは雨の神のようです。洒落たとこから取ってくるな作戦名…。
 で、トラロックには、そりゃいい、とばかりに喜んでる仁。まあ自分がやることにこだわってるわけでもないし、そうでしょうね。決行は次の雨の日、ということで「その前に街を出ることだな」とか、ああやっぱこの敵じゃない感じいいな。無駄な争いはしないよね。でもそれについては「なんで?」の仁。薄々思ってはいたけど、自分自身も駆除対象なんですね。まあ正直そりゃそうなんだろうなぁとは思った。やっぱ仁の方が方向性としては気持ち良いな…。悠は…「何もしてないアマゾンまでまとめて駆除するなんて」か…。それならやっぱアマゾン救う方法考えなきゃなぁ。今のままだと、ホント、食うの待って狩る、の繰り返しになるだけなのわかってるんだろうか…。覚醒して、人を食う前に殺せる可能性がどれだけあるんだろう…。
 「今度また邪魔するならおれはお前を狩るからな」「作戦をとめれば、間接的に食ったようなもんだ」志藤さんは割と言いたいこと言ってくれる。志藤さんとしても辛いとこだなこの辺は。悠側も、納得できないけど、じゃあどうすればいいかはわかんない感じかなー。去っちゃったよ。相変わらず悠の考えはあまりよくわからない。そもそもこっち来た理由もピンとは来ないんだよな…。今回美月に語ってたけど、やっぱ何がしたいのかはよくわからないな。やりたくないことありきかなぁ。

 仁は帰ったあとに七羽からの薬草治療。病院には行けないのかなやっぱ。「ちょっとは心配してよー」の軽口にいい加減キレたっぽい七羽。「心配してないと思うの」ですよねー。仁がああいう扱い求めてるからこそやってたんだろうしね…我慢の限界もあるよな…!
 ここはやっぱりいいカップル。切ないけど。
 駆除班の方では悠が去ったあと、次のお仕事です。腕輪使って呼び寄せか…。営業部さんの活動が面倒なことになってきてますね。マモルと戦ってサンプル取りたいものの、戦おうとしないマモル。マモルはそうか、そうなるのか…。マモルより、仲間襲った方が動くんじゃないかとかちょっと思っちゃったけど、ここに悠が来たので悠VS前原。悠相手には4手、という前原は仁>悠ってことなのかな。ってか「しまった、一手早すぎた」ってちょっ…ちょっと! めっちゃ貫いててびびった。死にはしないだろうけど、これは…これは怖い。


第11話「KILLING DAY」

 すれ違い様に加納さんにメール送る橘さん。完全に演出ですよね。面白い男だなー。やってることはあれだけど。トラロックは阻止予定。なるほど、これから売る商品の弱点出されても困るのか…。
 研究所に運ばれた悠のところへ本部長も。「内輪もめだかなんだか知りませんがね」って、仮にも傷ついた息子のとこに向かおうとしてる人引き留めて文句言うの、あっちがやったわけじゃないのに、と思ってたけど、なるほど、もうこの態度自体冷たいだろって感じなのか…。こういう、親ならもっとこういう反応すべきだろ、そうじゃないのはおかしいみたいなの嫌いだけど、まあ彼らからしたら仕方ないとこもあるのか…? あと実際に本部長の気持ちもよくわからないしな。作りだした実験体としては愛してる感じなんだろうか。「今はそれこそ内輪揉めをしている場合ではないんです」には共感。ホント、ここで本部長に文句言ってもなー。ちゃんと作戦は動きだしてますしね。
 あと悠は普通に食事するだけできれいに治りました。えええ。ちょっと笑ってしまった。怖いシーンなのかもしれないけど。トラロックのことでは母さんとも揉める悠。「人を食べるとなれば駆除するのは当然でしょ」これはホントにそうだけど、なまじ人型で、それをしたくないと言ってる人まで居るのが問題だからなー。悠はともかく、本部長側はもっと完全に覚醒を抑えるって方向にはいかなかったのかな…。どっちにしろ時間がないでしょうが。
 本部長は、人を食べるか食べないかで分けてる感じですかね。「あなたは人間よ」と言われたところでアマゾンと返す悠。「いつもお腹が空いてしょうがない」って、そうか、そういうのもあったのか。他のアマゾンの気持ちがわかるんだろうな…ちょっと待ってよ、って気持ち自体はわからなくもない。
 揉めてる間に加納さんがスイッチ持って去ってしまい、今度は駆除班と衝突。散々虫狩ってきただろうが、には全部に同じ気持ちなんて持てない、と。そりゃそうだろうけど「それ、悪いことですか」ってこの言い方は嫌だな…。前に仁にも突っ込まれてたけど、犠牲になる人間側への気持ち、やっぱ薄いよな悠…完全にアマゾン側なのかなぁその辺…。
 衝突してるところに、仁と前原が戦ってるとの連絡。本部長が頼ったのがまさかの仁でびっくりしました。というかホント仁とどういう関係と取ればいいんだろうな…なんか調子良いというか都合良い使い方してるよなー。仁は承知の上で使われてるだろうけど。あの監禁ひどかったからなー!

 まあともかく、「一人じゃやばいんじゃ」ということで仁のところへ向かおうとする志藤たち。おお、ちゃんと助けに行こうとしてる。悠は動かないので完全に分かれちゃった感じですが、ここでマモルか…。チームだから一緒じゃないと、と。これを真っすぐ言えるのはマモルのキャラだなー。金で動くと言ってたから、で自分の金与えるマモルだけど、そもそも志藤たちは動こうとしてたわけで…金で動くわけじゃない悠が動かないのが問題なわけで…と思ってたら悠も動いた。あれやられると乗らないわけにはいかなかったのか。志藤たち側は悠がくるなら別にそれで受け入れてた気もするけどなー。なんかいいシーン…なのか、これ…? ごめん、ちょっとポカンとした。みんな5円玉張りつけてんのは笑った。
 仁さんは普通にその頃ピンチ。「今度は3手」って単に戦いに慣れてきたって感じなんだろうか、と思ったらバージョンアップしてるとか。実際まだ強いみたいで変身も解けた仁さん、まさにやられた!? ってとこでしたが倒れません。おお。「どうして倒れない」「倒れたくないからに決まってんだろうが」仁さんかっこいい。ここで助けに来たのが悠だったのはびっくりした。マモルとのやりとり、このシーンのあとだったからね…! とにかくまあ、揃って戦闘。仁さんもハンバーガー貰って復活です。「背に腹は代えられないか」ってハンバーガー嫌なのか。このまま悠と共闘。悠側は嫌そうだな、と思ったら「嫌な顔すんなって」って言われた。「わかんねえけど」わかんないのかよ! やっぱあれ表情見えないのでいいの。メタ的にはマスクだけど、どうとっていいかわかんないからな…!
 ああ銃弾も結構効いてるなぁ、あれ、でもマモルは? と思ったらまさかのトドメ…。もうほぼ崩れかけてましたが。ダメージ認識出来ないとぎりぎりまで戦っちゃって駄目ですね。
 前原くんについては「やっと休めるな」「お疲れさん」とちょっとホッとする声かけ。死体無理矢理動かされてたようなもんだしな…ってかこのせいで死体も残らない死に方になっちゃったってことなのか…。
 雨は降りましたが、あまりまとまった雨にならなさそうということで延期。思いきり降ってたら悠たちどうしたんだろう。まあガスマスクつけて安全圏まで待機、でいけるのか。そういやそもそも虫ってどこまで生存範囲広げてるんだ。街の外に出てる虫も結構居そうだけども…。
 あ、作戦用端末については加納さんが自分で管理するつもりだったようです。「作戦開始ぎりぎまでねばってみました」と…おお…会長の意向ならそっち従うのかと思った。すげぇ。かっこいいよ加納さん…! でももう1回同じ手は使えないよなーと思ったらそもそも会長から拒絶されてました。「もの食わぬ生命体など」って、そこが駄目だったの…。
 あと「生命に絶対はない。100%駆除するなど不可能」は実際そうですよね。駆除班がこれで終わる、モードだったけど、いや残党狩りあるんでしょと思ってたけど…本部長たち側は作戦やったら全滅するはず、なのかなぁ。

 とりあえず延期もされたしみんな元の場所へ。悠が普通に居てなんかびっくりだ。彼の思考がどう辿ってるのかやっぱりよくわからない。それよりマモルですよ。ハンバーガー食べて「あまり美味しくない」からの意味深な視線ってちょっ…人肉ハンバーグ食べちゃってたのかよ…! うわあ。マモルのこれは、いつか触れるとこかなとは思ってたけど…ど、どうなるんだ。あと2話か…。


第12話「LOST IN THE FOG」

 初っ端から、やっぱりハンバーガーろくに食べられないマモル。正直今回一番気になるのここだった…もうこの前振り怖い。フクくん見てるし! ハンバーガー、余裕あったら温めて食べるんだな、とかここ一応当直とかあったんだな、とか思いつつ2人の会話ね。「ぼくたちは志藤さんたちとは違うから」「完全にそっち側でもない」悠は自分の存在に悩んでるんだな…正直人間よりアマゾン側の意識が強そうなイメージだったけど。人間食べた存在を許容した時点で…と思ったけど、現実の人間も遭難や飢えで人食うことはあるしな…そんなどうしようもなさが溢れてると困るけど。対立する存在どちらにも感情移入しちゃうと辛いなー。
 その頃、トラロックも進んでます。「明日の雨がどんなにおあつらえ向きでも悠が街に居る限り」とか、そうか本部長ははっきりそう決めてるのね。ここで私情入れるのか、と思ったけど、チャンスを潰したくはないから悠を何とかしよう、というのはまあ正しい。というか虫の通報しないでとっとと逃がしゃ良かったのかな…現場に行ったところで雨降りだすからびっくりしたよ。そして悠を無理矢理にでも逃がす案は仁が拒絶か。仁にとっては最終的に悠も抹殺対象だろうけど、とりあえずはいったん逃がしてでもトラロックはやってもらった方が…と思ったら脅迫に来た。あははは、やるなぁ。アマゾンのデータをネットに流すとか。もうなんか死ぬ気の人間に怖いものなんてないなって感じだ。更に会長も後押し。まあ何とか逃げられるかもしれないし…か。新たな腕輪は美月が持ってってるし、なんかもう直前でばたばたしてるな。最初の予報時はあんな準備万端だったのに。
 っていうか美月はあれ、自分で渡したくて持って行ったんだろうか…悠と連絡も取れないのに勝手に持ちだしてるし、状況悪くなる可能性の方が高そうだったけど…結果的に間に合った…と思ったら悠手に取らないし…! もう何か悠も死ぬ気なんだろうかあれ。自分が逃がした虫が美月食べようとしたときは「ごめん、そうなったらもう」「助けられない」か。ホント覚醒したら人食う前に始末する、を貫けるならそれでいいんだろうな…物理的に不可能だろう、が先にきちゃうけど…。
 雨降る中、持ってきた腕輪もつけずに「ぼくがアマゾンでも変わらないでいてくれて、ありがとね」とかで去って行かれるとか…もうお別れにしか見えないよなぁ美月視点で。

 そして今回のマモル側。初っ端で三崎と2人きりの状況になって怖かったよ…! マモルの様子がおかしいのに気付いてたフクが忠告するも、マモルに食われるかもしれないから…とは言えないよなぁ…。このあと普通に虫相手に合流したから大丈夫だったか、と思ったらまた2人きりになるし…! まああの前振りで何もないわけないよね…。正直死んだかと思ったので腕だけだったのはまだほっとした、いや凄いショッキングなシーンだけど…! 「三崎くん、ちょっとだけ、ちょっとだけね」とか言いながら腕食べてるのは怖い。死なないように食べるって、そんな半端な理性はあるのか…。
 これに銃向けるフクも、まあ当然だよな…と思ってたら三崎が止めてびっくりした。あの状況になっても…腕食われても、あれを化け物とみなせないんだな…それだけの交流があったもんなぁ。これが他の奴食ってる、とかならフクと同じように銃向けるのかもしれませんが。竜介のときのこともあるしな…。
 マモルは結局ようやく…自分が何やってるか気付いた感じですかね。我に返るのもまた怖い。ああいう生き物なのに人としての理性もあるのが辛いなー。マモルは逃げて、フクが報告。応急処置しながらの慌ただしい報告が何かもう緊迫感溢れてる。
 トラロック作戦は開始されてるし、マモルはこれ浴びるのかな…悠が駆けつけるみたいだけど。

 一方仁さん側。「女の一人旅はどうかな」とかお前また何言い出すんだと思ったら本気っぽい…感じか。七羽さんにもきついなこれ。もうこれで終わりにするって感じだったんですかね。作戦開始するってところでなんでわざわざ外出てきちゃうの! とか思ったよ。そしてアマゾン体への本音。「お前ら作るの大変だったんだよなー」「だからさー」「可愛いんだよ」これは予想外だった…なるほど、そういう意味での愛もあったんだな仁さん…。いいな、研究者っぽくて。薬剤まかれてる中、笑いながら戦う仁さん、っていや何だこれ。ちょっと狂気に溢れてるよ、どういうこと。楽しいのか。自棄とかじゃないだろうし。怖いよ。


第13話「M」

 最終話。見終わって最初に思ったのは、え、これで終わりなの!? だった。少なくとも3000匹は始末されたのに状況悪化してるだけにしか見えない…!
 まあそれはそうと本編。
 目の前で崩れていく女子高生見てちょっと引いてる望。「なにもここまで」って、ありゃそういう考え持つか。人の形して理性あるってホントきついな。病院に向かってる中でひたすらマモルの心配する三崎が凄い…凄いよ…。ああ、でも飼い犬に噛まれても嫌えない心配する感じならわかるな…言い方あれだけど。ってかフクくんの左手も結構ひどそうですね。3週間後も治ってなかったしな…。
 で、三崎の思う通り泣いてるマモルのところに悠。とりあえず今は逃がそう、か。「もう戻れない、戻ったらまた食べちゃう」のマモルに対し「いいよ」「食べてもいいよ」ときたか…! 「人を食べちゃいけない理由なんてわかんない」「生きるのは他の誰かの命を食らうってことだ」おお…ちょっと…ちょっとそうなのかな、とは思ってたけど、そうかホントにそう思ってたのか…。これはちょっとすっきりした。生きるのは、って最初の方に言われた台詞をこう返してくるのもいいなー。人間食べたっていいだろと思ってるなら、それは仕方ないことだと思ってるなら、それならわかる。美月は駄目、ってのもわかるしな…! でも三崎はいいのかよ! とはちょっと思った。まあマモルが嫌なわけですが。でも三崎、あのノリなら腕の残り部分ぐらい差し出しそうだな何か。
 そしてこの辺のやりとり聞いてる美月。さすがにショックか、悠が人間じゃないことを突き付けられた感じだもんな、そこまでの覚悟はなかったよな…と思ったので、最後の回想でこのあと悠引き留めてたのにはびっくりした。もう悠が好きだから一緒に居たいんだよ、でいい気がする美月は。彼女とのやりとりに関しては結局最後までピンとはこなかったな…。

 で、トラロック後。駆除隊は解散と。生き残りが居る可能性は考えてなかったのか…? 調査班は腕輪回収のため、ぐらいだったんだろうか。あとちょっと維持する金もないってわけじゃないだろうし。まあそもそも戦力激減すぎますが。最後の給料、で渡した封筒に、手渡し!? ってか薄っ!? と一瞬思ったけど、あれは明細かな。この後の彼ら見てると、貧乏だから金のため、じゃなく大金が必要な人たちだったみたいだし、相当稼いでたんだろうなあれ。三崎はあれでまだ半分近く返せてないみたいですが。フクは「先生」とか呼ばれてるから、え、何やってたのと思ったら「お母さん」ってああ…。
 結局生き残りにより調査班が襲われ、再結成。調査班、誰も居ない駆除班の部屋へ通信かけてるのかあれ…。ホントは残しときたかったけど志藤が拒否ったのかなぁ。結局マモルらしきアマゾンが居るってのが動く決め手だったみたいだし。それがなければ再結成もなかったよね…。
 そしてぞろぞろ出てくる虫との戦闘、ってやっぱ無理すぎる…! マモルも悠も居なくなって片腕負傷が2人って。ピンチのところにあらわれたのは悠。ここでくると頼もしい。が、戻る気はないと。ぞろぞろ出てくる人たちに、ああそういう道を選んだのかと…。覚醒して人襲ったら自ら始末する、ってとこまでセットなのかな。全員を集められるならそれでも良さそうだけど、調査班はやられたんだよな…多少の抵抗できる駆除班以外なら悠が止める前に人は死んでるんだろうなぁ…。
 まあ「守りたいものを守る、か」を一番まともなやり方で実践してる気はする…。

 で、ここに現れる仁さんですよ。わかってたけどこっちも死んでない。ガス耐えたのはたまたまなんでしょうか彼らも。人間の細胞入ってるからマシな部分はありそうだけど。虫食ってる仁さんはなかなかに気持ち悪い。虫も一応食糧にはなるんだな…。
 戦闘が始まり、「どうすんだよこれ」「どっちの味方すんの」ホントにな…! 一応悠は連れ帰れって命令だし、死なれても困るけど仁さん倒すわけにも…と思ったらマモルが襲われたことで一斉に仁攻撃する駆除班…! あははは、ちょっと笑ってしまった。そうだよなぁ、彼らはそうなんだよな。彼らもう家族みたいなもんだよな。しかし必死の抵抗される仁さんが物凄く悪役じみてて、笑うと同時になんかもう可哀想で可哀想で。仁さんだけがホント最初からひたすら貫いてるよ…! 人を守るために人を食う虫を一匹残らず倒す、と言ってる男がこの扱い。最後、七羽さんが来てくれて良かった。頑張れ仁さん…。
 そしてマモルに戻ってこい、との駆除班でしたが、いけないか…。今後食わないでいられる保証ないもんな…。駆除班が良くてもマモルが嫌、ってことですよね。ってかマモルはそもそも駆除対象にならないんだろうか…人食っちゃったけど…。映像全部送られてるからごまかし効かないだろうし。まあそんなこと言ったら駆除班は反発するだろうけど。
 あ、この最後の映像の場面で第3のアマゾン悠の正体が明かされますが…正直違いはよくわからない。本部長の遺伝子使ったからホントに息子、ってのもあまり驚きはなかったかなー。あと2年前の事故は会長がやった感じ? いろいろ明かされてるけど、なんかもう、こ、ここで終わるのか感が…!
 駆除班もこのまま続行のようです。ぞろぞろ帰っていくの見逃してたけど。いや、勝てないだろうけど。悠が守るあそこは無理そうだけど、そこ以外にも居るのかな。「駆除しなきゃ食ってけねえ」この「食う」がキーワードなのはわかるけど、みんな解散したらそれなりにやってけそうって思っちゃったな…!
 なんかもうこれからどうなるんだよ、で終わるとは思わなかった。面白かったけども…!
 やっぱでもワンクールって短いな…。




 

 

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