登場人物─仮面ライダー555─

いぬいたくみ乾巧（18歳）	ファイズに変身する。口が悪くて素直じゃない、わかりやすいほど不器用なキャラ。酷い猫舌で熱いものは食べられない。実はオルフェノクとわかったときは衝撃だった。ウルフオルフェノク。年齢に見合わない大人っぽさはそのせいなのか。一応彼が夢を見つけるまでの話……でいいのかな？他人を拒絶して生きてるようなとこがあった。
そのだまり園田真理（16歳）	幼い頃両親を亡くし、流星塾で育てられた。美容師を目指している。登場時はがさつで口も性格も悪いキャラだったが、回を追う毎に好感度が増した。丸顔のお姉さん。
きくちけいたろう菊池啓太郎（21歳）	クリーニング屋。世界中の洗濯物を真っ白にする夢を見ている。思い込みも激しく最初はちょっと電波な人だと思った。お人よしの理想主義者だが、それを貫く強さはあったと思う。結花に惚れていた。
きばゆうじ木場勇治	ホースオルフェノク。事故で２年間意識不明となったあとオルフェノクとして復活した。その間に幸福の全てが壊れ、恋人にも裏切られ、波乱の人生を歩んだ人。対人運がかなり悪い。でも本人も思い込みが激しく人の話を聞かないところがある。何を考えてるのかある意味一番わかりにくい人だった。
おさだゆか長田結花	クレインオルフェノク。家族や同級生からいじめを受けていた。木場より更に対人運が悪い。不幸な少女だったが、木場に拾われ海堂に出会ってからは恋する女一直線。途中はギャグキャラと化してた気がする。
かいどうなおや海堂直也	スネークオルフェノク。元は天才ギタリストだったが、彼を妬む教授によってギタリスト生命を絶たれる。性格は典型的な内弁慶？ちょっと微妙。お調子者で馬鹿。お人よしの自覚はあるらしい。真理に惚れている。
くさかまさと草加雅人	大学生。仮面ライダーカイザに変身する。真理と共に流星塾で育った。当初の善人面と悪人面の使い分けは非常に腹が立った（笑）。でもその分強く惹かれるキャラでもあったのかな。結構今でも謎な言動を残してるが要は真理が好き。それが行動の基本。嫌な奴だったが最期は哀れ過ぎた…。
むらかみきょうじ村上峡児（35歳）	ローズオルフェノク。スマートブレイン社社長。オルフェノクの世界を作ろうとして、裏切りもののオルフェノクの始末から始めたお人。警視庁とも繋がっていたり、色々考えてた人だったが、最期は自ら復活を望んだ王に食われて死亡。悪役としては素晴らしい死に様だった。
スマートレディ	スマートブレインのイメージガール。わざとらしい喋り方で色々なところに現れる。彼女の正体は結局謎のまま。
たくまいつろう琢磨逸郎（25歳）	センチピードオルフェノク。ラッキークローバーの一人。イェーツの詩集を愛読するインテリ派。登場当初は強くて不敵な男だったが、回を重ねるにつれヘタレ化。誰かに遊ばれてるんじゃないかと思うほど崩れていった。何と最後まで生き残り、人間として生きることを決意する。流されて生きてるが、ある意味で強い。
かげやまさえこ影山冴子（24歳）	ロブスターオルフェノク。ラッキークローバーの一人で、その溜まり場でもあるバーのバーテン。男を垂らしこむのが好きっぽい。色気あるお姉さん。悩んでる年下の男に弱いらしい。最後には人間を完全に捨て去ってしまった。怖かった。
きたざき北崎	ドラゴンオルフェノク。ラッキークローバーの一人。まだ少年と言える年齢で、実際に子どもらしい無邪気さと残酷さを持っていた。触れたものは全て砂に変えてしまう。よくわからないが、自分ではあまり調整が効いてないっぽい。かなりの強さの持ち主。琢磨を玩具にしている。
みはらしゅうじ三原修二	流星塾生。仮面ライダーデルタに変身する。ある意味最も普通の人で、何度もベルトを投げ出し戦いから逃げた。だがその性格故か、デルタの力にも溺れなかった人。物語もかなり後半で登場し、存在感が薄かった。
あべりな阿部里奈	流星塾生。初期から登場し、最後まで生き残った強い人。というか実際に肉体的にもかなり強い気がする。後半は三原と共に行動し、多分このまま三原と一緒にいる。
さわだあき澤田亜希	スパイダーオルフェノク。流星塾生。オルフェ化の手術で唯一覚醒した人。帽子とヘッドホンがトレードマークで折り紙が趣味。真理のことが好きだった。真理を殺すことで人間の心を捨て去ることが出来ると信じ、大量虐殺まで行ったが結局やりきれなかった。
きむらさや木村沙耶（18歳）	流星塾生。最初にデルタに変身した。巧のもとへベルトを預けに行くものの、ベルトを奪われ死亡。デルタの力を引き出し、力に溺れることもない強い女性だった。
そえのじょうじ添野錠ニ	オルフェノク絡みの事件を捜査している刑事。鋭い人だったがあまり出番もなかった。
さわむら沢村	添野の相棒刑事。若さゆえの頼りなさがあるが、後半は意外に真実まで迫っていた。結構まともな考えを持っていて後半の酷い展開の中でほっとさせてくれた。生きてて良かった…（笑）。
そえの添野ひかる	添野刑事の娘。真理の働く美容院の同僚でもある。彼女もあまり出番なく終わった。
はながた花形	元スマートブレイン社長。流星塾の創始者でもある。割と謎の行動を繰り返していたが、一応基本は子ども思いの正義の人だったらしい。ゴートオルフェノク。
みなみまさひこ南雅彦	警視庁の対オルフェノク組織責任者。見た目は警察幹部とは思えない。オルフェノクどころか人間の命も何とも思ってない感じだった。人間でありながらいっそすがすがしいほどの悪役。
すずきてるお鈴木照夫	アークオルフェノク。ビル火災で両親を失い、海堂たちに助けられた。いじめられっ子だったが、海堂たちに対しては結構強い態度をとる。オルフェノクの王。彼もまた辛い運命を持った子だった…。

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